大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7226)極東開発工業/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

極東開発工業とその他

株価

1338円(人々は、大きな高嶺を制覇したものの疲れたので、しばらく手を抜いている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7226 6345 6402 6233
企業名 極東開発工業 アイチコーポレーション 兼松エンジニアリング 極東産機
市場 東証PR 東証PR 東証ST 東証ST
業種 輸送用機器 機械 機械 機械
時価総額(億) 571.8 596.7 66.2 26.4
株価 1338 781 1190 489
決算期 2023/03予 2023/03予 2023/03予 2022/09予
予想売上(億) 1,160.0 615.0 110.0 97.7
予想営業利益(億) 55.0 76.0 6.9 2.6
営業利益率 4.74% 12.36% 6.23% 2.66%
予想純利益(億) 40.0 57.0 4.9 1.4
売上成長率(年複利/期間) 4.4%/16年 -0.6%/16年 3.9%/16年 2%/6年
EPS成長率(年複利/期間) 6.1%/16年 -1.3%/16年 5.4%/16年 -3.6%/6年
BPS成長率(年複利/期間) 4.5%/15年 4.6%/15年 5.5%/15年 10.9%/5年
PER 13.35 10.33 11.81 18.83
PBR 0.48 0.78 1.02 0.93
ROE 3.6% 7.6% 8.6% 4.9%
ROA 2.6% 6.3% 3.8% 1.6%
配当利回り 4.04 4.35 2.94 2.04
配当性向 53.9% 45.0% 34.7% 38.5%
総資産(億) 1543.5 905.6 128.1 86.3
自己資本(億) 1126.9 760.4 57.1 27.8
自己資本比率(%) 73 84 44.6 32.2
一言感想 停滞蓄財 停滞蓄財 停滞蓄財 停滞

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで、気になった業種で5年営業利益率でスクリーニングし気になった上位のものをチョイスして分析します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年09月27日取得。極東開発工業。仕事車。比較に同業っぽい。ゲストに極東仲間の極東産機。

極東開発工業(7226)

業績

こういうの(一部)。

セグメント。トレーラーとか最大手とかで主力は仕事車ですが、ごみ処理施設なのどの環境とか不動産も比較的頑張ってます。不動産はパーキング。

2010年に大きく減収で赤字もありますが、大きくは長期成長で赤字もそんなになく成長してなくもないけど、近年は足踏み感強め。

中期経営計画は売上1,400億の営業利益率9%とかいっててできれば最高益になりそうですね。過去の推移見てもいけます?感は。まあ2016年あたりは行ってたのでできるかもですが。

まあですが赤字は売上立ってないときですし、利益率でてるのは増収時なので、やっぱり大枠売上ではないかと。

その中で近年は売上足踏みですね。1Qでも減収で赤字。通期でも減収減益。減益は「半導体不足等による各方面の生産の停滞及び原材料価格の高騰等」ってことになりそうです。

と、目先なかなか渋いですがシクリカルにはなると思うけど赤字自体は少ないし、長期に伸びてないこともなくBPSなら右肩の6.1%/16年とかでそんなに悪いもんでもないという印象はうけます。

 

財務

蓄財。長期に資産像で自己資本比率も改善。

借り入れも減らす方向で前期末有利子負債もほぼ返しきったか?という状況。

前期末総資産1540億。有形固定397億で地味に増えてるか横ばいくらい。流動962億でいろいろ。現金増えてるね。97億から258億。

負債は413億で280くらい未払費用とか手形で借り入れほとんどなく財務は相当健全となり大きな投資も基本要しなさそうな雰囲気。

 

CF

ということで営業CFでれば、FCFでますよねーって見ると営業CFでててFCFもだいたい出てる。近年は特に安定的。

前期は投資で106億ほどプラスですね。固定資産の売却入ってます。それで100億くらい利益で現金像ですね。

賃貸不動産売ったみたいで。なんか批判されてました。

極東開発の課題 | 極東開発工業株式会社〜極東開発の株主価値向上に向けて〜 株式会社ストラテジックキャピタル

で、売ったのこれですね。

固定資産の譲渡及び特別利益(固定資産売却益)の計上に関するお知らせ -極東開発工業 株式会社|BtoBプラットフォーム 業界チャネル

配当は増配傾向。上の批判からかは知らないけど目先はかなりの高配当性向を示してきてます。

まあぞれでも今の業績だと現金増えそうですが。

 

アイチコーポレーション(6345)

豊田自動織機の子会社で高所作業車とか。

セグメント。

車両売って、保守でも稼ぐスタイルですね。

なんですがシクリカル。営業赤字は2003以降ないようですがリーマンあたりで大きく業績落ちてますし、投資需要というか環境に大いに影響されそうな。

2010年とか売上40%減ですがなにか事業手放した・・?とみてもそんなことなく普通に純減でつまりそれくらいは環境で動くです。

とはいえリーマン以降は堅調ですね。

目先も減収減益くらいあるけど足踏み程度。利益率ROEなどもそんなに落ちてる感じでもなくこれは停滞蓄財の範囲内という印象。

1Qで増収増益で計画も増収増益なので、足踏み終えて堅調が順調になるかも感はあります。

 

財務

一貫して資産増で借り入れもなく自己資本比率も高め。生産設備を抱えるメーカーとしてはかなり財務健全となりそう。

有形固定は2016年に増やして以降は減少。2016年にわりと投資して以降は償却してる感。

流動は預け金が目立つ。これは親にでも預けてるんですかね?手持ち現金少なめ。この預け金が自由にできるか否かで見方がかなり変わりそう。

調べると「預け金は当社の親会社であります株式会社豊田自動織機が運用する「キャッシュマネージメントサービス」へ預け入れた資金額であります。」・・・自由になりそうではあるんですけどどうなんですかね?

とかとかあるんですけど、極めて財務は健全でそして蓄財って感じ。

 

 

CF

CF普通にでてる。出てないと親会社に運用してもらうことできないし。

ってことでだいたいFCFでてる。

増配傾向で配当性向高まってきてますね。

 

兼松エンジニアリング(6402)

業績

吸引とか洗浄とかのくるま。

シクリカルだけど長期に成長風味で赤字は2010年くらいでなかなか以上に堅調できたけど目先は、後退局面という。

安定性収益性(ROE推移が二桁多め)で上の2つより一枚上って感じですが実際BPS成長で    5.5%/15年とかで一枚上。その分配当も1%くらい低くて結果バランス取れてうまく出来てるもんだなと思う次第。

それで目先1Q で減収減益で通期も減収減益も1Qで上方修正が入ってだめだと思ったけど思った以上より戦えてるにはなりそうで、まあ諦める局面でもないような気はします。

まあでも3つ揃ってシクリカルよりの停滞蓄財かなと。ここは一枚上。

財務

資産増。自己資本比率も維持くらいでずっと資産増くらいで堅調な蓄財でしたがここにきてしてなかった借り入れをどかんと。

みると2018年位まで有形固定維持で20億前後が2022年で54億まで膨れてますね。近年急激に増やしてきてます。それでこのペースの投資には間に合わなくて前期末で借りてますね。

という感じで、前期末総資産128億で有形固定54億で、負債70億でうち借り入れ24億でかなり財務悪化である意味勝負に来てそうです。

これっぽい。

兼松エンジニアリング、高知市に新工場建設 | 設備投資ジャーナル

かつこれで上記工場に集約っぽく、土地などを減らしてて以下ですね。

兼松エンジニアリング、明見工場を売却 | 設備投資ジャーナル

で、完成したようです。

兼松の高台新工場が起工 災害対策強化し生産性向上 高知市 | 高知新聞

兼松エンジニアリング、高台新工場(高知市一宮)が完成 生産集約し津波リスク軽減 | 高知新聞

1Qではまだ芳しい結果にはなってなさそうですがさてはて。

 

CF

ずっと営業CF出てましたが前期はマイナス。営業債権の影響が大きそう。

近年設備投資が盛ん。上の高知工場ですね。それで特に前期は借りて投資のムーブで久々の大きなFCFマイナス。

黙ってればだいたいFCF出る感じではありますね。

増配傾向。配当性向が上がってきてます。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげかもみあい
月足であげかもみあい
確認。

評価・売買判断

極東開発工業(7226)

テクニカル的には、大きくは2017年の2076までのあげがあり、以降は落ちるも933は2016からは切り上がりで、2018以降は調整に入っている印象の推移。その中で目先はさがってきてますが933からも切り上げでやはり大枠調整。

そうですね2076、983、1814、1242で三角持ち合いを見れるので、1242を基準に割らなければ上放れ期待とかで見てるのとかありかもしれませんね。

 


ファンダ的には、おしごとくるま。シクリカルで赤字とかないわけでもないが長期に成長感もないわけもなく、大凡安定的に利益はだしててそしてあまり投資も必要そうでもなくCFも筋がよく財務改善もかなり進んでいる印象。

そのなかで近年は業績足踏み。まあ総じて停滞蓄財とみてるとそれっぽいかなと。蓄財力自体は結構高いように思えます。

シェアもありあるていどの競争優位性もあるようにも。まあ成長というよりは停滞蓄財ですが。

不動産を売って思わぬ利益がでたようんでさらにお金積んでます。これが還元とかででてくると面白いところはあるかもしれません。じゅんじゅん増配してリクリカルとしては高めだなとう配当性向には来ています。蓄積からは相当余裕ですし、現状業績でも十分維持できそうですが。

評価。

PER13のPBR0.5きり。普通に成長企業とか見られてなく停滞企業として見られてそうな評価帯。

シクリカルなところはありそうも結構事業はシェアもあり底がたく、蓄財は今後もつつがなくできそうなのと財務やCFが余裕なので還元期待も込めるとPBR0.5切りはおとなしく待つのもいいのではないか?とは思ったりします。

極東開発としてももっと下もないわけじゃないけどPBRでかなり低めですし。

まあ地味な投資になりますが。

 

アイチコーポレーション(6345)

高所作業車メーカー。

シクリカルなところあるけど、基本堅調だし目先は順調というか成長してるようにもなところだけど、大枠として停滞蓄財とするとそうですねって感じ。

蓄財は進んで財務はとても健全、CFも安定的で通常運転においてはなんら問題がなく堅調に稼いでいきそう。

若干気になるのはBSに占める預け金が多すぎで、親会社に預けてますがこれをどうみるか。あるいは不利な条件で親に貸してるような感じにもなってるかもしれない懸念は。ここでは確認しません。いずれにせよ停滞蓄財。

評価。

PER10のPBR0.8。停滞蓄財の自動社メーカーとしていかにもこんなもんという印象を受ける評価。

PBR0.4台とかもあるみたいだけどほんとによくある評価で通常運転って感じ。この感じが続くならBPS4%配当4%で年8%ほどをPBR0.7ほどはまあシクリカル考慮しても財務CFの安定とってまあ別に悪くもない評価だとは思ったりします。預け金自由でそれが還元とか向かってくるかもしれないオプションもあるとするとよりよい感。

 

兼松エンジニアリング(6402)

堅調な作業車メーカー。シクリカル味はあるけど長期に成長で上2つ比較でROEなどでも上回りBPS成長率も高めで一枚上という印象。

その中でずっと堅実に蓄財続きでしたが近年は高知に新工場でわりとリスクとって投資してきてます。これをどうみるか。目先はあまり新工場効果あるのかないのかって感じですが・・

評価。

PER12のPBR1とか。いかにもそれっぽい評価ですし、アイチコーポとかより一枚上だとしても一枚上の評価となるのでやっぱりこんなもんという他。兼松エンジニアリングとしてはここ5年では低評価です。

ある意味新工場による良化は織り込んでないとはなりそうで、良化してくれるなら面白いかもね。

良化してくれないのならだからもうすでにこんなもんって評価が付いてる気はいたします。

 

極東産機(6233)

なんかピンとこないですが。自動壁紙糊付機とかカーテン製造機器とかなんか平べったいものを貼ったり作ったりする機械が多めです。

業績には成長感もなく、薄利低ROEBPSも伸びてるのか伸びてないのかって感じで現状維持でいっぱいいっぱいの低ROEメーカーって感想です。

 

財務もよろしくはなさそうで。営業CFは出るも、投資してFCFはでてるか微妙でいかにもしんどそうな感じには。

それがPBR0.9ですか?上の3つのほうがよりマシじゃないですか?

・・って問に返答できる感じならまあ選ぶのもいいんじゃないですか?なんかの根拠でこれまでなかった業績加速が起こるとか。目先のQまでそんな感じでもないですが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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