大河の一滴

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(6888)アクモス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アクモス

(JQS/情報通信)

株価

328円(人々は、押してが戻される毎日だが、振り返ってみれば進んでないこともない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

今日は分析。市場統計推移記録表で2022/3/25時点で配当利回り3%以上のもの(該当1051銘柄)で、それを2020/3/17と比較し目先でより配当利回りが高くなってるもの(該当288)からきになったものをチョイスして分析します。わりと配当利回り高いなかでコロナTOPIX安値時より配当利回りが高くなってるものを拾う意図。アクモス。ITシステム提供。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年03月28日に取得。

業績

ITソリューション事業(SI、SEサービス、受託開発、IT基盤・ネットワーク構築、情報セキュリティ、運用・保守)を中核に、ITサービス(情報処理サービス、BPO)を提供。

こういうのですが開発もあるかもですが、ニーズに合わせて既存のサービスや商品をパッケージングして提供する感じでしょうかね?

 

あまり成長感はないのですが、一応2013年以後増収傾向。それで2016年以降利益率が上がってきてますね。原価率が下がってきてますね。

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それでBPSは右肩でROEも高いと言える水準で推移してます。

赤字の2015は、赤字はは消防通信指令システムの仕事ででてる感じで変化という感じでもなさそうですが「前期から開始した3ヵ年の中期経営計画の2年度目として、前連結事業年度の年度テーマ「再生」に基づき取り組みを始めた施策を引き続き実行するとともに、当期の年度テーマである「成長」を目指す基本方針の下、グループ各社が連携し積極的な戦略展開を行なって」ということで中期経営計画に基づき立て直しは進めている感じでは。

大きく増益の2019「中期経営計画のテーマである「変革」に従ってグループ各社が専門特化による事業変革を進め、部門別採算管理(ウィングシステム)を活用し、付加価値向上と社員の成長を目指し取り組みを進めています。このウィングシステムにより採算性の低い案件への対策、付加価値の高い案件への注力と稼働率の向上への取り組みが成果を上げて」

続いて増益の2020「2025年6月期までに取り組むべき事業の方向性を示す「長期ビジョン2025」を2016年に制定いたしました。その最初の3年間の計画として進めてきた「中期経営計画Ⅰ(2016/07-2019/06)」の終了に伴い、新たに次の3年間の計画「中期経営計画Ⅱ(2019/07-2022/06)」を策定いたしました。中期経営計画Ⅱでは、テーマ「発展」を掲げ、専門分野を深耕し、新サービスでお客様を獲得する個性豊かなグッドカンパニーを目指して」

 

・・という感じに大きな流れとして2016年からの中期計画があってそれにしたがって原価率がずっと下がる形で増益が続いているということですね。

アクモス株式会社 / 会社情報 経営戦略

上記にわりと詳細な計画がでています。それで現状計画に従って業績改善が実際に続いてきてる感じですね。利益率を改善し、次は増収に向かってきてます。

その中で目先2Qでは減収減益ですね。コロナで地方自治体向けの営業に制限の故としてます。と、目先芳しくないですが売上利益は3Qに偏る傾向があるのでこれをもって計画がうまくいかなくなったとするのは弱いかもしれません。

総じて、長期にあまり芳しくない業績だったのが中期経営計画をたてて収益性が改善してきてるはそうなのでこの延長線でみるかみないかですかね?

 

財務

2016年までは資産増もなく停滞感がある資産推移で、利益剰余金がマイナスになってますね。

それが2017年以降は資産増に自己資本比率も改善。有利子負債も減りだして2020年には利益剰余金もプラスになってます。

目先2Qで総資産33億で流動が28.8億ほど。うち現金が17.8億で資産は半分以上現金ですね。

有形固定は1.8億程度で、無形でソフトが4億に有価証券などその他が19億とかで、非常に順調なソフト会社?のものになってきてるところは。

負債は、手形未払いなどで4億とかで借り入れも2億ない程度で総負債9.3億程度で普通にもう<現金で負債面でもきれいになってる感じですね。

負債はかなり整理が進んで還元が進みそうな気はするところです。

CF

基本的には営業CFはでてますね。投資は少なめでFCFはでないこともなかったですがいかにも弱めだったのですが2017年以降は業績改善もあり営業CF水準もふえFCFも余裕がでてきて現金積んできてますね。

2020年で還元もできるとしたのか大幅増配ですね。もっと増配などもできそうですが、配当性向は30%までいってるのでもう並とはいえてこれ以上はやはり増益が必要かも。

配当ははいとうせいこう30%以上をに目標とはいってますね。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげたりもしてるけどもみ合い感
月足であげっぽくもありよこよこ的でもあり
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、一応安値も高値は長期に切り上げてなくもない感じで上昇っぽくはあるんだけど、目先は株価水準は2016年以後くらいでヨコヨコ感も強いという。一応2015年以前よりは上なのでこの視点でも上昇は上昇くらい。

2016年以降の下くらいをみて微妙な上昇に乗るって発想もないわけではないですが・・その視点では2016年以降の安値213とか、コロナ安値227あたりが基準でしょうか。目先311もみれるかもしれません。でもまあ歯切れも悪い感じではある。もっと短めでは311でも転換感あるので、400くらいを目安に反転狙いとかでもいいかもね。この場合は311が基準でしょうね。


ファンダ的には、以前はBPSも増やせない程度の収益性というか剰余金もマイナスくらいでしたが2016年以降は中期経営計画に従って状態が良くなってきてます。

目先はもうCFも普通にでて財務も問題ない中でROEも低くない水準で普通に利益がでてBPSも右肩になってきてます。計画的には利益を固めて増収を目指す感ですが、目先2Qでは減収減益できてます。3Q偏重ですがどうみるか。大きくは中期経営計画がこれからも順調に進むか?になってきそうです。

評価。

PER10とかPBR1.4とか。目先のROE水準などみるに高評価という印象は受けません。というとりアクモスとしては2013年以降、もちろん2016年以降でもあまりない低PERではあるようです。PBRでも下はないこともないみたいだけど5年レンジくらいならかなり低い方とはなりそうです。まあ2016年以前のROEにもどるとPBR1.4は過剰な気はします。

ですが、評価としてはこれまでより低いとなりそうで、中期経営計画をなすとはみられてないとはなるような?というか今季減益決着くらいはみられてる気は。まあ実勢に2Q減収減益ですが。

考え方しだいではないかなとは。大きなところでは中期経営計画がちゃんと進むかどうかですかね?

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6888

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6888

IRBANK:https://irbank.net/6888

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転ですね。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)