大河の一滴

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(7605)フジ・コーポレーション/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

フジ・コーポレーションとその他

株価

1246円(人々は、敵地に攻め込んでいるが一進一退が続き決め手にかけている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7605 9832 7509 2908
企業名 フジ・コーポレーション オートバックスセブン アイエーグループ フジッコ
市場 東証PR 東証PR 東証ST 東証PR
業種 小売 卸売 小売 食料品
時価総額(億) 248.8 1155.3 56.9 572.5
株価 1246 1408 - 1905
決算期 2022/10予 2023/03予 2023/03予 2023/03予
予想売上(億) 400.0 2,300.0 345.0 553.0
予想営業利益(億) 40.0 100.0 13.5 32.0
営業利益率 10.00% 4.35% 3.91% 5.79%
予想純利益(億) 30.0 69.0 10.0 24.0
売上成長率(年複利/期間) 8.7%/15年 -0.3%/16年 2%/16年 0.9%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 21.1%/15年 -1.8%/16年 4.3%/16年 1.9%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 15.4%/14年 -2.1%/15年 3.6%/15年 2.1%/15年
PER 8.41 15.90 5.08 22.97
PBR 1.12 0.89 0.4 0.8
ROE 13.3% 5.6% 7.9% 3.5%
ROA 10.2% 3.6% 3.5% 3.0%
配当利回り 2.01 4.26 3.47 2.41
配当性向 16.9% 67.8% 17.6% 55.5%
総資産(億) 293.7 1899.1 285.4 801.4
自己資本(億) 203.8 1225.5 125.9 696.3
自己資本比率(%) 69.4 64.5 44.1 86.9
一言感想 あげあ 停滞散財 停滞蓄財できず 停滞蓄財

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで、気になった業種で5年営業利益率でスクリーニングし気になった上位のものをチョイスして分析します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年09月29日取得。フジ・コーポレーション。タイヤ屋。比較にタイヤも売ってるスターバックスとそのフランチャイズアイエー。ゲストにフジ仲間のフジッコ

フジ・コーポレーション(7605)

業績

順調なタイヤ小売。

2020年は減収もその他は増収増益が続き。

利益率が10%超えは小売としては傑出レベルといえますし、地味に原価率下がる形でROAも10%に届いててぶっちゃけかなり優秀な小売のようには。

自動車用品で利益率比較すると6/20とか、より上位はサービスとかメーカーよりも多いので純粋な小売だと首位になりますかね。

 

「取扱品目をタイヤ・ホイールに限定」と特化してるのがこの強さにつながってるのですかね。

それで長期業績は以下。

その中で減収の2020「昨年10月の消費税増税後の個人消費の落ち込みと暖冬の影響、さらに新型コロナウイルスの影響を受け、厳しい状況」

で、その後は取り返してますが、目先計画は増収率控えめで、成長鈍化感がでてなくもない・・ところですがどうなんですかね。

成長鈍化懸念とみないとずっと株価足踏みかつEPS増のなかで低PER化が進み歴史的にもかなり低いPERで推移があまり説明つかないかなってところはあるようにも。

3Qで結構な会計基準かわってますが増収増益で順調な様に見えますが、月次みてるとこれは減収になるのかな?

計画は上振れしたり下振れしたり。

 

 

財務

資産増かつ、自己資本比率お改善。借り入れも返しちゃったっぽい。

前期末総資産293億で有形固定資産130億で大きくは伸びておりお店増やすタイプだとは思いますが毎年は増えてませんね。

みると通信販売がのびてそうですすね。店舗のほうが比率は高いけど、伸び率としては通信販売が上となりそう。

それで商品とか手形とかはだいたい右肩。BPS右肩。15.4%/14年とかこのへんは相当優秀。まあ成長鈍化すると今後はこんなに出ないでしょうけど。

 

 

CF

営業CFでて、FCFも長期には出てますね。

たまに大型投資が入りそこでFCFマイナスなところはあります。

有形固定資産とかときどき大きめの投資。

まあ大きくとはとても順調。

オートバックスセブン(9832)

業績

オートバックスとしか。まあカー用品のチェーン。

業績は停滞感強く見方では衰退傾向にあるが赤字はなさそうです。

停滞蓄財・・と言おうとしたけどBPS伸びてなくて純資産あたりも減ってて蓄財できてないですね。むしろ散財。

停滞散財。

稼いでも配当と優待払うと会社に残らないってことじゃないですかね。

そういうわけで現状維持でいっぱいいっぱいというか配当と優待を配るために働く会社。

1Qとか今期計画もその範囲内にあるように見えます。

 

財務

資産減。総資産とか減ってるし純資産も同様。

利益剰余金も減ってますね。増えないBPS

ただ以前より減少が抑えられて来てる気は。

蓄積から手出ししてたのがなんとか減らさずに済むか住まないかくらいになってきてるやも?くらい。

 

 

CF

CFは営業CF、FCFでててそれが財務で出てる感じ。

現金は減ってきてますね。

このままだと配当と優待配るマシーンが壊れて修理(減配とかですかね)をしなくてはいけなくなる予感もすこし。

ただ自社株買いも結構してて、これがなければ維持できるかもなのでどう考えるかですね。

 

アイエーグループ(7509)

業績

神奈川地盤にオートバックスと車検洗車サービスのテクノキューブ運営とその他ブライダルと不動産関連といかにも地方フランチャイジー

テクノキューブもオートバックスの系統みたいですね。

業績は横ばい。2,016年から低ROEで低迷感ありますが赤字などもでて目先は回復でこれを復帰と見るか。

 

赤字の2021「当社グループが保有する事業用資産の一部について、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損損失1,425百万円を特別損失に計上」

なにを切ったかはちょっとわからなかったですがなにかは切ってそうで、あと2022年5月にブライダル閉鎖で特損。これはブライダル撤退ですかね。

それで2022はかなりROEが回復してますね。

減損はだいたい毎年切ってますが、特に2018、2021は大きめですね。

それで前期は利益回復で、今期1Qは減益ですね。まだ1Qであるし見えないところはありますが、このへんで復活するかしないかを見定める感じでしょうか。

 

財務

2015年くらいまで純資産増。総資産は横ばい感あります。

以降は資産は足踏みで停滞感ありますが、2021で大きく?資産減でここで大鉈を振るったとはみなせるわけで、だからそれが成功したかしないかですね。

だからひとまず2022で資産増、自己資本比率改善のBPS増で上手く言ったといえばいったとなりそうでだからこれが続くかです。

 

CF

CFはずっとでてますね。

FCFも2016以降で出ているので倒産の危機みたいな話はないですね。

配当は一本調子。あまりあまり還元熱心って感じじゃないですが自社株買いもちょこちょこしてますね。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足でまあ調整じゃないですかね
月足であげて調整
確認。

評価・売買判断

フジ・コーポレーション(7605)

テクニカル的には、2018年まで上げてきて1485まで。以降はいかにもレンジな推移で調整中という印象。

レンジをぬけて上昇とかレンジ下で買って上でとか見込むなら。下はコロナ安値692とかコロナ以外安値740とか見ながら。上は1485あるいは、1400超えあたりをレンジ上部とかみてこれらを基準にみていけばいいのではないか。


ファンダ的には、タイヤ小売。店舗と通販。タイヤ特化とかあるのかもだけど、出してる利益率や収益性は小売としては傑出しており成長性も順調できてます。

その中で株価はもみ合いEPSが上がってきてPERがかなり下がってきてるのは一つの事実。

一方、目先は成長鈍化感も無きにしもあらずで、大きくはまだ成長は続くとするか、鈍化し停滞に向かっていくとみるかがありそうです。

評価。

PER8のPBR1.1。見せている収益性からは低評価という印象は受けます。成長鈍化してもこれならもうちょっと上でも・・とも思わなくもないですが、鈍化するとこんなもんかもしれません。

あとは過去の順調時にもPER15以上はあまりついてないしPER10以下もかなりあるのでそもそもあまり高評価にならないとは思ってたほうがいいと思います。

 

オートバックスセブン(9832)

カー用品。会社としては業績も資産も停滞もしくは微後退ってところで長期に企業価値をあげてるとも認めがたい。

も、赤字はなく利益はだしてるのでなんでかというと利益はみな還元でだしてて会社に蓄積されないという構図で、要するに株主に配当と優待を配るために働く会社。配当優待がほしいなら考えてもいいかもしれませんね。

評価。

PER15のPBR0.9。というより配当優待を額面で5.7くらいはいくのでユーザーなら1単元くらいは拾うのも。減配に怯えながらになるとは思いますが。5%程度なら預金よりはマシはそのとおりだと思うし。業績自体はわりと安定的だし。案外悪い選択じゃないかもしれません。

 

アイエーグループ(7509)

車系のオートバックスフランチャイズとブライダルと不動産でいかにも地方フランチャイジー。ブライダルは撤退かも。

地味に停滞蓄財でしたが近年は蓄財も怪しくなってきてる中で減損などしてテコ入れをしようとしてるかんは。それで前期はROEも回復してきてはいて立ち直った感もなきにしもあらずだけど今期は1Qでまだしんどそうで道半ばかもしれないみたいなところ。

まあ普通にCFでてたり財務に重大な問題もなさそうで、BPSあたりを順調に伸ばせていけるかいけないかくらいのちがいです。

評価。

PER5のPBR0.4で底辺に近い評価。これは2015年のBPS伸ばしてたころでも似たようなところあるので、BPSを伸ばせるか伸ばせないかは重要なちがいじゃなくどのみち底辺評価みたいなところはありますが、BPS伸びればその文くらいはリターンになるかもとは思うのでそのへん狙うかですかね。いや、BPS伸ばせるかわからないんだけど。

 

フジッコ(2908)

豆とか昆布とかとろろとかみたいな食品。

長期に赤字もないけど近年好調なところはあるけど、伸びてるとしていいのかでやっぱり停滞ではないか。もっとも蓄財はBPSで2.1%/15年程度でこのあたりは低ROEですね。

みるとすごく財務がいいですね。借り入れもなく自己資本比率も高め。

業績も堅くCFもだいたいFCFプラスでどこからどうみても堅い会社。

別にそれが悪いというわけでもないけど、これだけ堅いなら財務を悪くして財務レバレッジかける形でROEをあげたほうがいいのではないか?とかは思ったりします。幸い営業利益率も低くはなく財務レバレッジかけるリスクもそんなに問題にならなさそうです。

が、現状フジッコは非常に堅い会社でそれ故に低ROE低成長になってそうでこの辺は好みでもあると思うのでそうであるとしてどう考えるかですかね。

h評価は近年好調であったので株高もしてその影響も残ってそうで少々PBR高い気はします。数年そんなもんなんで下がらないところはあると思いますが、業績上がっても反応するまで遅いかもね?とは思います。

 

参考データリン

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

土曜日記事ストック切れて不定期更新になってますが、やはりあまりその後もストックがたまりませんね。

まあ今は雑記の旅行記を進めたいみたいなところありますが。そちらもあまり進んでないのですが。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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