大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3925)ダブルスタンダード/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ダブルスタンダードとその他

株価

1921円(人々は、檻からぬけようと藻掻いているが檻から抜け出れていない。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3925 5028 5029 5026
企業名 ダブルスタンダード セカンドサイトアナリティカ サークレイス トリプルアイズ
市場 東証PR 東証GR 東証GR 東証GR
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 260.9 56.3 42.8 78.4
株価 1921 2128 1015 1132
決算期 2023/03予 2023/03予 2023/03予 2022/08予
予想売上(億) 70.8 10.5 27.8 26.0
予想営業利益(億) 21.2 2.5 2.4 1.7
営業利益率 29.94% 23.97% 8.44% 6.71%
予想純利益(億) 13.8 1.7 2.2 1.4
売上成長率(年複利/期間) 45.7%/9年 56.7%/3年 16.6%/3年 20.4%/2年
EPS成長率(年複利/期間) 39.8%/9年 188.6%/3年 #NUM! #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 56.6%/8年 34.2%/2年 43.5%/2年 9.5%/1年
PER 18.89 31.63 15.46 56.97
PBR 7.38 14.64 15.58 12.68
ROE 39.1% 46.3% 100.8% 22.3%
ROA 31.0% 26.0% 30.6% #VALUE!
配当利回り 2.6 0 0 0
配当性向 49.2% 0.0% 0.0% 0.0%
総資産(億) 44.6 6.5 7.2 #VALUE!
自己資本(億) 35.3 4.6 2.2 #VALUE!
自己資本比率(%) 79.3 71 30.3 39.7
一言感想 あげあげあげ あげあげあげ あげあ あげあげ

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上成長率15%以上かつROIC20%以上のもの(対象45銘柄)を市場統計推移記録表統計にかけ2019/12/30と2022/7/1比較をして時価総額をさげているもの(対象14銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。順調にせいちょうしているのにコロナ前より時価総額をさげているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年07月04日取得。ダブルスタンダード。ビックデータ活用で事業支援。比較に近いっぽい高PBR。ゲストにダブルを超えるトリプル代表アイズ。

ダブルスタンダード(3925)

業績

ビッグデータを活用した事業支援会社。」と言われても。

いちおうビックデータから以下のようなサービスを行う感じです。ビックデータを使うといろいろそれらを効率的にできるようになるということでしょう。

事業概要|株式会社ダブルスタンダード|ビッグデータ処理・データクレンジング・OCR

本人認証だと画像からより正確に本人確定できるようになりオンラインで事務手続きが簡略自動化できるなど(あってるかどうかはわからない)

ここでなぜビックデータで本人認証がスムーズにできるんだよ?なんて技術的な話題は取り扱わないし、そのへんの知識がない自分があーだこーだ言うのも意味がないし、そもそもビックデータで認証がスムーズに行くが誤りかもしれなくて、つまり外部から事業の詳細とかわからずよって強みとか想像しにくくつまりは、典型的な(外部の非専門家には)よくわからない事業を展開してるとはなりそうです。

正直良くわからない。しかしながら以下の業績が出ており(粉飾とかでなければ)これをもって企業は判断できるわけです。

 

業績はこれまでかなりの高成長。特に2022は加速感ありますが、目先計画は横ばいにきてるのをどうみるか。

また非常に高利益率かつ高収益で利益率は30%前後でROE30%キープでROAすら20オーバーで計画では今期30に届くというROA30%なら市場に殆どない市場でも最上位の高収益性となりつまりはすごい会社。

と、よくわからないことをしてるけどなんかすごい会社には見えます。

あとは、営業利益率一定も、中身は販管費さげるも原価率あがる構造をどう見るか。

と、全体レベルだと、売上成長率どうなの?と原価率あがってるけどどうなの?が例えば持てる視点になりそうです。

その視点で決算資料をみると、2022は「今期限定である「主⼒サービス以外の⼀時的な案件受注」により大幅増収を達成」なので、これで2022は加速だし2023は減速だということですね。

まあこのへん。

 

あとは原価率は開発中のものが多そうでそのへんでしょうか。これは自信なし。

あとは成長はわりと一本調子でもなく2021などは利益は横ばいに近く、今期も売上は横ばいなので(今期は上記のような理由もありそうですが)この辺どうみるかですね。

 

財務

総資産44億で流動39億現金31億。有形固定1億もなく。

負債も目立つものは買掛、未払い法人税だし負債まとめて9億で現金の三分の一で、典型的なうまくいってるソフトウェア企業のそれ。それもピンの方。

 

CF

営業CFド安定。伸びる傾向。FCFも毎年黒字。現金積んできてます。

営業CFマージン的には堀持ちの疑いがあります。近年は下がる傾向はありますが。還元は配当性向高め。まあそれでも余裕そうですが。

 

セカンドサイトアナリティカ(5028)

業績

ここもアナリティクスAIとか言ってて機械学習とかディープラーニングとか言っててよくわからないけどすごそう系ですが、そうするに機械学習とかでデータ分析してコンサルティングするようなもんらしいです。

事例とかその他。

アナリティクスコンサルティング| セカンドサイトアナリティカ株式会社

 

やってることはよくわからないけど実際にすごい業績なやつで、実際に高成長かつ儲かっている。売上で 56.7%/3年の成長率だし目先計画のROEダブルスタンダードを越えてきてます。

だからよくわからなくても実際数字がすごくここは中身がないけどすごいと見られてるというわけでもなく実際すごいわけです。

・・・”今は”。ということでこのすごさがどこまで続くか?が一つの視点です。

現状言えるのはそれくらい。今見えてる凄さをどこまで続けられるか。そして今の時点ではすごいです。

 

 

財務

総資産6.5億。流動4.4億現金1.8億。有形固定2000万。

例によって非常にソフトウェアな資産構成。

負債まとめて1.8億で≒現金で財務は健全。

この手の会社のステレオタイプといえてバランスシートから突出した特徴など読み取れないと思うところ・・故に多くの順調なソフト会社と似たような視点で見るべきかなと思ったりします。

 

 

CF

営業CFは出るも、さすがに規模が小さくてFCFなどは赤字も。

規模がでると普通にFCFが溢れそうな気はします。他の多くのそれっぽいのがそうなので。というか投資することがなく営業CFかせぐやつならそうなる。

 

サークレイス(5029)

業績

DX支援サービス会社だそうで。最近上場で株価的には上場ゴールしてる。

セールスフォース関連とか自社SaaSサービス?等々。

業績としては伸びてますし、利益もぐっと出てきた局面。上場を期に軌道にのるは有り得る話なので、これから飛躍というのもちろん考えうるシナリオの一つ。

それで利益率は低めですね。このあたりは、自社で全部握らなくセールスフォースにのっかるスタイルのせい・・・ですかね?

とはいえ目先ROEなどは凄まじい高水準で、回転率が高そうで利益率がより低くてもそれすなわち劣る事業かというか違うだろうという一つの事例。


それで販管費などはさげてきていて、このへんは規模のものと考えられ順調に伸びるならわりと利益など突き抜けかねないとは思えます。

雰囲気的に自社SaaSサービスを伸ばしたい感じがあるというか社名がそうですし、現状セールスフォース関連が売上強そうですが、自社SaaSサービスの規模が出れば原価率も下がるやもしれなくてそのへんどうでしょうか。

まあ、現状はよくわからないですが、ここも可能性があるとはなりそうです。弾ければ大きな可能性。もちろん大外しの可能性もありそうですが。

 

 

財務

総資産7.2億。流動6.2億で目立つのは現金2.9億売掛2.6億。

負債はまとめて5億。目立つの有利子負債2億。であとこまごま。

自己資本比率は低めで、財務はよろしくはないですが、そんなに状態は悪くなさそう。CFが詰まると厳しくなりそうですけど。

あとは自己資本比率低いので財務レバレッジかかってて今のROEはやはりブーストされてると見るべきか。

あと利益剰余金まだマイナス。

 

CF

まだよくわかんない。営業CFは出始めてるね。FCFもプラス。

このままいけばいい感じじゃないかなあ。

まだ無配。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてもみあい
週足であげたりしたけど結局もんでる
月足であがたりしたけど結局もんでる。
確認。

評価・売買判断

ダブルスタンダード(3925)

テクニカル的には、2015年末に上場で安値469から2018年3090くらいまであげるも、以後は1400〜3000くらいのレンジをずっと形成で2021年末にレンジ突き抜け4950までいくも結局、またレンジ内に引きずり降ろされたくらい。

またレンジを突き抜けて上昇を形成できるか?みたいな感じでしょうか。底はレンジ安値1340を見ればですがでも結構遠いので1646が妥当でしょうか。そこから2232を破り3090、4950の節目で判断する感じかなとは。

 


ファンダ的には、ビックデータ活用とデータ処理ノウハウを組み合わせて様々なサービス。典型的なよくわからないけどすごそうな会社・・だとは思うところで、自分もなにがすごいのかはよくわからないというかなぜそのような数字を出せるかはよくわからないのではあるが、出てる数字は実際すごい。

市場でも上位の上位の高利益率と高収益で特にごまかせないROAで抜けた数字。市場でも特に優秀な企業であるのは疑いもなく。粉飾なければ

ただ成長は一本調子ではなく、利益とか売上も横ばい近いのもだしていて、そのようなときに成長鈍化か、一時の足踏み化を見分けていく必要はあるかもです。

評価。

PER20のPBR7.7とか。まあ極めて高ROEなのでPBRが極めて高い水準なのはしょうがないというかこのへんは有無を言わさない優秀さが故ですが、PER20切りですか。これはROEどころではなくROA以下のPERだし、みせてる売上EPS成長率以下でもあります。

素直に数字をみると、これから成長鈍化、低ROE化がやってくるですが、そう考えるかどうか。そんなのこない、これまでどおりのペースで成長となると、この株価水準にはいれないというか上でしょうね。

といいつつ、今期は売上横ばいなのでどうみるか?というかどうみられるか?という視点はあってもいいかもしれません。ちなみに計画は保守傾向。

 

セカンドサイトアナリティカ(5028)

機械学習やらAI使ったコンサルティング。よくわからないけどすごそうなやつだけど、実際に出てる業績はすごいし加速傾向。CFはまだ強さを感じないが規模がでるなら強くなりそうな感じではあるし財務に不安もなく。

ということで、現状の業績傾向の延長線上に成長を続けられるかどうか。すでに高利益率高ROEでこれを維持しながらどれだけの成長率をだせるかみたいな感じでしょうか。そのへんを気にしながら持つようなことになりそうです。

評価。

PER36のPBR13。高評価。普通に相当に高い評価。とはいえ十分この評価を肯定するだけの状態ではあるようには見れるというか、40%前後の成長率なら二年でPERが半分になる。スケールメリット考慮したらそれ以上。となると現状の成長率収益率を維持できるなら4年でPER10切ることになる。・・端的にはその未来を信じられるか。

あとはダブルスタンダードが収益性でいい勝負だけど、より低PERですね。このへんの差をどうみるか。まあ規模と成長率の差となりそうだが。

 

サークレイス(5029)

上場したてで情報が少ないけど、セールスフォース絡みのコンサルに自社SaaS。自社SaaSを伸ばしたげな雰囲気。伸びるならいい感じになると思う。

目先は順調だが、上の2つよりは成長性は下の印象も、まだ営業利益率など低くかつ、財務レバレッジと回転率からくるROEのブーストもあり収益性では劣ってなく、ROAにしたって相当に高く現状の水準を落とさなければ非常に奮った成果にもなりそうなところもあり、ちゃんと伸ばせるかはわからないけど伸びしろ自体はかなりあるように思える。

総じて良い目がでるなら狂ったいい目になるかもしれない可能性は感じる。

まあ、思いっきり外すかもしれなくて宝くじ。

評価。

PER20のPBR20。PERはともかくPBRは狂った高評価というかこのROEなら仕方ないくらいですが、もちろんROEは維持できないという前提のPERしてると思いますが、そんなに落ちないのならやはり相当いい成果になってそうな。

あたるかどうかはわからない。けど、あたればすごくいい目もありそうな宝くじ。大外しするかもしれないけどね。よくわかんないけど、弾けた成果が出ても驚かい。大外ししても驚かないけど。

 

 

トリプルアイズ(5026)

最近上場のシステム開発。とりあえず上場ゴール味。

赤字から黒字になったくらいで成長率もかなりですね。

画像認識技術を使った顔認証とかで認証だけにとどまらずいろいろ応用できそうな。

顔認証のAIZE・AIを使った課題解決型顔認証ソリューション

 

なところですが、目先成長性も売上20%前後で高原価率70%超でとかでこれはこれから伸びるという話だとは思うんですけど、目先のPER60程度のPBRで12くらいはさすがに高評価でどうでしょうね・・?というところはダブルスタンダードより上で、とりえあずダブルよりトリプルの方がここで優れるからより高い評価でもいいんじゃといえる感じでいたほうがいいと思うんですよね。買うならばね。

現状解るのはそれくらいです。ほかは普通のソフト会社って感じ。成長するといいですね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにありません。

 

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用語解説(日記比較編)

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