大河の一滴

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(9024)西武ホールディングス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

西武ホールディングス

(東証PR/陸運)

株価

1405円(人々は、勢いは最初だけであとはずっと尻すぼみしている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。トリガーを満たしている(専門用語)ものからROE15%以上のものを抽出し気になったものをチョイスして分析します。西武ホールディングス。西武様。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年06月10日に取得。

業績

西武鉄道

元々は堤康次郎が作り上げた西武を引き継いだ堤義明がさらに発展させた感はあってバブル崩壊もなんとかこらえてて、事業的な理由ではなく証券取引法違反上場廃止したのが、また再上場でなんだかんだありもう堤家と西武は完全に切れているようです。

で、上場以後は停滞もしくは微増と言う感じで堅調な業績推移ですが、コロナでかなりやられている感じです。

セグメントをみるとかなり観光レジャー寄りで厳しそうな塩梅はありますね。

目先はホテルと交通はコロナでやられた感じですが、回復傾向にはあります。どこまで回復するかが焦点でしょうか。

で、建設は売ってます。

西武HDが財務悪化で子会社再編、「建設」売却でも「造園」温存か | 日経クロステック(xTECH)

コロナで結構な赤字でそれでホテル再編などかなり事業再編が進めている印象です。

決算資料などみるとホテルと不動産などは一息つけて今後は鉄道事業に対するテコ入れやバックオフィスの共通化などを進める計画。

計画だとやたら高ROEで低PERですが、これは計画で純利益跳ねてますね。みたけど詳細書いてなさそう西武建設の譲渡益とか他にもホテル・レジャー事業の一部資産を譲渡とかあるのでそのへんになりそう。

というわけで、譲渡益とかせPERは必要以上に下振れしてそうです。

これらの施策を通じてコロナのダメージから立ち直れるか?がだから焦点ですかね。

だから回復傾向です。

 

財務

大枠ではコロナでも資産は維持という印象。

目先通期で総資産1兆7000億で有形固定は1兆4500億はほどコロナ前から変わらない水準で、事業の整理入ってますが総額ではあまり変化がない・・これから変わるかもしれませんが。流動も維持くらい1350億で大きくは固定資産寄りで。鉄道施設やホテルや不動産などをもちそれで稼ぐタイプの設備産業になるとはなりそうです。

その意味で有形固定は増やせてないので拡大はしてないになりそうですね。

ですがBPSは2019まで伸びてましたので質的改善はあった感じですがコロナでBPS後退で自己資本比率あたりも後退。でも意外に負債などは増えてないですね。

資産的には大きくは変わってない印象ですね。建設売ったのでこれから動くとかありそうですが、資産的に大きく動いてないので業績が戻ればもとの調子という見方はできますね。

 

CF

2021は営業CFマイナス。

その他はプラスです。目先もプラス。

この辺で資産をもって営業CFを稼ぐ基本は堅い商売ってのは見て取れそうです。

コロナはさすがに異常時だったと。それが正常化に向かいつつあるはそうですね、。

それで普段は投資も盛んな感じですが、2020まではFCF出る感じでしたが、2021は営業CFマイナスになりさらに投資もかかりFCF-718億で一気にくるしくなった感じですが目先は資産売って投資をプラスにして帳尻つけた感じですね。

 

まあそんな感じで前期はわりと危機だったとなりそうでなので無配ですね。それが今回復配。この先に正常化をみるかどうかですかね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげて大枠調整
月足でさげて調整
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、再上場2014年1600から2015年に3695まで伸びるも以後はずっと落ちて2020年に901まで。以後は反転感ありますが、2020年以前の水準を回復するには至ってないですね。目先は順調感ありますが、目先高値1447は2020年以後高値1480を破れてなく中期的には調整感ありますね。ここ上場安値901とか目先上昇起点1041を見ながら1480突破を狙うみたいな感じでしょうか。

1480を抜けると調整を終えて上昇感が強くなりますしこれ狙いでしょうか。


ファンダ的には、西武とかしか。運輸とホテルが二大というかコロナ前はホテル優勢ぐらいの中コロナ来てどっちも転げて特にホテルがまだ厳し目だけどとりあえず復調傾向で来期は営業黒字化の計画。

ただコロナのダメージは大きそうで、大きなFCF赤字を作りそれからかはわからないけど、建設自体を手放してる感じで、ほかもいろいろ不動産やホテルにテコ入れが進んだ模様。

ですがひとまず回復傾向。

評価。

PER5とかPBR1.4とか。低PERですが事業売却益とか乗ってそうで実力以上なのでPERは参考にならない。

計画営業利益310億を6掛けとみるとおよそPER25くらいで、コロナ前営業利益600億としてに建設で100億程度とみると差し引き500億を6掛けでPER15ほどとみるとある程度の復調は折込みその上で2016-2019でわりとよくある評価水準となりそうで意外に妙見ないかなと思える水準だったりします。

業績回復傾向だけど業績回復は織り込んでるかなあとは。乗車券優待とかあるので西武ユーザーはわりと・・利回り的にはそんななので乗車券以外の割引券もあるのでプリンスホテルとか西武系のユーザーなら少しお得かもくらい。

復活すれば基本堅めの事業が並ぶので安定感はありますね。コロナはその安定感高めの鉄道やホテルを直撃でかわいそうな感じなったから厳しい感じにもなったけど回復方向ではあるし。完全回復するかは自分にはわかりません。 

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=9024

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=9024

IRBANK:https://irbank.net/9024

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転ですよ。

総会は今年は出れなさそう。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)