投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/電気機器)
株価
6010円(人々は、ながらくおおよそ順調に進んできたが目先は大きく蹌踉めいている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。投資勉強会に参加したのでがそのなかで聞いた銘柄の中で気になったものをチョイスして分析。浜松ホトニクス。光電子部品。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年02月10日に取得。
業績
光電子部品のトップメーカー。セグメント。
「世界最高クラスの光技術を核に宇宙・天文・通信・医療・バイオ・半導体分野で使用される光センサ/光電子増倍管、光源、光学製品、カメラ、測光装置、計測/解析装置の製造・販売。」
ってところだけど、長期に非常に順調な業績。細々見る意味あるのか?とおもうほどおおよそ順調。
過去ざっとみて赤字もなさそうでだいたい増収が続き利益もだいたいついて来てる感じですが、2009年は大きく減収(-27%ほど)で減益(-83%ほど)とやってます。
2009「米国のサブプライムローン問題に端を発した金融危機が実体経済に多 大な影響を及ぼし〜大規模な生産調整が行われ、設備投資が大幅に減少するなど、景気は極めて深刻な状況の中で推移」で「関連業界における需要は全体的に低調であり極めて厳しい状況が続き」という感じに厳しいと厳しいことになるんですけど「この難局を新たなチャンスとしてとらえ〜総合展示会「AHOTON FAR 2009」を開催〜新技術や将来におけ る事業収益の糧となりうる研究開発成果をいち早く関連業界に発信・提案し、新たなビジネスの開拓を図り〜これを契機にして、役職員一同が目指すべき方向性を共有した上で、技術 開発のスピードをこれまで以上に速め、既存の製品群や製造コストの見直しを行い、さらには今後の成長が期待さ れる新技術分野に経営資源を集中させるなどの対応を推し進めることで、将来に向けての企業体質の強化」
とかで、環境悪化は環境悪化で対策もうち企業体質を高める努力も惜しまないみたいな体質が見えますね。
で、その結果翌年には大きく増収で2011年に過去の売上利益を更新してます。
というより利益率が15%台20%程度で高利益率で安定で基本高収益でありこういう数字を作ってくるのも、このような企業体質とは言えて総合的に極めて優秀な企業のようには見えますね。
あとは赤字もなく利益率も高くBPSくらいは右肩で極めて優秀ですが、高成長(長期売上成長率複利6%前後)ではなく、高ROEというほどでもなくEPSBPS成長率も10%ない程度かなあってところですので、これをどう考えるか。物足りないなら安く買い高く売る必要があるかもしれないし、十分ならどこかで拾って会社が順調である限りは長く持つバイ・アンド・ホールドでいいかもしれませんね。
目先1Qで増収増益。なかなか以上に好調。計画でも並以上ですね。計画は上振れしたり下振れしたり。
財務
長期に資産増。自己資本比率も80%手前くらいですね。借り入れはあるも前期末で借り入れ100億に対し現金900億とか。
中身見る必要もあまり感じないけど前期末で総資産3000億ほど有形固定資産860億ほど。2013年以降はゆるく上がってて、生産設備は必要だし投資も要るタイプ。
流動増えてますが現金は余裕はあるけどもともと多めでいうほど増えてません。流動の増えてるは手形仕掛品原材料とか全体的にですね。増収もあり順調ですねとしか。
そんな感じでやっぱりあまり見る必要もないかんじ。
CF
2009年も含め営業CFは黒字で安定。
投資もするけど、2009,2015以外はFCFプラス。というか2009のFCFマイナスは有価証券買ってるせい。2009,2010とかは取得してるようで実質常にFCFプラスみたいなもんとはなりそう。
営業CFマージンなどみても15%〜20%あたりが主でこれは数字的には堀持ちの疑いがもてる水準ですね。
基本増配傾向ですが利益連動感はあるというか2009年は減配なので来るとき来たら減配はまたあるかも。
日足週足月足の値動き判断
日足であげからさげ
週足であげですかね
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、目先月足で大きめの陰線だったりするし、3〜4割くらいのドローダウンもあるんだけど、総じて長期に極めて順調な上昇トレンド。
目先の陰線は長期の移動平均にタッチするくらいで長期の上昇継続に乗るという視点だと拾うのもいいのではにか。ただ順調が故に下がると下値を測りにくいところは。目先5470を切るとコロナ安値とか4445が基準となるし。まあ5470切るなら素直に撤退でしょうか。
ファンダ的には、光電子部品メーカー。極めて安定的な長期業績。ただ高成長ではないですね。低成長でもないし平均以上なら普通にあります。
シクリカルにはなりそう、大きな環境悪化なら大きな業績後退はありえるというかリーマン前後にありました。ただそこでへこたれず飛躍につなげる等本質的に強い会社。数字の強さはそのような強さの表れとみていいのでは。調べれば他の美点がいくらでも出てくる気は致します。
あとは開示などは必要以上は出さないとか決算説明資料なども出してないとかであまり投資家に向いてる会社ではなさそうです。地道に事業に取り組むタイプには見えてキーエンス味は少し感じます。
評価。
PER33のPBR3.8とか。高評価ですね。ROEとかEPS成長率などみるにもっと下でも・・とかは言いたくなるけど、ホトニクスとしては普通によくある評価水準で2015年以降くらいではいかにもよくあるPERです。2020〜2021で過去にあまりない水準PER50超とかまであがったのが目先、株安して歴史的によくある水準に戻ってきたくらいです。
あとは2014年以前だともっと低いPER水準だったようです。どこらへんをニュートラルと置くのか?みたいな問題だと思いますが考え方によって分かれそうですが、もちろん順調さが続く限りではあるんですが現状だとあまり高く買わないなら長期には悪いことにならさそうな気はするところです。
すこぶるいい結果を狙うならだから安く買って高く売る必要があるでしょうね。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6965
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6965
IRBANK:https://irbank.net/6965
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
いつものとおりです。
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記事補足してます。