大河の一滴

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(6036)KeePer技研/東証PR/サービス(分)

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基本データと取り上げた理由

株価:3480円(人々は、険しく高い山で崖から滑り落ちてもなお登り続けている。)

基本データ
コード 企業名 市場 業種 時価総額(億)
6036 KeePer技研 東証PR サービス 979.9
決算期 予想売上(億) 予想営業利益(億) 予想営業利益率 予想純利益(億)
2023/06予 172.4 54.6 31.69% 38.1
売上成長率(年複利/期間) EPS成長率(年複利/期間) BPS成長率(年複利/期間) 長期平均営業利益率(平均/年) 長期平均ROE(平均/年)
14.5%/10年 36.1%/10年 34.5%/9年 16.8%/10年 31.8%/10年
PER PBR 予想ROE 実績ROA 配当利回り
24.84 11.8 47.54% 29.4% 1.15%
総資産(億) 自己資本比率 長期営業CF(億) 長期投資CF(億) 長期FCF(億)
118.58 67.8% 121/9年 -71/9年 50.1/9年

 今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益10%成長以上のものでROICソートして上位のものから気になったものをチョイスして分析します。KeePer技研。車のコーティング。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年01月20日取得。

業績財務CF推移とそれに対する分析

業績

ざっくり業績推移をみてひと言「あげあげあ」

カーコーティング。

車をピカピカにする洗車剤とかの製造販売とそれを提供するサービス店の運営でプロショップとラボがあります。

プロショップはガソリンスタンド併設とかで全国6400とかありフランチャイズ色も強そうな一方、ラボは専用の独立店でFCもあるけど直営店が多いようですね。

 

ぶっちゃけただコーティングするだけではあるけど、サービスに手を抜かずひたすらサービスを磨いてる印象があります。

https://keepergiken.co.jp/about/proshop

 

それでサービスが高品質でもともと地味に長期に伸びている感じでしたが

コロナが追い風だったんですかね。密を避ける意味で自動車に向かいその自動車をピカピカにするサービスってことで。

業績。2021で大きく増収でかつ利益率も跳ね目先は30%越えと。

ROEももともと高めの水準が目先40%越えてきてます。


原価率がぐりぐり下がってきてますね。それで利益率30%越えとかROE40%とかROA30%とかは原価率20%切りとかは、ネット主体ではなくFCはあるとはいえ実店舗を開き人を雇ってサービスを行う、洗車剤を製造販売するにしても驚異の収益性でちょっとありえない水準で(粉飾とかなければ)、時流に乗ったとも思いますが極めて優秀な収益水準でまあ実際にサービスを行う企業としては滅多にあるいは二度と見れない水準かもしれないとは思ったりします。

 

あとはこれをなんらかの一次要因も絡んだ異常値とみるか、キーパーの優秀性が異常でその異常なまでの優秀性が持続するものか?というのが一つの視点でしょうか。

それで出てる1Qは増収が落ち着くも増益は異常ですけど1Qですが月次をみていると、+20%台くらいの水準が2022年12月で+17%と20%割ったしで、ボーナスステージは終わる方向にあるようには見えますが、でもまだ普通に増収で平均単価自体もあげててまだまだ極めて優秀だって印象ですね。

 

財務

当然資産増。

前期末総資産118億で有形固定56億で建物増えてるので投資は必要ですね。

負債は3億で増えてるけど有利子負債<現金だし、自己資本比率70%近くでこれは店舗増やして拡大が続く企業としてはかなり財務がきれいなようには思えます。

財務においても優秀ってことですね。

CF

営業CF安定だし2021で跳ねてますね。普通にFCFも跳ねてますね。

それで2021は財務にかなり突っ込んでるね。27億でうち21億が自社株買い。余裕あると還元突っ込んでくるもそういうことになります。ただ極めて評価高いので還元効率は低めで21億はCFでは大盤振る舞いも現在の時価総額からすると配当利回り2%程度です。

 

 

月足週足日足の値動き判断

月足でおちてもあげてきてる
週足であげておちれ更にあげ
日足でもみあいからさげっぽい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場からあげてきてるけど、特に2020年以降に躍進。コロナ安値480から2022高値で4585であわや10バガーまでと大きく上昇。

2021の高値4170を破ってるし長期上昇は継続。ただドローダウンもあり

504から337(-33%)

802から443(-44%)

864から480(-44%)

4170から1716(-58%)

と大きいので、順調でも大きいし、ドローダウンが崩れてる間に上昇が崩れると底なしにもなりかねないのでこのへんをどう扱うか。

その中で日足レベルでは3245からの反転感もでてるのでひとまず基準は目先3245でしょうか。1716に定め近づくなら買っていくとかでもいいかもですが。


ファンダ的には、車をきれいにコーティングするサービスを提供。もともとサービスを磨くのに余念がなく高品質なサービスで優秀なところがあったけど、コロナもあると思うけどめちゃくちゃ伸びてきて、目先は収益性でちょっと考えにくいほどの高収益水準。これが一時か永続かは判断点ですが、目先月次からは増収率が落ち着いて来ててボーナスタイムは終わる方向になってるようには。ただ普通にまだ伸びてるし落ちても普通に優秀な水準。

財務CF問題なしここにおいても非常に優秀。

評価。

PER25。PBR11。非常に高い評価。PBR11は実地サービス企業としては早々見れる水準ではないと思う。(EDPが近いですね、ワークマンだとPBR4くらい)PERでは25でこれは増収率落ちてきてるとはいえ、まだまだ優秀でEPSがもうちょっと上がるのをみればそう高いとも見れるとかコロナ前PER20程度はあり、コロナ前程度のROEにおちてもフェアみたいな見方はできますが、目先成長がピーク越え下り坂ではないけど上り角度が落ちてきそうな雰囲気もあるなかどこまで許容するかは考えどころでは。まあそろそろ減益なく増収率が落ちる程度なら十分選べるかもしれないとは思ったりします。

 

 

リンク

KABU+:https://kabu.plus/

銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=6036

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6036

IRBANK:https://irbank.net/6036

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

個人的には節目がありました。が別に特になんか言うこともなく。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記:銘柄分析記事2022/12/19以後)

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