大河の一滴

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(1417)ミライト・ワン/東証PR/建設(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1844円(人々は、日々は止まってるようで振り返れば結構進んでいる。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
1417 ミライト・ワン 東証PR/建設 1739.36 2025/03予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
5700 270/4.74% 4.5%/13年 9.44 0.67
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
7.02%/13年 14.07%/13年 7.97%/12年 7.14% 7.8%/13年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
1630/13年 -1702/13年 -72/13年 -5.52/13年 3.4%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
4367.52 2468.18 56.5% 4.07% 38.37%

 今日は分析。某所で参加したイベントで聞いた銘柄から気になったものをチョイスして分析。だいたいかもめは苦手系が多くてよくわからないものが多め。ミライト・ワン。通信工事系建設会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年05月17日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

名前はIOWN関連ででましたと。

IOWNってなぁに?|NTT R&D Website

「IOWN構想」とは何か? NTT“次世代戦略”と参加企業をわかりやすく解説 |ビジネス+IT

ざっくり、通信の量も発電も増加がシャレにならんのでそのへんをクリアしたエコな通信技術みたいなニュアンスみたいですね。コア技術は光を使った通信とか半導体技術みたい。

生成AIとかもクソ電力と通信リソース使うのでさくらインターネットとか北海道電力も関連っちゃあ関連。そういう理解ですが間違ってたらごめんなさい。

 

その中で、NTT系の通信工事をよくやるここは、例えば光通信の工事が増えるなら恩恵だよね?みたいなチョイスの通信工事の会社のミライト・ワン。

これはそんなに苦手じゃないです。IOWNとか工事が増えるか?はわかりませんが。

 

長期に成長。2000年からみて赤字もなく。利益率も下がる感じでもなく安定的ですかね。減収とかはあるので毎年伸びるとするのもどうか。その意味で停滞くらいでみてたほうが。

BPS成長とかは 7.97%/12年とかでめっぽう早いですが、2019年にジャンプアップですが、これが統合とかの影響っぽく、その後もROEなどそこまで高くもなく。IRBankで計算すると6.86%/13年でこれが巡航速度っぽいですかね。。


原価率。あまりデータないけど、この原価率はやはり主に人が作業する労働集約感。

あとは従業員。一人当たりはあまり改善してるかんじでもなくやはり人をとれるのが大事そうでそして採れてますね。

 

通期決算来てて決算資料。

IR情報 | ミライト・ワン

IRライブラリあるけど自分の環境か、HPかで文字化けしてちゃんとみれなかった。

受注もふえて売上ものび。まあ利益は減益ですね。

 

減益は販管費とか大型不採算案件の影響のようです。

まあ資料見ててもIOWNみたいな話はないですね。NTT系ですけど。

それで計画も堅調。でも過去最高益とかでもなく総合して停滞蓄財という印象。

 

 

財務

資産増。

(IRBankから)

前期末総資産5199億、流動3046億でずっと増えてますね。手形等2052億未成工事支出金等310億、現金500億あたり。有形固定1001億で地味あげですね。

無形も結構多く756億。のれんとか顧客関連資産など。近年加速感あります。

このへん。

ミライトワン、測量大手を約480億円で買収 技術者獲得 - 日本経済新聞

西武建設を買収したミライトHD、これからのグループ戦略|ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

「ミライトHDは収益源多様化を目指す。主力の通信建設事業は「長期的に、急落はしないが低減傾向だろう」(中山社長)。少子化で通信需要の頭打ちが懸念される上、技術革新に伴って通信基地局をはじめとする設備が汎用化・小型化していく見通し」

この辺聞くとIWONはむしろ逆風なのでは?感も。

それで多角化を目指して買収連打で、その買収で有利負債などしてきてる感じですね。

それで負債2598億で有利子負債1061億に、手形640億未成工事受入金112億とか。

と、買収とかで財務が悪化してるのは留意点。そうでもなければ財務面は有利子負債などもすくなくかなり財務良かったとかはありますね。

このへんの方針転換でどうか?感はあります。

 

 

CF

 

基本的に営業CFはでてててますが投資もあっていうほどFCF強くないってのは注意点。近年で1000億くらい投資してますが、それを含めて長期平均FCFは-5.52/13年とマイナスです。1000億ぬくとおおよそ年50億くたいでしょうか。成長はあるのでそのままではないですが、余裕もありそうですがその余裕は全部自社株買いに当ててる感じもある推移。自社株買い多め。

(銘柄スカウターから)

買収などもあり多角化する中でこのへんは変化があるかもしれないので注目点になるかもです。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげっぽいけど長期にもみあいかなあ
週足でさげてあげ
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、年足みる?

1986から2002あるいは2011まで調整感あるけど、2011年以降はまあ上昇で2021もじゃ過去の高値を越えてだから年足レベルでは上昇トレンド中です。

そのなっかで月足レベルでも2015年あたりからみても上昇ですが、2018-2024は2021年に高値2403を突くもおおよそ横ばいで年単位で調整が続いてる感じですが一応2403で歴史的高値更新できてるので、年足レベルの上昇トレンドをみて乗っておくという視点も。この視点なら月足1399が良い基準ではないか。週足1726でもいいかもしれませんが。このへんらをみながら、2058とか2403越えて上昇形成継続を期待する感じでいいのではないでしょうか。


ファンダ的には、通信工事系建設。長期に堅実で赤字もなく後退もあれど長期に成長で蓄財くらいは進んできてるようないぶし銀系な印象。

その中で目先まで堅調のたぐいだと思いますが近年は多角化を目指し買収連打みたいなところも。それで借り手の買収になり財務が悪化してきてる点は。このリスクとって成長なところをどうみるか。

それ以前としてわりと堅調なところから余裕は全部還元にむけて来た感じですね。あまりCFリッチな感じでもなく、買収よりになったので還元水準が落ちる懸念はありますが、配当自体は若干余裕もありますが注意点。

まあ多角化してきてるのをどうみるかですね。とりあえず目先決算までは堅調の部類。

評価。

PER9.5のPBR0.67ほど。多角化を進め変化してきてるところをどうみるかですが、これまでなら結構堅調な建設とみていかにもほどほどな位置でPERでもちょくある水準PBRでもよくある水準でいかにもフェアバリューというか上も下もある感はあります。

という感じですが、BPS成長6.8%とみて配当4%に優待もあったりでまとめると11%越えて、それをPBR0.7程度とみるとわりと破格かも。

これはこれまで程度のBPS成長とかROEが出続ける前提にはなりますが。どうみるか。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=1417

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1417

IRBANK:https://irbank.net/1417

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにございませんよ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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