大河の一滴

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(8928)穴吹興産/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

穴吹興産とその他

株価

1957円(人々は、一発当てて調子に乗って叩かれるもじっくり力をつけてのしあがりつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 8928 8903 2984 8278
企業名 穴吹興産 サンウッド ヤマイチ・ユニハイムエステー フジ
市場 東証ST 東証ST 東証ST 東証PR
業種 不動産 不動産 不動産 小売
時価総額(億) 225.8 33.8 57.5 1597.3
株価 1957 690 803 1839
決算期 2023/06予 2023/03予 2023/03予 2023/02予
予想売上(億) 1,150.0 182.4 190.6 7,740.0
予想営業利益(億) 67.0 12.6 25.2 139.0
営業利益率 5.83% 6.91% 13.23% 1.80%
予想純利益(億) 40.0 6.4 12.8 58.0
売上成長率(年複利/期間) 4.5%/16年 5.3%/16年 10.5%/3年 6%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 9%/16年 #NUM! 0.3%/3年 7.6%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 11.8%/15年 5.8%/15年 18.9%/2年 3.9%/14年
PER 5.22 5.08 3.97 27.48
PBR 0.6 0.73 0.54 0.77
ROE 11.5% 14.4% 13.6% 2.8%
ROA 3.5% 2.4% #VALUE! 3.3%
配当利回り 2.96 5.07 3.74 1.63
配当性向 15.5% 25.8% 14.8% 44.8%
総資産(億) 1133.4 265.4 #VALUE! 1749.7
自己資本(億) 327.6 47.0 #VALUE! 951.0
自己資本比率(%) 28.9 17.7 21.4 54.4
一言感想 あげ いちおあげ いちおあげ 停滞蓄財が統合

 今週は比較。市場統計推移記録表で2015/1/5と2022/11/15比較し、ROEを20%上げていてかつPBRを下げていて11/15でROE10%以上のもの(対象175銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。11/15を使用したのはKABU+トラブルで最新地方市場データがとれないため。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年12月07日取得。穴吹興産。高松のマンション寄り不動産屋。比較にマンション寄り不動産。ゲストに高松に対抗して松山のスーパーフジ。

穴吹興産(8928)

業績

高松の不動産屋。

セグメント見ると副業も多いけど、主業は不動産で銘柄スカウターの業種分類もマンションなのでマンション中心なのではないか。

(銘柄スカウターから)

HPみてると地域に根ざして手広く事業を・・・って感じですが、まあなぜか長崎でスーパーとかありますが。(どうやらもともと長崎にいて経営不振になった際の救済者として穴吹が入ってきたようです)

そういう地場でいろいろやって他地方でも困った人を助けに出るなんて雰囲気はあるかもしれません。

で2010-2014あたりは足踏み後退もあるけどそれ意外はおおよそ長期に赤字もなく成長してきて上記売上EPSBPSもかなり安定的に伸ばしてきてる感があります。

ROEもほぼ二桁を維持ですね。もちろん不動産主体でシクリカルなところはありそうですが、出てる数字はかなり安定的です。

前期もコロナの中で堅調以上に通過で1Qで減収減益ですね。まあ1Qですし。

計画は増収減益。利益は保守よりですね。

あとは目先も住宅関連会社を買収しててぐぐると散発的に買収とかはしてますね。

 

財務

資産増。自己資本比率は低めも長期には改善が見られますね。まあ低いのは不動産だしあまり減点になりませんかね。

前期末総資産1133億で有形固定が229億。地味に増えてますね。事業を手広く広げてるところもあり自然ですね。

流動833億。うち仕掛け販売不動産446億に販売用不動産237億で資産の多くは商品の不動産。それで主に伸びてる資産は不動産ですね。

負債は804億で有利子負債571億でBSの多くは借り入れと商品って感じでBS的には不動産販売というBSをしてますね。

自己資本比率や有利子負債比率は上がってる感じではないので(有利子負債比率は少々上昇)この辺で健全性を測りながら見る感じでしょうか。

 

CF

 

営業CFはマイナス混じり。も、長期でプラスかなという推移。不動産販売にありがちなCFをマイナスにしながらリスクを取りながら成長というよりはトーンダウンしたリスクのとり方で成長してるにはなりますね。

それで時折買収とか有形固定の取得でFCFがマイナスも。不動産販売にしてはわりと健全なCFに見えますね。

増配傾向。配当性向は低め。配当は業績連動感もあるのでたぶん減益で減配はありそう。

 

サンウッド(8903)

業績

より普通のマンションデベロッパーとなるのでしょうか。セグメント。ほぼ不動産関連ですね。

不動産販売という業績。

2009から2010で売上利益が高いところろからいきなり売上およそ三分の一で赤字叩いて、その後は復活しつつあるけどリーマン前のピークを回復してないというやつ。

危機に上手く対処できないとこうなるという見本だし故に穴吹の堅実さも際立ちますね。

そういう感じですが過去はおいといて近年は減収減益は挟んだりするもずっと順調はそうですね。

今期も強気の計画ですが・・・2Qで減収減益ですね。過去の計画見るとあまりあてにならないところはありますね。前年同期に利益率の高い案件があったため今期は減益だとは言ってますね。

ちょっと不透明ですが仕掛品あたりは増加して流動資産も増えてるので売るもの自体はあるとはなりそうです。

 

財務

 

2012年からは資産増。一方2008からの資産減がえぐい。不動産市況が乱れると不動産投げ売りして借りたお金返すことになるなんて推移ですかね。

ただ利益剰余金はここはマイナスまではいってないし、債務超過などもしてないですので意外に上手く切り抜けたはそうやもしれません。

目先は2Q総資産281億で流動234億はほぼ在庫。ですがリーマンの頃にはもってなかった有形固定45億とかありますね。いい物件は自分でもってるのかもしれません。過去の反省かな?有利子負債200億以上で負債237億はだいたい有利子負債。このへんは借りて商品持つスタイルで不動産販売ですね。

商品≒有利子負債程度ではありそうなので不動産が予定通り売れるとそんなひどいことにならなく成長ですね。

そんなひどいことになる日が来るか来ないか。くるならいつかって話ではありますけど。

 

CF

2013年まで営業CFプラスに財務CFマイナス。在庫投げ売りして在庫をお金にして借金返すムーブですね。2014年以降はお金の動きが逆転で借りて在庫を買うムーブに転じてます。

2018年以降は設備投資もはいってますね。おそらく賃貸物件取得。

配当は決まった額出してる感ある。

 

ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)

業績

わりと最近上場の和歌山の不動産屋。

最近上場なのであまり業績実績がなくかつ、子会社?を吸収合併して別会社になってる経緯もありそうでよりよくわかりません。

業績。

セグメント。見る限り不動産の売るついでに賃貸のよくある不動産販売。

よくわかりませんが、利益率高いようには。銘柄スカウターで不動産マンション93社で3年利益率で一応16位とかです。上位は賃貸中心で高いのもありますので、実態はもっと上で不動産販売としてかなり優秀な可能性はあるかもしれません。でもよくわかんない。特に短期実績だし偶然あるいは操作が入って実力以上になってるかも。

2Qで進捗はよさそうですが1Qとぶれてるしこの辺も全然見えません。

 

 

財務

前期総資産378億で流動195億。在庫140億現金46億。流動は増えてるのかなあ?って推移。

有形固定167億。わりと賃貸よりとなりそうですね。有形固定増えてる感じじゃない。

負債297億で借り入れ221億。もちろん財務は良くないけど自己資本比率は良くなってるし、大家業も比率高そうでそう心配するところじゃないかな感は。まあよくわかんないけど。

 

CF

営業CFはプラスが多いね。投資はしてるしFCFもでて現金積んでるね。

よくわかんないけど大家色が強い感じがしますね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

月足であげてさげてあげ
週足でまああげですかね
日足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

穴吹興産(8928)

テクニカル的には、2013年に急騰がありそこで2540まで。この2540はまだ破れてないので、長期調整といえばそうですが、2540から2015までに1000ほどにおちて2015年以降はざっくり高値をとる上昇といえば上昇。とくにコロナ以降は安値も切り上げてきてますね。週足レベルでは上昇感もあるので1828あたりを軸に2449超えそして2540超えて長期上昇に転じるシナリオに向かいそうかを軸に見ていく感じがいいのではないか。


ファンダ的には、高松地盤の不動産販売。副業というか手広く地域に根ざしていろいろやってるし、他地方のスーパー救済とかもしてていろいろと地域の名士のおじさん味ある。

経営は堅そう。安定感ある業績で赤字もなく長期には成長といえる推移でというかEPSBPS成長率とかは普通に優秀なレベル。このあたりは不動産販売を主業にしながらリーマンあたりも赤字無しでかつCFもおおよそプラスの推移であると踏まえると相当堅い経営をしていると推察できるところ。

さすがに借りて不動産を売るスタイルで自己資本比率などは低いし、不動産業界に危機などがきて不動産価格が大きく落ちるとかすると無事ではないとはおもいますが不動産販売としてはかなり堅めかと。

評価。

PER5のPBR0.6。地方の不動産屋で副業も多くて何屋なんだい?みたいなところがあり地味だし評価が上がらない理由もありそうだけど、それにしても状態からすると低評価感はあります。

長期に赤字もなくBPS二桁成長維持でROEも落ちてる感じでもなく(ちょっと落ちてるか?)加えて配当優待で年14%以上はありそうなのがPBR0.6は普通に破格です。とはいえ穴吹としてはよくあるくらいのどちらかといえば低い水準くらいの評価だし下もあるので安くてするする評価あがるとかは考えないほうが良さそうですね。

そのへんを踏まえて。

 

サンウッド(8903)

不動産販売。というしかない。

不動産市況がわるいと在庫さばいて借金返して、よいと借りて在庫買ってそれを売る。

端的には不動産市況次第。目先は崩れる感じじゃないし、この会社は在庫を増やしてるしこの会社がへまするとかじゃなければ不動産市況次第。とりあえず破滅には向かってないようには見えます。だから不動産市況次第。いつかはその時はくるのではないかとは思いますね。そのときがくるなら穴吹よりはるかにリスクとってるので穴吹よりひどいことになるとは思います。

評価。

PER5のPBR0.7。低評価だとおもいますが、常に破滅の警戒を織り込んでそうな不動産販売だしこんなもんでは?とはいいたいけけど、PERでわりと低い水準で、破綻とかなくもうちょっと順調に行けば報われるのではないかとは思います。まあ上手くいかないときが地獄になりそうなんですが。まあわりと高配当な配当もらいながらびくびく持つのは意味あるかもしれません。

 

ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)

上場したててよくわかんないけど、マンション&不動産賃貸で有形固定多いとか在庫増やす感じでもないとか営業CFだしがちとか、大家よりの事業スタイルのようには。まあ売上自体は販売寄りだし、上場したてでこれを機会に伸ばしてくるかもしれないけど総合よくわかんない。まあ不動産販売にしては利益率高くて優秀かも。まあ大家かもしれないが。

評価。

PER5のPBR0.55。大家とみるともうちょっとつけてもいいかなあとか思ったりしますし、販売なら優秀で優秀な不動産販売ならこれももう少しつけてもとかは思ったりもしますが、やっぱり地方の地味な不動産屋であることにはかわらなさそうで、常に低い評価には置かれそうで、こんなもんをずっと続ける気はすごくします・・のではあるけど実際問題出てるROEとか利益率とかからはめっぽう低評価には見えます。まあ操作とかされてなく持続するならばですが。

総合やっぱわかんねになって宝くじじゃんになるけど、かなり割のいい宝くじであるやもしれないとは。

 

 

フジ(8278)

愛媛松山地盤のスーパーだけどスーパーらしい堅実性はあるもの2006-2022くらいで売上水準が変わらず利益率も高い感じでなくBPSで3.9%/14年くらいの文字通りの停滞しながら蓄財を進めてる停滞蓄財という印象ですが、ここにきて売上をどかんと。

2022「2021年12月6日付「株式会社フジとマックスバリュ西日本株式会社による株式交換契約締結、株式会社フジの会社分割による共同持株会社フジの設立に関するお知らせ」のとおり、2022年3月1日付でマックスバリュ西日本株式会社との経営統合に伴う持株会社体制へ移行」でこれはマックスバリュ西日本と合体のせいです。

統合して効率化!って見たくもなりますが、計画の数字は図体でかくなって相変わらずスーパーとしては凡庸な利益率水準でROEとかROAも低な方に突っ込んでる感じで、色んな意味でこれから効率化するのを期待しましょうレベル。

2Qで大きく増収増益ですが、これは前期が悪かったになりそうだし進捗も微妙なところで計画できても凡庸な利益率でだから別に前年比伸びてててもこれはいい数字ではないくらい。ただ純利益は低く出てそうなので実力PERはもう少し下がりそう。ではあるけど営業利益140億レベルに0.6かけしてPER19 程度で合体して順当に数字がでても低ROEで現状凡庸な食品スーパーだとは。合体で色々コストがかかり順当に利益がでるのかもわからないないし。

あとはいろいろスーパーですねって感じ。

PBR0.7 ほど。まあ合体して効率化が進み利益率が高くなってROEが上昇とかなる未来が見えるなら手を出すのもいいかもしれない。見えなくてもこのPBRなら下もさほどないのでは?とも思うし、食品スーパー自体の事業性は日銭で安定的でしぶといので大赤字とか倒産はなにげに遠いと思うし。

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今年も終わりがせまり。渋い年になりそうですね。全体いろいろもじぶんも。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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