2022年も無事・・・というか例年より無事じゃない雰囲気も感じないまでもない・・ところですがまあ終了し、2023年が始まって市場ならこれから始まるわけです。
それで恒例?の手元のデータから軽く振り返ってみようというエントリー。
2022年12/30データで作成しています。
あくまでKABU+から引いたデータから計算したものになります・・
それで、現在KABU+では地方市場の銘柄データ配信が終了しています。
【お知らせ】
— ZEROBYTE (@zerobytejp) 2022年12月20日
2023年1月より、以下3点のサービス内容を変更します。
1. 地方市場単独上場銘柄の配信停止
2. 信用取引残高明細データ(合計・制度・一般)の追加
3. 新規会員様 紹介制度の廃止
詳細は下記資料をご参照下さい。(要ログイン)https://t.co/CajMyJpcXL
なので地方市場のデータがなく集計外・・・なところ頑張ってデータを用意したので、それも反映したものになってます。なのでここでは例年と同じデータからとなりそうです。
その他の振り返り記事はこのカテゴリーで。
前回。
以下データは以下のものにより作成しています。
EPS、BPSなどを拾えないものはカウントしていなかったりするのであくまでだいたいです。(それでも例えば実はPBRに誤差が1割ありましたは流石になそうです)
上記のそれぞれのツールも変更が落ち着き、またデータ取得元も以下で一貫しているのでデータは、相当以上に(軽微な数字違いはあるかも)信用できるもので特に市場全体の傾向を判断するなら大勢に対して誤差程度におさまるんじゃないでしょうか。
有料サイトです。でも優良です。
とはいえ細かな仕様を知りたい場合とかは該当エントリーの説明みたりより正確に知りたい場合は実際のエクセルファイルで式などを確認してみることをオススメいたしますよ。日経新聞や東洋経済とは自分の集計式は違うと思いますし。
2022年日本株式市場データ
各種決算値データ
2022年は、キシダショックとか言われたり、Twitterなどでもさんざん渋い感想を一年聞き続けた気がしますが、市場はおいといて企業はというと上記の通り。
企業業績全体だと全面的に向上で、売上利益伸びて利益率ROEあたりも向上とこれは全面勝利では・・・去年はコロナの影響がありますのでそうでもなくて売上あたりは2019年5月末のほうが取れてますね。まあでも利益に関してはその2019を上回って2016年以降集計来というかおそらく日本市場で最高水準の利益を出していると思われます。日本上場企業総体で。これは決算出た実績ベースの話です。
というわけで、「市場はしらんが目先日本企業は史上一番儲けてる。」は一個の事実です。
予想ベースの市場予想利益も現状その最高水準に準じるところではありますね。
財務面は有利子負債は増えてるね。ただ自己資本比率も増えてるし、営業利益に対する比率も減少で、返しやすくなってるでもあり財務面でも良化ですね。
つまり、業績最高、財務も改善が目先の日本企業です。
ただ、これは市場統計推移記録表でより細かく見た話になるんですが、目先よく稼いでいるのは、鉄鋼とか石油とか鉱業・・そして海運とか精密機器(これは半導体かな)で、ガチな重シクリカルが先導してところありますので、このへんがいつ崩れるかわからんってところもあり、きな臭い雰囲気・・があると思いますが、この好調はガチシクリカルが多めってところが芳しくない雰囲気を助長し警戒されてきてるところはあるのではないかとは思ったりします。
そういったこともありそうで、PERPBRは去年より下落が見られてます。
まとめると、目先は特にシクリカルな企業が先導し日本企業総体では絶好調。絶好調というほかない数字が出てる。一方で警戒があるのか評価が抑えめになることで、株式市場は軟調あるいは調整局面だったというのが振り返っての2022年です。
警戒されているのが実際業績崩れたらどうなるだろうね?警戒されてるから簡単には落ちないとも見れるし、警戒がたりなくてまだまだ下があるとも見れます。好きなように見ればいいんじゃないかな。
崩れず調子を維持なら見直されるかもしれないし、警戒され続けて渋いのが続くかもしれない。これもあ好きなように見ればいいんじゃないかな。
私からは以上です。
な、ところです。
そんなわけで今年もよろしくおねがいします。
2023年も(は)、みなさま、わたしにとって良い年になりますよう。
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そして今回もついで。
そんな市場の中で自分の投資はどうなったかもダイジェストに。
今年の自分のPF。
(実際の数字にRAND関数で作った数字を用いた変数をかけてます。実際にはここまでの規模はないです。自分のPFの規模だとしょぼい数字になるし適当に大きくしておいたほうが企業決算っぽくて面白いのでそうしてます。だいいちPFの規模は内緒ですし。でもROEとか比率に関わる数字は実際のPFの数字になるね。また変数は去年と一緒なので実際の財務諸表の変動比率も実際の数字です。)
ポートフォリオに属する実績決算値は以下となります。(通期での決算結果の数字をうけたもので四半期は反映せず。予想利益と最新純資産と配当のみ最新銘柄データから。100万円以下四捨五入)
第7期PF決算
7期では、市場からの評価という面では思ったような結果が出ませんでしたが事業全般の数字は順調に前期から伸び、売上営業利益純利益と30%以上の向上をなすことができました。
この成長を維持しながら一方でROEは向上しており、会社全体としては良化が進んでいるものと思え、引き続きROEを落とさず売上利益を伸ばすような事業選択を進めて行きたいと考えております。
還元も純利益が伸びたことにより配当性向をあげずに大きく増配ができたということになり、引き続きこの路線を進めて行きたいと考えております。
課題としてはROE向上は財務レバレッジをあげたことによるもので、質的向上というよりはリスクをより取ったことによるものとはみなせますので、今後はROEを下げずに自自己資本比率をあげるのを意識して進める方向を考えております。
冒頭で申した通り今期は市場からの評価が芳しくなく数割PERPBRが落ちた形になります。この評価を企業の状態を落とさずに目指していきたいところですが、原則としては事業の状態をあげる(売上利益の向上、財務改善、ROEの改善等々)ことによって評価はやがてついてくるというのを信頼して評価を待つ形で進めていく予定です。
また今年も念のため。
今年もちょっと資金を追加投入してたりしますし(今年はちょっとのようです。久しぶりに配当>入金)、上記の数字は投資準備金はカウントしてないものですので、FPかもめがどの程度資産を保有してるとかそれがどの程度増えたり減ったりしたのかはやっぱり闇の中です。
あと、もう一度言うけど上の数字はランダムな変数をかけて水増しした数字。その数字は去年と同じ数字だけど。
でPERPBRに配当利回りはやっぱり内緒。
もう去年ですが2022年は芳しくなかったね。投資成績としては。まあ失敗もありますが自分はたいしたことないとは思い知りますね。
とはいえ、上記の通り結果として、自分の持つ会社は去年より良くなったといえるし、そしてそれのPERPBRは下がってたりしててるので。まあ来ますよ。やがてくるいつかがね。そのときによりよい会社を持っている。そういう戦略だし、終わって数字をみて評価するなら芳しくないながら次にもつながるもののようには見えるところです。
2023はあまり環境良くない気はしてえますが、それは今年も。
良かろうが悪かろうが自分がそれを変えることはできないので、この方向を粛々続けようと思います。
それでは再度、2023年は良き年になりますよう。