大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2424)ブラス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ブラスとその他

株価

1044円(人々は、閉じ込められた檻から今度こそは抜け出そうと奮闘してきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2424 4331 2198 5801
企業名 ブラス テイクアンドギヴ・ニーズ アイ・ケイ・ケイホールディングス 古河電気工業
市場 東証PR 東証PR 東証PR 東証PR
業種 サービス サービス サービス 非鉄金属
時価総額(億) 59.6 180.6 192.0 1785.1
株価 1044 1383 641 2526
決算期 2023/07予 2023/03予 2023/10予 2023/03予
予想売上(億) 132.3 445.0 217.8 10,500.0
予想営業利益(億) 11.2 33.0 22.0 225.0
営業利益率 8.43% 7.42% 10.10% 2.14%
予想純利益(億) 7.4 31.0 15.0 210.0
売上成長率(年複利/期間) 10%/9年 -0.3%/16年 5.6%/14年 -0.3%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 10.5%/9年 -1%/16年 10.2%/14年 -2.2%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 14%/8年 -1.6%/15年 7.2%/13年 -0.8%/15年
PER 7.72 5.79 12.62 8.47
PBR 1.75 1.13 2.07 0.6
ROE 22.7% 19.5% 16.4% 7.1%
ROA 6.2% 5.7% 7.4% 2.2%
配当利回り - - 1.87 2.38
配当性向 #VALUE! #VALUE! 23.6% 20.1%
総資産(億) 117.6 540.3 202.5 9358.8
自己資本(億) 29.8 118.4 91.4 2792.2
自己資本比率(%) 25.4 21.9 45.1 29.8
一言感想 あげあ 蓄財が大打撃 蓄財がかなり打撃 停滞蓄財

 今週は比較。投資系のイベントに参加してそこで聞いた銘柄でブログで取り上げてないかな?ってものを拾って比較します。自分が普段余り拾わないものを見てみようという意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年12月21日取得。ブラス。ウェディング。比較に同業っぽい。ゲストにブラスはbrassで真鍮で、これは黄銅と同じで黄銅上位の古川電気。

ブラス(2424)

業績

成長うしてきてコロナでダメージ食らうも立ち直りまた成長に乗せてきてる感。

業績的にROAROE営業利益率あたりはコロナ前より凌駕してるともみれます。

下のアイケイケイはいいところまできてますが、ブラスはそれより回復が早いですが、これは強みの表れか。利益率やROEなどは甲乙つけ難いですね。

強みがあるとしてその強みがなんなのか?はちょっとわかりませんが、IRページの決算説明資料などみてるとかなりしっかりした印象を受けます。

高いビジョンがありそれをしっかりサービスに落とし込み結果それが数字に現れてるような印象。個人の感想ですが。

IR関連資料(決算説明資料) | 株主・投資家の皆様へ|株式会社ブラス コーポレートサイト

1Qで売上で高水準ですね。順調ではないか。

 

 

財務

コロナでダメージ。とはいえ他社にくらべ傷が浅い印象。純資産36億から23億。それが2022年までに29億でかなり回復ですね。

前期末総資産117億で有形固定74億で有形より。コロナ前より減らしててリストラは免れなかった印象。流動30億で現金25億。でだいたい有形固定と現金で基本有形固定の店舗を増やすスタイルには。

負債87億でこれはコロナまで増えてましたが、コロナで激増で今は落としてますね。このへんがリストラ局面。ひとまず財務整理優先してるのがまた資産負債を増やして加速を目指すのか?みたいな。大半有利子負債で52億。・・ですが有利子負債はコロナ前で49億が前期末52億でもう加速できそうなところはありますね。

 

CF

営業CFプラス維持ですね。コロナのさなかにも。減価償却とかあるにせよこれは強さを感じる数字。

その中で2021、2022は投資抑えてますね。財務も借りてたのが返す方。配当はやる気ない。投資したいって話だと思います。

 

テイクアンドギヴ・ニーズ(4331)

業績

ウェディング業界最大手。

コロナまで伸びる傾向があったのですが、コロナでおおよそ業績が破壊され。ですがその後は回復し目先は利益率はコロナ前まで戻ってますね。売上はまだです。

コロナで打撃を受けるも・・

人件費/デジタル推進により定員減

広告宣伝費/出稿媒体絞り込み,マーケット動向に応じた出稿量の最適化

販売促進費/新規営業コスト(試食、特典等)見直し

地代家賃/本社オフィス縮小による家賃減,事務所移転、統合による家賃減

旅費交通費/オンライン会議の徹底,ハイブリット型の採用面接、社員研修

のような施策で低コスト化が進み売上減っても利益率は向上でコロナ前と準ずる利益は確保という感じです。

2Qで増収に黒字化と回復が進んでますね。上方も入っていて、「来期に目線をシフト先行投資・来期受注強化」で「来期以降の増益に向け、積極投資を再開」とか「2025年3月期直近10年間の最高益を目指す」とか言ってるんで結構コロナ超えて回復をうけて前のめりになってきてるところはあります。

このへんの路線を信用できるかですかね。

 

財務

コロナはかなりやばかったとなる。

純資産で237億が72億で利益剰余金が132億から−31億で一発でマイナス。自己資本比率40%から15%で単純に喰らい続けられない痛手をうけるもだから目先は復活傾向。

前期末で純資産が72億から114億に回復。まだ利益剰余金はマイナスだね。

総資産は540億でうち有形固定291億。これはコロナ前に383億だったので、結構リストラしたんじゃないかという推移。で、基本的には有形固定資産を取得しそれで稼ぐスタイルですね。また有形固定増やしだしたら攻めに転じたとは見れます。目先2Qはまだ増えてません。

流動は156億。うち現金が117億でほかは営業貸付金が22億とかは主ですね。

負債は421億。2021でぐっと増えました。有利子負債が283億でめっぽう財務の質は悪いとなりそうです。

ただ目先は有利子負債返してきてますね。

BPSでも2021で大きく減ってその後は上昇。

総じてコロナで大きな打撃を受けるも目先は回復してきているという印象。まだ回復はしてはないです。有利子負債は増えて、自己資本比率BPSも減少です。

 

CF

2021で大きな営業CFマイナス。ここで財務CFで補ってますね。

2022はプラス復帰。とりあえず命脈は保った感じですが、2021、2022は設備投資抑えてて、まだ負債返した上で投資するほどの余力はなくその意味ではまだリストラ段階です。一方で現金は積んでるので投資はする気あるというか上記でそう言ってますね。

 

 

アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)

業績

九州地盤のウェディング。介護とか引き出物の子会社もしてるようですね。

業績はコロナまで伸びて食らうも復帰で目先コロナ前超え。

 

財務レバレッジが効いてそうですがROAや利益率でもほぼ回復してROEなら上回ってきてます。

原価率はよりさげ上手く立ち回ってる感あります。

ただコロナ前を上回るとしている2023はまだ1Qも出てない感じで未知数ですね。計画はどちらかといえば保守よりですかね。

「ウェディング業界におきましては、社会経済活動の緩和に伴い集客イベント等も再開され挙式・披露宴の施行数は漸増傾向」とはいってるのでわりと復活したと考えてもいいかもしれません。

あとはフォトとか結婚仲介とか子会社設立して副業?にも熱心感ありますね。まだ赤字。

 

財務

コロナで資産にダメージを受けてまだ回復しきってない。

純資産で129億が76億になり目先91億ですね。

有形固定は2017年から減らしてきてます。コロナ前で比較的セーブ気味だったところはありそうです。

自己資本比率もテイクアンドギヴ・ニーズより高め。60%が43になって45まで回復くらいテイクは目先20前後なのでこのへんは余裕をいくらか持ってる感。もちろん利益剰余金もプラス維持。

 

CF

2020は営業CF赤字。も以降は復帰ですね。設備投資は抑えてる感もありますが、2021、2022でFCFプラスですね。減配したのも復配してます。

 

日足週足月足の値動き判断

月足であがったりさがったりで今下がったところから上がってる
週足であげ
日足でもみあいあら高値ぬけ
確認。

評価・売買判断

ブラス(2424)

テクニカル的には、週足くらいであげてるし、日足でももみ合いから高値ぬけてきてはいるも、月足レベルだと上場からレンジ組んで言ったり来たり感。そのなかでレンジ上の方にきてるね。まずは週足レベル以下の上昇が月足以上のものに発展するかどうかの視点。

目先は高値とってきてるので抜ける前の日足安値832,850とかを基準についていく感じでしょうか。週足だと548だともうかなり下だし。

直近1008も考えられるけどこの記事投下次点で割れてる気もしますし。


ファンダ的には、ウェディング。さすがにコロナでダメージを受けましたが、目先業績はコロナ前から回復というより凌駕でまた成長感でこれは他社より強い印象。さらに財務もダメージが小さくおおよそ回復してきてる印象。そして営業CF黒字維持がわりと驚くところで、コロナで大怪我を負う他社に対して傷が浅く(受けてないわけじゃない)一定以上の強さを感じる推移となってます。

さすがに財務は傷が深かったのでが、投資を抑え負債を返すムーブでおおよそコロナ前の水準になってきてる。また業績財務がほぼ回復した感じで投資等の再加速もあるかもしれないくらいでしょうか。

評価。

PER8のPBR1.8とかPERでわりと低いのはそうですね。ブラスとしてて低評価だしROEやEPS成長率をみても絶対的にも低評価感はあります。ただウェディング屋自体があまり高評価にならないところもあり安いとみるのはどうでしょうね。さらにPBRでは高い方で成長鈍化とか減益を伴う低ROE化とかはいると大惨事もみえるのでそのへんどう考えるかでしょうか。まあでも可能性はあるように思えるし選択肢になるようには思えます。

 

テイクアンドギヴ・ニーズ(4331)

長期に伸びてきていた業界トップのウェディング屋。コロナで魚石にかなりの大打撃をうけて、財務にも大きなキズを残して傷はまだ癒えない感じだが、業績は回復してきて低コスト体質化はすすみ利益率は伸びて先のことにも目が向いてきてはいる感じです。CFも一息財務も回復に入ってきてるのでひとまず大きな山は超えてきてるのかな?という印象。このまま回復し、まだ成長を追えるとするという見方もできそうです。

表あk。

PER6のPBR1.1。傷をうけて回復中で状態自体は良いともできないが、回復はしててそこをどうみるか。評価自体は低PERだけどPBRではそう低くないというかんじでしょうか。会社の言う通り近く最高益がでるのならなかなか妙味もあるのではないかとは思ったりしますが、そうでもなくあまり増益がないとなると元々この業種があまり高PBRに評価されてないというか、テイクアンドギヴ・ニーズならPBR0.5以下もちらちらあってあまり高評価に置かれないところはあるのでこの辺どう考えるかですかね。可能性自体はあるようには思えますが。

 

アイ・ケイ・ケイホールディングス(2198)

九州地盤のウェディング。コロナで財務業績に手痛いダメージは負ったももともと、あまり固定資産増やすほど投資熱心でもなかったのが原因かテイクほどダメージは受けてないし目先は業績回復しコロナ前より良化で決算通過感もあります。

一方財務はダメージが回復しきっておらずこのへんを漸進とみるか後退と見るか。CFもコロナはやばかったがここももう復活かな?感あります。

総じて復活感あり業績も調子を上げてきてる感はあります。が、財務はダメージが残っており絶対的にもいいほうではないし業績後退となるなら厳しい展開になるかもしれません。これはほかもそうですが。

評価。

PER13のPBR2ほど。PERで2015年以降でわりと低め。今後も好調で成長と見込むなら選択肢になりうるようには見えます。とはいえ2015年以前はぐっとPER低いのでどう考えるかですね。

 

古河電気工業(5801)

電線とか多め。

セグメント。

(銘柄スカウターから)

業績。足踏み感強くわりと薄利。まあ営業赤字は2005以降はないけど。純赤字は2012年とかにあるね。

長期でBPS成長率とると    -0.8%/15年で蓄財もできてないにはなりますね。とはいえ2009年以降なら蓄財になりその意味では停滞蓄財。2009ねんからなら5.29%/13年とか。減ったあとの回復のボーナスステージも入ってそうだけどね。まあ停滞蓄財ではないでしょうか。

長期に地味に資産増。有形固定も増えてるね。とはいえ2014に2800億から1900億に減って特損飛んでくるようなところはあるのでたまにリセットしないといけないときもあるくらいの低収益性はそうなのであろうと。それでも長期に地味に蓄財、企業価値はあげられてる・・・くらいの印象。

CFでてたけど2021、2022はマイナス。売上債権の増加とかでマイナスっぽいですね。となると好調が故なのでしょうか。

目先は増収で通過で好調っぽいところおおいですね。ただ利益は背伸び気味の計画で下方が多め。

評価は低め。蓄財は進むけど株価水準が変わらないのでPBRが落ちてきているみたいなところはあります。我慢強くもってたら案外悪いことにはならないかも。まあ会社はあまり状態良くは見えないですけど。蓄財くらいはできてますが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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