大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2335)キューブシステム/東証PR/情報通信(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

キューブシステムとその他

株価

1170円(人々は、助走をつけてとびあがりバランスを崩しながらも空を目指そうとししている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2335 3640 9702 9561
企業名 キューブシステム 電算 アイ・エス・ビー グラッドキューブ
市場/業種 東証PR/情報通信 東証ST/情報通信 東証PR/情報通信 東証GR/サービス
時価総額(億) 184.28 110.21 138.6 60.37
株価 1170 1888 1217 742
決算期 2023/03予 2023/03予 2023/12予 2023/12予
予想売上(億) 162 177 300 14.86
予想営業利益(億)/利益率 14.2/8.77% 22/12.43% 24/8% 3.45/23.22%
売上成長率(年複利/期間) 4.6%/16年 1.2%/14年 5.3%/16年 19%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 7%/16年 3.8%/14年 7.3%/16年 37.4%/3年
BPS成長率(年複利/期間) 5.2%/15年 2%/13年 5%/15年 129.9%/2年
予想ROE 11.6% 17.0% 13.5% 17.0%
平均ROE/年 11.73%/16年 6.93%/14年 6.22%/16年 54.53%/3年
実績ROA 9.4% 6.3% 8.7% 7.7%
予想PER 16.88 7.28 9.63 26.95
PBR 1.96 1.24 1.3 4.58
配当利回り(%) 4.27 2.38 3.12 0
配当性向 72.1% 17.4% 30.1% 0.0%
総資産(億) 100.64 207.73 164.58 29.08
自己資本比率(%) 71.2 35.6 64.9 45.3
長期営業CF(億)/年 87.12/16年 153.33/14年 94.69/16年 8.94/3年
長期投資CF(億)/年 -11.71/16年 -134.44/14年 -12.39/16年 -0.79/3年
長期FCF(億)/年 75.41/16年 18.89/14年 82.3/16年 8.15/3年
一言感想 あげ 蓄財もできないが加速? あげ あげあげ

 今週は比較。2023/3/9のKABU+データで配当利回り3.5%以上かつROA9%以上のもの(対象63銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。配当利回り高めかつ企業として効率がわるくないものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年03月13日取得。キューブシステム。システム開発。比較に同業っぽい。ゲストにキューブ仲間のグラッド。

 

キューブシステム(2335)

業績

独立系システム開発

原価率とかみるとまず案件受注して開発するタイプ。根本的には労働集約タイプとなりそうです。定形ソフトを開発して皆に使ってもらうタイプは同じソフト開発だけど事業的に全然性質が異なるのでここはこのてのシステム開発にとどまらずソフト会社を見る際に大きな違いになるのでここは注意しておきたい。逆にここを注意しておけばほかは言うほど大きな差はないとは感じてます。

受注開発なので従業員数も。

業績は伸びてる。過去に赤字なし利益率もまあ安定。だいたい売上右肩も2013年あたりは後退もあるので過信は禁物。

ROEは二桁にだいたい届いてる。売上成長 4.6%/16年に対しBPS成長は5.2%/15年くらい高いってほどじゃない。

と、かなり収益性とか成長性は抜けてるわけじゃないけど安定性はかなり高いシステム開発会社。採用も順調そうで現状問題があるとも。

今期は下方「当期は、事業構造モデルの更なる変革を通じたSIビジネスの拡大とエンハンスビジネスの収益性の改善に努めてまいりました。SIビジネス領域では顧客企業の情報化投資政策の大きな変化に伴うリソース等の再配置が追い付かず、エンハンスビジネスを中心とした継続的な案件は堅調に推移したものの、通期連結業績予想の売上高が前回発表予想を下回る見込み」で3Qで減収減益ですね。

計画はギリ増収増益。今期はなんかコストかかってるようですね。将来に向けて収益性を改善するためってことなのでこれを信じるか。どうか。評価としては肯定的な方向なきはしますがー(会社が信用されてないならもっとPER低いはずです)

 

財務

資産右肩。中身見る必要なさそう。

総資産の半分現金で手形類含めて流動で約8割。投資有価証券12億で水物9割。有形固定ほぼない。はい順調で問題のないシステム開発です。

 

CF

 

 

営業CF出て設備投資ほぼなくFCFは当たり前にでて現金飛んでいってるね。

増配傾向。近年は自社株買いも結構入るようになってるね。入った上で現金積んでる感じ。

 

電算(3640)

業績

システム開発信越放送傘下で公共分野につよめ。セグメント。

(銘柄スカウターから)

 

目先は好調感あるけど、長期に成長してるのかしてないのか。そして赤字も2014,2019にありで、成長性収益性で一枚劣る感は。

原価率とかみるとたぶん受注開発系。目先好調は人が増えてる感じでもないですね。

 

あと上とグラフの大きさが違いますがご了承を。画像を貼り付けた環境が違ったのでこうなりました。(下がWindowsと上がMac

BPSも増えてる感じでもなく。低ROEなときもあり厳し目。も、目先は好調なのでこのままなら。まあほんとにやる気なら従業員増やす気はしますけどね。

従業員触れたので一応。増えてないしむしろ減ってる。リストラ局面。ただ一人あたり増えたので良化とも見れなくもない。

まあこれが良化とするべきかはどうか?ってところあるけど。

(銘柄スカウターから)

・・・という感じなので自分は(目先好調でも)要らないってなりますね・・

目先3Qで好調。計画は前年並み。

 

財務

総資産増える中、純資産BPS増えない感じで自己資本比率低下。まあ有利子負債増えてる感じでもないから必ずしも状態悪化ともみれないけど、良化ではないですね。

 

CF

まあなんというか上の表の二番目が電算。営業CFでるけど投資が大きくFCFがあまり出てない構図。近い事業性でこの中では一人負けの体であり厳しいのではないか。自分は(よっぽど安くないと)要らない。

 

アイ・エス・ビー(9702)

業績

セグメント。情報サービスが伸びてるっぽい。

原価率の低減もみられますね。

全体としては2017年くらいまでは横ばい感が強い。1999-2016でおおよそ売上も増えておらず2010,2011には赤字。も、以降は増収で利益率もあげ続けてきてる感じ。

伸びた2017「当社グループは、「情報サービス事業並びにこれらの付帯業務」の単一セグメントでありましたが、第1四半期連結会計期間における株式会社アートおよび同社の子会社であるアートサービス株式会社の連結子会社化に伴い、報告セグメントを「情報サービス事業」と「セキュリティシステム事業」に変更」

このとき情報サービスは134億の売上なのでかなり伸びてますね。とりあえず比較でメインじゃないのでこのへんで。

ROEもあげてきてますね。BPS成長で    5%/15年は過去の足踏みあるので加速がありそうです。


従業員も。電算と比較するとこれが伸びてる会社だ感ありますね。平均年齢も下がりだしてます。

通期決算出て、増収増益。計画も増収増益ですね。まだ1Qもでてませんが。

 

財務

資産増。子会社化とかあるので財務の悪さとかあるかな?って思ったけど普通に問題なく有利子負債も殆ど無いですね。

総資産164億で流動140億で現金76億に手形54億でもうほか見る必要なくね?ってなりますね。有形固定は10億くらいでこれは増やしてきてますが比率はささい。

普通に順調なシステム開発という印象。

 

CF

もともと営業CFはだいたいでて(2011-2013は厳し目)で投資もすくなくFCFは出る感じですが、2018以降は営業CF水準増えて現金すっ飛んでいってますね。
配当性向30%目標出してますね。現金すっ飛んでるので還元強化はしたほうがいいやもしれませんね。当然還元余力はより余裕ある感じにはなります。減益で減配とかないとは全然言ってません。

 

日足週足月足の値動き判断

月足で大きくはあげ
週足であげて調整からまたあげ?
日足であげ
確認。

評価・売買判断

キューブシステム(2335)

テクニカル的には、長期にあげはあげ。ざっくり2008年に150円から2020に1747。とはいえ一本調子でもなく2017-2020は足踏みしてるし1747からは下落で860まで。

ざっと2020からの下落調整を終えて目先は上昇してきた感はあるので長期の上昇に発展するのも期待してこの上昇に乗るはありかも知れない。

いろいろと860が基準になりそう。日足レベルでは上昇で940、1000、1066あたりをみながら1235突破上昇継続を見る感じですね。


ファンダ的には、順調なシステム開発。普通に案件受注して開発する類にみえるけど、抜けた成長性とか収益性があるようにはみえないけどとかく安定的で順調なように見える。またCFが強く還元しながら現金積んできてる。よって財務も問題なし。

その中で今期は久しぶりに業績で苦戦感あります。将来のための改革と言ってますのでこれを信じるか、順調さの終わりと見るかですかね。

評価。

PER18のPBR2ほど。この手の会社にしては現市場環境では比較的評価されてるなという印象。堅調でPER10近辺もゴロゴロあるわけですがこの評価を受けるだけの理由はあるようには。というかキューブとしては上も下もある感じでわりと定位置なPERです。改革が成功してROE上昇かつEPS上昇とかまでいくならわりといい結果にもなるかもしれません。なのでやっぱり会社の言う未来を信用するかどうかではないか。

 

電算(3640)

信越放送傘下の公共向けに強いシステム開発。長期の業績もCFも財務も渋く現状維持に一杯感。自己資本比率あたりをみると財務健全性視点ではむしろ後退衰退が続いてるといえます。そこから近年は好調感あるけどさて?偶然環境良化でそうなってるだけのようには。それでも好環境が続くなら日の目も・・って見方もあるやもだが、従業員状況も採らずにやめるに任せてこの辺からも会社側が掴みにいってるようには思えずさあどうか。

かもめとしてはよっぽど安くないと要らない。

評価。

PER7のPBR1.2。目先好調でROEも跳ねており実のところあまりみない程度には体PERだったりする。一応好調なのに評価されてないはたしかにそうですね。ここ5年ほどで低PBRなほうもそうはそうです。

ということであるいはよっぽど安いにあたるかもしれません。

でもかもめは要らない。PBR0.3なら考える。くらい。そこにおいたら配当位回りが飛びますが。配当利回り7%なら・・ってするとPBR0.42くらいですかね。0.3はその3割り引きくらいですね。

 

 

アイ・エス・ビー(9702)

過去は横ばい感強かったけど、近年は順調で成長が続くシステム開発。あらゆる意味で順調に見える。もちろん受注してなんぼでストック性とかは低い(ありそうな事業もありますが)とかなるので、後退はないとか言えないけどまあ目先は順調。ただ利益率とかは抜けた感じではないんで優秀というよりは順調という類か。それでもROEは安定的に二桁乗せてくるようになって伸ばす傾向にもあるようですが。

財務は余裕というかCFが余裕なので財務余裕。還元は並。これだと現金貯まる。

評価。

PER9.5のPBR1.3とか。PER10切りですね。抜けた優秀性が見れるわけでもないし、似たような好調なものもたくさんありますがまあ高くは見えませんし、PER<ROE%は成立するくらい。アイ・エス・ビーとしても比較的低PERのようですね。好調な割には低評価と言えます。もっとも過去ににはもっと低評価に置かれてた(PBR0.4以下もあるようです)のでどうみるか。状態良化してるので高PBR化は当然ではありますがゆえに状態悪化すれば元の鞘もあるのでやっぱり好調を維持できるかですかね。だから目先まで好調だよ。で好調な限りはそうひどい目に合わない気はいたします。・・あうかもしれないけど成長で取り返せると思える程度には状態はいいようには見えますね。

 

グラッドキューブ(9561)

上場したばかりのマーケティングとかネット広告。

にたようなもの多すぎで違いがわからないのでAIに聞いた。

だそうです。

いずれもソフト寄りに思えるところで、定形のソフトを作って多くの顧客にサービスを提供。顧客が増えるほどボロ儲けになっていくやつっぽく、顧客ごとにカスタムしたソフトを開発する類とは区別すべきものかなと。

それで収益化したら利益率高そうだなって思いながらセグメントを見ると以下。

スポーツAIはまだだけど、ほかはしっかり収益化してるようには。まあ上場したてですけど。

(銘柄スカウターから)

 

業績のびてる。すでに高収益で高利益率。実績の増収20%クラスで高利益率の高ROE維持で成長が継続なら上場ゴールっぽいPER26は十分妙味だと思うところ。

ですが計画は成長鈍化感でてROE利益率もさがるものだね。12月決算でまだ1Qもでてません。

 

決算資料。成長鈍化感ありで。うーん厳しいのではないか。現市場環境は成長ないとPER20以上の高PBRは警戒したくはなりますねってことで皆さん考えること同じで上場ゴールを形成する株価推移ってことでしょうか。どこまでいくか。

財務は上場もあり現金入ってるしすでに成功したソフト会社感はありCFもFCF余裕って感じではありますね。財務CF問題ない。

となると、やっぱりここ。成長とバリュエーション。現状は成長期待gは乗ってるバリュエーションというほかない。それが目先ではどうなのですか・・?感のある中で株安が進んでる。そんな懸念などない成長するさって根拠があるならいいのではないか。高利益率だし。自分はまったくわからなない。1Qくらいはみたいですね。自分は成長鈍化してくるんじゃないか?って疑いよりでみたくはなりますね。いや、全くわかんないんだけど。

あ、SaaSは好調そうなのでマーケティングも長期は伸びてなくもなさそうなんでスポーツ切れば景色変わるかも。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないよ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。

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