大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7927)ムトー精工/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ムトー精工とその他

株価

541円(人々は、大きな一発をあてるもその後はそれに続くものがなく、先細りになってきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7927 7888 4216 7751
企業名 ムトー精工 光合成 有機 キヤノン
市場 東証ST 東証PR 東証PR 東証PR
業種 化学 化学 化学 電気機器
時価総額(億) 41.9 105.3 371.7 42507.0
株価 541 343 1877 3187
決算期 2023/03予 2022/05予 2023/03予 2022/12予 S
予想売上(億) 210.0 600.0 700.0 39,800.0
予想営業利益(億) 10.0 29.0 68.0 3,600.0
営業利益率 4.76% 4.83% 9.71% 9.05%
予想純利益(億) 8.0 18.0 49.0 2,520.0
売上成長率(年複利/期間) -1.1%/16年 1.4%/15年 3.3%/16年 -0.8%/15年
EPS成長率(年複利/期間) -1.3%/16年 5.3%/15年 4%/16年 -4.3%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 1.5%/15年 6.4%/14年 0.8%/15年 -0.1%/14年
PER 4.86 5.81 7.34 13.22
PBR 0.28 0.5 0.7 1.12
ROE 5.8% 8.6% 9.5% 8.5%
ROA 3.2% 3.2% 6.5% 5.3%
配当利回り 5.18 4.08 3.2 3.14
配当性向 25.2% 23.7% 23.5% 41.5%
総資産(億) 247.0 566.3 749.3 47508.9
自己資本(億) 137.4 202.9 513.6 28737.7
自己資本比率(%) 55.6 35.8 68.6 60.5
一言感想 停滞 停滞蓄財 あげ 停滞

 今週は比較。市場統計推移記録表で2021/12/30と2022/5/20比較し、増配率30%以上しているもので、5/20時点で配当利回り4%以上配当性向30%以下のもの(該当26銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。目先増配率高めでかつ余裕をもって配当していながら絶対的に高配当利回りなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年05月25日取得。ムトー精工。プラスチックの肩とか。カメラとか。比較に同業っぽい。ゲストに型を使ってそうなキヤノン様。

ムトー精工

業績

だいたいプラスチックの型。薄利ですね。

停滞という感じの業績推移。2015、2016あたりには赤字も。

ROEBPSも伸ばせてるか微妙・・というか一応2016年がないと伸びてそうですが、あって伸びてなくてこういうのをなんというか停滞して蓄財もできてない現状維持でいっぱいな会社かと。

ですが、近年は利益は安定してるので、バリュエーションが低いことをふまえてどうでしょうかみたいなところでしょうか。

計画増益ですが、前期が悪めだったので普通レベルで、別にいいというほどでもない。というかPBR0.3に何を期待してるのだ。

 

 

財務

いちおう、2016年以降財務改善が見られる。有利子負債なども減らしてますね。それでもBPSは増えてなかったんだけど、2021、2022とBPS増えてますね。

流動とかみると地味に現金とか2016年前から増えていて、通して財務改善が進んでる感じは。

これまではあまりBPSは増やせられなかったけど、質的改善が進んで目先BPSも増え始め量にも反映し出した感はあります。

借入<現金くらいは成立してます。

 

CF

営業CFはプラス安定。その中で投資はかかりFCFは厳しいところがあったんですが2017年以降はFCF安定ですね。営業CFの水準が伸びてます。2017年以降くらいの利益率がでるならFCFも出て財務改善が進むということですね。

配当は利益並みですね。減配もあり。

 

光合成

業績

金型もやってそうだけどプラスチック部品。

ムトーより伸びてる感はあるけど、やっぱりおおよそシクリカルじゃないですかね。

ムトーよりは高ROEBPSもより順調に伸びてる感はあり。ただ、右肩じゃないし別に高収益って感じでもなく、EPSも伸びてる感じでもなくそうじて停滞蓄財かなとは。

3Qで増収減益。計画では増収増益ですね。計画通りすると最高益。

過去見るとあんまり計画は当てにならない印象。

PBR0.5となるとそうですねって感想になります。

 

 

財務

資産増くらいはできている。

現金は右肩ですね。投資はしてて有形固定は増えてますね。目先は自己資本比率が上げ止まってますね。

有利子負債も増えてきててちょっと投資期ですね。負債359億のうち有利子負債が154億でわりと負債の質は悪そうです。借り入れ>現金でもあります。

 

 

CF

営業CFは安定。FCFも長期では普通に出てますね。

現金は借り入れのほうが大きいとはいえ、積む方向。

配当は伸びる傾向。配当性向をあげてますね。とはいえ絶対の配当性向はまだ低めですが。

 

有機

業績

工業用樹脂・プラスチックバルブメーカー、旭化成系列。プラスチックの水回り部品とかですね。

セグメント。上とかよりは高利益率。

 

業績はリーマンあたり後退してるし過信は禁物ですが、総じて伸びてる感ありますね。利益率も一段上で、特に近年はROEも安定的です。

原価率販管費も地味に減らし続けてコスト管理もしっかりやってる感じです。(これはスケールメリットかもしれない)

目先通気で増収増益。増益エグいですがこれは前期の反動っぽいですね。

計画は増収増益。順調ではないか。計画は保守傾向。順調だと思うよ。

 

財務

資産増は控えめ。意外にBPSが伸びてない。のですがこれは2016年以前にはBPSが足踏みしてたらですね。ROEも2017年以前は低水準です。

自己資本比率も2013年以降後退気味。近年有利子負債もしてますね。ただ現金>借り入れであり絶対の自己資本比率も高めで財務は問題ない感。

有形固定はずっと一定。流動が増えてるね。棚卸資産とか現金が増えてる感じ。

有形固定が増えない≒投資しないでも売上を伸ばせる≒売上伸びると固定資産にかかる固定費率が下がるってことで増収すると利益率上がる構造っぽいですね。

 

CF

営業CF安定。あまり投資しなくていいのでだいたいFCFでる。

現金積んで増配傾向ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいか、もみあいからあげ
週足でさげてあげ
月足でふいたりして揉み合い
確認。

評価・売買判断

ムトー精工

テクニカル的には、2018年に1985とかまで吹いたりしてるけど、それ以外はときどき吹くもずっともみあいあるいは下落感がいかにもな停滞株。2018年以降安値351とか目先415をみながら目先は上昇なので上昇転換を狙うという視点はあるけど、2018年以降も886、797と高値は切り下がってるのでやはり目先は基本的には弱い推移かなあとは。797破ってくると反転感もできてきますが。さて。

 

ファンダ的には、プラスチックの型。まあ冴えないというかPBR0.3が冴えるわけがないですが、過去はわりと現状維持でいっぱいでBPSも増やせない程度だったのが近年は利益は安定し、財務の質的改善が進み目先BPSも伸び出してきてる感はあります。

業績は不安定感あるし減配もあり得そうですが、現配当水準は別に無理もなく業績が崩れないと余裕そうなというか現金積む方向なのでよゆうではありますね。

評価。

PBR0.3以下。おおよそ日本上場企業の最低評価水準ということで底辺評価でほぼ誰も期待してないとなりそう。

このまま堅調ならばちょっと低PBRが過ぎるのでは?とか思わなくもないです。また低PBRが故に無理もない配当水準で配当利回り5%超えです。減配はあり得そうですが、目先くらいの堅調さが続くならわりとBPS増も踏まえて現バリュエーションは破格とみるのはできることはできますね。業績後退もBPS減みたいなものがないとそれほど下は見なくてもいい気は。PBR0.2くらいはあるかもしれませんが。

ものすごく地味な感じになりそうですが地味に待つのも苦じゃないならわりと大きな損の可能性を減らしてほどほどのリターン狙いとかに向いてるかも感はあります。

 

光合成

プラスチック部品ですが、シクリカルで環境悪化には耐えられないと思うけどそうでもなければ長期に業績を拡大してきてる成長風味なところはあります。ただ伸び率は地味な感じで停滞蓄財と見てたほうが近いかもしれません。計画は信用できない蓄財とみれば堅調いじくらいですかね。

現金は伸びてますが、借り入れて投資強化には来てて財務改善は一服。ここではしませんが、投資で業績が加速するなら面白くなるかもしれません。

そうでなくても投資抑えておとなしくしてれば財務改善はまた進みそうです。

評価。

PBR0.5とか。冴える感じではないですけど、BPS成長率 6.4%/14年とかはでてるし、目先もそんなもんかなとは思うところで、配当合わせてPBRこのくらいはまあ高くは見えません。たぶん安いんじゃないかな。

光合成として比較的低PBRで下よりは上の方が広そうはそうですね。あとはどう考えるか?というか、今これのPBRを上げたくなる人がいるか?とかですかね。自分はあまりいない気がしてます。BPS増と配当取れればいいってなら選択になると思いますが。だから考え方。

 

有機

順調なプラスチックバルブとか。シクリカルなところはありそうも、リーマン以後基本順調。増収であまり投資の必要がなく、増収してるのでスケールメリットとなりそうだけより増益傾向ですね。

CFは安定で、投資もさほどいらないのでFCFもでて、なので財務も健全。

増収続く感じならこのまま順調に行くのではないか?とは思ったりします。

評価。

PBR0.7とか。今日のみっつで一番高評価だが状態は二枚上くらいには。普通に見れる評価。ただ過去はPBR0.5とかあったしこれでもよくある評価水準でどう考えるかですね。あまり評価されないところだとは思ったほうが。ただ順調ならBPS増も7%くらいでて配当3%だとPBR0.7ほどは結構お安いとは思ってはしまいますね。

 

キヤノン

一流メーカー感あるけど、業績は停滞という感じです。

赤字とかはなくそのへんは流石に優秀なんですがROEでは10%はマークできてないしそれでBPSも伸ばせてない感じです。

還元成功が高すぎで利益分をみな還元してしまって、企業価値をあげられてないという構造です。

還元し過ぎで現状維持でいっぱいいっぱい。

この辺をどう考えるか。現状維持で企業価値があがらないとリターンは還元のみです。目先は配当利回り3%とかですね。これは企業価値劣化とか値動きのリスクを背負ってのリターンとしては物足りないかなあとは思ったりします。

個人的には減配してそのCFを企業価値向上にあてたほうがいい気はしたりする会社だったりします。株主により多く還元する資本主義の優等生たらんとするのは立派だとは思いますが少々その荷物(還元)は背負いすぎでは?

ただPBR的には低下が続いて1前後まできてるので、業績が上向く感じになったりすると結構面白いかもとかは。

まあもっと面白そうなのがたくさんありそうなので現在の材料では自分はパスとか言いたくなりますが。

カメラとしてはペンタックス捨ててユーザーになりましたけどね。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですよ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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