大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(5070)ドラフト/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ドラフトとその他

株価

438円(人々は、飛び出るも帰ってきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5070 5025 5071 2884
企業名 ドラフト マーキュリーリアルテックイノベーター ヴィス ヨシムラ・フード・ホールディングス
市場 東証GR 東証GR 東証ST 東証PR
業種 建設 情報通信 建設 食料品
時価総額(億) 44.0 24.2 68.1 110.7
株価 438 883 830 465
決算期 2022/12予 2023/02予 2023/03予 2023/02予
予想売上(億) 100.0 14.7 117.5 305.3
予想営業利益(億) 9.6 2.2 11.5 8.4
営業利益率 9.60% 14.80% 9.80% 2.74%
予想純利益(億) 6.0 1.5 7.5 4.7
売上成長率(年複利/期間) 18.2%/5年 3%/3年 10.4%/5年 12.5%/9年
EPS成長率(年複利/期間) 28.5%/5年 44.9%/3年 10.7%/5年 15.7%/9年
BPS成長率(年複利/期間) 96.9%/4年 126.5%/2年 31.4%/4年 14.6%/8年
PER 7.33 16.41 9.08 23.64
PBR 1.54 3.42 1.6 1.53
ROE 21.0% 20.8% 17.6% 6.5%
ROA 10.3% 14.1% 10.8% 2.0%
配当利回り 1.14 0 2.29 0
配当性向 8.4% 0.0% 20.8% 0.0%
総資産(億) 58.4 10.4 69.3 237.4
自己資本(億) 30.0 7.0 42.8 63.1
自己資本比率(%) 51.4 67.8 61.8 26.6
一言感想 あげあげ あげ あげ 停滞蓄財

 今週は比較。2022/10/20に銘柄スカウター10年クスクリーニングで3年売上成長率15%以上のもの(212銘柄)をKABU+データにあててきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年10月24日取得。ドラフト。建築系設計デザイン。比較に不動産関連サービスっぽい。ゲストにド”ラフ”ト仲間のヨシム”ラフ”ード。(くるしい)

ドラフト(5070)

業績

建築設計事務所と考えていいのでしょうか。HPみると小洒落た事例が並んでます。

https://draft.co.jp/projects

あとHPにはあまり日本語がないのであまり日本語をおしゃれだと思ってなさそうだし、それで英語を優先するスタイルのようには。IRとは言わず「investors」と表記するみたいな。通期決算資料とかみるといろいろ事業説明してるけど総じてデザイン事務所。

でも好調。創業2009年からずっと増収が続いているようです。2020は期替え。

ROEROAも高めで原価率も規模か下がってきてて順調と言えます。

この調子が続くなら普通にいいんじゃないですかね。

という中で2Qは減収の赤字。「当第1四半期連結累計期間同様、引合い自体は計画を上回り順調であったものの、当第2四半期連結累計期間が業務の完了時期となる案件の獲得が伸びませんでした。当第2四半期末までに獲得した見込み受注案件は下半期以降に偏重しており、当第2四半期末におけるプロジェクトストック(※)は前年同期比110.0%」とはいってますが、これを変調と見るか見ないか。

過去は四半期レベルでは業績連動が大きく毎年増収も四半期ごとに増えるとかではないことは留意・・・な、上でどう考えるかでしょうか。

 

 

財務

前期末総資産58億で、有形固定9億。2020に増やしましたね。建物土地なので自社ビルで上場時期なので事実上株主に自社ビルを買ってもらった感じでしょうか。

流動43億。現金21億の売掛19億とかで資産は自社ビル現金、手形でだいたい。人がするデザインが付加価値で固定資産で仕事をするタイプでもないのでこんなもんではないか。

負債28億。借り入れ7億買掛12億とかのその他。まあ問題ないようには見えます。

も、現金手形類は変動が大きくでかい案件を長い期間で少数やるようなスタイルのようにはみえますのでこのへんは注意になりそう。

仕事が減る時はごっそりなところはありそうです。

 

CF

CFは赤字もあるけど、基本出そうというか、有形固定資産が固定費食べることないし投資自体もほぼいらないし。

配当はやる気なし。まだ上場したばかりだし。増収してくるならいずれお金あまり出すとは思いますが。

 

マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)

業績

わりと上場したての不動産業者向けのマンションデータベースSaaS

不動産業界のDXでエライねって思うけど業績は以下でこれはエライかなあという印象。

SaaSもあり伸びててほしいところはあるけど売上で3%/3年程度。もっと長く見るともう少し伸びてそうですが。

一方成長率は物足りないところはありますが、赤字もなく利益率も伸びてる感じでもなりROEなどは高めに推移で収益性は高いようにも見えるのでこのへんをどうみるか。

そんな中の2Qは利益は物足りなく。まあ成長途中の2Qですがどうなんでしょうか。

 

 

財務

前期末総資産10億で流動8億に現金6億。有形固定も少なく負債はまとめて3億ほど。

上場資金となりそうですが資産半分現金だし財務は極めていいになりそう。

このあたりは軌道に乗り始めたソフトサービス会社という感じです。

 

CF

CFもでますね。投資もさしていらなくFCFでそうですが、上場して資金入ってそのまま積んだ形ですね。

目先2Qでは残った負債もかなり返してそう。

 

ヴィス(5071)

業績

デザイナーズオフィスみたいな。オフィスをデザインが主業っぽいですが、ウェブとかグラフィックもはいるというかワークプレイスから発展してワークをデザインするというところに行きたいみたいで社員メンタル管理サービスなどもやってますね。比率は開示なし。

ココエル「組織ではたらく1人ひとりにエールを。」

 

業績伸びてます。2021はコロナもあってか後退も売上10.4%/5年はわりと高成長入ってそうです。

ROEも結構高めで毎年増益するほどでなく足踏み感もでるけどBPSなら31.4%/4年はでててこれは高成長の部類になろうかと。

 

それで目先は増収増益となりそうな1Q通過で好調の部類ですかね。

ですが、大きくは仕事を受けてなんぼでオフィスリニューアル需要次第なシクリカルとはなりそうです。受注残も開示してて伸びてますね。

と、好調じゃないですかね。

あとは決算説明資料みてるとわりと管理が行き届いてしっかりした会社だという印象はもちますね。

 

財務

前期末総資産69億。有形固定19億で伸びてますがこれは営業所って感じですかね。工具とかもありますがかなり設計よりになりそうですね。流動46億で現金36億。

負債26億。総資産の半分現金で現金>負債でもうあまり中身見る気も。借り入れもないですね。

 

CF

営業CFはでる。投資は無形固定への投資が割と多くてFCFは出ないときもあるけど長期にはプラス。配当は配当性向でくぎってそう減配も多めです。

手持ち現金からは現在の水準を維持は余裕そうです。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足でいってこい
確認。

評価・売買判断

ドラフト(5070)

テクニカル的には、上場から426とかから1682までのぼるもみるみるおちて。いってこいでほぼ上場初値あたりの水準に。

トレンドなら下落となるしかないけど、一応上場安値426は割ってないのでここをこらえればまた反転するかもね?みたいなスタンスでみるしかないのでは。(PERはもう低PERなのでそのシナリオ自体はありえそう)


ファンダ的には、順調な設計でもデザインでもともかく建設系事務所。

現在順調で伸びてます。投資もいらないし順調な限りはあまり心配ない気は。

目先2Qで減収。四半期レベルでは安定しなくまだ心配を始めるのには早いとは思いますが、大きな案件を少数うけるタイプにはなりそうで、環境悪化すると業績はかなり崩れそうなところもあるかもしれないし、四半期レベルでは乱れます。

現状は好調の範囲。ROEなど高水準で好調の範囲内ではかなり優秀と見れます。というか不動産関連サービスでもROA二桁は上位組。

本質的にはシクリカルであろうとは思うが現状順調だし優秀という印象。

評価。

PER7 のPBR1.5 。でてる状態からは十分見れる評価水準というかPERでもPBRでも上場来で底辺だし、絶対的にも現状のROEROAとかを維持できればこの程度の評価は報われる可能性は高いように思える。

まあなので減収や低ROE化を織り込んでてつまりシクリカルの悪いところが出るというのを織り込まれてるとは見れますが、さてどうなのでしょう。目先減収ですけどね。まだ失望するには早い気はしますが、実際に業績減速するともっと下も見ないといけないかもね。

 

10/27追記:これ書いたあとに下方修正が来た次第。成約率?が見込みに届かず期ズレのありで結構大きめの下方で特に利益で大幅減益でこれはシクリカルの悪いところがでたといことでしょうかね。

とりえず優待分100株被弾しました。ぐぬぬ

 

マーキュリーリアルテックイノベーター(5025)

マンションデータベース系SaaS。伸びてないことはないけど高成長でもなく、目立つ感じではなくよくあるSaaS系の一つくらいには。目先2Qでも素直に伸びてるともし難い。

ですが収益化はできててROEもなにげに高く、軌道に乗ったソフト会社で現状投資もかからなさそうでCFも普通にでそうで、上場資金もあり財務も盤石感のあるところまで。

なので絶対的な状態としては普通に良いです。

評価。

PER16のPBR3.4 とか。成長性はどうかなあって感じですが別に衰退してるわけでなくCFの筋もよく財務も健全で明らかに市場の平均的な企業より状態いいですのでそれをPER16の平均よりちょい上は見れる水準はまあそうです。現状程度の利益水準ROE維持なら十分妙味はあるとは思うところですが、状態良くてPER10前後に置かれてる企業も多い中、積極的に安いと買われるイメージは持てないくらいでしょうか・・

まあ堅調以上ならいずれ景色もかわるかもしれませんが。

あと減益というかROE落ちるのはだめです。高PBRなので。

 

ヴィス(5071)

 

オフィスデザイナーズ事務所ってことになるのかな。オフィスデザインからワークデザインまで行きたいようでいろいろ副業も入るけど基本オフィスデザインとなりそう。

仕事受けてなんぼでオフィス需要に左右されそうなシクリカルとなりそうですが目先まで順調で、受注も好調でしばらく続きそうな。

投資もあまり必要なさそうでCFも投資に取られたりせず順当に入ってきそうでそして故に財務も問題なく。

ただ還元はやる気なさそうというか配当性向で区切ってそうで利益も乱れるので減配も多め。

評価。

PER9のPBR1.6。利益は安定しないところもあるのでPERで見ていいかはありますが、PER9ほどは低い方。PBR1.6は・・高い方にはなりそうですね。

絶対的にはROEとかROAそして成長性からも十分見れる評価には感じるところで、順調が続けばいいんじゃないか?というか好調が続いて上場来で高い方の株価ですね。

まあシクリカル警戒が常にされてあまり評価が進まないタイプと見てたほうがいいかもしれません。

 

 

ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884)

食品会社・・・って思ったらちょっと色がありそうで。

みたいなことがHPにあり、会社売却の相談のフォームがあって、どうぞ身売りしてくださいみたいな感じでそういうのを買い取って経営するみたいなものを中小企業支援プラットフォームと言ってる感じ。

それで管理能力を発揮したりスケールメリットで買ったものもよくするみたいな感じですね。

 

業績自体伸びてて赤字もなく。利益率などは高くもないですが食品ならこんなもんかも。ROEは食品としては低くもないですが、絶対的には高くもなく、食品メーカーとしては結構優秀くらいかな?という印象。

それで、わりと成長は身売り話が来るか来ないかにはなりそうで来てそうな2019とか2020は大きな投資CFが出てFCFマイナスですがそうでもなければFCFは出るようには。

あと身売りしてくださいスタイルなので現状毎年連結範囲の変わる株式取得してますね。

なかなか目の付け所感はありますが、評価はPER24のPBR1.5。これは出てる数字からは評価高い気はします。まあヨシムラとしては低いようですね。

いつでも買収はしてきそうなこともふまえてどう見るかですかね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

今日は休みですが記事を作ってしまったけどそれくらい。

 

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用語解説(日記比較編)

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