大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4107)伊勢化学工業/東証ST/化学/(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

伊勢化学工業とその他

株価

17640円(人々は、長い準備の果てに空に飛んでいっている。)

 

チョイス理由とバブルチャート

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで、売上営業利益4期連続増かつ営業利益を10年間最高となるもの(対象120銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。成長してるものを普通に拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2024年05月08日取得。伊勢化学工業。ヨウ素化合物の化学メーカー。電子系で半導体絡みっぽい。比較に銘柄スカウターで同じ一次化学に分類されてた大阪ソーダと東亜合成。ゲストに伊勢に対抗して大和でヤマト。


伊勢がROE加速感あるけど別にBPSの伸びはたいしたことない。目先急加速って感じですね。そのたは違いもあるけど団子感も。

 

各企業の数字とそれをみての所感

コード 4107 4046 4045 1967
企業名 伊勢化学工業 大阪ソーダ 東亞合成 ヤマト
市場/業種 東証ST/化学 東証PR/化学 東証PR/化学 東証ST/建設
時価総額(億) 905.84 2419.25 1892.34 287.32
株価 17640 9050 1616 1067
決算期 2024/12予 2024/03予 2024/12予 2025/03予
予想売上(億) 330.0 1050.0 1683.0 510.0
予想営業利益(億)/利益率 68/20.61% 100/9.52% 140/8.32% 31/6.08%
長期平均営業利益率/年 13.83%/17年 7.38%/17年 9.67%/17年 4.8%/18年
売上成長率(年複利/期間) 2.9%/17年 2.2%/17年 0.2%/17年 3%/18年
EPS成長率(年複利/期間) 6%/17年 8.2%/17年 3.4%/17年 14.8%/18年
BPS成長率(年複利/期間) 4%/16年 7%/16年 3.7%/16年 5.2%/17年
長期営業CF(億)/年 478.66/17年 1176.49/17年 3251.57/17年 1176.49/18年
長期投資CF(億)/年 -406.41/17年 -741.97/17年 -1761.53/17年 -137.34/18年
長期平均FCF(億/年)/年 4.25/17年 25.56/17年 87.65/17年 6.03/18年
PER 19.54 30.7 16.46 11.21
PBR 2.8 2.19 0.87 0.72
ROE 14.3% 7.1% 5.3% 6.4%
平均ROE/年 6.39%/17年 8.13%/17年 6.58%/17年 5.86%/18年
ROA 11.5% 5.4% 4.2% 5.0%
配当利回り(%) 1.81 0.99 3.59 3.28
配当性向 35.5% 30.5% 59.1% 36.8%
総資産(億) 400.82 1380.29 2722.85 477.03
自己資本比率(%) 79.6 72.1 77.7 72
メモ 停滞から変身 停滞蓄財 停滞蓄財 びあげ
伊勢化学工業(4107)

業績

ヨウ素をつくってる。ヨウ素は貴重な日本が算出する

伊勢化学工業ってどんな会社? | 伊勢化学工業株式会社

 

わりと今勢いのある用途多そうですね。つまり半導体

 

業績加速感あります。今回並べたものでもこの加速は伊勢化学だけで他は足踏み感強い中、ここは加速感。

1999年からみて営業利益、純利益で赤字なしで結構な堅実性な一方で目先はのびてるし、長期でも伸びてはいるけど後退足踏みも多くグロースというよりはシクリカルで、シクリカルが好調だとはみたくなりますね。

加速感ある2021

好調ですが、用途的には特に明記がないかな。

 

あとは単価が大きくなってますね。原価も高くなってますが。

2022

ヨウ素がうれてて、単価と原価が上がる感じの増益。

2023も原価率と単価が上がりつつ大きな増益・・・も、増収が一服感で増収と増益が両立しなくなってるところはありますね。

業績予想自体はまだ強気。過去計画は、強気よりは保守的な傾向。下振れ自体はありますが。

 

BPSはおおよそ後退なしですが、低ROEはありでやはりこの辺はシクリカル。

というこでやはりシクリカルが調子いいで。

でてくる四半期で判断という感じですが四半期ではよりぶれもあり判断はそもそも難しめ感あります。

四半期。1Qで前年比大きく増収増益ですね。まあ前期1Qが弱めなところもありそうですが。

難しいですが現状は好調が続いてるのではないかとは。

(株探から)

 

財務

財務いい。

(IRBankから)

前期末総資産400億で有形固定147億でゆるやかに伸びているところはありますね。機会とか伸びてるので投資もしてそう。

流動241億で売掛現金商品などだいたい伸びてますね。現金57億。

負債81億で有利子負債もあまりなく、買掛30億未払11億法人税10億あたりが大きめ。・

普通に健全なメーカー感。

 

 

CF

 

だいたいFCFちょんちょんかプラス。2021で大きなマイナスもここで大きな投資。とはいえ有形固定の取得32億に有価証券40億とかで、有価証券のぞくとここもFCFプラスですね。とはいえ、現金増やしてる感じでもなく、必要な投資をしたら財務を健全にしつつ還元してるような。

業績いいので増配。過去には減配もありやっぱりいろいろ利益並。

(銘柄スカウターから)

 

 

大阪ソーダ(4046)

業績

基礎化学品(かせいソーダ・塩素等のクロール・アルカリ、アリルクロライド、エピクロルヒドリン)、機能化学品(アリルエーテル類、合成ゴム・合成樹脂素材)の製造販売。

IT向けもあるけど用途自体が広め。

製品情報

この辺が伊勢化学が主に電子機器になるところで、比率が小さく半導体というか電子機器の恩恵にさほど預かれてない理由となるのかなとは。

 

業績は伸びてなくもないけど横ばい感強め。

1999年からみて営業赤字はなし。利益率も比較的安定。純損失は2001年にありますね。

利益率は上がってきて好調な印象は。

BPS右肩感でROEも伸びてなくもないところも。

BPS成長で7%/16年でわりと高めですね。

と結構優秀で、そして良化してる感もあるけど、大きくはやっぱり停滞蓄財感はありますね。

原価率とか下げててえらいね。というか原価率さげてるのコロナ以降で、値上げしても売れるという環境になってそうな。

 

3Qで減収減益。まあ大枠では順調なほうですが。

一応四半期推移。この記事でるころには通期決算がでてますね。

 

 

財務

蓄財。

(IRBankから)

 

前期末総資産1380億で有形固定251億で増えてなくもないけど維持くらいに近いかな。

流動896億は長期に伸びてる。現金128億有価証券239億手形292億あたり中でも有価証券が多くそして右肩。

負債384億で手形144億あたりが大きめ。現金有価証券たせばだいたい負債くらいもありますが有利子負債はもうかなり小さい水準。負債全体も減る傾向。自己資本比率も増加でこれは問題ないとは。

 

CF

 

 

現金積んでる。これは有価証券+現金っぽいですね。

FCF大体でてる感じですね。

(銘柄スカウターから)

還元は基本配当性向低めで20%ちょいのなかで余裕見て自社株買いな雰囲気。常に余裕だろ感もありますが。

 

 

東亞合成(4045)

業績

用途色々。

製品情報 | 東亞合成株式会社

ITや家電もあり恩恵はありそうとみると、売上は近年堅調も利益率が渋く、全体増益までは至ってなさそうな推移ですね。

1999年からみて営業赤字はないくらい。純損失は2003以降なし。

 

BPSくらいは右肩感。BPS成長で 3.7%/16年でROE水準も高くもなくこの辺は凡庸な感じ。まあ配当+BPS成長で7%程度はみれそうではありますが。

1Qで増収増益。大きめな増益で結構目先好調です。

四半期では伸びてる感じでもなくやはり停滞蓄財じゃないですかね。

 

 

財務

財務よくて蓄財。

(IRBankから)

中身見ない。中身見なくても投資判断できそうなので。

 

CF

 

常に営業CFでてだいたいFCFでてる。

現金は2015年以降くらいで維持。近年は自社株買い連発してますね。

配当をして余裕分は自社株買いのスタイル。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげから噴火。
週足であげて噴火。
日足でよこよこからあげ
確認。

評価・売買判断

伊勢化学工業(4107)

テクニカル的には、2024年2月から噴火感ある。その前はいうほど伸びてる感じでもないけどよくみると2016年以降あげはあげ。

一応2016年以降で噴火前までの月足推移。

地味にあげてきて噴火のパターンですが、8年かけて安値高値で4倍の2018年以降くらいで5年で倍ちょいが二か月で倍以上で。噴火ではあるけどさすがに短期に急騰で上昇トレンドが続くにせよ調整は視野に入れて炊いた方が。

その中で日足では目先上昇一服で、20750、16270、19370で三角持ち合い形成感で、ここで16270切ると調整に入るシナリオをみるのがよいのでは感。

といいうことで16270とか。20750越えるとまだ引っ張るのもいいかもね。


ファンダ的には、ヨウ素メーカー。長期に伸びてないこともないし、利益も底堅いけど後退も薄利もあり、グロースというよりはシクリカル感ありで、シクリカルが近年調子いい。前期は売上は鈍化感するも目先1Qは好調に通過。シクリカルとはなりそうで後退に警戒しつつでしょうか。

CFは健全。税務も健全。財務健全性を保ちつつ投資をして残りは還元してるような印象。いうほど余裕ないというかこれ以上は現金と財務健全性の後退になる感じで利益並の還元。

やはりシクリカルでその中で財務健全性を維持しながら堅い経営をしてそうな雰囲気が・・だから目先絶好調の部類できていると。

評価。

PER20のPBR2.8。高評価。高評価になるだけの理由もあるとなりそうも目先の噴火以前はPER15が多かったとかPBRではPBR1以下が定位置だったところもあり、伊勢化学としてはかなり高評価な水準で好調な業績が後退するとただじゃ済まないところにはありそう。PERではいうほど高くもないところもあり減益がないならいうほど下もないかもしれない。PER10切もないわけじゃないけど。増益とまると渋くなる気はいたします。

目先は好調。いつまでも続くとは見ないでいたほうがいいかな。やっぱりシクリカルだし。

 

大阪ソーダ(4046)

堅調な化学メーカー。ここも営業赤字もなく長期に伸びてなくもないくらいな一方利益率などはより安定でBPS成長などみるに結構優秀な感じですが、やはり停滞蓄財とみるのがバランスよさそうな。

その中で近年は好調というか長期に利益率や財務面を良化してきてる印象。

総合的な結構優秀なようには。

評価。

PER30のPBR2.2ほど。高評価。結構いい会社にはみえるけどこの評価は解せないというか過剰ではないか?とは思うところ。

2022年以前はPER10以下PBR1以下が定位置感あったので、さすがに差が大きいかなと。状態自体は良化ですがこの差を肯定する根拠がいるかな?とは。

目先業績加速感もないなかどうだろうね?とはおもうけどなにかあるかもねとは。

 

東亞合成(4045)

停滞蓄財の化学メーカー。目先少々調子いい。もともと安定的で蓄財は安定的。近年は財務を良好に維持しながら余裕は還元にそして毎年自社株買いにも当ててる様子。

評価。

PET16のPBR0.9。東亞合成としてはPBRで0.6-1.2ほどというところでいろいろほどほど。絶対的にも堅調も伸びてる感じでもないのがPBR1切るくらいはいかにもフェアバリューな印象。も、高ROEでもないけど安定してる業績CFから還元を安定的は悪くもないかもとは。PBR1以下くらいで配当BPSで7%程度はだからわるくもないし、実際過剰でないバリュエーションでなにげにバブル以降での株価は高値水準だし。

 

 

ヤマト(1967)

主に空調設備の建築業。

長期に伸びてなくもない推移ですね。なにげに2000年から営業赤字もなく。ただし2014年以前くらいは薄利。

 

中期計画ぐらいで成長する気みたいです。四半期ぐらいでも好調な印象でメーカーもですがこの辺の空調関連は業界でわりと好調そうなところは。高砂熱学工業とかダイダンも好調で株高感あります。そのなかでここはわりとバリュエーションが抑えめで順調なそうなので意外に妙味あるかも感は。まあ業界が順調が前提ですが。このヤマトも株高しててヤマトとしてはもうわりと高PBRなのではありますが。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないです。平常運転。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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