大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2150)ケアネット/東証GR/サービス(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ケアネットとその他

株価

1063円(人々は、二度目の拡大再生産にチャレンジしてきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2150 7133 9214 3417
企業名 ケアネット HYUGA_PRIMARY_CARE Recovery_International 大木ヘルスケアホールディングス
市場/業種 東証GR/サービス 東証GR/小売 東証GR/サービス 東証ST/卸売
時価総額(億) 498.25 197.16 28.03 109.62
株価 1063 5520 1982 779
決算期 2022/12予 2023/03予 2022/12予 2022/03
予想売上(億) 90 63.16 15.14 2781.62
予想営業利益(億)/利益率 25.89/28.77% 5.91/9.36% 1.9/12.55% 6.31/0.23%
売上成長率(年複利/期間) 8.4%/16年 13.4%/3年 29.4%/3年 5%/6年
EPS成長率(年複利/期間) 10%/16年 140.3%/3年 117.4%/3年 4.6%/6年
BPS成長率(年複利/期間) 11.7%/15年 46%/2年 68.6%/2年 12.4%/5年
予想ROE 19.5% 35.3% 28.3% 4.3%
平均ROE/年 12.2%/16年 38.66%/3年 61.65%/3年 11.28%/6年
実績ROA 16.9% 17.6% 28.1% 0.9%
予想PER 25.89 43.7 20.53 11.04964539
PBR 5.05 15.43 5.8 0.47
配当利回り(%) 0.56 0 0 -
配当性向 14.6% 0.0% 0.0% #VALUE!
総資産(億) 107.42 25.31 4.74 1139.54
自己資本比率(%) 75.6 42.4 48.3 19.3
長期営業CF(億)/年 54.31/16年 8.69/3年 1.34/3年 50.86/7年
長期投資CF(億)/年 -20.53/16年 -5.62/3年 -0.28/3年 -19.26/7年
長期FCF(億)/年 33.78/16年 3.07/3年 1.06/3年 31.6/7年
一言感想 上げ加速 あげあ あげあげあ あげが減益

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年増収率10%かつROIC15%のもの(該当149銘柄)をみてきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2023年01月27日取得。ケアネット。医療系情報サイトかな。比較に医療関連高PBR銘柄。ゲストにケア仲間の大木ヘルスケア。

ケアネット(2150)

業績

よくわからないのでセグメント。

(銘柄スカウターから)

医薬DXが引っ張るし、利益率が高いですね。

医薬DX事業 | 株式会社ケアネット

CareNet.comが主力でこれが医療情報サイトですね。それに付帯して動画サイトとか。大枠でHP運営と考えてよさそうには。

 

全体業績は以下。2020年からの躍進と2017年たりで伸び始め感あります。2020年はコロナで「新型コロナ感染症の影響により、インターネットを活用したサービスの重要性が高まったことにより受注が増加し、売上、利益共に前年同期より大幅に増加」とかは言ってます。

増収+30%の2017辺り見ると「Web講演会、MRPlusなど製薬企業向けeプロモーションサービスの受注が大幅」とかありますが、普通に伸びてきてる感じはあります。

減収とか減益自体は2015年以降なく基本的に成長してますね。その中でコロナは特に追い風だったと。

それで、売上が伸びた結果特に販管費が下がる形で相当な高収益帯につっこんできてる感じですね。

現状会員数とかも順調な推移なようには。
3Qで増収増益。ただ会計基準変わったとして前年比率は出してないけど計算すると増収+14%ほど。順調ではあるけど、コロナ時の+50%以上とかのペースではなく落ち着いてきておりこの辺をどこまで減速を見込むかで見方は大きく変わりそう。

 

財務

特に2020以降の加速が大きいが前期末で総資産107億。

で、流動96億で現金73億の売掛19億。負債まとめて26億。負債も主な負債は未払い5億、法人税6億、ポイント6億とかで固定負債1億切っており財務は極めて良い部類で、成功したHPだなという感想。

 

CF

ということで営業CF出て投資も少なくFCFもでるわけですが、目先の現金73億のうち2021の株式発行で35億とかなので、現金は増資でブーストかかってます。

これかな。

https://www.carenet.co.jp/wswp/wp-content/uploads/2021/08/ir_20210812_4.pdf

三者割当増資といってるけど資金調達目標63億でまだ目標金額に到達してなく、かつ行使期限もまだ終わってないのもあるし、これ投資家さんに忌み嫌われてるMSワラントですね。いちおい希薄化とか株価配慮といってますが、これが行使されて希薄化を伴いそのまま売りが飛んでくる可能性があるとはなりこのへんどう見るか。

資金の目的は医薬DXの開発投資としてますが、わりと事業のFCFでできるのでは?感もあります。

配当はしてるけど気持ち程度か。

 

HYUGA_PRIMARY_CARE(7133)

業績

主力は在宅訪問薬局。

それでそれがきらり薬局だけどきらりプライムは事実上のFCかな。ということでだいたい訪問薬局とオンライン薬局ですかね。

(銘柄スカウターから)

 

ラインとかで薬の説明とか受けて薬は配送などと目の付け所ですが基本的に薬局で、伸びてますが利益率などはケアネットなどよりはずいぶん低い水準。

 

ですが、ROEROAなど非常に高いですね。一方で原価率は78%ほどでこれがどこまで下げられるか。

現状はすこぶる薬局というあまり高ROEROAになりにくい事業で高ROEROAになりやすいとはいえそれにしても優秀なHP運営と同等につけるくらい優秀となりそうですが、この優秀さを維持できるか?とその評価が焦点でしょうか。

きらりプライムをどこまで伸びるとするかで変わりそうですね。

2Qで増収+13%オズ益+12%ほど。好調ですが高成長ってほどではないのは留意点でしょうか。

 

 

財務

前期末総資産25億で流動19億に有形固定資産2億で流動よりです。

現金7億、売掛10億ってところですね。

負債14億で有利子負債は3億で自己資本比率は低めも財務の質自体は悪くないですね。現状問題があるとも。

 

CF

営業CFでて投資してFCFでてます。事業的に投資がかさむタイプでもなさそうで、HPなどほどではないけどCFの筋は良さそうな雰囲気。まだ無配。

 

 

Recovery_International(9214)

業績

上場したてで訪問看護

伸びてる。

 

資料などをみるに看護人員とか訪問件数とか伸びてるも単価が伸びてる感じでではなく。

介護という視点でみるとROEとかROAは極めて高いになりますが・・

(IRBankから)

このレベルのROA叩いてる介護系は皆無に近いとなり、この会社が極めて優秀かなんかの間違いで一時的に数字が良いだと思うのですが、この上場したての会社はどうでしょうか。とりあえず決算説明とかみるにIT化とか効率的な訪問エリア設定とかはいってますがさてはて。

(銘柄スカウターから)

目先3Qで増収ですね。利益としては薄利感ある水準。まあ上場したてですが。

 

財務

前期末総資産4.7億。で流動4.5億で現金2億と売掛2.2億でだいたい現金売掛。

負債2.4億。未払費用が多いのかな。介護というか労働集約感は感じるBS。箱を作らなくていいのでそこは財務が悪くならない理由になるかも。

 

 

CF

FCFでてる。投資はたぶんあんまり要らない。無配。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足でよこよこからでもないけど突然噴火してきてる
週足であげてさがえてもみ合い感
日足であげて調整
確認。

評価・売買判断

ケアネット(2150)

テクニカル的には、2020年以降大噴火感あるも一応2014年に100円以下から259とかありそこ以降月足上昇っぽい推移のなかでコロナからさらに本格的に噴火みたいな推移。

コロナ以降は134から2515までつけ、以降は落ちてますが2022年659からはまた安値高値切り上げで来てるので調整を終えて再度上昇にむかったはそうで、これにもっと長期上昇が連なるとみるかが一点。

まあ659とか1008をみながら1510、2515を超えていけるか?と見る感じでしょうか。


ファンダ的には、端的には医療情報サイト。伸びてるし特にコロナで大きく伸びて極めて高い収益性を示す感じにはなっており、いかにも成功したHPサイト運営で目先も好調な部類。ですがコロナのボーナスステージは終わって伸びが落ちつてきてるところでこれがどこまで下がるか?をどうみるかでしょうか。

財務CFは極めて健全な部類ですが、前期にかなり増資で賄っておりこれが評判の低さに定評のあるMSワラントでこれがまだ残ってて飛んでくる可能性はありそうですし、この増資の必要性も含めて見方が変わる人も多そうな。

総じて好調で収益性が極めて高いですが、成長鈍化感と増資などを含めた会社の姿勢ですね。

評価。

PER26のPBR5。普通に高い評価。ですがコロナ以降はPER100近くまでいったの中で特にワラント以降はPERがさがって回復してない形。現市場環境では高い収益性をもって成長する企業もPER20近辺に結構あったりしますし、この評価低下を市場全体の傾向かケアネット個別の理由とするかで見方も変わりそう。難点も多いですが実際問題極めて優秀な企業はそうなので拾うのは手法次第ではありなんじゃないかとは。可能性自体は感じます。まあ悪い方向に転ぶとひどい目にあいそうですが。

 

 

HYUGA_PRIMARY_CARE(7133)

訪問調剤とかラインなどを使ったオンライン調剤。現状薬局として極めて高い収益性を見せていて優秀さが伺える。も、高成長はどうか。FCっぽいきらりプライムがかなり利益率高いのでここがどれだけ伸びるかですかね。あとは、主力のきらり薬局の原価率をどこまで下げられるか。

自己資本比率などは低いけど負債の質自体はよく財務は良好な部類。事業特性上(他の薬局ほど)投資は要らなさそうで基本的にCFの筋が良さそうな感じはでてます。

総合して優秀だとは感じます。

評価。

PER44のPBR15。ここですね。極めて高い評価。目の付け所とかそれで非常に高いROEを叩くなど優秀さは感じますが、やはり人を雇って調剤サービスを行う薬局というスタイルをここまで評価するか、もっといえばこのスタイルに極めて高い収益性を維持すると期待できるのか。まあ伸びてるし原価率も落としてるので良化の傾向ですが、現状のROEROA成長率でもっと低いPERとかもありそうな中でこれを積極的に選ぶのはわりと強い根拠が要るようには思います。あとはいちおう上場からはヒュウガとしては低い方のPERでそのへんの視点で選べるかも知れません。

あともちろん低ROE化入ると地獄になると思いますよ。

 

Recovery_International(9214)

上場したしたての訪問看護。現状数字はいいというか介護としては屈指のROEROA等を誇る。市場見渡しても同等はほぼないとなりそう。これを一時と見るかなにかの理由で維持できると見るか。

決算資料見る限りはその手の競争優位性に類するようなものは(自分には)自分には読み取れず。

箱物投資は必要ないというか質的には人を雇って労働集約で派遣等に類する性質をもちそうでわりと上手くいってる派遣会社みたいな財務諸表だなとは感じました。

評価。

PER21のPBR6とか。極めて高い評価だね。自分は触りたくないって思います。

だから現在非常に高いROEROAなどを維持できるとするなにかの根拠が見えてるなら、この会社は介護とかにしては屈指の優秀さを誇るとなるんで選んでもいいかも知れないね。

 

大木ヘルスケアホールディングス(3417)

メーカー機能もあるようですが長期業績見ると卸っぽい利益率。原価率とかみるに90%程度以上でここからも卸ですね。

銘柄スカウターではあまり長期業績見れないですが、株探の長期業績見るとぞうしゅうしな柄薄利停滞を続けていてこのへんも卸でだから卸。

増益感はないけどROEは低くもなくBPS成長も    12.4%/5年と悪くない感じできてるので停滞蓄財で蓄財ペースもそんなに悪くないようには。長期のFCFもプラスだしいろいろ堅調よりな卸。

前期は減益も入って渋いですが今期はわりと好調なようです。

総じて薄利もしぶとい卸って感じ。だから意外に蓄財ペースは悪くない。

目先はわりと低PBRになってる感もあるので、好みの人はいるかもね。評価が進むカタリストとかあるイメージはわきません。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないっす。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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