大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(2813)和弘食品/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

和弘食品とその他

株価

3915円(人々は、安住の地を抜け出そうとして出鼻をくじかれ引き戻されたが再度挑戦を始めたところ。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2813 2806 3561 1981
企業名 和弘食品 ユタカフー 力の源ホールディングス 協和日成
市場 東証ST 東証ST 東証PR 東証ST
業種 食料品 食料品 小売 建設
時価総額(億) 37.2 162.3 185.9 147.5
株価 3915 1838 665 -
決算期 2023/03予 2023/03予 2023/03予 2023/03予
予想売上(億) 121.3 127.5 237.1 345.8
予想営業利益(億) 5.7 10.0 13.8 11.4
営業利益率 4.69% 7.84% 5.83% 3.30%
予想純利益(億) 5.5 7.0 9.5 9.2
売上成長率(年複利/期間) 5.2%/16年 -4%/16年 3.6%/8年 0.7%/16年
EPS成長率(年複利/期間) 10.1%/16年 -8.3%/16年 #NUM! 3.1%/16年
BPS成長率(年複利/期間) 0.7%/15年 2.3%/15年 5.6%/7年 5.3%/15年
PER 5.83 18.24 18.87 15.64
PBR 0.78 0.6 4.73 0.82
ROE 13.4% 3.3% 25.1% 5.2%
ROA 6.2% 2.9% 6.2% 3.5%
配当利回り 1.28 2.18 - 2.24
配当性向 7.4% 39.7% #VALUE! 35.0%
総資産(億) 88.6 244.8 152.7 262.6
自己資本(億) 41.4 211.9 37.9 176.2
自己資本比率(%) 46.8 86.5 24.8 67.1
一言感想 あげ 減収 低迷から復活? 停滞蓄財

 今週は比較。2022/7/28取得の指標・決算・財務KABU+データから業種平均予想ROE及び予想ROA及びPBRを算出し、それとそれぞれ比較し業種平均実績ROAを30%以上、予想ROEを50%以上上回りかつ業種平均PBRを下回るもの(対象89銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年08月03日取得。和弘食品。業務向けラーメンスープとか。比較に調味料のユタカフーズとラーメン屋一風堂。ゲストに和仲間の協和日成。

・・・ですがこれを書いている時点でゼノブレイド3というゲームを買ってそれをやりたいのでしばらくなるべくこちらは簡便に済ますつもり。

和弘食品(2813)

業績

これ。

業務用ラーメンスープ・タレ.com | 業務用ラーメンスープ、たれ、ガラスープのことなら和弘食品へ

コロナで減収の赤字を見せてるが、2016年位から成長感あります。

ラーメンブーム?感はある中で、その中でうまく金を掘るよりツルハシを売って成功感あります。

さすがに外出制限が吹き荒れた2020は厳しいももう持ち直してきてそうですね。

決算説明見るとその通りコロナが厳しくてみたいなコメント。

目先決算では国内は業務用が低調であるが米国の伸びが著しく・・とはいえ規模では国内が8割。

というか米国で利益出してますね。

米国進出が2015年であるため2016年以降の成長は米国が引っ張っている感じとなりそうです。まあ日本も伸びてそうですが。

この記事作成時では1Qまだ。いろいろ米国次第。国内の業務用のふらつきも改善すれば大きそうだけど。

(追記)・・・と1Qが出てかなり感じの良い増収増益で株価もS高ついてましたね。もう株高し過ぎ感も出てますが指標的にはまだまだでさてはて。

 

 

財務

前期末総資産88億。

有形固定37億で製造業という感じはします。2015年以降微妙に増えてるので、あまり増産に従い投資を増やすというものではなさそう。

流動44億手形原材料製品などが増えてますね。

負債47億。うち有利子負債27億ほどで、これは財務はあまり良くないし借り入れも大きめ。2021まで増えてましたが2022は減少。

純資産やBPSが意外に増えてません。

 

CF

営業CFは出ますが、投資してFCFは赤字が多いですね。2012-2021はほぼ赤字。2022でようやくFCF黒。

財務で補うところが多そうです。

あまり還元に向ける余裕なさそうで実際還元渋め。

 

ユタカフーズ(2806)

業績

東洋水産子会社で即席麺とか液体調味料とか。「ノンフライカップ麺製造設備により東洋水産「マルちゃんブランド」の即席麺・チルド食品・粉粒体食品を受託製造。主要取引先は東洋水産(売上の約80%)。」

で、利益は出てるけど減収傾向・・ではなくて「「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用」で2022年で新会計基準で減収-2.2%なのでただの停滞蓄財。

リーマンとかも通じて、赤字ないし売上は安定だし、でもROEはそんなに高くもないしで、いかにもTHE食品って感じ。

目先1Qは減収減益。とはいえよこばいに近いか。減収といえど1Qだし。通期計画も減収減益ですが。

ちなBPS成長率とると2.3%/15年とか。

 

財務

自己資本比率。前期末86.5%。BPS右肩。借り入れもないようですね。

総資産244億で有形固定46億は増えてる感じでもなく。現金94億は増える傾向。

東洋水産からお仕事もらって貯金してるという感じ。

 

CF

営業CFド安定。FCFもほぼだいたい出て長期的には現金積んでる。

配当は決まった額を出していますという感じ。

力の源ホールディングス(3561)

業績

ほかもあるけどラーメン一風堂

世界進出中。

 

売上でもう結構なインパクトというか利益なら国内を上回り。

コロナで後退も復活しつつあるというか減収も利益率はコロナ前を上回り。

この辺が効いてるかもしれない。

1Qまだ。

 

 

財務

コロナまで資産増も以降は足踏み。純資産は4分の1近くまでとわりと危機でしたが、目先は回復してきてます。

資産的には後退も自己資本比率や有利子負債比率はコロナ前の水準に戻っており、これをコロナで後退としたと見るかむしろ筋肉質化が進んで前進だとみるか。

もともと財務自体は良くはない。積極的に店舗を出すタイプだね。も、有利子負債は一定の水準を保っていたので一定の財政規律を持ちながらですね。

・・・で、それがコロナで一度増えるもまた下がり元の水準に戻ってます。

ちなみに利益剰余金マイナス。コロナでかなりダメージは受けたはそうですね。

CF

営業CFでる。2019年以降はFCF出す感じですが2021は大きくマイナス。

設備投資自体は2021、2022は低調。なので、モードとしては守り寄りにはなりそう。

再加速で攻めてくるかは不明。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげてあげ
月足であげっぽくもありもみ合いっぽくもあり
確認。

評価・売買判断

和弘食品(2813)

テクニカル的には、2015年までに上昇があり、3300まで以降はもみ合い感強いも2020年コロナ前に4535まででコロナでおちるも再度伸びてきて3950まで。

4535とか3950は2015からのレンジの大枠は抜けており上昇トレンドの発露と見るか否か。

みるならのるのも。目先週足はかなり順調に上げてきてる感はあります。順調故に安値を測り難いですが日足目先安値3545とか3065あたりでしょうか。出来高小さいので扱いづらさはありそうですね。

 


ファンダ的には、業務用のラーメンのスープなどのメーカー。近年成長してるしみると米国が伸びてきてて、いかにもブームに乗ってツルハシを売る的なやつで、米国もラーメンブームのなか伸びてきてて好きそうな人はすきっぽい会社には見えますし、目先利益をとるようになってる米国がまだ調子良さそうでよさそうなんですが・・・

投資先行でCFが弱く。これまでFCF赤字続きでよって財務で補うところが大きく財務も悪いというあたりをどう見るか。業績良さげだけどその実、実入りがどうなんですかね・・・感。儲かってそうで儲かってない。見ると純利益は赤字も多め。

とはいえ目先は利益がでてROEも10%のせてきてるので調子継続なら景色変わってくるかも。

評価。

PER6のPBR0.8。増収などからすると低評価感は。利益が伴ってないという評価にはなってそう。その意味でだから目先の利益を続ければ評価も変わるかもしれないとは。

それを信じるか信じないかでしょうか。

 

 

ユタカフーズ(2806)

大きくは変わりのない事業で延々東洋水産から仕事をもらい、堅実にお仕事してお金もらって決まった一部を株主に渡して残りは貯金してるという、停滞蓄財としか言いようがない会社。

貯金はすごく進んでて財務は全く健全。

目先は減収減益も大枠停滞の範囲内ではないか。

評価。

PBR0.6。こんなもんですねとしか。こういう地味なもの・・言い換えれば安定性が高いものが好みの人もいるかもなのでこれはこれでというかなにげにユタカフーズとしても低PBRなので、配当優待をもらいながら貯金やBPS積まれてるのを見てると株高してるタイミングとかもあるかもなのでこれもこれでいいんじゃないか。選びたいなら。

 

力の源ホールディングス(3561)

海外進出で気を吐いていたところにコロナ襲来で小さくないダメージをおって、売上自体は後退も目先は回復で利益率なら前を上回り。利益も国内より海外のほうが出るようになってます。この調子で成長を続けられるか?が一つのポイント。

財務はコロナでダメージで利益剰余金はマイナスまで。も自己資本比率や有利子負債はコロナ前の水準に早くも復帰。

投資は抑えめになってるので復調が続けば財務改善が更に進むか投資再加速が考えられます。なので好調が続くか?とそれから財務改善と投資をどちらを優先するか?みたいなのを測る感じで。

評価。

PER20のPBR5ほど。ROE高いので高PBRは仕方ないところがあるけどそれにしても高PBR。ROEは財務レバレッジで底上げされているところはあると見ておくべきかROAみると6%ほどで抜けた収益性があるかは微妙なところはあります。

その中でPER20をどうみるかで、これは成長途切れたり減益見るとなかなか厳しそうな水準で、復調が続くとは織り込まれてそうには・・ですがこれでも力の源としては低PERだったりするので、海外でラーメンブームにのって活躍成長する会社なんて評価に戻ると全然上もあるかもしれません。なので可能性自体はあるのではないかとは。

 

協和日成(1981)

建設だけど設備工事系で東京ガスの下請け?ですかね。

業績以下。停滞。も、利益は地味に出して1999年以降見る限り赤字は純損失が2000年だけ。

営業利益率は低めで薄利。原価率高くて労働集約感はあります。

ROEはいうほど低くなく。

総じて下請けっぽい停滞蓄財。蓄財力自体はBPS成長 5.3%/15年配当2%くらいも踏まえ、いかにもほどほど。

FCFはだいたいプラスで長期に現金積んでる。財務はずっと改善と蓄財が進んでて借り入れだいたい返し終わった感。今後は現金積みが加速もしそうであるいは増配に踏み切ってくるかも。

総じていかにも堅実な停滞蓄財だけど、目先はちょっと評価高めですね。

PBR0.8はこの会社にしては付いてる方。PBR0.5台とかそれ以下も過去にはあるのでもう一声とは。それくらい。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になにもないよ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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