大河の一滴

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(3484)テンポイノベーション 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

テンポイノベーション

(東証PR/不動産)

株価

829円(人々は、波乱万丈な冒険をしてるようでたいして進めていない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。銘柄スカウター10年クスクリーニングで5年売上利益成長率15%以上かつROIC15%実績ROE15%以上のもの(対象67銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2022/4/23比較でPBRが低くなっているもの(対象36銘柄)からきになったものをチョイスして分析。成長力みせてるのに血のクリスマスより低評価になってるものを拾う意図。テンポイノベーション。店舗専門の転貸借サービス会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年05月02日に取得。

業績

動画。このタイプのキャラの動画は胡散臭く思ってますが、この動画は話し方が若干胡散臭いですが普通に説明してますし公式お墨付き。

www.youtube.com

特化タイプです。

ニッチ特化というやつですね。業績自体は右肩といえますが2021は増収鈍化。

2021はまあいろいろありますがだいたいコロナ対応でしょうか。

「1回目の緊急事態宣言を契機として、顧客の出店意欲の急速な低下、家賃減額要請や解約申入れの増加等が発生~不動産売買事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、取引の様子見傾向が顕著となった市況」

今期は前期よりは増収ですが、2020年以前の増収率20%以上からすると随分控えめな3Qで6%の計画9.5%でこれがコロナによる一時停滞か、永続的な成長鈍化かは見極めがいるかも知れません。

でも事業構造的には店舗物件の又貸し大家(利益は店舗ならではのノウハウ提供)という面が強いのでかなりストック性がつよく減収は可能性低そうです。

利益率に関しては規模で伸びる感じでもなくROAなども伸びてるともし難いのでこれは利益率やROAを維持しながら規模を取る感じでしょうか。増収しないと厳しいということですね。

ROEレバレッジもありなかなか以上に高めでEPSBPS成長も複利20%程度以上とでててかなり高収益高成長ですね。・・だから増収的にこれを維持できるか否かがポイントであろうかと。目先はコロナもあり鈍化感もちらついているという局面には。

 

財務

資産右肩あがり。自己資本比率も低いながら2018年以降改善傾向。

前期末総資産104億。っで有形固定は4.4億で有形少なめ。流動は44億で現金30億で現金よりの流動。というか資産の半分ほど51億ほどが差入保証金でここが又貸し物件の推移を示してそう。2020年まで増えて、2021は微減。目先3Qで56億は再び増えて過去の高値破ってるので、また又貸し物件は増加に転じたになりますね。

負債は74億で主なものは預かり保証金で54億でこれはほぼ差し入れ保証金と等しいもので、実質差し入れ預かりの保証金がBSを膨らましかつ自己資本比率を落としてる構造ですね。その他目立つのは前受収益10億とかで、なにげに有利子負債ゼロで、自己資本比率は低いものの財務はかなり健全となりそう。

貸してるテナントの支払いが頓挫しまくると詰むかもしれませんが、飲食自体は日銭商売で資金繰りは比較的順調なところですし、まあ危険度は低いのではないか。

 

CF

CF面からはより健全に見えます。営業CF安定に設備投資も少なくFCFも安定ですね。それで現金積んでる感じ。それで現状増配傾向。現金蓄積ぶりとCFからも増配余力はおおきくありそうな。まあ高バリュエーションっで配当利回り自体は低めですが。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみ合い感
月足ですっともみあってる。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、目先上場からは上にいるけど、ずっと500~1100くらいでもんでる感じですね。コロナあたりに安値477その前に1117の高値があります。

目先は477から1014くらいまで上げた後にずっと調整をしている感じです。

調整安値790。高値1030あたりを見ながらトレンドがでるのをまつ感じでしょうか。


ファンダ的には、店舗物件に特化した又貸し大家。不動産の売買もしてるけど中心は又貸し大家業。テナントオーナーとテナントの調整が付加価値ですかね。

事実上の不動産を持つリスクを避けながらストック収益を得るみたいなモデルで利益率は落ちるも事業リスクはかなり低めなようには。悪そうに見える財務も預り金差し入れ金によってBSが膨らんでいるもので有利子負債もなくそしてCFが極めて安定的で固定資産への投資も不要。

目先は成長鈍化感はありこれが一時か高成長は戻らないとするかは見極めがいるかもしれません。

評価。

PER24のPBR4.5で普通に高評価。事業性にはみるものもあり高評価になる理由もあるとはできるけど、この評価をどう考えるか。成長鈍化すると正直もっと下を見るべきなようには思えます。よって現状あまり成長鈍化は織り込んでないとみるべきか。

とはいえこれでもPERはきり下がってきておりPER24ほどでもテンポイノベーションとしては低PERな方。株価維持でEPSを上げながらPERを下げてきた形。これでまた20%超の成長性が期待できるとなればPERの切り上がりも見込んでもいいかもしれないというか要するに成長をどの程度のとこにおけるかに帰そうな気はします。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3484

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3484

IRBANK:https://irbank.net/3484

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

決算のピークが過ぎた感じでしょうか。

全体としては減益も入ってきてますが懸念してたよりは落ち幅も微妙で現状維持に近い感じです。

さてどうなるか。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)