基本データと取り上げた理由
株価:2415円(人々は、高みに登るも転げ落ち、落ちぶれてしまっている。)
基本データ
コード | 企業名 | 市場 | 業種 | 時価総額(億) |
4925 | ハーバー研究所 | 東証ST | 化学 | 95.0 |
決算期 | 予想売上(億) | 予想営業利益(億) | 予想営業利益率 | 予想純利益(億) |
2023/03予 | 141.0 | 1.6 | 1.13% | 1.3 |
売上成長率(年複利/期間) | EPS成長率(年複利/期間) | BPS成長率(年複利/期間) | 長期平均営業利益率(平均/年) | 長期平均ROE(平均/年) |
1.5%/16年 | -9.2%/16年 | 7%/15年 | 7.2%/16年 | 8.6%/16年 |
PER | PBR | 予想ROE | 実績ROA | 配当利回り |
70.24 | 0.8 | 1.15% | -1.62% | 1.66% |
総資産(億) | 自己資本比率 | 長期営業CF(億) | 長期投資CF(億) | 長期FCF(億) |
156.85 | 74.2% | 178/15年 | -110.4/15年 | 67.6/15年 |
今日は分析。参加した某勉強会で聞いた銘柄で気になったもの・・を比較にしようと思ったけど体調悪くて4つ並べるのがしんどいと思ったので分析。ハーバー研究所。無添加化粧品。主にKABU+,銘柄スカウター,IRBank,株探からデータ取得今回データは2023年01月11日取得。
業績財務CF推移とそれに対する分析
業績
ざっくり業績推移をみてひと言「業績崩れ中」
こういうの。一万円程度くらいまでの化粧品ですかね。メンズもありますが女性向け感は感じます。
一般消費者向け通信販売(オンラインショップとカタログ販売、年間購入金額に応じたスタンダード会員からダイヤモンド会員の30万人への販売)と百貨店向け卸売販売が中心、店舗「Shop HABA」(百貨店店舗49、直営店舗20、2022年9月)での販売も展開。
まあよくある化粧品ですかね。
業績は2000年くらいからずっと伸びてきてコロナ前2019年が最高くらいで2020-2022で後退ですね。
コロナまでインバウンドも受けて伸びて伸びてきましたがコロナで減速で、2000年以降久しぶりの赤字も2022年に。
目先四半期でも赤字となっており、この後退を食い止め黒字復帰できるか?みたいな局面です。
この銘柄を聞いた意図としては、インバウンドもまた復活し始めてるし恩恵もあるのでは?というところですね。
現状は恩恵を受けるまではいってませんが、だから受ける未来があるかですね?
多くは利益でそしてROEは良いときは20%近くまで、平均を取ると 8.6%/16年でBPS成長も 7%/15年となかなか以上ですが、ポイントはコロナ以後の逆風でもBPSはほぼ減ってなく赤字と言っても財務まで傷がいってなさそうなところは一点。
総じて、ずっと成長できたけどコロナで後退で赤字も、財務には傷があまりつかない程度で目先も赤字が続いてるけど、その中でインバウンドもまた来る?みたいな雰囲気も出てくる中で実際に復調するか?また成長路線に戻せるか?でしょうか。
目先2Qでまだ売上前年割れに赤字ですね。「国内化粧品市場においては、行動規制の緩和等により穏やかな回復が見られたものの、食料品、日用品をはじめとした生活必需品等の値上げにより、これらへの消費が優先され、化粧品への消費が差し控えられ厳しい環境が続き〜当社グループにおいても〜直営店、国内その他卸売で前年同四半期比では回復が見られ〜通信販売においては、新規客獲得数及び既存顧客の購入頻度の減少〜海外市場においては、主要マーケットである中国のロックダウンが解除となりましたが〜ゼロコロナ政策の継続により〜当社グループにおいても現地での販売活動の回復に遅れが生じており厳しい環境」と一進一退感ありますね。
財務
前期末総資産156億は前期174億から後退。純資産はほぼ横ばいですね。
有形固定は46億でこれは長期にほぼ変わらない水準であまり増収に設備投資は要さないスタイルですね。このあたりは似たような商材を繰り返す使う消費財の質ですね。
流動は100億、前期の113億からの後退は商品の減少8億ほどが主な理由になりそうです。商品をリストラによる資産減が進んだですね。
負債は40億ほどで2012年をピークにずっと減らしてきてます。自己資本比率は74%まできており、コロナの逆風の中でも財務は悪化してなく健全な水準ですね。その意味で業績がおちても全然危機でもなんでもないです。
CF
さすがに営業CFの水準は下がってますが、コロナで赤字においても営業CF黒字を維持。投資はゼロにはできないのでFCF赤字にはなりましたが、2020、2021の赤字は2017年あたりのFCF水準で赤字と言ってもあまりFCFプラスじゃない年のそれを帳消しにする程度。
結局業績低迷がCFもたいしてダメージがいってなく現金維持くらいですね。借り入れも一時増やしたが返してますね。
普通に余裕のあるムーブをみせてると。
配当は維持ですね。さすがに配当性向はぱつぱつになってますので業績が回復しないと維持しないかもしれないくらいでしょうか。
維持する気なら配当1.5億程度で手持ち50億とかなので30年は維持できるというか2022のFCFでるなら普通に維持できる。
月足週足日足の値動き判断
月足であげて奈落
週足でさげ
日足でもみ合いじゃないですかね。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2018年に盛り上がり3000円台くらいから12900まで。以降は順調に落ちてる感。2018躍進以前の水準もわり2022年には2020まで。
目先は2020からは反転感もなきにしもですが週足レベルではずっと下落で2020を長期反転点とみるかどうか。
ファンダ的には、化粧品。よくある化粧品メーカーですかね。コロナまではインバウンドなどもうけのびてきてましたが、コロナで後退で赤字に落ちて目先そこから回復してきてはないです。インバウンドも再燃する雰囲気もなくはないけど現状一進一退でまだ赤字ですね。また黒字化できるか?また成長路線に戻せるか?
財務的には増収に有形固定資産の増加は要らないと思われ、設備投資がさしていらないやつ。加えてCFも安定的で長期に財務改善が進んでおり、目先の業績悪化で赤字も営業CF黒字は維持しており、財務の後退感もなく財務は健全なままで十分存続可能な水準を維持してます。
評価。
PER70のPBR0.8。営業赤字で低迷の範囲となるのでPERは考慮外としていいのではないか。でPBRだと0.8はコロナ以前にはない水準で、0.67くらいがコロナ後にあるくらいとなり、ハーバーとしてはあまりないくらい評価が低いとなりそう。
といいますか銘柄スカウターの化粧品カテゴリ21社でハーバービリですね。
著名な化粧品メーカーはのきなみPBR3以上とかで、現状かなり渋い評価になってそうで、赤字のまま復活しないくらいの織り込みのようには。とりあえず計画の黒字復帰も織り込んでない気もしたりします。
まあ目先まで赤字ですが。
あとはどう考えるかですかね。実際黒字復活とかすると景色変わるかもしれないですね。だから目先は赤字ですね。
リンク
KABU+:https://kabu.plus/
銘柄スカウター:https://monex.ifis.co.jp/index.php?action=tp2&sa=report_zaimu&bcode=4925
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4925
IRBANK:https://irbank.net/4925
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
なんかしくって予約投稿しくじって先出ししてしまった模様。
めんどうなんでこのまま。
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記事補足してます。
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