大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(1401)エムビーエス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

エムビーエスとその他

株価

479円(人々は、山を登って降りている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 1401 1444 1400 3121
企業名 エムビーエス ニッソウ ルーデン・ホールディングス マーチャント・バンカーズ
市場 東証マザ 名証セント JQG 東証二部
業種 建設 建設 建設 サービス
時価総額(億) 37.0 14.7 16.9 84.6
株価 479 - 130 287
決算期 2022/05予 2022/07予 2022/12予 2022/03予
予想売上(億) 37.9 31.5 23.4 26.5
予想営業利益(億) 4.0 1.9 (0.2) 4.5
営業利益率 10.67% 6.17% -0.86% 16.98%
予想純利益(億) 3.0 1.1 (0.1) 2.3
売上成長率(年複利/期間) 10.6%/15年 14.6%/4年 -3.4%/15年 -8.8%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 17.2%/15年 14.2%/4年 #NUM! -12.7%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 18.8%/14年 32.3%/3年 0.5%/14年 -9.3%/14年
PER 12.32 12.91 -241.59 35.17
PBR 1.33 1.43 0.77 2.02
ROE 10.8% 11.1% -0.3% 5.7%
ROA 8.0% 9.1% -0.2% 2.2%
配当利回り - 0 0 0.7
配当性向 #VALUE! 0.0% 0.0% 24.5%
総資産(億) 37.4 12.6 30.1 105.2
自己資本(億) 27.4 10.1 21.8 34.5
自己資本比率(%) 73.2 80.4 72.6 32.8
一言感想 あげ あげ 薄利か低迷 近年は蓄財

 今週は比較。2022/3/4に銘柄スカウター10年スクリーニングで10年売上利益成長率10%以上のもの(対象152)でKABU+データをみて低PBRっぽいものをチョイスして比較します。10年成長してるけど低評価なのを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年03月08日取得。エムビーエス。外装・内装コーティング会社。比較にリフォームっぽい会社。ゲストに”MB”SのMB仲間の”MB”K。

エムビーエス

業績

主にホームメイキャップ。こういうので。

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こういう感じ。

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業績は基本ずっと成長感ありますが、2009-2010年は足踏み感で2011くらいから加速でこのあたりは建設っぽい。2011年で早めに業績加速起きてるとかでそこは強ポイントかも。

利益率も10%近くでROEも10%程度安定と建設としては平均以上で競争優位性らしきものを持ってる疑いはありそうです。ただ傑出して利益率やROEが高いわけでもないので超優秀とみなすのも。

足踏み感のある2020「、パートナーとの関係強化継続における受注拡大を図りましたが、コロナウィルス感染拡大の影響の結果」とコロナで苦戦ですかね。とはいえその中で主業のホームメイキャップは+5%増収で切り抜けてますね。建設工事が大幅に減ってます。-47%。

2021年もコロナの影響と言ってますね。利益は「売上総利益の減少や今後の積極的な事業拡大に備えた施工・営業社員の採用等」で減益。2021はホームメイキャップも足踏みですね。工事が回復してますが。

今期は売上は再加速で過去を更新するペース。利益も最高益とまた成長軌道に乗ってきてますね。営業利益率でも最高をマークしてそうです。計画ではありますが。

計画は上振れも下振れも。

ただコロナできついところはやり過ごしまた成長ペースにのってきてる感はありますね。

 

財務

資産増で自己資本比率も改善。有利子負債も返していき2021年で完済した感じですね。

前期末総資産37億で流動25億現金14億は増える傾向完成工事未収入金で7億とかであとはその他。

有形固定は4.8億で減ってますね。投資を抑えて減価償却してる感じでしょうか。

負債はまとめて10億とか固定負債ほぼない感じで、主なものは手形未払い金とかでこれ極めて財務がいいってことになりそう。

 

CF

営業CFはブレがあります。マイナスもありますね。売上債権とか法人税でマイナス。

そしたら次の期にはお金入ったりしてるので、お金の入りはタイミングもありそうでこの辺は建設。それで投資はあまりしてなく長期にFCFは普通にでてるというかでないと借り入れかえして現金積めないですし。

配当は前期はじめましたのレベル。まだ配ってないに等しいですが財務状況などからは余裕があるようにはみえるところで増配は続くきそうです。配当利回りはまだ低めですけどね。

 

ニッソウ

業績

不動産リフォーム会社。法人向けに特化というか不動産業界の専門リフォームと称し不動産物件のリフォーム工事(原状回復、空室対策リノベーション、室内クリーニング)を中小規模の不動産会社に提供のニッチ特化。

業績も元気で伸びてる。

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2021の減益は「新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響による経済活動の抑制から、受注競争の激化に加え、労務費の高騰及び建設資材の価格上昇等により」で目先ROEも10%程度でなかなか優秀ではあるけど、傑出までいかなさそうで、過信は禁物でしょうか。

今期は1Qでて横ばいに近い売上で減益。1Qですが。

ただ「首都圏の営業活動を強化するため2020年10月には千葉県船橋市に千葉営業所を、2021年4月には埼玉県朝霞市に朝霞営業所を開設し、対応エリアの拡大」とかも来てるのでこのまま伸びそうな雰囲気もあるかもとは。

 

 

財務

財務いいやつ。前期末総資産12.5億で有形固定0.7億の流動11.5億。現金7.5億とかで半分以上現金。負債まとめて2.5億で財務はだからいいやつですね。

 

 

CF

営業CF安定。設備投資もあまりいらなくだいたいFCFもでてますね。上場で現金も得ましたがそのまま積んでる感じ。

まだ無配。

 

ルーデン・ホールディングス

業績

セグメント。ビル管理とハウスケアは主にリフォームのようです。

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ビル管理とかは安定してるところは多いけどここは安定感もなく赤字もおおめ。

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通期でて赤字ですね。計画も減収の赤字。端的に厳しいのではないか。業績って意味でも投資対象にするって意味でも。

 

財務

利益剰余金はマイナスで張り付いてBPSも増える感じでもなく。

トータルで儲かってない事業してて財産も増えないってことです。

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自己資本比率もは高いですね。総資産30億で現金15億とか。

有形固定とか2100万。事業をしてる感じがなくてより悪いというか新株予約権で資金ええ大半そのままのようですね。

まあ事業に使えるお金があるということにはなりますが。さて?

 

CF

 

営業CFは赤字がでたり大きかったり。みると転売不動産で乱高下してそう。

ちなみに2009-2021のトータルFCF計算するとマイナスです。年7500万。まあこれは区切り方もありそうですがあまり儲かってないのはそうだろうとは。

無配。剰余金マイナスだし。あと新株予約権で得たお金そのまま。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげてもみ合いっぽい
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

エムビーエス

テクニカル的には、2008-2018にあげて以降は落ちているというきれいにトレンド転換してる感じ。週足レベルだと圧倒的下落で目先もコロナ安値割った形なので、いくなら普通に逆張り。目先は464から反転感あるのでいくなら464を底に見てですかね。下行くと底なしですが。

あとはときたま意味不明あげしてるので急騰見たらうるとかはできるかもね。


ファンダ的には、コーティングに強めのニッチ技術?の建設。

他の建設より伸び始めるのが早かったり、利益もROEも平均的なものより高かったりで数字的には技術力かなにかはわからないけど競争優位性的なものはたぶんもってそうです。とはいえ2011年に以前は足踏みだしコロナは順当に足踏みでずべてをひっくり返して成長できるほど強いと見るには過大評価か。なところですが、目先はコロナも落ち着き再加速で順当?に業績記録を更新みたいな流れ。

普通にCFでるので借り入れも完済に財務もきれいになって配当はじめましたの段階。まだほとんど配っておらず当面増配が続きそうな?まあ方針もありそうですが。

評価。

PER12のPBR1.2とか。かなり株安もして2012-2017年くらいによくある水準くらいのPER。2017-2021くらいは水準が高かったのが落ちてまた戻ってきた感じでは。

順調が続くならもつのもいいのではないか。

ちなみにPER一桁もあるのですぐ下げ止まるだなんて全く言ってません。

 

ニッソウ

不動産業者むけリフォームとニッチ特価で伸びてて、東京にも進出とかで平均よりは高ROEとかで、CFも安定で財務も余裕。いかにもリンチ味もあって個人投資とか好きそうな印象で実際上場からかなり株高したんだけど市況もあり行って来いした感じでしょうか。

評価。

PER13のPBR1.4。

これはセントレックスもあってかなり評価高いと見ておくべきかとは。地味市場の地味業種だけど状態はなかなか良くて好調くらいが地味な評価なら結構いい気がしますが、現状下がっても言うほど地味な評価でもないかなあとは。

わりと地味なPER一桁もありますし、一時は20超えの派手めな評価までも言ってたりするのでまだ成長が続くならまたどこかで見直されるはあるかもしれません。若干コストかかってるのは引っかかりはしますが。

 

ルーデン・ホールディングス

あまり儲かってなく業績厳しめ。というか利益剰余金もずっとマイナス。儲かってないのでBPSも増えてる感じでもなく。FCFも長期で出てるか怪しい。新株予約権で得たお金はあって財務はいいというか現金多めで動かしてない。

総じてまともな会社というか儲けるという役割を全うしてる会社には見えない。そこにも向かってもいない。

評価。

するの?これをどのくらいなら妙味のあるとして投資するべきだという評価帯とするのかちょっとわかんない。あえてなら15億お金なので7億ほどの負債全部ひいて9億以下なら現金を買うという視点も持てなくもないけど。中身取り出せるかな?とは思うし。

さらにテクニカルな視点があるとしてもこういうのじゃなくてもっと状態のいい会社で探したほうがいいと思うしというかいわゆるいいチャートもいい会社によりあるものだと思うし。

 

マーチャント・バンカーズ

投資会社、通称MBK。

HPみたらこんなことが。物言う株主的な?

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業績見ると栄光は過去にあり、最近は一進一退で赤字もでたりで、なかなか業績を見通すのは難しそうなタイプ。

というか利益剰余金とか有利子負債あたりみると、以下のような感じで、インデックスに負けてるハイレバトレーダーという感じ。リーマンとか2015年とかで飛んでますね。

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個人的にはハイレバトレーダー買うならインデックスファンド買ったほうがいいのでは?という感想です。

その中でハイレバトレーダーを買うというのなら。相応の根拠がいるでしょう。そういうものがあるのなら選択するのも。どんな根拠があるのかは自分にはわからないけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 

 

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用語解説(日記比較編)

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