大河の一滴

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(4432)ウイングアーク1st/東証PR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2850円(人々は、ステップにつまずき転びかるも、以後はうまく踊れている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4432 ウイングアーク1st 東証PR/情報通信 992.69 2025/02予 I
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
276 80/28.99% #DIV/0! 16.9 2.51
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
11.38%/8年 17.7%/8年 12.45%/7年 14.85% #DIV/0!
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
467/8年 -355/8年 112/8年 14.06/8年 8.42%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
659.5 390.75 59.2% 2.95% 49.8%

 今日は分析。2024/5/29のKABU+データで配当利回り3%以上かつ予想ROE10%以上かつ実績で前期よりROEが伸びているもの(153銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。配当利回り3%以上で効率もあげているというのを拾う意図。6月なんか忙しそうなので二週連続。ウイングアーク1st。帳票&データ分析ソフト会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年05月31日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

事業。だいたいソフトなかんじですかね。

帳票・文書管理とデータ分析ソフト。

事業内容 | ウイングアーク1stコーポレートサイト

 

売上成長率で11.38%/8年で高成長でもないですが、利益率高いですね。30%近く。


ROEでおおよそ二桁維持で平均とれば15%あるかないか。でBPS成長もとると 12.45%/7年で優秀な方も、利益率高めでいかにも優秀もROEは抜けた水準ってほどでもなく、BPSも抜けた成長率までもなくわりとROE並とは。ROAも二桁はなく、総合抜けたソフトウェアってほどでも。

 

で、クラウドと保守サブスクリプションがリカーリング扱いとなりますかね。

【次世代の収益モデル】リカーリングとは?仕組みからメリットまで解説 – サブスクリプションラボ サブスク戦略で売上アップ

それで、リカーリング比率を高める目標。でクラウドを伸ばす中期計画。

 

従業員。増えてるけど、一人当たりはデータも少なくちょっと進んでるかは測り難く。

(IRBankから)

総合かなり優秀で利益率などなど特に優れてるがROEや成長率などは傑出というほどでもなく・・くらいの印象。

あとは資料でも。

財務情報|IR|ウイングアーク1st

みてるといろいろ順調。みてみると良いと思います。

も、計画は売上利益も二桁成長でもなく、やはり高成長という感じでもなく。計画は現状上振れで来てますね。

 

財務

資産増で財務改善著しく。

(IRBankから)

IFRSきらい。

前期末総資産659億。めっぽう規模大きいですね。

非流動506億でのれん273億その他156億でなかなか無形多め。有形は18億でこのへんはソフト屋という感じ。

流動152億現金129億で、資産としては大半のれんとかの無形と現金の構成。

負債268億で有利子負債86億で現金以下。ほかは契約負債など大きめ69億。

のれんの大きさは気になるしこれがなければROEも跳ね上がるところもあるけど、それを除けばかなり優秀なソフト会社感がでてきそうで、だからのれんをどうみるか。

このへんはカーライルがかんでそうですね。一度上場したたのを上場廃止してまた再上場してきた形。

CF

 



2017年に大きい投資CFを財務CFで、規模は投資CF277億でこれがのれんとなりそう。以降は営業CFでて投資も少なくFCFでこれが返済もこなしながら現金詰んでいる形ですね。

配当増やして配当性向もあげてきてますね。現金>有利子負債となり、負債返済も進みまだ増配余力も増しそうな。

(銘柄スカウターから)

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でいちおあげ
週足でさげてあげ
日足でさげかな
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2021年上場で2000から2705まであげるも、2022年までに1100なで下落で上場ゴールっぽくなるも以降は上昇トレンドが続いています。2705を越え3320まで。それで日足レベルでは高値3165安値2615、2440でと切り下げで日足では下落な感じですが、週足では上昇感がありますが目先2440は2023以降の安値の2360は切ってないので、まずは2360を底に見て週足順張り、日足逆張りで3165、3320越えを測る感じでしょうか。

 


ファンダ的には、順調なソフト会社。かなりストック寄り。かなりの高利益率ですが、そのわりには高ROEってわけでもなく高成長も微妙で目先計画は二桁成長もなく。

総じてもうかなり成熟したソフト会社感。

財務はたっぷりのれんが乗る形。それを借り入れで支える形だったがCFで返済が進んできて、目先は余裕を見たのか増配と還元に向いてきていると。

のれんはIFRSもあり償却もされないのも踏まえて一定の留意点にはなりそう。

評価。

PER17のPBR2.5ほど。高利益率なソフトでいうほど高成長でもないってのをどうみるか。近いイメージでカカクコムあたりはさらに高利益率で高ROEで計画もぎり二桁くらいで、PER19ほどで。めっぽう優秀であるけど現市場環境はあまりこの手のソフト会社はあまり評価しないところもあり、あまりするする株高するとみるのも。とはいえウィングアークとしてはそんあに低PERってほどでもないし、平均的なPERを15とみると明らかに平均以上の企業とはいえそうで、堅調が続けば見せ場もあるかもしれませんね。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4432

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4432

IRBANK:https://irbank.net/4432

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないっす。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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