投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
三井松島ホールディングスとその他
株価
3125円(人々は、冴えない暮らしから大変身し躍進を始めている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 1518 | 1514 | 3315 | 5706 |
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企業名 | 三井松島ホールディングス | 住石ホールディングス | 日本コークス工業 | 三井金属鉱業 |
市場 | 東証PR | 東証ST | 東証PR | 東証PR |
業種 | 鉱業 | 鉱業 | 石油・石炭 | 非鉄金属 |
時価総額(億) | 408.3 | 126.0 | 399.1 | 1937.1 |
株価 | 3125 | 214 | 132 | 3380 |
決算期 | 2023/03予 | 2023/03予 | 2022/03 | 2023/03予 |
予想売上(億) | 570.0 | 257.0 | 1,247.1 | 7,250.0 |
予想営業利益(億) | 143.0 | 24.0 | 122.5 | 390.0 |
営業利益率 | 25.09% | 9.34% | 9.83% | 5.38% |
予想純利益(億) | 95.0 | 22.8 | 73.8 | 290.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 0.4%/16年 | -2.1%/13年 | -2.9%/15年 | 1.3%/16年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 17.5%/16年 | 16.8%/13年 | 0.8%/15年 | -0.5%/16年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 7.7%/15年 | 11.2%/12年 | 3.6%/14年 | 1.3%/15年 |
PER | 4.28 | 5.17 | 5.20 | 6.66 |
PBR | 1.15 | 0.79 | 0.67 | 0.81 |
ROE | 26.9% | 15.3% | 12.9% | 12.2% |
ROA | 14.0% | 13.4% | 5.7% | 4.5% |
配当利回り | 5.12 | 2.34 | - | 4.14 |
配当性向 | 21.9% | 12.1% | #VALUE! | 27.6% |
総資産(億) | 678.4 | 170.5 | 1287.7 | 6378.8 |
自己資本(億) | 354.4 | 151.1 | 573.4 | 2396.9 |
自己資本比率(%) | 52.2 | 88.6 | 44.5 | 37.6 |
一言感想 | 大幅増益 | 急回復 | 業績加速 | 業績加速 |
今週は比較。市場統計推移記録表で2021/12/30と2022/5/20比較し、増配率30%以上しているもので、5/20時点で配当利回り4%以上配当性向30%以下のもの(該当26銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。目先増配率高めでかつ余裕をもって配当していながら絶対的に高配当利回りなものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年05月20日取得。三井松島ホールディングス。石炭開発商社、三井グループ。○村さん銘柄。比較に同業っぽい。ゲストに三井仲間の金属。
・・で、今回はあんまり真面目にやる気がないです。
三井松島ホールディングス
業績
まあ、隠すこともないと思うところで凄腕投資家さんの井村さん推し銘柄。
この記事書いてる目先決算で狂ったような好決算を出してきて株価水準が大きく跳ねた段階ですが・・
長期業績としては以下。
市場でもガチの方のシクリカルなものでほぼ業績の連続性がないやつです。
営業赤字などこそは2015とかだけみたいですが売上利益は外部環境に大いに左右されROEなどみても2%~18%くらいで目先は20%も越えてきてる感じです。
これは自分は認めるしかないですが、これを会社側とそのバリュエーションを見るだけではこの目先の株高も業績加速も予見することは無理なのではないかというところです。もちろん、井村さんはそれを実現性の高いシナリオとして集中してたところでしたので不可能ということではないとはなりそうですが、これはマクロ的な見地から資源不足と資源価格高騰を予見したうえで、その中から有望な具体的な個別銘柄まで絞り込んでそれに集中して、そしておそらく実際に最良の選択ができてそうという、極めて高度なことをされたというふうに思うところです。
これがどれだけ高度かというと、おおよそ主要な手法ではだいたいマクロ経済動向は予見できないとしてるというか、マクロ経済を観測してそれを個別銘柄に落とす方法はおおおよそ一般的ではありませんし、まあ著名なノウハウ本とかもないような印象です。
ウクライナ戦争とかにも助けられて運にも味方されてそうとすら思いますが、井村さんは確信的に最良の選択に集中されてて、これに行き着くためには試されることが多すぎて、わりと真面目に常人のできることじゃないという感想。
うんだからこれはとても高度なことで容易に真似してできるようなことじゃないってことではないかと。
それで、三井松島の今後ですね。上のように外部環境にすごく左右されいきなり大きな業績後退もあり得るということで、現在はコロナからつながる物流混乱資源不足にウクライナ情勢なども加わって加速して石炭需要増に価格高騰に裏付けられてると思われるところで、雑にいうと石炭需要及び石炭価格次第ではないかと。
それで、かなり思惑先行しそうで例えばウクライナが情勢が好転するとみるや大きな株安とかにもなりそうで、そのような思惑の先読みも含めて考えていく感じでしょうか。
現在はPBR1.2くらいですが、ちょい前はPBR0.3くらいもあったようで、業績が下がる前からPBR0.5の配当利回り10%とかになったあとに実際に業績が後退することがくるような株価先行の株価形成はしそうです。まあ計画はあの弾けぶりでも保守的らしいですけどね。現環境では。ってなりそうだし環境がかわると保守的じゃなくなるでもありそうですが。
おそらく著名本などではどれも推奨してないような極めていろんな要因から影響をうけるシクリカル銘柄の業績を予見するとかに挑戦したいなら。それをできても周りがもうダメだって思うとすごく株安しそうですしね。そのボラティリティにも耐えられるというのなら。
だから高度だって言ってるでしょ?
財務
なんかもうあんまり見る気も起きない。
というのも資産の中身が投資及ぼす影響が株価的にも小さそうだし、また業績的にも小さそうで、どのみち今後の石炭需要&価格次第でしょ?ってなりますし。
ただ、BPSとかみると、2015-2021は増えてる感じでもなく特需でもない限りは現状維持でいっぱいくらいが定位置だくらいはいえますね。
そんな企業がPBR0.5近辺とか以下は普通に定位置で特需が終わるとそこに向かうんじゃない?とかは。
CF
営業CFはでています。以外に安定的。そしてFCFも出てますね。目先はFCF跳ねてます。
これが数年続けば軽々有利子負債を返しきり、それでも残るだろう現金使ってなにかできるかもね。
住石ホールディングス
業績
並べたけどやる気ない。
衰退な感じだったけど、出資した豪州の石炭鉱山のワンボ社が好調で受け取り配当で息を吹き返した感はあるけど2021は赤字だし、これも不安定。
でも、「新型コロナウイルス感染症からの世界経済回復に伴うエネルギー需要増
加を受けて石炭価格が大幅に上昇したこと、また、出資先の豪州ワンボ社からの配当金」で目先は急激に業績が回復でここも石炭様々。
ということで、ここもおおよそ今後の石炭需要及び価格次第ではないかということで、上の三井松島と実質同枠ではないかと。
業績貢献は三井松島の方が感度ありそうだけど、こっちの方が低PBRとかそれくらいの違いな気はします。
財務
ワンボ様々で自己資本比率かなり高くなってますね。
資産も増えてるし、近年BPSも増えてますね。その意味では通常期?はこちらの方がマシと言う見方はできます。
まあ株価的には通常期に戻る際にどのみち強烈な株安に見舞われそうで財務が健全だからどうした?感もあるんですが。
あと目先、商品製品がすごく増えて、借り入れとかもしてますね。
借りて石炭かは知らないけど商品を揃えた感はあり、特需?が続くならわりと弾けた決算がでてきそうな気もしますね。
CF
あんまり見る気がおきない。
投資はしてないですね。営業CFは棚卸しとかの影響とかもありそうだけどわりと乱高下してる。
還元はやる気ない方。
日本コークス工業
業績
資源・プラントメーカー、(旧)三井鉱山。
石炭の輸入販売もしてるけど、コークス(高炉用・鋳物用)生産が基幹ですね。
以下業績。シクリカルでね。目先加速してるのも上と同様です。
「原料炭市況およびコークス製品市況の上昇など」ということでここも恩恵がありそうです。計画は「新型コロナウイルス感染症による影響やウクライナ情勢などにより、通期での市況および需給を見通すことが困難であることから、現時点では未定」
ってことで現在出ておりません。
業績の感じとしては上と傾向が似ており、このあたりはどれも同じような推移しようには思えます。
・・全部環境に左右されるやつでそれをはねのける競争優位性とかはそもそもないって話ですね。どれも似たように影響を受ける中、より感度が低いか高いかとかの悪化時に耐えられる財務体質か?とかぐらいの違いになりそうです。
それ以上は現状わからないというかだからここも石炭次第なようには。
財務
地味に資産増。BPSなら右肩感があり、有利子負債を返し、自己資本比率をあげてきてます。その意味で蓄財は順調です。
目先は石炭次第なところはあるけど停滞蓄財としてはみれそうですが、BPS成長率で 3.6%/14年は成長率としては低め感は。
CF
営業CFは安定ですね。投資もしながらだいたいFCF出てる感じです。余裕の多くは返済に回ってそうですね。
配当は利益並目先は増益で大きく増配してますね。
日足週足月足の値動き判断
日足であげから噴火。
週足であげから噴火。
月足でふらふらして噴火。
確認。
評価・売買判断
三井松島ホールディングス
テクニカル的には、もう目先噴火としか。この噴火は2008年の急騰以後だと全部ぶち抜くもので日足とか週足とか月足でも全部噴火。目先の勢いとしてはMAXとなりそうで、この流れにのるというのはありだろうと思います。基準というか見切りポイントは目先S高後の2511とかでどうしょうか。もうすでに二割行ってますが。
ファンダ的には、上でだいたい言いました。外部環境次第なところがあり業績はそれによって大きく浮沈。ただ赤字は出さないCFは安定的で底堅いところはあります。
とはいえ特需でもない限りは現状維持で一杯な低ROEで、つまり特需だろう今の業績がどこまで伸びるか?いつまで続くか?に帰結しそうなには思えます。
評価。
PBR1.2とか配当利回り5%とか。現状の業績が維持できるなら低評価ですね。そのようなものがついてるのはだから維持できないが市場評価にはなりそうですというか常に思惑が先行しそうですね。
実際にどうなるかも重要ですが思惑が先行しそのような気配でボラティリティは高くなるようには思えますのでそのようなところで戦える覚悟があるのならまだチャンスはあるとは思います。
保守的だと言ってるし、ウクライナあたりも終息する感じでもないし、あまり人類にとって好シナリオではないと思いますが、このあたりがもっとこじれ石炭需要価格がもっとあがるなら三井松島とその株主の本当の繁栄はこれからかもしれないし。
あるいは落ちぶれた日本の石炭産業復権しちゃうかもね。いずれも価格競争力で敗れたわけで石炭自体はまだまだ日本に眠ってますし。
住石ホールディングス
目先は石炭需要で業績跳ねてきてるのは同様。
ずっと衰退感あったけど、豪州の炭鉱からの配当でなにげに利益は出てますが、豪州の炭鉱もシクリカル感ありで赤字のときは赤字で配当も途切れそう。
ただ、財務はいいし外部の配当だよりは印象悪いけど、初見印象ほど状態は悪くなさそう。その意味で特需が終わっても意外に無事そうなようには思える。
とはいえ投資としては大枠の結果を決めるのは三井松島と同じく、やっぱり今後の石炭次第だよねえとかなりますが。
現在のバリュエーションとかもわりとどうでもいいとか思っちゃいます。下みてPBR0.3台まで付き合うその後を待つとか言うならいろいろみたほうがいい気はするけど。
ここも大枠上と似てますが、ここは長期にBPS増が進んでるところはありますね。
普段はわりとCFも安定的でよって負債返す感じで蓄財が進んでるみたいな。
評価。
PBR0.7程度はわりと日本コークスとしてはよくある水準。下はPBR0.3とかもないわけじゃないけど、現状も歴史的に評価高騰してるかんじでもないですね。
目先は好調で通過したのは確かで悪いときのダメージを抑えながらという視点ならこれらでは比較的選びやすい選択のようには。
まあ伸びてる感はありますね。
でも、2009年にBPS減となりその後回復するも2015年以降は足踏み感ありわりとBPSも伸びてるか怪しいところでこの辺をどう見るか。目先は好調で伸びてるし過去はできなかったけどこれからはできるもん!は一つの見方ですが。
というわけで目先は過去にもなかったっぽい売上利益を叩き好調です。計画では売上はさらに伸びるとしてますね。
CFみると営業CFは出るも投資が必要であまりFCFはでておらず配当配ると残らない感ありますね。その意味では配当配るのでいっぱいだったとは。
はい目先好調でそこからは脱した感じはそうですね。だからこれからは違うとするかどうかではないでしょうか。
評価としてはPBR0.8ほどはよくある水準感あります。好調が続くとそこそこ報われる気はします。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにございません。
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