大河の一滴

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(8411)みずほフィナンシャルグループ/東証PR/銀行(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2075円(人々は、やるきを見せているが過去にあったレベル。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
8411 みずほフィナンシャルグループ 東証PR/銀行 52689.44 2023/03
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
57787.72 7896.06/13.66% 19.07%/17年 8.62 0.58
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
2.17%/16年 -0.69%/16年 4.18%/15年 6.12% 6.88%/18年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
729388/16年 -31808/16年 697580/16年 41034.14/17年 0.23%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
2542582.03 91332.95 3.5% 4.58% 39.47%

 今日は分析。2023/5/25データでトリガーを満たしてるものを市場統計推移記録表にかけ2018/12/25比較でROE以上かつ配当利回り3%以上のもの(該当114銘柄)から気になったものをチョイスして分析。中期で質的向上がありつつ配当利回りもそこそこでバリュエーション低めのバランスのものを拾う意図。まだゼルダ習慣ですがそろそろ比較も復活させたいとは思ってますがまだ。みずほフィナンシャルグループ。みずほ様。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年05月29日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「停滞蓄財できず」

みずほとしか。営業利益は2009年以降の経常利益を代入。

経常収益自体は、2010年以降で伸びてる感はありますが、目先のピークで2001年に近いくらいで長期成長か?というと微妙なところは。

ではありますが、近年は堅調に経常収益は伸びてて事業規模が大きくなってるは一つの事実かもしれませんが、決算短信でも経常収益とか出てるけど説明にはないし、決算説明資料だと経常収益という単語もなくて、銀行は特殊というかこれを売上とか事業規模とかの変わりに見るのは不適切かもしれない。

その中で、利益はというか経常利益でも純利益でもEPSでも横ばい感が強い推移には。

その経常収益が後退した2020とかの決算資料もみましたが、かなり複雑で難しいですね。

https://www.mizuho-fg.co.jp/investors/ir/briefing/pdf/20210519_1.pdf

率直に正直よく分からなないという感想になり状態を見定め投資判断をするというのは難易度高いかも。逆にできる人は少なさそうなのでできるなら投資優位性になるかもしれません。

EPSやBPSの推移。リーマンなどの危機時に業績悪化が出やすいとはした上で、その他は利益はなかなか安定的。このへんはさすがにインフラ味があります。

ROEあたりも以外に低くはないです。ですが2016年以降くらいはBPSも足踏みしてる感じで、停滞しながら蓄財も進んでおらずざっくり企業価値をあげてるともみなし難いところはあります。

 

・・・と、細かい状態を見定めがたいのと、ROEは低いってほど低くもないけどざっくり企業価値を長期に向上させてるようにも見えず・・・

一方で普段は業績自体は安定だけど、経済危機時にはダメージを受けやすいところがある・・

くらいの属性を読み取れますが・・・上記のように複雑な企業状態を読み取れるというのでなければ、なんかノリでというか、日経平均が調子いいときとか、低PBRが見直される時っぽいのでとか、普段は安定なので危機になり株安も進んだタイミングとかでノリで扱ったほうが結果出るような気はしたりします。

 

財務

(IRBankから)
総資産は増えるけど純資産は増えない構造。

総資産254兆の内負債150兆が預金。増えてるね。有利子負債13兆は総資産に対しては小さいけど純資産よりは大きいね。

資産は主なのは貸出金88兆で現金預け金67兆とかが主。

一応大きな預金が増えて貸出も増えてるので、堅調?にはなりそうだけどだから複雑であんまり状態測れてる気はしません。

ですが、たくさん預けられる一方で貸出はあまり増やせられなくて現状貸すというよりは借りてる感じ、そのへんからは銀行復権という感じは読み取るのは難しいかも。

 

CF

銀行CFとか複雑でよくわかんない。

参考にしない。

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげてあげかな
週足であげ
日足でさげるもあげ方向かな
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、目先月足週足で上昇感が強いが、高値は2006年などにあり2009年以降くらいはレンジ感が強いです。だいたい1000-2800か。その中でコロナ以後はレンジ下の方1084からレンジ上部に向かってる印象。これをリーマン以降くらいのレンジを脱する上昇とみなすか否か。週足レベルでは3月に崩れるも順調さは継続っぽくやはり1744を基準にみて2238超えをできるかでみていく感じでしょうか。2804を越えられると長期上昇感がつよくなりますがさて。

 

ファンダ的には、大手銀行みずほ様。正直銀行が特殊な会計手段であるし、また状態も複雑怪奇でそもそもあまり状態をみて投資判断というのが難しいというか、とりあずかもめにはできません。

大きな傾向・・普段は安定的だけど危機に赤字が出やすい。BPSやEPSは伸ばせていない。貸出は増えてるけど預金されるほうが大きそうとかを大雑把に捉えて、大雑把にバリュエーションや市況と相談して投資判断するのがよいかもしれないとは。

なんだかんだ安定してる大手銀行だし。とはいえテールリスクはあると思うので集中するのはよほど根拠がないとしないほうがいいかも。

評価。

PER8.6のPBR0.58。まあPBRで見るのがいい気はします。そうなるとBPSも上がらない中PBR0.6はなにげにここ5年ほどで上位のPBRまできてます。もっと以前は0.8以上とかもあるけど、さて低PBRとか銀行セクタの見直しが進んでそうですが、これもどこまで・・?ってところはありそうです。

あるいは危機さえなければ安定的なところあるので配当利回りや低PBRなときがあったりするならそこで拾うのはいいかもしれませんね。実際PBR0.4切りくらいで拾ってると報われてそうですし。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=8411

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8411

IRBANK:https://irbank.net/8411

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今のところ特に言うことはございません。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

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