大河の一滴

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(4450)パワーソリューションズ/東証GR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:2250円(人々は、空には羽ばたけずいきなり地面に落ちて苦しみ悶えている。)

基本データ
コード 企業名 市場/業種 時価総額(億) 決算期
4450 パワーソリューションズ 東証GR/情報通信 31.85 2023/12予
予想売上(億) 予想営業利益(億)/利益率 長期平均営業利益率/年 PER PBR
61.37 4.28/6.97% 9.48%/7年 9.68 1.34
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 予想ROE 平均ROE/年
19.28%/6年 8.06%/6年 31.32%/5年 14.34% 21.21%/7年
長期営業CF(億)/年 長期投資CF(億)/年 長期FCF(億)/年 長期平均FCF(億/年)/年 実績ROA
13/6年 -6/6年 8/6年 1.3/6年 10.2%
総資産(億) 自己資本(億) 自己資本比率(%) 配当利回り(%) 配当性向
34.19 22.88 66.9% 0% 0%

 今日は分析。2023/5/19に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益10%以上かつROIC10%以上のもの(対象239銘柄)を2023/5/18KABU+データに突き合わせPER15以下のもの対象95銘柄から気になったものチョイスして分析します。近年成長してるけど評価が抑えられているものを拾う意図。まだゼルダしたいので分析。パワーソリューションズ。金融システム開発。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年05月22日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげ」

銘柄スカウターで「ITのラストワンマイルに特化、金融機関向け業務コンサルティング・システムの受託開発・運用保守サービス、業務のアウトソーシング受託、法人向けRPAライセンス販売と導入サポート。」と言ってるし会社も以下のようにいってるけど、いまひとつふわっとしててなにしてるのかよくわかりません。

 

が、中期経営計画などみると金融向けDXをしたいようです。3.8倍と3.9倍はそんな角度違わないぞとは思いましたが。

証券業界が主要顧客と言ってます。

まあニッチなところに強いシステム開発会社とみると近そうです。その他元請けに近いぞとは言ってますね。下請けとビジネスパートナーの違いはよくわかりませんが。

 

 

ということで労働集約なシステム開発ではないかと。実際に原価率高めとか売り上げ伸びても下がらない原価率や販管費率はそれっぽいですね。

従業員もみましょう。連結化してるので推移みにくいですが従業員は増えてるし2020年でつまずき(コロナのせいでしょう)はあるも、目先は回復してる感じですね。

4450 パワーソリューションズ | 従業員数の推移

ということでより受託システム開発ですね。それもたぶんニッチ特化タイプ。

 

業績はおおよそ順調です。受注件数とかは開示内ないようですし売り上げで見るしかないかな。

あと「2021年4月に子会社化した株式会社エグゼクションが主に提供するクラウド基盤領域についても需要増加を背景に事業を拡大」で2022は大幅増収です。

計画では「①人的資本への投資強化、②マネジメント強化、③先端IT商材の有用性検証等のR&D投資を今期(2022年12月期)以上に注力」で利益は減益としてますね。

利益は踊り場なところはあるかもしれません。

そういう感じで出た目先1Qは増収減益でその通りのものが来てますね。4半期では売り上げは最高っぽく、成長はしてて利益もついてくれば・・・?みたいなところはあります。

上場したてでBPS成長とかはあまり信用ならないところはあります。

が、ROEはとりえあえず二桁維持でROAも二桁届きそうでそこそこ優秀な印象は受けます。

ただ抜けた感じではなく結構優秀だねってくらいの印象。

 

 

財務

前期末総資産34億。有形固定2400万とかでで流動27億で現金13億売掛契約資産で12億でだいたい。その他目立つのは投資有価証券2.9億とかで資産ではなく人で稼ぐ労働集約な会社のバランスシートって感じ。

買収あるのでのれんとかもありますが無形固定資産で1億程度で全体からの影響は小さめ。

負債11億は現金以下で有利子負債もない感じで財務はいいという他。

 

 

CF

2020は営業CF赤字とかでですがコロナだし上場したてだし。

その他普通に出てるし投資もいらないのでFCFもでると。

現状無還元。時価総額が32億ほどでFCFが2-3億くらい出そうなのでやる気出せば結構還元する能力はもうありそうですね。

 

月足週足日足の値動き判断

月足で崩壊してよこよこ
週足でもみあいかあるいは安値切り上げ
日足でさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2019年末に上場で時期も悪かったとは思うけどいきなり株価崩壊で5110円からコロナで1710円まで以降は、2000ー3000くらいのレンジを形成、一応安値は1710,1985,2000,2200と切り上げではあるので上昇をみれるか。同時に高値は3075,3060,2990だから三角持ち合いとみてくべきか。くらいですがまあレンジで方向性なしかなってところで。一応レンジ続くとみて目先は下の方なので下の方で拾い上の方でってことはできるかもだけど。1985あたりがいろいろ基準にできるかもね。

 


ファンダ的には、金融業向けに強いシステム開発会社としか。一般のシステム開発会社と同様に労働集約で採用して教育して案件取ってなんぼ。前期まではコロナでふらつくところはあったが以降は順調な様に見える。抜けた感じではないけどROEなどは平均異常そうで普通に優秀な印象。CFは普通にでてるしよって財務もド健全な部類。採用も前期まではうまくいってそうです。

その中で、今期は買収もあるのか、将来への投資をするのかで増収もコストがかかるようで利益は後退。ある意味踊り場でありこのへんをどうみるか。

評価。

PER10のPBR1.3ほど。今期は利益足踏みでありますがPER10切るかという印象。利益が足踏みしてるシステム開発会社とかがこのへんに置かれることが多いというか利益伸びてるやつもこの辺に置かれてるので現環境ではこんなもんかもしれない。

1Q減益だし今するする買われてPERあがるとは想像しにくいですが、足踏みは理由もあるところで、増収に利益がついてくるとするなら報われそうな気がするところで、そこまで持って待つとかそうなって時まで買うのを待つとか。まあ、利益は結局ついてきませんでしたとかになるとちょいPBRも高いので下に行くかも知れませんですが。

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4450

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4450

IRBANK:https://irbank.net/4450

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにない。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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