大河の一滴

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(7917)藤森工業 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

藤森工業

(東証PR/化学)

株価

3380円(人々は、波に翻弄されながらも進めてないこともない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。2022/9/18に銘柄スカウター10年クスクリーニングで売上利益10年最高値更新の銘柄(対象197)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25比較してPBRが低くなっているもの(対象72銘柄)からきになったものをチョイスして分析します。藤森工業。包装資材メーカー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年09月16日に取得。

業績

包装材。といわてもセグメントはよくわからなさげ。

で、みてみると情報電子。

 

環境ソリューション。

 

ウェルネス

 

建築・土木資材

という感じで包装材ですね。すいませんでした。と、気密性に優れてたり付加価値が高そうな包装材となりそう。レジ袋などとはレベルが違うみたいな。

業績は安定感あり、1999年以降営業赤字は2009年のみですね。それ以降は大凡堅調でROEもぶれもあるも10%近辺をだいたい維持でBPSも右肩(6.86%/15年)です。

そんな感じでわりと付加価値の高い商品を提供し続け長期に地味に価値をあげてきているという雰囲気です。

1Qで増収減益。「増収効果に加え売価転嫁を進めましたが、原材料価格やエネルギー・輸送コスト上昇の影響が大きく、さらには人材補強に伴う固定費の増加、研究開発費や戦略費の投入があり」だって。計画は増収増益ですね。

 

 

財務

資産増。借り入れは2013年にだいたい返してしまって以降はちょっと借りてまた返すな感じ。自己資本比率の改善は止まってます。

それで前期末総資産1273億で有形固定391億。増えてないこともないけど増え方は地味ですね。

流動809億。これは順調な伸び。中身は手形類350億有価証券170億現金110億、商品原材料100億ってところでしょうか。

基本的に問題ないとしか。

負債は420億。主な負債は手形類、250億とか有利子負債も現金内だしこれも問題ないとしか。

 

CF

営業CF出ますよね。

それで2008年以降はだいたい投資してFCF出してる感じ。増配傾向で現金も積む方向。

配当性向とかは比較少なめであまり還元熱心感はないけど2018年以降は現金も増えてないので妥当なレベルっちゃあ妥当なレベル。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげて下げ感
月足で一応あげだね
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、月足大枠では2012年もしくは2009年から大きくは上昇。

それで高値を4000、4195、5130ととってきてます。その中で5130からドローダウンですがこれを上昇の中の調整とみるか、下落に転じたとするのか。コロナ安値2100を切るとより下落転換感がつよくなりますがー

同時に週足レベルでは目下絶賛下落トレンドですね。

これらを勘案してですかね。


ファンダ的には、少々高付加価値な包装材。リーマンあたりには赤字もあるもそれ以外は赤字もなく、リーマン以降は大凡堅調で地味に成長地味に安定的にROE維持でBPSも右肩と地味も長期に堅実に回ってるという印象。地味地味いってますが、ある意味地味だけど堅実のお手本のような。

財務にしてもCFにしても堅実。目立つ悪負債もなさそうで、財務は良好。CFも安定的。ただ還元はこれ以上伸ばすと現金が減りそうなので還元強化は増益が必要かも。

評価。

PER9のPBR0.8。藤森工業としてわりとPER低め。2013年以降で低い方。PBRだともっと低いところがないわけじゃないけど、これもどちらかといえば低い方。

いかにも地味で化けるとか言う感じじゃないけど、安定さと比較低評価を妙味として我慢強く価値向上待ってるとそんなに悪いことならないないんじゃないかとは思ったりします。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7917

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7917

IRBANK:https://irbank.net/7917

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

土曜日記事はノルマが無くなったので書かなくて良いってのはきらくですが、きらくはもちろんストックが進まなく激減もしくは皆無と同義なんだよなぁって感じ。

でも日々の銘柄記事だけでもわりとヘビーでふりかえるとほんとによく書いてきたなとは思います。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)