だいたい3月決算も出揃ったかな?というタイミングで例年恒例の集計記事。
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今回のデータは以下のテンプレで作成。
これの続きでもある。
ハイ。決算を通過しこんなんでました。
2021/5/28と2022/6/7とついでに2021/12/30に取得したデータで比較。日本市場全体の銘柄データから作った統計だよ。
通常は5月末金曜日にデータ拾ってますが今年は拾うの忘れて一週間遅れましたが大勢に影響はないとして。
以下を御覧くださいませ。
だいたい予想データじゃなくて実績データと思ってください。
一部企業が3月決算更新されてないので完璧ではないと思ってほしいですがだいたいなら問題はないでしょう。
ちなみに更新されてないのは以下。
1827, 2340,4653,6912,8938,9639。
2022年決算時において過去最高の実績と言えそうです。
実績で営業利益59兆円ほどというのは、コロナ以後としては当然として以前の最高水準と思われる2019年の5月末の58兆を上回る実績です。
とはいえ2019年5月末とほぼ同水準でそこからは伸びてないになりますが。
というわけで、目先はコロナで業績は落ちる様相を見せるの乗り越えコロナ前最高業績水準に準じるくらいでの決算通貨です。
それでコロナ通じて市場全体は赤字などにはなってませんので資産財務面でも総じて2019年比較で改善しております。悪化は自己資本比率が落ちたのと有利子負債総額が増えてますね。
まあでもROEもROAも伸びたのでやっぱり2019年比較で上場企業全体では進んだとみれそうな感じです。
と、2021のデータ並べながら2019比較するという真似をしてますが2019のデータは以下。
予想と評価
予想利益に関しては今期実績59兆に対して計画45.7兆で後退はそうですね。
ただこれは計画出してないのもありますので後退して仕方ないところもありますし、また45.7兆の計画自体は過去の最高水準を上回るもので、数字をざっとみるかぎり日本上場企業総体では過去最高水準の業績を叩いて通過で、計画も最高のものがでているという感じですね。
配当に関しても目先はもっとも出すとしている感じです。
とまあ、資源不足だインフレだときな臭いニュースも出て政治も味方じゃないよね?感で特にグロース市場が冷えてる感じはありますが、目先はそのように好調です。
もちろん株価が未来を織り込んでいてこれから望ましくない未来がやってくる可能性を否定するもんではないです。といいつつ評価というか加重平均PBRなどはよくある水準。
まあ、グロース冷えたとかあるけど市場全部では2016年以後くらい継続して企業は好調で企業評価レベルでも2016以降よくある水準ということで、総じて通常運転ですよね?という感じになります。
個人的な感想としては世界は通常運転だけど投資家共は騒いでるくらいです。
皆様落ち着きましょう。世界は平和です。今のところ。