大河の一滴

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(7747)朝日インテック 日記(分)

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注目銘柄(市場/業種)

朝日インテック

(東証PR/精密機器)

株価

2534円(人々は、長くこの道を信じてきたが迷いが生じてきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。2022/10/27に銘柄スカウター10年クスクリーニングで売上営業利益10年10%成長銘柄(対象169)をだし気になったものをチョイスして分析します。朝日インテック。カテーテルメーカー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年10月31日に取得。

業績

カーテル。とはなんじゃ?って人も居るのではないか。

カーテル。

その主に医療で使うカーテルを作ってる。

それで高シェア。「主力商品は血管内治療に使用される治療用のガイドワイヤー・カテーテル製品(PTCAガイドワイヤーは国内トップ・世界トップクラス)。」 

高度なノウハウを要するニッチな分野で強い企業ですね。業績は長期に伸びてて利益率が高いといかにも成功した企業。

もちろん赤字はないのですが近年の減益は減収時なのでこのへんは売り上げが直に利益率に響くメーカーということで、売り上げ気にしてればいいんじゃないかな感。

と、きわめて優秀な企業なんですがとくいに近年はROEが下がり気味で二けた前後まできてますね。販管費が伸びる形で営業利益率の低下ですね。成長鈍化・・かはわかりませんが、このROE低下が続くなら好ましくないとはなりそうです。過去は伸びてますし下がるかはわかりませんね。

ということで、増収とROE水準が大きなポイントかなとは。

で、1Qでてませんね。この記事から数日後ですが前期4Qがかなりいいので超えてくるかはどうでしょうね・・・

逆に超えてくると増収で低ROE化にも歯止めがかかる展開も見えてくるかもしれませんね。

 

財務

資産増で自己資本比率も向上ですね。

前期末総資産1551億で有形固定資産455億で継続して増えてますね。投資が必要なタイプ。流動796億。現金増えてて323億手形139億、商品関連270億とかこれからも伸びて順調ですねという感じ。

負債まとめて339億で現金と同じくらい。目先は上がりましたがあまりそれまで増えてなく負債維持しながら資産増やしてきてますね。負債は前期から増えてますが。いろいろ増えてて好調な印象。このあたりは前期4Qとかで加速もありあたりまえではあるけど、普通に業績のびて相応の資産が増えてるでもあり自然な形で、見ようによっては業績再加速のあるかもしれないとは。

 

CF

営業CF安定。投資して・・FCFは安定してるけど、いうほどFCF出てませんね。2021、2022はFCFマイナスです。

営業CFマージンなどは高めで強さはみれますが、それが意外にFCFまでは反映してなく現金も2017-2021は増えてません。

配当は配当性向で区切ってそうで減益で減配ですね。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいですかね。
週足でさげじゃないでしょうか。
月足であげて調整。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2008年12円から2021年3880円までなかなかみないくらいのスムーズな長期上昇トレンドを形成。それで3880円からの下落がなかなか長く深くなってきてますが。これを長期に上昇トレンドの終焉及び転換か、調整でありいずれまた上昇を再会するとするかでしょうか。

現状はやはり週足の安値1716を基準に切らなければ調整そしていずれ上昇、切るなら下落転換のシナリオが進むとするしかないかなあとは。もちろん1700とかで反転するかもしれませんが、反転するとするいい基準を作るのが難しそうで次は2016年960とかでさすがに遠いかなとは。


ファンダ的には、主に医療向けのカーテルで高利益率で安定成長。いかにもニッチ分野で高付加価値商品で強い企業という印象の企業でもちろん優良企業の部類。

赤字とかは想像できないのですし成長も続いて好調の部類には見えますが、ROEが低下傾向は見せていて、利益率のわりには高ROEとも言えなく高収益はどうかというのは留意点。まあこれまでBPS成長率15.95%/15年とかできてますし、近年も成長率も落ちてるようにも見えないので低ROE化が進まなければ大丈夫かなとかは思いますが。

もちろんCFも出て財務も極めていいほうですが、投資でCF取られてる印象であり業績の強さの割にはCFは余裕ないなという印象は受けます。

総じてニッチな分野の優良企業というしかないけど、低ROE化が進んでそうなのと意外にCFに余裕がないようなところをどうみるかですが・・・

評価。

PER55のPBR5.7。そんなところよりここですよね。評価。きわめて高い評価をされています。

絶対的な評価水準としてはひいき目にみても利益率の高い成長企業としてもROE10%前後にPER50とかPBR5以上は到底フェアな水準とみるのは難しく、これは過熱していて非常に高い株価帯であると見てたほうがいい気がしますね。

同時に常に評価高く来てたのも事実でPER55ほども2015年以降ならよくある水準で高い評価を受けながらEPSBPSが伸びていくのも十分考えられるのでどう考えるかですかね。

ですが2013年以前はPER20以下とかもあるし、この程度のPERなら、成長性とかCFにもより優れる他の選択肢もありそうで、自分は大きく評価を落とすシナリオになる可能性もないとはできないし、もっといい選択肢はないともならなさそうであまり選びたいとはならないかもとかは思います。

 

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7747

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7747

IRBANK:https://irbank.net/7747

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転だよ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)