大河の一滴

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(3918)PCIホールディングス/東証PR/情報通信(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:1012円(人々は、旅立ちにしくじり再チャレンジしてもくじけるので引きこもりつつある。)

基本データ
コード 企業名 市場 業種 時価総額(億)
3918 PCIホールディングス 東証PR 情報通信 104.5
決算期 予想売上(億) 予想営業利益(億) 予想営業利益率 予想純利益(億)
2023/09予 300.0 18.0 6.00% 10.7
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 長期平均営業利益率(平均/年) 長期平均ROE(平均/年)
16%/10年 10.8%/10年 28.8%/9年 5%/10年 20.8%/10年
PER PBR 予想ROE 実績ROA 配当利回り
9.52 1.3 13.76% 3.75% 3.26%
総資産(億) 自己資本比率 長期営業CF(億) 長期投資CF(億) 長期FCF(億)
169.15 45.9% 59/9年 -63.1/9年 -4.1/9年

 今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニングで10年増収回数8回以上かつROIC10%以上のもの(対象305銘柄)を市場統計推移記録表に突っ込みきになったものをチョイスして分析します。収益性を維持しながら安定成長をしてるものを拾う意図。今週も引き続きオクトラ2をやる時間を確保したいのでたくさん調べなくていい分析。PCIホールディングス。システム開発。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年03月07日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあ」

いろいろやってそうだけどざっくり顧客の要望聞いてシステム開発するで間違いないのではないかと。ざっくりシステム受注開発。

聞いてみた。

 

セグメント。

ITソリューションが伸びてるし比率も高い。原価率などからもみるにこれはシステム受注開発で間違いないかと。

伸びてます。現状2014から増収続きで2020以外は増益でもありますね。

2020「新型コロナウイルス感染症による経済環境の悪化により、エンベデッドソリューション事業及び半導体トータルソリューション事業の自動車関連が影響を受け、開発案件の停滞・延期等が発生」の影響ではないかと。

となるとかなり順調な推移とも見れます。


利益率は高くもないですがROEは二桁行くかいかないかの推移。上場後の2016とかからBPS成長取ると16.21%/6年でめっぽう好成績には。

 

 

従業員あたりもみましても堅調な部類ではないか。

総合、順調なシステム開発会社という感想。

目先1Qで増収増益。計画も増収増益ですね。計画自体は上振れも下振れも。

そんな漢字ですが会社は強気感ありますね。

 

財務

買収してるね。

PCIホールディングス<3918>、組み込みパソコン・周辺機器開発のソードを子会社化 | M&A Online - M&Aをもっと身近に。

ちなみにソードは以下みたいな製品出してる。

SORD製品

https://www.sord.co.jp/embedded/product/index.html

これらを動かすソフトを開発して一緒に提供する感じですかね。

 

で、この買収もあり2021に資産が跳ねてます。

前期末で総資産169億で有形固定は9億でほぼ生産設備とかなさそうです。上のソードもファブレスとなりそうですね。流動112億は伸びてます。中身は手形類60億ほどに現金26億に棚卸し資産16億で棚卸し資産はほぼソードのものっぽいですね。

あとはのれん22億に有価証券11億あたり。

負債は85億で有利子19億に未払い手形類で40億でほかその他くらいでしょうか。

自己資本比率あたりはそんなに高くないですが、現金>有利子負債ではあるし内容はそんなに悪くなさそうです。のれんもいうほど大きくなく。

 

CF

 

営業CF安定。ソード買収して水準上がった感も。

2021に大型投資。これが買収ですね。それを除けば設備投資は少なさそうというか、固定資産もないのできっとそう。

となると2019までは投資しなくても弱かったFCFがかなりでるようにはなってるようにも。このへんどうみるかですね。

増配傾向。配当性向が高いようには。わりと配れるだけ配ってる感じで、FCFはぜんぶ財務にあてて現金を積まない感じには来てます。借り入れも返してるので順調が続けば返したあとは還元にまわるかも。前期有利子負債8億減らして残り19億とかなのでそんなにかからないかも。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でさげかさげてもみあい
週足であげてさげ
日足でもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場2015年で乱高下もしながらおおよそコロナまで下落な感じにきて。コロナ安値706。

以後は1777までつけるもまたおちて2019年以降の平均的なす順の1000円前後でもみ合ってる感は。調整をおえて旅立つとみるなら2022年以降安値886とかコロナ安値706とかを見ながら1286とか1777を越えていけるかを測る感じでみるのがよいのかなと。

一応886からだと反転上昇感もでてなくもないですし。

 


ファンダ的には、順調なシステム開発会社。周辺機器メーカーも買収もありいろいろ手にかけている感じはあるけど、大枠はやはりシステム開発っぽい感じは。利益率高いとかROEが突出してるとかはないけど目先までとかく順調な感じは。

近年上記の周辺機器メーカーを買収。資産規模増ですが、有利子負債も増えた感じですがCFも改善した感はあり債務も目先は返してきてます。

増配傾向ですが、配当自体はかなり目いっぱいというかこれ以上すると現金減りそうな感じです。増益に期待しましょう感はあります。

総じて、抜けた優秀さは感じないけどいろいろ順調で調子良さそうな印象を受けるシステム開発会社。

評価。

PER9.5のPBR1.3ほど。このての会社は多く好調なものも多いので、抜けた指数的優秀さも読み取りにくいこの会社が埋没するのも理解できるところはありますが、それにしてもPER一桁ですかってのが率直な感想。このPERは上場来で最底辺・・コロナ最安値水準も含めて・・みたいですね。PBRでもわりと低い水準のようですね。株価が正しいと見れば成長鈍化に類するものが飛んでくるのを織り込んでるですが。目先まで好調そうですがさて。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3918

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3918

IRBANK:https://irbank.net/3918

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転。わりと連休入ってどうしようかなと思案中。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

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