大河の一滴

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(4641)アルプス技研 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アルプス技研

(東証一部/サービス)

株価

1775円(人々は、攻めて突出して崩されかけたがこらえてまだ攻勢を維持し続けている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20220314184130p:plain 今日は分析。四季報CDで実績平均3年間毎年7%以上のもの(対象240銘柄)で2020/3/11のKABU+データと突き合わせPERの方が低いもの(対象43銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。・・のつもりが2022/3/11でやってたみたい。基本高収益だけど評価低めになっているものを拾う意図。四季報CDデータは若干古め。アルプス技研。技術者派遣。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年03月14日に取得。

業績

技術者派遣。ほんとに技術を持ってる人みたいな感じでものづくりの上流工程などをおいこうな人など。で普通の派遣のところより高利益率。付加価値かとおもったら意外にパソナなどと原価率で差がないというか原価率ならパソナのほうが低い。

アルプス原価率77%販管費13%利益率10%に対してパソナ原価率75%販管費19%利益率6%。

とはいえずっと地味に販管費を下げてくる形で利益率増ですね。増収も伴ってるのでやはり売上は気にしてた方が良さそうです。実際コロナの2020は減収減益です。

それでリーマンあたりは大幅減収で赤字、コロナも減収減益で大きな環境悪化には耐えられないとはなりそうですが、長期には基本成長傾向です。リーマン前ピークも越えてます。

それで目先決算もコロナから回復してきた印象。

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あとは中期経営計画とか11次まで来てるのが印象で長期に計画をしっかり立てて計画実現をめざして伸びてきてるというところはありそうでこのあたりは地味にこの会社の強さになるところにはなりそうです。

そうです。この会社はROEなど目を引くところもある会社で、そのような成果はこのような姿勢が作ってるとはみれなくもないです。

それでめっぽう優秀な会社がコロナから早くも立ち直りつつあり順調に目先の決算を通過くらいですね。

 

財務

資産増。も、自己資本比率は低下傾向ですね。ただ有利子負債比率は低水準です。

それで目先決算で総資産225億で有形固定32億は増えてる感じでもなく。流動は163億でこれは増える傾向ですね。手形54億に現金99億という感じでともに増えてます。

負債は80億ですが意外に主な負債がないですね。大きなものは未払い17億賞与引当14億その他17億税金14億など。

総じて事業拡大が故の負債で自己資本比率が悪化してるところはあって事実上の財務悪化ではなさそうです。

 

CF

だいたい営業CFプラス。赤字の2009はマイナスですね。投資はあまり要らなくFCFも2009年以外は黒字です。それで増配などもしながら現金を積んでる感じですね。

わりと高還元です。配当性向50%を目安としてだいたいそのとおりにきてますね。

それで余裕をみて自社株買いも入ってきてますね。わりと高い配当性向なのでそれほど余裕はないかもですが現金は積んでるので配当50%配っても余裕がある程度にCFがつよいとは言えそうです。

 

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげかなあ
週足でもみあいじゃないか
月足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年2609まで上昇があり以後はコロナ1210まで落ちるも基本ずっと調整感ある推移ですね。

日足目先は下落感あるも週足だと調整中ってことで、2018年以降の安値1369、1210、1718などを軸に調整を終えてまた上に向かうのを狙うかんじでしょうか。


ファンダ的には、リーマンとかコロナとか後退もありシクリカルな面もあるのも否めないけど、長期に成長もしてて安定性は高そうには。派遣業にしては高利益率かつ高ROEです。中期計画も数が進んでることもあり計画をたて丁寧に事業を進めてる印象は受けます。

CFは強い印象で結構な配当性向でも現金積みつつ自社株買いもできる程度には余裕はありそうで故に財務も問題ありません。自己資本比率は減ってるもこれは事業拡大がゆえの負債増加となりそうで借り入れなどの水準は低いです。

総じて強さはやはり感じる企業です。

評価。

PER12とかPBR2.5とか。状態からすると評価低いと言うか普通にROE>PERどころかROA≒PERですし。環境に影響を受けやすい派遣業はあまり高PERにならないところはあるので常に減益懸念はちらつくはありえますが、この水準はアルプスとしても低め。

2013年以降で平均PER15くらいで平均より低いしこれより低いのはコロナ安値とかくらいしかというかんじでアルプスとしてもよくあるPER水準の中で低いくらい。その意味では減益警戒を織り込んでるにはなりそうですね。目先まで好調ですけど。実際に減益来るとなかなか厳しそうではありますが。まあそのへんも踏まえて。

というか配当利回りで株価決まってそう。4%超えでもうインカム銘柄としてみれなくもない水準。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4641

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4641

IRBANK:https://irbank.net/4641

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特になんもないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)