投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
アメイズとその他
株価
865円(人々は、冒険にでかけて帰ってきてほとんど進んでない。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 6076 | 9720 | 9713 | 8392 |
---|---|---|---|---|
企業名 | アメイズ | ホテル、ニューグランド | ロイヤルホテル | 大分銀行 |
市場 | 福証 | 東証ST | 東証ST | 東証PR |
業種 | サービス | サービス | サービス | 銀行 |
時価総額(億) | 131.5 | 47.9 | 120.7 | 315.3 |
株価 | 865 | - | 1175 | 1941 |
決算期 | 2022/11予 | 2022/11予 | 2022/03 | 2023/03予 |
予想売上(億) | 135.0 | 40.2 | 164.7 | 662.0 |
予想営業利益(億) | 24.0 | (7.0) | (82.2) | 70.0 |
営業利益率 | 17.78% | -17.43% | -49.91% | 10.57% |
予想純利益(億) | 13.0 | (6.4) | (48.1) | 45.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 4.7%/10年 | -2.2%/15年 | -8.1%/15年 | 0.1%/16年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 12.1%/10年 | 14.6%/15年 | #NUM! | -3.1%/16年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 16.5%/9年 | -6.5%/14年 | -8%/14年 | 1.5%/15年 |
PER | 10.12 | #VALUE! | -2.51 | 6.80 |
PBR | 1.09 | 1.54 | 0.78 | 0.16 |
ROE | 10.8% | #VALUE! | -31.1% | 2.4% |
ROA | 4.7% | -8.0% | -8.0% | 0.1% |
配当利回り | 2.31 | 0 | 0 | 4.12 |
配当性向 | 23.4% | 0.0% | #VALUE! | 28.0% |
総資産(億) | 277.0 | 80.7 | 599.2 | 43105.7 |
自己資本(億) | 116.9 | 32.0 | 160.9 | 1977.9 |
自己資本比率(%) | 42.2 | 39.6 | 26.8 | 4.6 |
一言感想 | 崩れるも復調 | 停滞から散財 | 壊滅中 | 低ROE停滞 |
今週は比較。2022/8/12に銘柄スカウター10年スクリーニングで、過去1ヶ月前から売上営業利益共に10%以上の上方修正を行った銘柄(39銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年08月12日取得。アメイズ。格安ホテルAZ。比較にホテル。ゲストにアメイズ大分本社なので大分仲間の大分銀行。
アメイズ(6076)
業績
九州の格安ホテルAZ。
IRバンクで業績がみえる2010-2019まで増収でほぼ増益の成長で、コロナで初の減収を食らったというふうに見えて、まあコロナのせいで後退なのですが、他の比較2つと見比べると恐るべき強さを感じたりします。
黒字維持。大幅な減収減益も黒字を維持でほかは事業壊滅レベルの打撃を受けている中黒字を維持で事業を継続できるダメージに押さえているという。
銘柄スカウターでホテル・リゾートの5年営業利益平均利益率とると、ぶち抜けた数字になったりします。
競争優位性で抜けている・・とみていいのではないか?とは思うところで、だからそのようにみるかですかね。
(同じ格安ホテルっぽいABホテルとかは旅行カテに突っ込まれててABも強い業績でした。格安が強いのかも。)
まあそれも目先はコロナであえいでる感じで10%後半以上あったROEも低ROEになっていてますがその中で復調してきてる感じですね。目先四半期はコロナ前の水準に近くなってきてはいます。
さてどうしましょうかという感じ。
財務
2017年まで資産増。純資産は2019まで。有形固定もその流れですね。建物自体は増えてるので20173年以降は投資は減価償却と拮抗レベルになってるという感じでしょうか。
純資産増は2020以降は横ばい。横ばいで抑えていると言えます。
伸びてたのが、コロナで足止め食らったくらいになりそうです。
CF
営業CFは安定。コロナ下に至っても安定。投資してFCFが出る・・まあ2020、2021は営業CFの水準が落ちてFCFも落ちてその分財務CFの支出も下がってるのですが、なんか普通というか、惨劇にあったホテル業界でありながら異常とも言えないCF状態を維持しているようにはみえます。まあ業績も黒字なので当たり前なのですが。
まあでもさすがに減配。配当性向も上がってるね。現状は維持できないくらいには足止めされたところはありますね。
ホテル、ニューグランド(9720)
業績
横浜のハイクラスホテル。
リーマン以降だと減収傾向で赤字も散発するくらいに低調だったし、2017年に大きな純損失を出したり(減損)とかでもともと厳し目なところにコロナ襲来で赤字散発が連発になってる感で、非常に厳しいという印象。
一応コロナからは復調気味ですが、復調したからどうした感も。
目先は営業利益率-20%超えてて、これは連発だしコロナだから仕方ないとは見てしまいそうですが普通に倒産の危機レベルでビジネスモデルなら崩壊してる水準。
・・・なところで2Qで増収というか復調で上方修正は入ってますね。まだ赤字ですけどね。
財務
目先2Qで総資産78億の有形固定45億。流動29億現金25億。で負債47億で有利子負債28億程度で以外に詰むような財務ではなくいくらか余裕はありそう。も、普通に良くはないけど。
でも2017年で減損で固定資産切ってるし2021も固定資産売ってる感じで、財産処分しまくってのこれなので非常に悪いになりそう。
2016年に有形固定106億が前期末46億まで減ってます。
CF
2013年までは営業CF黒字安定でしたが2014年以降赤字もまじり、近年は黒字がでてもそれ以上の赤字が翌年に出る感じで、耐えきれず2021年に大きく投資CFでプラス。大事な資産を切り売りしたように見えます。
まあ当面の運転資金を手に入れた感じにはなりそうですが、事業の見通しがどうのこうなならダメなやつではないか。
ロイヤルホテル(9713)
業績
リーガロイヤル中心のホテルグループ。
コロナ前から減収傾向で(2009-2021連続減収)まあでも2010-2012に赤字を切った後は2020まで黒字でBPSくらいは伸ばせてた衰退蓄財くらいだったのですがコロナでドカンと落ち込み。2010-2012で切った特損レベルの営業赤字を連発しているという。
普通にここもビジネスモデル崩壊レベル。
という感じでコロナは優秀でもないけどなんとかやれていた(ニューグランドはやれてたか微妙なところですが)ホテルを焼き払ってきてる感はあり、これどうすんのよ?状態ではあります。
目先1でも普通にやっていけないレベルの赤字で通過。とはいえ売上は前期比+95.5とかなので急速に客足が戻りつつありますが、戻って損益分岐を超え息をつくまでに生き延びられるか?みたいな話にはなってます。
これは増資など飛んできて投資家が生き延びられるか?も含みます。
それで息をつけてももともと衰退寄りでだからどうした?とは思うのですが、赤字から復活はしばらくROEが飛んだりするので、早い復活が感じられる人はあるいは。
株価年足レベルで目先は長期のボトムみたいなところもあるので、減収とか減損とかしても大きな企業価値は変わらないという考えなら拾うという判断もできるかもしれません。まあいずれにせよ早い止血しないとお金垂れ流して輸血しないと死んじゃうようには見えますが。
財務
資産は意外に耐えてます。もともと財務悪かったのがありそうというか2022は増資入ってますね。固定資産の処分とかはなさそうです。
それで借り入れやら増資などで生き残りに来てる感はありますが、そもそも利益剰余金マイナスですね。
CF
営業CFは2020まで安定的だったけど、コロナ以降で赤字化。財務CFはそれまで支出が2021、2022は入りに変化。
コロナまでなんとかやってきたけど、コロナでやっていけなくなり財務で輸血しながら生き延びてるくらいになりそう。保有現金から輸血しないと死んでるように見えるので言い過ぎではないですね。
配当なし利益剰余金マイナスだし。
日足週足月足の値動き判断
日足であげっぽい
週足でさげて挙げ気味に調整ですかね
月足であげてさげ。
確認。
評価・売買判断
アメイズ(6076)
テクニカル的には、2013年から2018年まであげて417から2118まで。そこからコロナ安値510まで下がるも以降は調整気味にあげてる感じでしょうか。
大枠目先の水準は2015年以降の水準なので大枠では行って来いしてるとは言えます。コロナ以降が上昇に発展するとみるなら週足安値720あたりを見ながら970超えをねらうみたいなかんじでしょうか。ちな福証で出来高少なめ。
ファンダ的には、九州の格安ホテル。コロナ前まで成長できてましたがコロナで後退を余儀なくされているが、壊滅するホテルも多い中黒字を維持で、このへんを強さを見るか。財務的には足止めくらいでダメージを負ってる様子もなく、CFも後退してるけどこれも問題になるほどでもないようには。
その中で業績は回復中。
評価。
PER10のPBR1とか。コロナ前の状態とすると破格の低評価のようには見えますが、もともと低評価というかPER10以下で定位置というかPER5切るような低評価もよくあるってのは注意点。まあ格安で特に目立つわけでもない地方ホテルで福証と低評価になりがちな属性もてんこ盛りなのであまり安い、PERが切り上がるなんて思わないほうがいいかもとは。
PBRではわりともっと高PBRだったところはあるので、復調が続き以前のようなROEを出せるとなると上振れはありそうにも思えます。
なのでやっぱり業績回復そして成長再開がないとパンチ不足な気はするところでそのパンチを信じられるかではないか。
ホテル、ニューグランド(9720)
コロナ前から厳しい感があり、減損などしてたがコロナでダメ押しでさらに厳しくなり目先資産を切り売りして生き延びている感じ。
目先まで赤字で資産売り飛ばしながらとりあえず止血もできてないところで普通に厳し目。
ではあるが前期に大きく資産売ったので当面の運転資金はもってるので、時間は稼げるところはありそう。その間に有効な手が打てるなら。
みたいな状態で普通に危機でその中で時間を稼いでいるような状態。
評価。
PBR1.5。まあ状態評価して安いとか高いとか言って売り買いするような局面ではないような気がいたします。
時間稼ぎ中に止血して立て直せるか。立て直しそのご恙なく事業活動できるか?あたりだと思いますが、そのような姿がエスパーできてるのならあるいは。現状はできてないように思えます。
ロイヤルホテル(9713)
コロナまで衰退傾向はあるも利益は出せてて減損などで立て直した2013以降はBPSくらいは増えてて衰退蓄財。もコロナで破綻。目先は毎年現存したかの如き巨額の赤字が営業利益からで普通に事業崩壊中。
も、目先は急激に息を吹き返しつつあるがまだ赤字。
財務は意外に耐えてる。というか増資などで止血で現状資産の切り売りまで及んではいなさそう。故に復活すれば以前と同程度は稼ぐのではないか。以前と同程度ならそれがどうした感もあるが。
CFは壊滅中。止血で対応中って感じ。止血手段何になるか楽しみですねって感じ。
評価。
ニューグランドに準じる。
早急に復活してまたBPS積めるならPBR0.8はあるいはそんなに悪くないかもだけど今は積むより飛ばしてるし、廻り見れば同程度のPBRで積んでるところはあるのでこれを積極的に選ぶ合理的理由がよくわかりません。復活してROE加速とかならすこしわかりますくらい。
大分銀行(8392)
大分の地銀。リーマンくらいに赤字はでてるけど以降は黒字で経常収益もおおよそ横ばいですが、いかにも低ROEでROAなら超低ROA。BPSも2015年以降は伸びてる感じでもなく、現状維持でいっぱいいっぱいな停滞蓄財もできない企業のようには。
資産は貸出金はちょっと伸びてる。14年で1.6兆が2兆くらい。預金は2.4兆から3.3兆。
という感じに預けられても貸し出せない地銀という感じ。
PBR0.16の超低PBR。0.3でもいいじゃないかとは思わなくもないし、過去はつけてるろころもあるけどもってるとBPSも伸びないで(企業価値の向上なしで)配当もらえます程度なので、PBR倍になったら配当リターン半分になっちゃうじゃんとは思うので0.15でもなんなら0.1でもいいじゃんとも思うのでこの変動考えるかですね。
年足見ると歴史的低株価水準ではあるみたいです。PBR0.3〜4とかで買ってくれる誰かを延々待つのもあるいはいいかもしれません。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないですね。ゼノブレイド3はクリアまで100時間越えました。
でもまだまだ未消化部分多めなんですが。
記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
記事補足してます。
この記事の表とデータとエクセルの黒グラフは以下のツールで作成しました。