大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6840)AKIBAホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

AKIBAホールディングスとその他

株価

408円(人々は、ピンチと逆転を繰り返しながら登ってきて、今は窮地に陥っているがまだ落ちずこらえている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6840 6025 6737 9059
企業名 AKIBAホールディングス 日本PCサービス EIZO カンダホールディングス
市場 JQS 名証セント 東証一部 東証二部
業種 電気機器 サービス 電気機器 陸運
時価総額(億) 37.5 14.3 855.8 135.9
株価 408 823 3765 1166
決算期 2022/03予 2022/08予 2022/03予 2022/03予
予想売上(億) 150.0 68.7 822.0 458.0
予想営業利益(億) 7.5 1.8 91.0 28.7
営業利益率 5.00% 2.62% 11.07% 6.27%
予想純利益(億) 4.0 0.9 69.0 17.7
売上成長率(年複利/期間) 7.7%/15年 17.2%/10年 -1%/15年 4.2%/15年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! #NUM! -0.7%/15年 8.8%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 1.9%/14年 14.6%/9年 5.2%/14年 4.6%/14年
PER 9.37 15.91 11.63 7.09
PBR 1.75 3.08 0.66 0.62
ROE 18.7% 19.4% 5.7% 8.7%
ROA 4.8% 4.1% 4.6% 4.3%
配当利回り 0 0 3.19 2.74
配当性向 0.0% 0.0% 37.1% 19.5%
総資産(億) 83.8 22.2 1500.6 408.3
自己資本(億) 20.4 5.2 1144.5 191.2
自己資本比率(%) 24.4 23.5 76.3 46.8
一言感想 あげあ あげあ 停滞蓄財 あげ

 今週は比較。2022/2/3に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益成長率20%以上のもの(対象82銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年02月08日取得。AKIBAホールディングス。パソコンメモリ。比較にパソコン関連っぽい。ゲストにアキバ(秋葉原)の隣の駅の神田からカンダ。

AKIBAホールディングス

業績

主にメモリ製造販売。アドテックが中心ですね。

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大きくは2000年くらいにもっと規模がありましたが、2001年売上210億が赤字なども出しながら規模縮小し2012年には15億まで。も、以降はだいたい黒字で安定し増収を続けて過去のピークの利益も超えるようにと、衰退と再隆盛をしてますね。わりと増収の2014「営業面では大口顧客との取引増により大幅な売上増を達成するとともに、M&Aにより、新規子会社2社を加えて」

2017「新たに2社の子会社化を実施」・・ですがメモリがここで随分伸びててそっちのほうが増収要因ですね。

2018「「コンテンツ事業」を営んでいた連結子会社である株式会社ティームエンタテインメントの全株式を平成30年2月20日付で売却」もありますがここくらいで通信コンサルがのびてきて存在感を示すように。

2021も見ると「2020年10月30日付で株式会社トランテンエンジニアリングの株式を取得」もあるしメモリが好調で通信も堅調くらいでしょうか。

HPC(大学・研究機関・企業の研究開発部門向け向け高度計算機の製造販売)もわりと貢献してくるような感じに。

という感じに、わりとちょくちょく会社を売り買いするスタイルでしたが、だんだんメモリとデータ通信関連と学術研究用コンピュータに収斂されそれぞれが堅調に稼いでくるような塩梅になってきてますね。

全体数字としてはだから2013年以降は増収が続き、利益もおおよそついてきてる感じです。原価率は下がる傾向も見られないですが販管費は過去よりは下がってきてますが。近年は規模も出てあまり進んでない感じにもなってるので進むともみなさないほうが。

ROEはわりと高めですが、ROAはさほど高くもなくまた利益率も高くはなく、事業的にも数字的にもあまり価格競争力とか競争優位性がある種のものとはみなさないほうがいいかな。強さは感じません。

ただ勢いはあるあるとせざるをえないし、それぞれの事業が堅調でもありこういうのはバリュエーション次第とはなりそうですね。

目先2Qでは増収も減益。各部門増収ですが通信が「、先行投資のため第1四半期に本社移転、第2四半期にコンタクトセンターの拡張を行ったことで、販管費が一時的に増加」で減益ですね。

これは理由もあり勢いというか好調継続となりそうです。

 

 

財務

財務悪め。2013年の自己資本比率80%台から2019年自己資本比率20%まで。

借り入れも2014年から増やしてますね。

というながれで総資産も2014年から加速。2014年総資産16億から2021年83億まで。

ですが有形固定はほぼないですね。2021年で1.3億。

資産はほぼ流動で2014年13.8億から2021年で80億。現金が37億でおおよそ総資産の半分ですね。手形が33億。あとは製品とか。

という感じで資産はおおよそ、現金と手形。資産増も主にこれらです。で、ファブレスとなりそうですね。

負債は61億ほど37億が有利子負債。買掛が16億という感じで、前期末でおおよそ借り入れ=現金であとは手形みたいな構成。卸みたいな構成ですね。まあファブレスメーカーですね。

という感じであり、重たい生産設備を借り入れで賄うという感じでもなく見た目の自己資本比率よりは財務は軽いというか悪くないとはなりそうな。

 

CF

2017-2020年で営業CFマイナス。売上債権と棚卸し資産増の影響が強いとはなりそうで、問題があるというほどではないけど、これは拡大期だと資金繰りがマイナスになるという程度の収益性ということになるので好調であると同時に収益性の低さの証とはなりそうです。

2021年は仕入債権と棚卸し資産減もあり取り返してますが。

設備投資はほぼしていません。買収も多そうで額自体はさほどでも。ですが営業CFマイナスでもあり現状財務はプラスで借り入れ拡大しながらですね。

総じて拡大と財務良化が両立が難しいくらいの収益性には見えます。

無配。利益剰余金プラスが2020年で最近。配当は出せそうですが財務状況もあり出したくはないだろうなあとは思ったりします。

 

日本PCサービス

業績

PCサポート。独立系かな。

パソコンのトラブルを見てくれる的な。個人向けも法人向けもやってますね。

増収続くけど利益はどうだろうかん?

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営業利益率がだいたい2%以下。薄利ですね。

労働集約っぽいけど、原価率自体は60%前後で以外に高くないけど販管費合わせて利益率2%前後はだから薄利。近年販管費下がってきてるの40→32でそれをどうみるか。

2017、2018とは減収でいうほど高成長ってほどでもなく。パソコンのサポートしますよってのは、顧客層も想像しやすくなんかイケそうなイメージも持てそうで実際伸びもしてわりと高評価される印象あるけど、利益は出てもないという感じで実際どうなの?ってところは。ROEはともかくROAは低めで来てますね。前期はわりと高め。

1Qで増収減益。とはいっても薄利なやつだし四半期レベルだとなかなか利益はブレるというか。で、なら高成長がほしいけどそうでもないくらい。

 

財務

利益剰余金マイナス。現状儲かってない。

目先1Qで総資産22億で流動14.6億で売掛現金で11億、固定は少なめで有形7千万ののれん3.4億とかで、基本流動寄りで資産でかせぐというより人が稼ぐスタイル。

負債は17.7億で有利子負債11億くらいで未払い系と買掛で6億くらいで財務はいい方ではないかな。というより自己資本比率は20%とかで良くはないですね。

資産構成的には派遣会社とかと近い印象は受けます。原価率とかは低めですけどね。

 

CF

営業CFはさすがにプラス。営業CFマージンも低く潤沢ではないとなるかな。

投資は結構してて2019-2021まで買収三連発。

日本PCサービス(6025)、コールセンター運営のミソナルを買収|M&Aキャピタルパートナーズ

日本PCサービス、スマホ・ゲーム機修理のスマホスピタルと部材仕入・販売のAxisの2社を買収 | M&A Journal

日本PCサービス<6025>、電気通信事業のネクストラインを買収 : M&A速報 : M&A情報データサイト | レコフデータ運営のマールオンライン

全部拾えてるかはわからないけど、それで買収好きとはなるね。

も、ありFCFはでてるか怪しい。たぶんというか2012-2021はマイナス。

利益剰余金マイナスも踏まえてどう考えるか。

無配。利益剰余金マイナスだしね。

 

EIZO

業績

モニター屋。旧ナナオのモニターは高いけどなんかいいものみたいなイメージかしらないけどハイアマチュアとかプロに好まれてる印象・・はおいといて。

過去から停滞感のある業績で2000年売上692億が2021年765億とかそういう感じで途中に2013年売上582億とかもあるくらい。

けど赤字もなく長期にBPSも右肩ですねの停滞蓄財企業という他。BPS成長複利5.2%/14年と出ています。

あとは長期に地味に原価率下げてますね。2010年71.9%が2021年65.3%その意味で長年地道にコストダウン頑張る会社で真面目そうな印象。赤字もないし。

3Qで増収増益。今期は調子良さげですね。あるいは過去最高益を更新するかものペース。売上は無理だと思うけど。

という感じに真面目な停滞蓄財企業とは。

 

財務

地味に蓄財。自己資本比率も74%台〜78%台に収まり借り入れあるけど普通に<現金。

前期末総資産1500億のうち有形固定188億で流動より。も、設備投資はしてて有形固定増える傾向ですね。

で、流動715億で現金は100億ほどでいうほど持ってないけど固定の有価証券で560億とかだからむちゃくちゃお金持ちというか財務健全ですね。

 

CF

ほぼ営業CF安定。マイナスが2012年にあるも売上債権と棚卸しのせい。

FCFは以外に赤も多いけど、これは設備投資というよりは有価証券購入のため。

設備投資と営業CFみるとほぼFCFプラスというかだから有価証券を500億以上も溜め込めると。

増配傾向。設備投資と営業CF踏まえるとこれ以上増やすと足も出やすくなりそうな。まあたっぷりためてるので払うことは出来ますね。減らすの嫌うと減配になりそうというか配当性向40-50%基準と言ってますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみあいっぽいね
月足でいちおあげ
確認。

評価・売買判断

AKIBAホールディングス

テクニカル的には、一応2013年以降くらいから上昇傾向。その中で特に2018年末から乱高下もしながら上昇ですが2019年の高値875を2021年高値869は破れてない中でお父てきてる感じですが2020年以降の安値364は割ってないので、長期上昇の中の調整感はあります。というか364はコロナ安値ですね。色んな意味でここは基準になるかと。ここを切らなければ・・みたいな見方でいいのではないか。


ファンダ的には、主にメモリで通信関連と高度コンピュータ。それぞれ堅調もあり成長が続いていてかつての栄光を取り戻しつつあるはあるだけど、いうほど収益性が高いようにもみえず、なにかしらの競争優位性があるか?というえばなさそうで環境悪化すると順当に落ちそうな気はします。・・・ですが目先までは普通に順調ですね。目先2Qの減益も理由ありで事業自体は皆好調継続。

財務は悪めですが、固定資産を持たないファブレスメーカーとなりそうで、設備投資にCF取られたりはされなさそうで、目先も現金≒借り入れくらいになりそうで見た目ほど財務悪くもない・・けど、CF自体はそんなに強いとも。

総合的に競争優位性とか強さを持つ企業という感じでもなく、環境が悪くなれば落ちそうだけど、目先は普通に好調という感じの印象。

評価。

PER10のPBR1.8とか。近年のAKIBAとしては低PERにでてるとなりそう。というかコロナ安値に迫ってますしね。それも一時的と思われる費用でEPSが下がってそうと思われ、順当に地力が出るならEPSはもっと上ともみれてそうなるともっとPER下とかは見れないこともなく。好調が続くなら見せ場もあるような気も。

ただレバレッジの高ROEでわりと高PBRでもあり大きな減益はまずいそうですね。もちろん可能性あると思います。だから目先までは順調だね。

 

日本PCサービス

PCとかIT機器のサポートサービス。買収もちょくちょくもありサービス範囲広め。

で、増収は続いているけど、利益は伸びてる感じでもなく薄利低収益な部類でなにより利益剰余金マイナス。

そのなかで借りたりしながら買収は継続だね。それもあり財務は劣悪な方。さすがに営業CFは出て設備投資はいらないみたいだから、買い物から手を引けば債務返済くらいはできそう。も、事業が傾かなければだけど。

評価。

PER15のPBR3とか。まあ成長してはいるしその視点でPER15はいいじゃないかという向きはあるかもだけど、高収益というよりはレバレッジで高ROEからの低くもないPBRだし、その事業も安定感どうですかね?というか買収してない2017、2018減収ですよね?ってところもあるしそもそもそこ赤字だしでかなり不安定な気がしますところですがPER15でいいのだろうかとは。

とはいえ日本PCサービスとしては低めのPERのようで、意外に人気のある種の事業っぽいし、好調なら以外に見せ場もとかも思わないくもないし、PER100近くもつけてたときもあり自分としては頭茹だってるのではないかという印象だけどもう一度茹だつかもしれないからこれでも狙い目もあるのかも。

 

EIZO

成長感はないけど、安定のモニター屋。ブランド化してる気もするところで赤字もなく長期に安定。BPSも右肩。なにげにBPS成長5.2%/14年とそれほど悪いペースでもないし長期に原価率落とすなど真面目な感じはいたします。

CF財務盤石。現金はさほどないけど有価証券をたっぷり溜め込んでますし、溜め込めるだけの安定収益性を持ってます。

評価。

PBR0.7とか。よくある評価で上も下も。2016年以降だとわりと下めですね。

2015年以前はもっと下もあるのでどう考えるかですが、のんびり待てて高い成果も望まないで居られるなら選択肢にはなるかも。配当もそこそこありますし。優待で割引券もありユーザーならなおよしかもしれない。

 

カンダホールディングス

総合物流系。

2011年くらいからずっと増収が続いてそして毎期増益とかじゃないけどおおよそ利益もついてきて、ゆるく成長という感じですね。

過去にみても赤字はなさそうでいかにも堅実。BPSくらいなら右肩。ただ高ROEではなBPS成長も4.6%/14年とかで高成長でもなく、色んな意味で安定(低というか高くもない)成長企業感。

財務も長期に安定で微妙に改善感でCFも営業CFド安定でだいたいFCFでてたまに大型設備投資でマイナスになる感じで。

総合して安定蓄財企業と見てればちかそうな。あまりリスク取らず長期の価値上昇と配当とか狙うなら普通に候補にはなりそう。優待もあり利回り3.5%程度+BPS成長4%とみて、7.5%程度のリターンを市場より低リスクで(PBR0.6程度)で狙うみたいな感じとか。極めて退屈だとは思いますが。

あとはPERあたりでも今はよくある水準。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

株安も平穏です。資産評価はもちろん平穏じゃないが。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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