大河の一滴

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(7739)キヤノン電子/東証PR/電気機器(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2227円(人々は過去を超えるべく何度もトライししくじってるが今回はいまのところ順調だ。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
7739 キヤノン電子 東証PR/電気機器 939.94 2024/12予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
970 92.5/9.54% 9.9%/17年 14.78 0.79
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
-0.88%/17年 -2.28%/17年 5.24%/16年 5.42% 9.2%/17年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
1504/17年 -1068/17年 436/17年 25.63/17年 4.89%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
1311.45 1136.92 86.7% -% #VALUE!

 今日は分析。2024/5/2にPERあるいはPBRでトリガーを満たしているもの(対象463銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。キヤノン電子。キャノン系製造子会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2024年05月02日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財」

 

セグメント。

コンポーネント(シャッターユニット、絞りユニット、レーザースキャナーユニット、映像機器用精密コンポーネント、磁気部品、プリンター部品)
・電子情報機器(ドキュメントスキャナー、ハンディターミナル/モバイル決済端末・モバイルプリンター、レーザープリンター

だそうで、コンポーネントは部品、機器は機器となりそう。

(銘柄スカウターから)

IRページ。

決算資料もない。

IR情報 | キヤノン電子 株式会社

ということで長期業績を雰囲気で。

ながらく足踏み感ある。1999年からみて営業利益、純利益で赤字もなく。

一応製造業でとなりそうで増収時により増益減収時により減益な傾向もあまりなさう。

伸びてはないけど底堅さはありそうで、BPSは右肩。でもROEが下がる傾向がありそうですね。素直に溜め込み過ぎの疑いは。BPS成長とると 5.24%/16年ほど。

原価率など一定感あり安定感はありますね。

大枠で停滞蓄財な印象。ROEさがってるのをどうみるか。くらいではないか。

前期でよこばいに近い増収に増益。電子情報機器セグメントが順調感ある。その他は横ばいに近い。

1Qがでてて減収もかなりの増益。とはいえ過去からの比較で成長と見るのもどうか感あるし電子情報機器が減益で引っ張っている感じでもなく四半期のブレって感じでなにより計画は横ばいに近いのでやっぱり停滞の範囲内ではないか。

計画は上振れも下振れも。

 

財務

財務よくて蓄財。やはり溜め込み感ある。

(IRBankから)

前期末総資産1311億で有形定固定331億。増えてもないですね。というか前期から減ってる。土地とか減ってるのでなんか売ったのかも。

流動882億長期に増えてますね。現金はそんなに増えてなく手形とか仕掛品とか。

現金そんなに増えてないので溜め込みすぎだとするのも微妙かもで。自己資本比率自体高いですが長期の変化率はさほどでもないし。

負債172億。現金274億以下。負債も減ってますが長期借り入れや社債買掛などがなくなった感。土地とかも減ってるので、使わない土地など売って負債を圧縮した感はありますね。

財務は問題ないとしか。良すぎるのが問題とはみれますが。

CF

 

上記の土地売るとか社債返すなどの動きは前期になくちょいなぞ。あまり深く突っ込まないというか突っ込んでも投資判断がかわらなさそうなので。

堅実そうにみえてCFは意外に弱そうな。長期平均25.63/17年ほどでこれはギリ配当賄える程度のようには。PCFRにしても高めの水準になりそう。

還元も利益並み感で配当性向低くもない。CF視点ではあまり余裕なく還元してる感ある。親のスタンスに近いかもしれない。親もわりと配当頑張る感じあるし。

 

月足週足日足の値動き判断

月足であげたりさげたりのなかあげ
週足であげ
日足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、年足。リーマン移行レンジ感ある。

その中でつき足ではレンジ下に向かい反転、週足レベルでは上昇という感じでこの週阿蘇上昇が月足上昇を超えて過去高値も超えて長期上昇となるか?みたいのをみつつ。

いろいろ2912。ここを超えれば月でいかにも上昇で4490はまださすがに遠いですが。下は週足安値1750とか日足2045、2158あたりをみながらで。

 


ファンダ的には、キャノン子会社の部品や電子機器製造。長期に底堅く赤字もないけど成長感はない。BPSくらいはふやしてていかにも停滞蓄財。

その中で目先は増益感あるけど長期視点ではやっぱり横ばいの範囲内のようには。

あとはROEなどが低下してるようには。自己資本比率などは高いけど、溜め込みが進行してるとはみにくいか。わりと現金はきっちり貯めずに余裕残しせず還元してる感は。

CFがあまり強くもないかも。意外にCF弱めでこのへんはやはり下請け感ある。

財務はいいので、財務を守りながら余力増にあてず還元してる停滞蓄財感。現金増えてないので蓄財ってのもどうか感ある。BPSは増えてるけど。

評価。

PER15 のPBR0.8ほど。キヤノン電子としては結構低PBRかってところ。PBR0.5台とかもあるけどおおよそ株価水準が足踏みの中BPSが増える感じでPBRが切り下がってきてるところはある。絶対的にも安定性ありでBPSは増えるくらいの製造業はPBR0.8 くらいは高くも見えない。(安いはどうだろうね・・?)

とはいえ配当60円として2.5%前後にBPS5%増なら年7.5%を市場平均以下のPBR0.8ほどは見方によってはバリューで持ち続けて妥当なリターンとも。まあROE低下続くとBPS5%継続しんどい気もするのでこのへんどうかってところもありますが。

もろもろ踏まえて。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=7739

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7739

IRBANK:https://irbank.net/7739

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算だいたい終わりましたが特記事項もとくにないというかたぶん月末ぐらいにまとめ記事。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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