大河の一滴

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(2653)イオン九州 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

イオン九州

(東証ST/小売)

株価

2158円(人々は、落とし穴に落ちたりしながらも這い上がり旅は総じて順調。)

業績財務と指標とそれに対する分析

 今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニング売上営業利益5年10%以上かつKABU+データ2022/8/5取得で業種平均PBRを下回り実績ROAを上回るもの(対象30銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。イオン九州。九州山口あたりのイオン。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年08月10日に取得。

業績

文字通り九州(と山口)のイオンですが気になるのは目先の業績加速。

2021に大きく加速「2020年9月1日付けにてマックスバリュ九州株式会社及びイオンストア九州株式会社との経営統合を行いました」ということで統合効果。

イオン九州、経営統合から1年 組織変更による更なるシナジー創出とデジタル化で収益向上をねらう _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】

「旧3社の合計との比較(参考値)では1.8%増」ってことで事業成長ということにはならなさそう。堅調ではありそうですね。

2022も伸びてますが、上の経営統合がフルに効果あった形で、これも成長とは言えず補足資料の売上客数などはほぼ横ばいですね。

とはいえ、「、新規出店や既存店の活性化、DXへの投資を計画的に実行するとともに、本社のスリム化、店舗後方業務の見直し、レジのスマート化等、生産性改善の取り組みを継続」は効果あった感もあり増益は増益です。

利益率も上がってきてROEなどもあからさまな低ROEからまともな水準まで来てます。

とはいえ、低ROAでスーパーとみても低利益率なほうなのでこれをどうみるか。

統合とDX化等で効率化が進めば伸びしろはあるともみれなくもないです。

 

そんな中で今期1Qは、売上は微増に減益ですね。1Qですし、そもそも薄利なのでちょっと利益率上振れれば容易に取り返しそうですが減益は減益ですね。

 

財務

2021は統合で資産跳ねてる。

前期末総資産1578億。有形固定が858億でこれは統合前横ばいの統合しても減ってますね。あまり出店とか投資が盛んというよりはリストラ局面に近いとは。

流動資産も伸びている感じでもなく商品あたりも減ってるのでやはり不採算店舗とか引いてそうです。短信でもクラッシュアンドビルドとか業態変更とかしてそうです。

そのなかで統合後は期間短いですがBPS増には向かってます。以前は横ばいなので進歩といえば進歩ですね。

 

CF

営業CFはほぼ黒字ですが2022は赤。仕入債務預り金などの影響が大きそうです。

投資してFCF赤字ですね。これは経営統合直後で投資を盛んにした感もあるので、今後どうなるか。 以前から基本投資が多くてあまりFCF出てない感はあります。

営業CFが以前のようにでると配当自体は余裕というかする投資規模とか負債返したいとはなりそうなので増配どうでしょうね・・感はある。増配してるけど。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、コロナあたりに強めのドローダウンはあるもそれを除けば長期に結構順調な上昇トレンド。コロナ後もかなり順調そうでそれに乗るはありのようには、目先週足安値2001あたりを基準にみるのがいい気はします。


ファンダ的には、統合して規模増でその中で効率化やDX化で利益率が改善し増益っぽいところは。現状低利益率で伸びしろはあるかもしれないとは。

だからというか同時に低利益率低ROAで小売としても凡庸な水準。財務もよくはなく、このへんも凡庸。

ではあるがだから凡庸が故に改善が進むと良化の余地は大きいかもしれないところはありそうでその辺どう見るか。

数字の大枠では、成長というよりはリストラ局面。利益出るも資産増が見れない。資産増できない(くらいの収益性)かもしれない。1Qは横ばいで現状やはり総合凡庸な小売という印象は受けます。

評価。

良化する余地はありそしてそっちに向かってるようにも見えなくもないってところはありますが、やはり現状低利益率ROAの凡庸なスーパーでROEは財務レバレッジもあり見れなくもないですが財務レバレッジで優秀さの証明とも取り難く。財務改善するとROEが下がるでもあるし。

それをPER26のPBR1.8は、小売としては高め。というか例えばエコスあたりと比較してもROEROA利益率で劣るもエコスのほうが低PERPBRとかでこのへんをどう見るか。

まあイオン九州としてはこれでもよくあるPBRな方みたいなんですが優待がユーザーならそこそこお得感あるのでそのへんでの株価形成っぽさはありますね。

総合普通に判断すると厳しいというかあまり妙味とか有利さを感じないというか。それでも買ってたら報われてるので難しいのですが。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2653

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2653

IRBANK:https://irbank.net/2653

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

投稿時刻誤ってた。そのままアップ。21時に更新なしです。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)