大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9424)日本通信/東証PR/情報通信(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

日本通信とその他

株価

223円(人々は、調子乗って痛い目をみた傷も癒えてきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9424 3774 3843 7359
企業名 日本通信 インターネットイニシアティブ フリービット 東京通信
市場/業種 東証PR/情報通信 東証PR/情報通信 東証PR/情報通信 東証GR/サービス
時価総額(億) 367.97 4399.88 253.81 68.81
株価 223 2352 1084 1393
決算期 2022/03 2023/03予 I 2023/04予 2022/12予
予想売上(億) 46.34 2500 460 50
予想営業利益(億)/利益率 2.79/6.02% 272/10.88% 29/6.3% -0.75/-1.5%
売上成長率(年複利/期間) 1%/15年 9.7%/16年 15.8%/16年 41.8%/4年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 7.6%/16年 7.1%/16年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) -14.9%/14年 11.5%/15年 9.5%/15年 44.2%/3年
予想ROE 30.1% 15.9% 11.1% -22.4%
平均ROE/年 -72.2%/15年 10.79%/16年 10.67%/16年 19.63%/4年
実績ROA 15.1% 7.5% 2.0% -5.7%
予想PER 123.8888889 24.28 29.12 -29.91546235
PBR 37.35 3.85 3.24 6.71
配当利回り(%) 0 1.24 - 0
配当性向 #VALUE! 30.2% #VALUE! 0.0%
総資産(億) 19.44 2318.05 350.5 40.04
自己資本比率(%) 33.6 44.7 19.6 28.3
長期営業CF(億)/年 -37.1/16年 2625/16年 341.29/16年 7.74/4年
長期投資CF(億)/年 -44.61/16年 -1303/16年 -214.69/16年 -23.41/4年
長期FCF(億)/年 -81.71/16年 1322/16年 126.6/16年 -15.67/4年
一言感想 復活? 蓄財からあげ? あげっぽいけど・・ あげも赤字

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年増収率10%かつROIC15%のもの(該当149銘柄)をみてきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年01月27日取得。日本通信。ポンツー。比較にモバイルっぽい。ゲストに通信仲間で東京。

日本通信(9424)

業績

MVNO。日本初みたい。安かろう悪かろう的なプラン出して赤字だしてIRで強気芸してる印象だったんだけど今回スクリーニングに引っかかりみると黒字化してた。

黒字は7年ぶり。でも2000年からみて黒字より赤字の回数のほうが多いぐらいですがこれをどう考えるか。

 

 

2022「2020年6月の総務大臣裁定によりNTTドコモから原価ベース
で音声通話サービスを調達することができるようになったことは、当社の収益に大きく貢献」

実際売上原価下がってますね。販管費も。

とうとう時代がきたのでしょうか。

2Qで普通に黒字。ひとまず軌道に乗ってきてる感はあります。

あとは開示で新株予約権とかちょくちょくあってこれは量はそうでもないっぽいけど、後述の財務面での不安はありそうですね。

 

 

財務

前期末総資産19億。有形固定1.2億で流動14億に現金9億売掛3.8億にほかはソフトウェア2億くらいに敷金等1.4億とかでここはいいとして、負債11.6億は思ったより少ないし、有利子負債もほぼなさそうで思った以上に財務がきれい。

目先2Qもかなりの資産増と自己資本比率改善でわりともう問題がないというかむしろ状態いい寄りになってるようには。

ただ利益剰余金は前期末で-70億ほどが今期2Qで解消・・?

「2022年8月10日に資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分を行い、資本金及び資本準備金をそれぞれ4,028百万円、2,789百万円減少させ、その減少額全額をその他資本剰余金に振替え、増加したその他資本剰余金を繰越利益剰余金に振替えることにより、欠損の填補に充当」で財務処理しての解消ですね。

かもめとしては納得できませんけど、これでわりと財務きれいになり利益剰余金もプラスで状態としては順調な成長企業のような感じになってます。

 

 

CF

営業CFは2021で黒字化、投資も必要でまだ予断は許さないけど2016-2020で営業CFから赤字垂れ流してたのとはもう違うとは言えそうです。目先2Qも普通にFCF出てそうなんですよね。まあ2Qですが。

利益剰余金もプラスになったのの配当も可能性ありますね。

 

インターネットイニシアティブ(3774)

業績

プロバイダから発展でネットワークに関するサービスいろいろとSIもやってる感じでしょうか。

業績は長期に伸びている。ほぼ増収できてますね。利益はそうでもないところもありましたが目先は大きく伸びてきてますね。コロナ恩恵か原価率低下がみられます。

と近年調子よく、利益率やROEが向上してますが、過去の実績は平均ROEで10.79%/16年と低くはなく、2015-2019は5%前後に利益率も低くここらは高収益でもなかったことは留意。

増収してるけど高収益ではなかったのがコロナなども後押しもあったのか、高収益ともみれる水準に突っ込むほど目先調子がいいですね。

この水準が維持できるかできないかが一つのポイントかと。

目先2Qを増収増益で通過、維持できてるになりますね。モバイル除くネットワークサービス及びSIが調子良さそうです。普通に順調ですね。

 

財務

IFRSきらい。も。あるし大手で順調な感じなので細かくは。

順調な資産増。非流動比率は低くないもの順調に伸びてるのは流動ですね。

自己資本比率は一定のレンジを保ち資産増という感じ。BPS成長    11.5%/15年は別に低くないし、EPS売上もおおよそついてきてますね。問題ないかと。

 

 

CF

そりゃ営業CFでてFCFも出ますね。

配当も減配なしなのかな。

 

フリービット(3843)

業績

5G対応ITサービスグループ。

ほぼ5Gをうたってますね。

 

ですがサービス自体は5Gに限らずいろいろやってそうです。

法人向けサービス | サービス | フリービット株式会社

個人向けサービス | サービス | フリービット株式会社

グループ企業も多めですね。ギガプライズDTIなど上場企業も。

グループ企業 | 企業情報 | フリービット株式会社

 

業績は長期に伸びてきてますね。2020ピークで落ちてきてるのをどうみるか。

また利益率はそんな高くなく減益は多めですが長期には伸びてますね。

純赤字が多かったりしますが、なんだかんだ言いながら実績としては売上EPSBPS全てで長期になかなかの成長を見せてはいる・・・わけですが、EPSも2015年あたりの水準を越えてないし、BPSも2016というか2010年あたりからも後退とこれを成長としていいのか・・・みたいなところがあり色んな意味で継続的な価値向上を期待し難いような感じで扱いにくさを感じますね。

2Qで一応上昇。まあでも決算説明などみても革命とかみたいな言葉を使ったり5G以外もしてるのにセグメントに全部5Gつけたり、背伸び・・は言い方がよく脚色が過ぎるような印象は受けます。

計画も強気・・ってときもありますが上ブレもありますね。通信とかはわりと正確になりそうなものですがと、いろいろ近づきたくない要素がちらちら。

財務

前期末総資産350億で流動298億で流動より。現金177億でわりとキャッシュリッチですね。あとは売掛78億とか。その他有形固定25億に有価証券11億貸付金15億とかわりと資産は水物よりですね。

負債はまとめて240億。うち有利子負債が120億に未払い58億とかで自己資本比率は低めだし有利子負債は大きめですが資産構成がいいのでいうほど財務悪くないかもってところはあります。

あとのれんがありますが、子会社多くて2020にのれん15億が2021で1億で特別損失とかみると減損とかわりと常習犯でこのへんどう見るか。まあ目先のれんがほぼなくなって有形固定とかも少なめなので大型減損とかは飛んでこなさそうではありますが。

で、そういう結果で2015年以降純資産、BPSは伸びてないぞってところはありそうですね。

 

CF

営業CFは安定的で、設備投資自体は少なめ。投資はわりとあるのかな。2018-2020はFCFマイナス。

結果としてFCF    126.6/16年とかでプラスなんで悪いことないというか現金積んでるのでまあいうほど悪くないですが、有利子負債も積んでる感あるのですすん出る感はないですね。還元はやる気なさそう。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足で噴火して鎮火
週足でもみ合いですかね
日足でもみあいじゃないか。
確認。

評価・売買判断

日本通信(9424)

テクニカル的には、2014年に大きく上昇し1268まで。そこからずっと落ちて2018年123月(血のクリスマスだね)96まで下げるも以降は130-300くらいのレンジでずっともみ合ってる感じ。1268まで上昇の調整をしてるともみれるし、2019年以降は安値切り上げ感もあるので上昇に向かってるともとれなくもなく特に2022以降は安値切り上げ感があり。203あたりをみながら259超えとか156をみて安値切り上げ294超えとかはやりたいならやってもいいかも知れないね。


ファンダ的には、MVNO。赤字常連でIR芸とかでネタ枠の企業という認識でしたが、たぶん原価ベースで回線調達できるようになったのが決めてだと思うけど、利益を出せるようになり、財務もいつの間に良くなって財務処理とはいえ利益剰余金マイナスも解消で目先も好調でCFも出始めてる感で普通に順調なグロースとして見れなくもないところまで状態が回復してる。ポンツーらしさが剥奪されてきている。

評価。

計画出てないのでPBR36。実績PERでみるとPER120前後か。

まあおかしいくらいに高い評価。これはボロ株としての評価ですね。これで財務が劣悪だったりすると凄まじい財務レバレッジがかかり高ROEが続いて辻褄が合ってしまうことも考えられるけど、ここはもう財務ももう常識レベルの自己資本比率まであがってきて高い財務レバレッジも期待薄というか様々な状態改善で、企業状態は正常化してるとみれるところで、評価も正常化が進むと見るととてもとてもという水準には見える。

似たようなケースとしてメガネスーパー、ビジョナリーが業績低迷から回復しその場では株高に向かうも正常化に従い正常な評価にむかって返って株安みたいにもみなせるケースもありそれに近い状態ではないか?とかは思ったりします。

状態良化続いてバリュエーションも正常化するなんてときが来たらいいですねって感じ。

 

 

インターネットイニシアティブ(3774)

大手プロバイダにとどまらずネットワークサービス全般とSI色も。

ずっと成長が続いてます。さして高収益でもないところはありましたが目先はコロナ後押しもあったのか高収益に片足かかってるくらいまで。目先も順調。

目先ブーストもあるも実績としては売上EPSBPSの伸びも普通に優秀というか市場平均は上回ってそうで大手でストックよりの安心感もありわりと黙って握るのに向いてるかも。極めて優秀とかは言えないけど特に近年は普通に優秀。

評価。

PER24のPBR3.8。現市場ではもっと収益性や成長性優れるものがより低PERでみたいなケースもありそうで安くは見えないところではあるけど、結構優秀な企業がPER25ほどは安くはなくとも許容範囲かもしれません。実際にIIJとしてはよくあるPERくらいで、これくらいを維持しながらか2020以降は普通に株高で評価を維持しながら株高にきてるのは一つの事実。目先まで好調なのも一つの事実。好調が維持されるかは不明ですが選ぶ理由としてそんなに不足はない気はします。

 

フリービット(3843)

通信いろいろ。いちおう長期に伸びてる感はあり売上EPSBPSは一応伸びてます。も、EPSBPSは長く足踏み感あり継続的な成長感はないというか・・投資が多いですね。いろいろ買ってはうまく行ったりいかなかったりで特損も散発で結果いろいろ投資して資産的にあまり進めてない感じはあります。まあでも16年くらいでは一応伸びてるのであたりを引けばまた大きく伸びるかもね。

還元渋いとか現金積んでるとかでまた投資ガチャ引きたいのではないか・・というか本業で稼ぐもあまりうまくない投資で利益や資産的には進めてない感じですね。

そんな雰囲気。目先はそこそこ好調。

評価。

PER30のPBR3.3。あたり引いて弾けるかもしれないガチャみたいなところは感じる。まあガチャのオッズ良くないんじゃない?しらんけど。

まあ普通に考えるとなにか余計なことしそうで評価高めで扱いづらいです。でもこういの好きな人もいると思うというかいるのでこの評価だと思うので好きなら好きにしてくだせえって感じ。ちなみに株価的には2015年位からあんまり水準が変わってないね。ガチャ待ちでずっといいの狙いして引けてないままずっと引き続けてる感ある。

 

 

東京通信(7359)

名前が老舗の通信機械感でてるけどネット広告で最近上場でどちらかといえば新参。

・・ネット広告とはなってるけど、これ主力のインターネットメディアはゲーム広告ですね。

(銘柄スカウターから)

こういうの。

他のサービスみても、かつてのガラケーコンテンツみたいな手軽なものをスマホ時代に適応させた感ありますね。コンテンツの志向としてリッチ方向じゃなくチープ方向。

メタバースとか言ってるけどメタのやつではなさそう。

チープなコンテンツ群。

 

 

それで業績は増収も利益率がおちて計画で赤字まで。

販管費がかかってるようです。原価率10%で販管費80%のスタイル。

2020だと原価率4.1%。原価率4%で作れるチープなコンテンツを広告漬けにしてユーザーをつけ広告を見せるビジネスモデルという印象。

まあどうなんでしょう。目先赤字をどう考えるか。あまり赤字にして顧客を増やしても定着するタイプには思えないところでの赤字はわりとデンジャーな気もします。

それでPBR6.7の高PBRですね。うーんもっといい選択あるんじゃないかなあとは思います。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算期ですがとくになにかあるわけでもない。というかだいたいいつも通常運転。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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