大河の一滴

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(3245)ディア・ライフ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ディア・ライフ

(東証PR/不動産)

株価

549円(人々は、新天地を開拓してるが開発はあまり進んでいない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。トリガーを満たしている(専門用語)ものからROE15%以上のものを抽出し気になったものをチョイスして分析します。ディア・ライフ。不動産色々。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年06月10日に取得。

業績

セグメント。リアルエステートというて用地取得から開発をやる不動産開発と中古マンション取得しバリューアップした上で転売のレジデンス・リセールとよさげな物件は持ったりももったあと販売する不動産投資が入る感じ。

セールスプロモーションは人材派遣とかですね。

毎期増収増益とかは入りませんが大きくは成長。

めぼしいのは・・・

大幅増収の2015「当社グループは、今年度からスタートした中期経営計画「“Action” ~ For Growth 2017」を達成すべく、主力のリアルエステート事業の収益力の強化、アウトソーシングサービス事業・セールスプロモーション事業のサービス力の強化・顧客規模の拡大を図って〜本年8月に東京証券取引場第一部に上場するとともに、財務基盤の強化と物件取得の機動性の向上を目的に、公募による株式発行及び自己株式の処分により18億8,400万円の資金を調達〜、都市型マンションを中心に売却が好調に進展したことにより売却収入が増加し、利益率が向上したことに加え、セールスプロモーション事業・アウトソーシングサービス事業において各種サービスの受託が堅調に推移」

という感じで、上場して資金調達し経営計画に従い積極的にやった感じですかね。

後退の2019は減収だけどほぼ横ばいですし「不動産開発・投資を展開するリアルエステート事業が好調に推移」とか言ってるし堅調の範囲内というか不動産を仕入れ、開発して販売であるので年ごとのブレはあるとなりそう。

2021「東京都心エリアに厳選した住居系不動産用地の仕入を積極的に行い、投資案件の大型化を進めて〜人材サービス分野の業容拡大に向けては、保険業界に人材派遣事業を行う株式会社DLXホールディングスをはじめとした3社の子会社化が完了〜中期経営計画「Go For The Future 2022」を着実に推進」とかいってる感じですがリアルエステートで-10%ほどの減収をどう見るかですかね。成長の中のブレではないかとは思いますが・・・

従業員数あたりは2021年で爆増してます。派遣買収のものっぽいですね。

それで計画は売上、経常利益を出していません。

目先通期2Qでは

大幅増収増益ですね。リアルエステートが好調で+96.8%で、買収も入ったセールスプロモーションでは+1661%とかおかしなことなってますが、営業損失です。

セールスプロモーションが規模がでるようになったので、ここを黒字にまとめられるか?が大きな焦点になってきそうです。

あと、第三者割当増資とか入ってて資金調達してます。CFの項目になりますがわりと増資も使ってくるところはありそうです。

 

財務

前期末で総資産277億で流動257億でうち現金145億に転売不動産と仕掛け販売不動産で100億程度で事実上資産は現金と売り物で大半でいかにも不動産販売。

流動はほぼ右肩であり、現金も積んできて現金を増しながら不動産をより大きく回転させるという不動産販売の正攻法という感じです。

ですが今期2Qで資産は277億から411億にジャンプアップで流動388億で不動産240億で現金120億で大きく規模増。たぶん買収のせい。有形固定などはあまり変わらないです。

負債もジャンプアップで121億から246億。うち2220億くらいが有利子負債となりそうで目先資産の大半は売り物250億≒有利子負債)+現金120億みたいな構成。

ただしい不動産販売という感じですが、不動産価格が落ちたりすると大変なことになるのはありますね。目先はそんなことなさそうですがリスク要因としてはあるとしか。

それに派遣業がのるというか派遣業はあまりBS要らないし現状BSにはあまり影響してなさそうです。PLは影響も見られるのでこれからでしょうか。

CF

営業CFは乱れる。

プラスだったりマイナスだったり。商品をたくさん仕入れるとマイナス。

それで投資はほぼ皆無ですね。その意味で営業活動で不動産を回転売買してるだけですが、2013ー2019は財務で調達する一方で、売買の回転にお金投げ込んで回転を大きくしてたイメージでしょうか。

有利子負債は2017くらいからあまり増えてない感じもあったけど財務調達はしてて新株予約権による増資ですね。それで、2019ー2021は調達はしない返す方向だったのが今期は借り入れに増資も絡めて一気にアクセルを踏んでBSが拡大した感じです。

還元は利益並み。積んでる額に比べたら可愛いもんだけどお金は不動産の回転に使いたいだろうなあとは。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいからあげ
週足でさげからあげっぽい
月足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、大きくは2015年までに大きな上昇があり、100円以下から750円まで。以後は750を破れてないというので調整中ですね。

下は2016年に278円をマークして以後は750を試すも届かずだから調整。

その中でコロナで324をつけて上昇傾向で661まで。これが続き750を超えるトレンドまで発展するか?という視点で。

やはりそこは目先安値492でしょうか。ここをみながら661超えを待つ感じで。そしてその先に750に届くようになるか?みたいな。


ファンダ的には、正しく不動産販売。不動産の回転売買その回転を大きくしBSを肥大化させて成長みたいな感じ。

資金調達も熱心で借り入れ増資を駆使して売買の回転を大きくしてきてる印象。

それで目先は少々おとなしく借りるより返す感があったのが今期に来て一気に調達して回転を大きくしてきてるような。あとはおまけだった派遣業もついでに大きくしてる感じもありこれも影響力を持ってきそうな。

と、目先は回転が一段加速したようなところはありますが、常に回転が大きくなるというよりは強弱つけて大きくなってる感じ。

評価。

PER7のPBR1.4、ROE20%近辺を維持してることを踏まえると低評価とする他はないのですが、常に低PERで回転はおおきくなってるけど逆回転しだすとすぐ大惨事になるでしょ?みたいな警戒が入っているというか。

回転は総じて順調だけどこれが逆回転すると即歯車が爆発四散しかねないデンジャーさがあるとはなります。その爆発に怯えながらもつ感じですかね。

で、PER7ってディア・ライフとしてもかなり低めで2015年以降最底辺感あります。回転が順調ならそろそろ上って見方もできますね。目先までは回転は順調というか加速してるところもありますし、爆発試算しなければ未来はありそうで爆発に怯えながら待つのはあるいはいいかもしれません。

ちなみに爆発四散しからたぶん投資家も爆発四散しそうな気はしてます。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3245

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3245

IRBANK:https://irbank.net/3245

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

市場軟調だって投資家は生きてるのです。って感じで別に生きている。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)