大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(3496)アズーム/東証GR/不動産(分)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20221211233513j:plain

基本データと取り上げた理由

株価:5080円(人々は最初はしくじるもコツを掴んでずっと調子がいい。)

基本データ
コード 企業名 市場 業種 時価総額(億)
3496 アズーム 東証GR 不動産 304.9
決算期 予想売上(億) 予想営業利益(億) 予想営業利益率 予想純利益(億)
2023/09予 80.0 12.5 15.63% 8.1
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 長期平均営業利益率(平均/年) 長期平均ROE(平均/年)
38.9%/7年 #NUM! #VALUE! 7.1%/7年 78%/7年
PER PBR 予想ROE 実績ROA 配当利回り
37.12 17.1 46.01% 21.67% 0.39%
総資産(億) 自己資本比率 長期営業CF(億) 長期投資CF(億) 長期FCF(億)
30.36 57.7% 18/6年 -7.1/6年 11/6年

 今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益10%成長以上のものでROICソートして上位のものから気になったものをチョイスして分析します。アズーム。駐車場サービス会社。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年01月23日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげあげ」

遊休不動産活用事業で、駐車場とかレンタルスペースとかしてますが月極駐車場が主力のようですね。

運営サービス紹介 | 不動産テックの株式会社アズーム

サービス内容見てるとうまくWEBサービスを組み合わせてる印象です。

駐車場関連でみるとちょっと成長率とかROICとか抜けてますね。

(銘柄スカウターから)

 

詳しい理由はちょっとわかりませんが競争優位性があるのは間違いなさそうで、数字的には突き抜けて業績自体は右肩です。

ROEが高すぎてグラフが訳解んなくなってますね。

なぜかはよくわかんないけど各数値改善して目先はちょっとおかしな水準。まあWEB系というかテック系みたいな推移してますね。テック系と見れば納得ですが。落ちる販管費

あと、決算説明書気合はいってる。数字的には間違いなく優秀だけど、この決算説明資料も優秀な会社って印象。

2002年9月期 決算説明資料

https://pdf.kabutan.jp/tdnet/data/20221110/140120221110562554.pdf?_gl=1*10j12la*_ga*MjAwOTk1Nzc0Mi4xNTQ5MjU1Mjc3*_ga_T4WG70S1DQ*MTY3NDQ2ODM1MS4zNjAuMS4xNjc0NDY5OTk0LjU3LjAuMA..*_fplc*QUlTZkRSOU9iMXZPUkxRdVJUJTJGMU9SUyUyRiUyRkhpJTJGc0ZGYWlUTUhQaktYTURhU29SWmpjJTJCUjVURXJnQWZ2Y0JBdWN2aE5MOXI3WEsybHcwRVNRbHdnUEJQcVJJNHZjRk9FJTJCMEFSb043ajVyMllGT3FnJTNE*_ga_H7DJK5BYFD*MTY3NDQ2ODM1MS4zMDguMS4xNjc0NDY5OTk0LjAuMC4w

財務

総資産30億。有形固定増えてるけど1.2億でほぼ有形固定資産持ってないやつですね。差し入れ保証金とかはあって伸びてるので借りてはいそうです。

流動22億で現金17億。あとは前払い費用とか。負債12億で<現金ですね。負債少なめで自己資本比率も低め。

ということでBS的には借りてはいそうだけど資産としては有形固定資産は殆ど持ってなく、業種不動産に突っ込まれてるけど、ソフト会社みたいなBSで実際不動産関連ソフトサービス会社と見てたほうが近そうです。

 

CF

 

2019はありますがそれ以外は営業CF右肩でFCFも2019以外ではFCFもでてますね。で、現状現金積んでますね。配当は初めて増配傾向。

 

月足週足日足の値動き判断

月足で上場ゴールしてあげ
週足であげ
日足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018上場で22750までつけるも落ちてコロナ安値377までいくも、以後は結構一方的な上昇。上場で加熱が剥がれたタイミングではいってうまくいってるそこそ子見るパターンですね。

週足では一方的ですので4405あたりみて上昇継続継続期待ですかね。

あとは4090から2222のドローダウンとかあるので順調そうでもドローダウンは大きくなることはあり得るので注意点。

 


ファンダ的には、不動産関連テック。駐車場中心ですが、不動産というよりは不動産関連サービスを手掛けるソフト企業と見てる方が近そうです。その意味で実際不動産取得してそうなパラカあたりと定量比較するのは酷かなだし、アズームが数値的に突き抜けるのはソフト事業のため。まあソフト企業としても極めて優秀で良化が進んでますが。増収が続く限り良化は進みそうな雰囲気。販管費下がりそうだし。

CF、財務も成功したソフト企業のもの。

評価。

PER37のPBR17。極めて状態の企業が極めて高い評価を受けているという案件。PER40程度がアズームでよくある評価水準でこの評価水準を維持しながらEPS増分で株高を進めてきたところはあり、優秀さ、成長性が続くとするなら十分選ぶ理由になるとは。ただ現在の評価は現在の優秀さを前提としてるので、優秀でいられなくなるいつかにはひどい目にあうし、その懸念でドローダウンも大きくなるやつというか、そういうのが優秀なやつが高評価受けている案件ということです。

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=3496

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3496

IRBANK:https://irbank.net/3496

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

この記事の表とデータとグラフは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表