投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証PR/倉庫・運輸)
株価
2038円(人々は、荒波になってりするも航海はおおよそ順調に進んでいる。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。チャートリスト(http://elefolo.com/NewChartList/)スクリーニングでROA10%以上かつ売上営業利益各10%増のもの(対象164銘柄)内外トランスライン。フレイトフォワーダー(国際海上・航空輸送サービス)会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年07月25日に取得。
業績
フレイトフォワーダー。
フレイトは「海上運賃もしくは貨物を意味することば」でここでは海上荷物のフォワーダーくらいでしょうか。
で、フォワーダー。
「自ら輸送手段を持たず貨物輸送を行う事業者」
動画でも。
ここも自分で輸送を行わず他社を使うのでわりと幅広いサービスを提供。
それで、長期に赤字もなくBPSくらいは右肩で特に目先は業績が加速した感じですね。
コンテナ好況を受けてのことだと思いますがこれを成長とするか一時的な特需と見るか。
コロナ以前は2005-2015はわりと増収が続き成長感あったのですが2015-2020は業績足踏み感がありざっくり停滞蓄財ですね。
という感じで2015年まで成長、以降2020年まで停滞してたのがここにきて加速という感じです。
2021で売上増えて運賃増えて単価もふえての業績ですね。
それで今期もこの好調を継ぐという計画ですね。
強気感ある計画だと思いますが1Qでは越えてきてますね。
通期計画増収+22.5%で増益23.7%で1Qで増収51.6%の増益+73.8%と上方も入りちょっとおかしい。
結構な感じですが、あまりに好調なゆえに特需で反動は警戒したくなるのはそうでなのでこのへんどう見るか。
まあ出てくる業績見るしかないとは思いますが、他の郵船なども注目してた方がいいだろうねとは。
財務
蓄財。自己資本比率あたりも高めでいかにも堅調な会社のものとは。
長期に自己資本比率は低下傾向。も、借入などはなく無借金となりそう。
前期末で総資産167億で有形固定31億で有形固定一応伸びてますね。
流動129億で現金86億の売掛33億で現金伸びる傾向。売掛はしばらく足踏みでしたが2021で加速。
負債まとめて40億買掛17億とかであとはいろいろ。だから借入なし。
総資産の半分以上現金でかつ負債×2以上は健全という他。
自己資本比率低下は退職金とか未払いが地味に増えてるのと目先は事業規模拡大で買掛などが増えてものと思われ、総じて順調が故ですよねとは。
CF
営業CF安定で、投資も言うほど必要ないのでほぼ常にFCF出てますね。
長期に増配しながら現金積んでいる感じ。
堅調という感じです。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足であげてもみあい
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、長期にあげ。も、2150-794とかドローダウンも比較的深めで、下げだすと深くなるのはありえるというかあるとはなります。
とはいえ長期に高値2013年815から、1580、2150、コロナ越えて2634とつけてるので上昇は上昇。
その中でコロナ以後の上昇で2634をつけたあと調整している感じで、これを下落転換したか上昇内の調整とみなすか。判断基準点はやはり2634以降安値1735ではないか。
というかんじに1735とか2059、2634とかを見ながらではないでしょうか。
ファンダ的には、堅調なフォワーダーが目先絶好調。ではありますが、元来は堅実に稼いできている感じでその前は停滞蓄財味ではあります。というと物足りなめですが2006年とかからBPS成長率取ると13.6%/15年複利とかあり蓄財力高め。まあ2014-2020の足踏み期間は7.47%/6年でほどほどですが。でもこれも別に悪くなく堅実。
そんな中で目先絶好調がどれだけ特需か成長かで落ち着いたらどれだけ後退するか?みたいな視点は必要かなとは。
財務CFは業績以上に堅実。フォワーダーってことで自分で輸送してなくよって投資もあまりいらなくこの辺は自分で船持ってるところよりかなりリスクは限定的となりそう。
なので業績的にあまりによく需要や運賃後退で業績悪化は警戒したくありますが、それで財務などが傷つくことは考えにくく大丈夫っちゃあ大丈夫かなみたいなところはある。株価はしらない。
評価。
PER6のPBR1.5。見せている業績からすると相当低いPER。これは内外トランスラインとしてもかなり低く、一定以上の減益は織り込まれてそうとは。
PBRでは上も下もというか2015年以降くらいではよくある水準で、絶好調ながらわりとニュートラルな評価といえば評価だったりします。まあ、業績ピークで減益など入ると下にもいきそうなPBR水準には思えますが。だから目先まで絶好調。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9384
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9384
IRBANK:https://irbank.net/9384
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくになにかあるわけでもなし。
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記事補足してます。