大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3979)うるる/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

うるるとその他

株価

1315円(人々は、デビューから脚光をあびながらも大挫折をするもその後はリベンジを目指して登ってきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3979 4776 4290 2922
企業名 うるる サイボウズ

プレステージ

インターナショナル

なとり
市場 東証マザ 東証一部 東証一部 東証一部
業種 情報通信 情報通信 サービス 食料品
時価総額(億) 90.8 672.7 912.7 302.5
株価 1315 1275 712 2012
決算期 2022/03予 2022/12予 2022/03予 2022/03予
予想売上(億) 40.0 217.3 460.0 448.0
予想営業利益(億) (2.8) 3.5 68.0 24.3
営業利益率 -7.00% 1.59% 14.78% 5.42%
予想純利益(億) (0.7) (4.3) 40.0 16.2
売上成長率(年複利/期間) 32.2%/7年 4%/15年 8.9%/15年 2.2%/15年
EPS成長率(年複利/期間) -6.5%/7年 #NUM! 10.7%/15年 5.4%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 28%/6年 3.6%/14年 16.3%/14年 3.4%/14年
PER -129.66 -156.80 22.81 15.63
PBR 4.36 9.18 2.76 1.08
ROE -3.4% -5.9% 12.1% 6.9%
ROA -1.7% -3.1% 8.6% 4.1%
配当利回り 0 1.02 1.19 1.09
配当性向 0.0% -139.0% 27.2% 17.1%
総資産(億) 42.0 140.4 467.6 391.7
自己資本(億) 22.1 63.7 309.2 222.8
自己資本比率(%) 52.6 45.4 66.1 56.9
一言感想 増収も。 増収も。 あげ いちおあげ

 今週は比較。2022/3/19,20,21で耳にした銘柄からなんとなくチョイスをして比較します。ちなみに前週が4営業日のところ5つチョイスしてしまったので、一日ずれて比較はずれて4日分。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年03月22日取得。うるる。入札とかのネットサービスとか代行サービスとか。比較には苦しいけどネットサービス系のサイボウズと代行サービスのプレステージ。ゲストにひらがな三文字仲間のなとり。

うるる

業績

こんなことを。

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それでセグメント。

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CGSが主に入札情報速報サービス「NJSS」が稼いでいる感じですね。これを主にBPOクラウドソーシング(シュフティ)でデータを集め、サブスクモデルの入札情報サービスで稼ぐが現状の本筋にはなりそうです。

フォンデスクとえんフォトは育成中となりそうです。現状赤字。ですが、伸びては居ますね。

というかわけでいろいろあってややこしいですが、NJSSが稼ぎ頭で順調に推移するか?とフォンデスク、えんフォトが伸びて利益貢献できるか?が柱になりそうで、BPOも稼いでますがNJSSを強化するためのものと見てた方がらしい見方となるかも。クラウドソーシングのシュフティも同様ですね。

そういう視点でとりあえずこれ。

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次にこれ。

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これ。

ざっと全体としては各事業伸びてるし利益の大半を稼ぐNJSSが順調となるとやはりそこは重要な評価ポイントになってきそうです。

まあそういうわけで順調じゃないですか?

 

・・ですが、営業利益としては赤字もありで。

2020年

NJSSで「組織体制変更・強化に伴う人員増強や各種マーケティング施策の実施等により費用も増加」

その他CGSで「営業強化・サービス開発/改善等に向けた人員増強およびマーケティング施策の実施等により、費用も増加」

BPO「、働き方改革への対応等によって増加傾向にあった紙文書の電子化需要に対応すべく、徳島第二センター開設の準備を進めたこと等により、費用も増加」

それで今期も赤字見込みNJSSで「営業人員や新機能開発に向けた開発人員の増加」でBPOも理由は明記されてないけど減益とかで今期も利益面では芳しく無く。

このように伸びてるけどあまり利益につながってないところはありあまりコスト管理がうまくないようにも見えたりは数字的には販管費がかさみがちです。原価率は低いし下がる傾向はありますね。

中期経営計画でBPOの利益率向上とかえんフォトフォンデスクの育成するとかもあるのでこの辺も利益貢献するようになるとあるいは景色も変わるかも?とかはありますけどこのあたりをどうみるか。フォンデスクは今期黒字化してますね。

進んでることは進んでるようにも。

 

いずれにせよ、利益が出そうで、あるいはすごく出そうな感じもするけど実際なかなかそうならない的なところをどう見るか?は分かれそうなところです。

地力という視点だと利益率20%出てもおかしくないよは思えるところではありますが・・さて?

あとはかなりIR熱心でそして個人投資家にも優しいところはありそうです。

個人投資家の投資勉強会で会社説明会とかしますし、その告知を開示してきたりと説明熱心。もちろん決算説明資料なども用意して。

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財務

資産増も自己資本比率低下のムーブ。

目先3Qで総資産40億で流動33億で現金28億で資産の半分以上現金ですね。現金自体も伸びる傾向。

ということで資産は順調なネット企業(派遣業的な視もとれる)で持たざる企業にはなりそう。

負債で目立つのは前受11億に買掛1億ちょいの有利子負債1億程度で財務悪化の主犯は前受金となりそう。

その他前期だと預り金も。預り金は前受金とともに増えている感じで財務悪化は事業が順調が故みたいなところはありそうです。

 

CF

営業CFは赤字混じりも出るときは普通に出るという感じでしょうか。2020年も法人税でマイナスって感じ。

設備投資はほとんどかからずFCFもでる方。

根本的にはCFは筋が良さそうには見えます。現金も積んでますね。

還元はやる気ないですね。無配。お金は成長に使いたいってことでしょう。出そうと思うなら還元できる状態には見えます。

 

サイボウズ

業績

ざっとやりますが、グループウェアとかクラウドのキントーンとかいろんなオフィス向けソフトですね。

2013年からは右肩感。2014あたりをみると「4年前からクラウド分野へ重点投資を継続しており、製品・サービスを適時に市場に投入してまいりました。 その結果、グループウェアクラウド版「サイボウズOffice(以下、Office)」の売上高が前年比約3倍、同じくクラウド版の「Garoon」が同4倍の伸び」とクラウド化でうまく乗った感ですね。

それでソフト会社らしく原価率が低めです。

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販管費も近年は減らしてきたんですが、2021で逆流ですね。2021「従業員数増加等による人件費の増加や、主に主力製品である「kintone」の認知度向上のため、TVコマーシャル等の積極的な広告宣伝投資を継続していることから広告宣伝費の増加」

それで今期も利益は低調の計画で広告宣伝サーバー強化人材採用等々。

このへんの投資先行で利益があまりでないところをどうみるか。

ただ販管費が絞れればROEなどもかなり高い水準までいけることは考えられと言うか行ったのでだからまた行くかそして成長と両立できるか?が観点ではないかとは。

 

財務

目先通期で、総資産140億。増えてますね。

流動は83億でうち現金48億。手形29億。

有形固定24億。投資有価証券19億で固定56億ってところで、現金も手形などふえてるので好調ですが、絶好調のソフト企業にしては現金もっとあってもいい気はします。

負債は76億で前受25億未払い14億借り入れ22億でこちらは前受未払いが主に借り入れも有価証券でほぼ相殺で、やっぱり財務いいわになるという。

特に手形類は順調に伸びててこれは事業が順調としか。

まあ借り入れは要らんと思いますが。

 

CF

営業CFは黒字安定。このあたりはさすがに順調なソフト会社とは。

以外に有形固定買ってますね。機材とか多めなようです。

まあでもだいたいFCFでるとなりそうで増配もしながら現金も積んでるのでやっぱり順調としか。

配当性向がわりとたかめ。まあCF見ると問題ではなさそうだけど、業績後退あるとあるいはくらいでしょうか。

 

プレステージ・インターナショナル

業績

BPOサービス(ビジネスプロセスアウトソーシング)ってことですが、事業がいろいろあり全容が掴み難くは。

とはいえグラフがありますね。

売上

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利益。

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ということでオートモーティブ(損害保険会社・自動車メーカー・自動車ディーラー向けカスタマーコンタクトサービス、ロードアシスト、自動手配システム)とカスタマーCRMサービス、製品延長保証、人材派遣)が主力ですかね。

で、全体としては分散が聞いてるのかかなり安定した業績。

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利益率も安定でかなり安定感ありますが、ROEは低下傾向もあり溜め込み過ぎは少しあるかもしれません。

一応減収の2021でオートモーティブがコロナ自粛の影響を受けとかグローバルがより終わったとかですね。ただオートモーティブが減収の中で増益でこのあたりはコスト管理の強さとか読み取ってもいいかもだけど長期で利益率伸びてもないからそんなこともないかも。

今期は3Qで上方もはいり普通に過去最高業績ペースです。終わってたグローバルも回復。

と、総合的になんかつよい会社には思えるところです。

 

財務

調べるのがしんどいので流すと、いかにも順調な企業の推移。

普通に資産増で自己資本比率も高め安定。借り入れもあまりなく現金も積んできてるという。

順調というほかないです。

 

CF

となると、ここも順調じゃないはずがないと。

営業CF安定で投資もしてFCFもだいたい安定。現金も積む方向。還元性向は標準的で増益傾向なので増配傾向。目先現金は減ってるので配当性向はこんなもんが丁度いいかもしれないです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげの中の調整ですかね。
月足でさげてあげかもしくはさげ
確認。

評価・売買判断

うるる

テクニカル的には、2017年に上場して1665から2800まで取るも2019年までに498まで。以降はのびてコロナなどで安値割るも2021年に2360まで。以後は2020-2021年くらいの水準に戻ってきてる感。

上場から落ちて反転して上昇の中の調整と見ることもできるし、もっと長期で上場以後ずっと高値切り下げで株安とも。目先上場値割ってますし。

まあいずれにせよ週足レベルであげてくるのが目先は下落か調整かってところで、2020年末1183あたりを基準に反転するなら上昇継続で割るなら下落転換をみるのがいいのかな?ってところ。ここをわると458までちょっと底なしかも。

 

ファンダ的には、わりと複雑に見えそうな気もするけど、BPOやらシュフティで人を動員して主業のサブスクサービスNJSSの強みを強化してNJSSで稼ぐようなスタイルかなとは。その中でフォンデスクとえんフォトを育成中。フォンデスクは黒字も見えてきてる。

成長してますし原価率が低く利益率の高い事業が主業ではあるけどコストがかかる?かける?かはわからないけど言うほど利益がでず赤字にもなってるのをどうみるか。

あるいは利益率20%程度が定着化する可能性もあるようには見えますが・・だからどうみるかですかね。

CFは赤字もあったりだけど地力の稼ぐ力は強そうにも。投資もかからないのでキャッシュリッチにもなるやもとは。

も、あり財務はかなり良好。自己資本比率低下は前受増加など事業が好調が故なところはありそうです。

評価。

PBR4ほど赤字なのでPERはなし。

PBRは上も下もでいかにもニュートラルという印象。

仮に利益率20%でるなら予想売上40億から8億の営業利益に6かけで純利益4.8億は時価総額90億とするとPER19ほどにはなり、利益率20%程度の成長企業なら十分みれるとは思えたりはするんですけど、20%の利益が出せるかですよね。

ってことで考え方じゃないですかね。現状はあまり出せるとは織り込んでない気はいたします。

 

サイボウズ

オフィスソフト。最近クラウド寄りでまあ順調で成長してるとはなる。

非常に低原価率で販管費をうまく抑えるならかなりの収益性と成長性を兼ね備える企業となりそうだけどなんやかんやでコストをかけてる(かかってる?)感じで目先は減益もしくは赤字でこのあたりの成長するけど利益はそうでもないをどうみるか。

CF自体は強め、よって財務は自己資本比率などは高くもないけど内容はかなり良好。現金も積んできてます。

あとは決算説明資料なども用意してなくあまり説明熱心な方ではなさそう。配当はわりと配ってます。

評価。

非常に高いと言えるPBR10前後。最大で40程度までいきそこから落ちてきてるところとなりそうですが、ROE20%出るとしてPER50前後となるので、現状でも非常に高評価とはなりそう。それもこれは目先でてないROE20%クラス出るとする試算でです。

ただ原価率低いとかでやはり展開次第では上というか市場でも屈指の収益性までも行きうる可能性は否定しきれないので夢自体はあるのかなとは。

まあ現状は高いと見てたほうがいい気がしますが。

 

 

プレステージ・インターナショナル

事業は多岐にわたるけど主力は自動車関連とカスタマー関連。

リーマンなども通じて事業分散も効いてるのか赤字もなく長期に成長。

コロナで後退も今期は取り戻し最高業績の気配。

CFも安定的でよって財務も順調としか。

傑出してROEや利益率が高いとか図抜けた成長性は持ってる感じでもないけど、とかく安定性は目を引く感じでこれもかなり優秀な企業には見えます。目先もだから引き続き好調ですね。

評価。

PER23とかPBR2.8とか。評価は事業性も踏まえて低くないですね。評価されてるとなりそうですが常に評価されてるとはなりそうで2013年以後は平均でPER21くらいで、目先株安してても長期の平均PERより若干上とはなりそう。

とはいえちょっと上くらいで引き続き成長ならもう平均で、それより下がると2017年以前くらいの水準にはなりますね。なので成長を見込むか?ってところでしょうか。

あとは2015年以前はPER15以下とか2013年以前はPER10切りもあるようでこのへんをどう考えるか?ではありそうですけど、まあ普通に選択肢にはなるのかな?とは思ったりします。

 

なとり

なとりの珍味チーズ鱈。じゃなくておつまみっぽいものを作ってる食品メーカー。

長期に赤字もなく地味に増収が多く売上複利2.2%/15年くらいはでてます。まあでも利益も伸びてる感じでもなく成長企業というよりは停滞蓄財企業という感じではありますね。BPSで5.4%/15年くらい。

というわけでいかにもな堅調な食品メーカーという印象。

もうBSもCFもあまり突っ込む必要も感じない感じですがCFだとやっぱりたまに設備投資が入るとき以外はだいたいFCF出てる感じですね。

地味に増配してる感じ。ほんとに地味に。現金も積む方向なのでやはりどうみても停滞蓄財って感じ。

こんなの安ければ。PBR1ほどはいかにも上も下もという感じ。2016年以降なら比較的低めかな?それ以前だとPBR0.7台くらいはありそう。まあでもそれくらいまでといえばいそれくらいでいかにもなディフェンシブ。PBRとか配当や優待の利回り見て気に入ったら拾えばいいのではないかって感じ。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転です。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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