投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
デイトナとその他
株価
2581円(人々は、順調に来たがスピードを出しすぎてさすがに減速してる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7228 | 6218 | 7839 | 7936 |
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企業名 | デイトナ | エンシュウ | SHOEI | アシックス |
市場 | JQS | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | 輸送用機器 | 機械 | その他製品 | その他製品 |
時価総額(億) | 93.0 | 39.1 | 1106.5 | 4070.8 |
株価 | 2581 | 615 | 4120 | 2144 |
決算期 | 2021/12予 | 2022/03予 | 2022/09予 | 2021/12予 |
予想売上(億) | 120.0 | 237.0 | 264.3 | 3,950.0 |
予想営業利益(億) | 17.2 | 1.9 | 66.2 | 200.0 |
営業利益率 | 14.33% | 0.80% | 25.05% | 5.06% |
予想純利益(億) | 11.5 | (2.5) | 47.2 | 40.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 3.2%/14年 | -4.6%/15年 | 4.5%/15年 | 4.8%/15年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 34.5%/14年 | #NUM! | 7.3%/15年 | -7.9%/15年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 5.1%/13年 | -1.7%/14年 | 7.9%/14年 | 2.2%/14年 |
PER | 5.28 | -15.63 | 23.41 | 98.08 |
PBR | 1.19 | 0.37 | 5.96 | 2.59 |
ROE | 22.5% | -2.4% | 25.5% | 2.6% |
ROA | 15.7% | -0.8% | 19.9% | 1.2% |
配当利回り | 2.79 | 0.81 | 2.14 | 1.12 |
配当性向 | 14.7% | -12.6% | 50.0% | 109.8% |
総資産(億) | 72.8 | 330.0 | 237.8 | 3331.8 |
自己資本(億) | 41.5 | 100.1 | 185.1 | 1262.2 |
自己資本比率(%) | 57 | 30.3 | 77.8 | 37.9 |
一言感想 | 成長加速 | 停滞蓄財 | あげあ | 停滞散財 |
今週は比較。2022/1/22に銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上営業利益成長率10%及びROIC10%のもの(該当158)を1/21時点KABU+なものと突き合わせ比較低PBRなものから気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年01月26日取得。デイトナ。バイクアフターパーツ。比較に二輪関連っぽいエンシュウとヘルメット。ゲストにデイトナはビーチの名前だそうでビーチで着る水着を作ってるアシックス。主に競泳用だけど。
デイトナ
業績
バイク関連だけど、アフターパーツというかツーリング用途とかいろいろ。
それを卸したり小売したり。
セグメント。
目を引くのは卸の利益率の高さ。趣味性とか専門性が高く高く出せてるとなりそう。
業績はながらく横ばい感があったけど2018年から成長に向かってきてますね。
2018「国内拠点卸売事業および小売事業では当連結会計年度から連結対象子会社2社が加わったことによる売上増のほか、前連結会計年度に続き、従来から展開している㈱デイトナおよび㈱ライダーズ・サポート・カンパニーともに売上が順調に推移」子会社化もあるけど、それにしても卸も小売も好調ですね。
2019年は好調も伸びは落ち着いた感ありで、2020は卸で「4月には新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の影響で売上高が大きく減少しましたが、5月以降は売上が急回復し、ツーリングバッグ、インカム、スマホマウント等のツーリング用品に加え、通勤方法の変更のため、眠っていたバイクの再生ニーズに応えるメンテナンス用品やバイク専用ガレージ、電動アシスト自転車が好調に推移」小売も近い感じで好調ですね。
2018年は子会社化で加速で2020年でコロナ恩恵となりそうですが、それらぬきだと堅実だけど高成長ともし難いところはありそうですね。
ですが今期「二輪車市場においては新車販売台数の増加や免許取得者数の増加など、引き続き市場は強い需要が続き、連結・個別とも通期業績が上振れする見込みとなりましたので業績予想を修正」で3Q増収30%の増益73%とむしろ上方もこなし加速させてきてますね。主に卸が引っ張っています。
と、非常に好調ですがこれがどこまで続くかですかね。
あとはやはり、利益率などみるに卸中心としては抜けた利益率でROEなども相当高い水準になってきてはいます。これはもともと低くもないので好調だけど以前からなかなか強い感じの会社とはなりそう。
好調が落ち着くとROE下がりそうには思えるので反動があるか?だとは思いますが。
財務
総資産が意外にのびてませんね。純資産も意外に2016年まで伸びてません。資産横ばいで負債を減らすかたちですね。
それで2017年にまたかりて返すみたいな形でBPS増となってます。
今期3Qで総資産82億で流動57億で有形固定18億で2017年以降はさすがに好調で流動など増えてますね。主に増えてるのは棚卸し資産が28億とか。
有形固定は増えておらず基本設備投資は増やさずこのあたりは卸し寄りの姿勢です。
負債は31億で借り入れ16億ほどで、借りて商品を買って売ってるかんじでしょうか。大丈夫というか財務はよくなってますね。
それでやっぱり卸よりにはみえます。
CF
営業CFは安定的。このあたりは卸でもTOC寄りの細かいものをたくさんの印象が。FCFもだいたい出るやつです。だいたい財務CFで借り入れ編成に向かってたのが近年はより好調で現金を積む方向になってますね。
増配傾向ですが配当性向などは低め。もっとくばる事自体はできそうですね。
エンシュウ
業績
工作機械。「部品加工関連(二輪車・四輪車等のエンジン・駆動部品の受託加工)の製造販売」で、二輪にも関わってますね。セグメント見るに二輪はそれほど主力じゃなさそうです。
で、低収益です。伸びてる感じでもなく売上は伸びても押し戻されるの繰り返し感。
それで過去赤字もいくらかですが全部売上下がったときで典型的な売れないと儲からない機械メーカーとなりそうで、ここ二年はそれほど売れずなんとか営業利益2%程度以下で黒字を維持してるくらいには。
売れないとどうにもならないかも・・ってところですが2Qで前期からは回復ですが、下方も飛んできてて「客先の減産影響により」って感じで、客先というか環境に大きく影響をうけるシクリカルとはなりそう。
まあしばらくはBPSくらいは伸ばせてはいますが。
売上300億くらいでそうならおもしろそうというか過去ならそのような感じ。現状は出る感じじゃないですね。
財務
2018年まで剰余金マイナス。総資産横ばいで純資産は一応伸びてるかなあくらい。
自己資本比率は低く、前期で借り入れ116億は有形固定と近い水準ですね。137億。財務も厳しいですが長期には地味に借り入れ返していて財務良化には向かってます。
2008年有利子負債132億から2021年116.8億。
道は長いですね。
CF
CFは流石に出て投資もしてFCFは、でたりでなかったり。長期には出てるので返済はできるって感じでしょうか。
なんだかんだ現金は50億とかあるので見た目ほどはしんどくないかも。
目先2Qでも債務圧縮を図ったようですね。
還元という感じではなくちょっとは出してますが渋い感じですね。借り入れ返したいでしょうね。
SHOEI
業績
高給ヘルメット。
2013年くらいから右肩で、2021とかはアウトドア需要でコロナはむしろ加速。
ROEあたりも高水準で利益率も高く極めて高収益な部類で普通に競争優位性をもつ会社の様にみえます。
同時に2012年まで減収で赤字すれすれまでいってたりしてるし海外比率も高く為替などの影響も受けやすいとかもありシクリカルな面はありそうですのでこのあたりをどうみるか?
とはいえ長くは成長しており、ここのところはずっと順調で目先はきわめて好調で、かつ高収益で傑出したヘルメットメーカーというのは疑いなく。さらに原価率も販管費も下げる傾向ですね。このあたりもコスト削減努力が定着してそうな印象はあります。まあスケールメリットかもしれませんが。
というところですが環境に押されることなくこの調子をどこまで続けられるか?はポイントになりそうです。
目先1Qでは増収増益。極めて順調となりそう。
財務
全部伸びてて、借り入れもなく高自己資本比率。
CF
当たり前のように営業CFだして投資もして毎年FCFでて、現金積んでる。
伸びてるポータルサイトみたいなCFしてる。ものを作るメーカーとしてみるとあきらかに競争優位性を備えてますね。うんだからシクリカルではあるけどね。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげてさげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2011年以降総じて上昇。普通に上昇だけど特に2020年秋以降に加速感。それで2020年夏に1300台が2021年10月に4240というところまで。
で、その後は急落感のあるドローダウンですね。目先2535だけど日足レベルでは底なし感は。底というか基準になるっぽいのは2021年2月の1860とかでしょうか。5月以降の穴埋めをしたくらいなのでもう行くのもいいかもしれないとは。基準は設定しづらそうではあるけど。
ファンダ的には、好調なバイク関連の卸と小売。もともと卸としては高収益で収益性は悪くないくらいだけど成長性は微妙ってくらいですが、コロナ前に買収?して業績が上向きまたコロナが恩恵ともなり業績が加速してる感は。
ただ元来は高収益でも成長性は微妙って立ち位置にはなりそうで、現状の勢いがどこまで続くか?というのがポイントにはなりそう。
あまりに好調ってのが反動を警戒したくなるってところはあるかもしれません。別にストックと言うよりただの趣味性の高い小売とはなりそうだだし。
評価。
PER5のPBR1.2。見せてる成長性、収益性からは非常に低い評価とはなりそう。これは成長鈍化、反動、利益減少くらいは警戒されてそうには思える水準です。ではありますがもともとPER10以上はあまりつけずそもそも成長を期待されてないくらいでずっと来てるところもありますね。
またPBRだと流石に高め。高ROEになってますので。低いほうだとPBR0.6近辺とか。
そもそもずっと凡庸な卸か小売に見られてきたというところはありそうです。これを覆しもっと上の評価となるとするのは意外にしんどそうな条件。まあ好調が続くと成長分でとれそうでさすがにそうなると下のPERは考えにくい水準にはきてそうですが。
エンシュウ
典型的な冴えない機械メーカー。成長感はなく外部環境に業績は左右。売れないと普通に赤字。ただ売れると利益はそれ以上伸びる素直さはあるでしょう。目先はギリギリ黒字で耐えられる程度の売上。下方も入り厳しめ。
財務は悪い、けど地味に良化は続いているので進んでるかすすんでないかなら進んでます。BPSもなにげに伸びてます。
評価。
PBR0.4ほど。いかにも残当で低評価・・・にはみえるんですが実はBPS成長率などは2011年とかからとると年10%近くで財務は悪いは伸びしろにも成りBPS伸びるときは20%とか出してるたりで、あまり増えなかったり減ったりもしつつ安定的でもないけど、長期の財務改善による価値向上を狙うってスタンスだとPBR0.4とかは普通にわるくないかもしれないとは。というかエンシュウとしても普通にPBR0.4は低バリュエーションで月足株価などみてても普通に歴史的安値圏にはなるんですよね。
こういうの買って辛抱強く待つのはかんたんとは思わないですが、狙い目ないか?いうならあるにはなりそう。玄人向きだとは思いますが。
優秀なヘルメットメーカー。シクリカルとはなりそうだけど極めて優秀。で目先も絶好調。財務もCFもスキがあるとも思えず、だからどうみても傑出した企業。
こわいのはシクリカルな環境悪化とバリュエーションだけな気は。
評価。
PERPER25とかPBR6.6は、普通に高評価。2017年以降なら定位置感ありますし、2016年以前ならもっと低評価です。バリュエーションが牙を向くのはありえるとする他。
あと環境ならわかりません。なのでこれも牙をむく可能性は。目先は順調に来てる以上はわかりません。ということでこれだけいい会社でも投資するに値するかは考え方しだいかと。
アシックス
スポーツ用品メーカーですが。
2015年まで伸びてたけど以後は減収減益の動きですね。
オリンピックで恩恵ありそうにも思えるのに2020年はとうとう赤字まで。
「世界的な新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)拡大により、各種競技大会の中止や規模の縮小、直営店の一時的な閉店、個人消費の冷え込み等、厳しい状況が継続」ってコロナのほうが強かった。
まあコロナ以前より落ちてるんですけどね。
今期はピークは過ぎたのかかなり戻して黒字ペースですね。
2017年に近い水準です。
あとは原価率は減少ですが、販管費が増えてますね。特に2016年以降傾向が強く、減収を食い止めるために広告をより突っ込んでるみたいなのは想像できるところで、この手を緩めれば結構利益出そうな気もってところはありますが、ひとまず悪いピークを越え復調な感じではありますし今後はどこくらいに落ち着くか?みたいな視点でしょうか。
ただ財務悪くなってますね。総資産横ばいで純資産減の自己資本比率減少有利子負債増えでここ数年は単純に悪くなってます。
有形固定も2014年以降減ってて投資も抑えてそうです。固定比率は低いのでいうほど影響ないかもですがあまり生産設備にテコ入れもできてないはそうとはなりそうです。
ただCFは出てますね。ここまできておおよそFCFはプラスでこのへんは強さは感じますね。財務で支出が多かったみたい。過去の社債精算とか自社株買いとか。また社債発行してお金積んだ感もあり自己資本比率低下とかあるけど、FCFは安定的だし業績ほど追い詰められてはないとはなりそうです。最悪還元など絞れば普通に行きていけそう。
ですが、財務悪化はそうですし業績もまだまだ不透明で好調ではないはそうとしか。その中でPBR2.5とかPER90は、つまずいてるアシックスは起き上がるに違いないって評価にはなりそうで、絶対的には過大評価というしかないというか、コロナぐらいでPBR1とかだったようですしこのへんも踏まえて考え直すといいと思うんですよね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
通常運転ですよ。
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