
投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
NATTY_SWANKYとその他
株価
3210円(人々は、屈伸運動をしながらエネルギーを蓄えている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7674 | 3547 | 3178 | 5337 |
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企業名 | NATTY_SWANKY | 串カツ田中ホールディングス | チムニー | ダントーホールディングス |
市場 | 東証マザ | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | 小売 | 小売 | 小売 | ガラス土石 |
時価総額(億) | 69.3 | 186.9 | 224.4 | 67.5 |
株価 | 3210 | 1988 | 1160 | 225 |
決算期 | 2022/01予 変 | 2021/11予 | 2022/03予 | 2021/12予 |
予想売上(億) | 34.5 | 57.0 | 132.0 | 49.0 |
予想営業利益(億) | 2.4 | (23.0) | (30.0) | (9.3) |
営業利益率 | 6.96% | -40.35% | -22.73% | -18.98% |
予想純利益(億) | 1.7 | 0.7 | 11.0 | (6.7) |
売上成長率(年複利/期間) | 11.2%/5年 | 22.7%/7年 | -10%/10年 | -5.5%/14年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 49.2%/5年 | -7.5%/7年 | 0.5%/10年 | -4.9%/14年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 108.9%/4年 | 34%/6年 | -9.5%/9年 | -5.9%/13年 |
PER | 40.58 | 256.85 | 20.34 | -10.07 |
PBR | 3.73 | 13.75 | 3.31 | 0.81 |
ROE | 9.2% | 5.4% | 16.3% | -8.0% |
ROA | 4.5% | 0.9% | 5.5% | -3.2% |
配当利回り | - | 0.5 | 0 | 0 |
配当性向 | #VALUE! | 129.2% | 0.0% | 0.0% |
総資産(億) | 37.5 | 79.2 | 200.8 | 209.0 |
自己資本(億) | 17.4 | 18.4 | 49.8 | 83.3 |
自己資本比率(%) | 46.3 | 23.3 | 24.8 | 39.8 |
一言感想 | 堪えてる | 堪えてない | 消し飛んでる | ボランティア活動? |
今週は比較。投資勉強会にきいて聞いた銘柄できになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2022年01月12日取得。NATTY_SWANKY。居酒屋の肉汁餃子のダンダダン。比較に居酒屋ふたつ。ゲストにダン仲間のダントー。
NATTY_SWANKY
業績
餃子系居酒屋。2019年3月上場。
コロナの影響もなさそうな2019年の数字で今回の比較を並べてみましょう。
2019実績 | 原価率 | 販管費率 | 営業利益率 | ROE | ROA |
ダンダダン | 30.15 | 61.9 | 7.95 | 11.38 | 5.45 |
串カツ | 38.9 | 55.6 | 6.04 | 16.26 | 8.16 |
チムニー | 32.72 | 61.9 | 5.38 | 6.93 | 4.28 |
ざっとみて、串カツが原価率高いけど、販管費は下でいいものを出しつつオペレーションでカバーしてるとは見れてひときわ優秀ですね。実際ROEROAでは二社を突き放してます。ダンダダンとチムニー比較では原価率でダンダダンが低くてこのへんはオペレーションか目のつけどころかはわかりませんが、チムニーよりはうまく回して各数字にも差がでてるはまず頭に入れていただいて。
これを踏まえて2019年までは好調だったのが2020年で成長鈍化ですね。とはいえ決算期は6月なのでコロナ影響をかなりうけたはずで増収で乗り切ってるあたり優秀です。というか2021すら増収です。これは優秀さの証・・というか緊急事態宣言下でも構わず営業してたみたいですね。
そういうのもあったかもしれなく、結果としては居酒屋というコロナ直撃のものでありながらかなり傷をおさえて2020、2021年は切り抜けた感があります。
営業を続けたとかはそのようなタイプと言うか強引というかしたたかというかそのような種の会社である疑いありますね。わりと勢いある飲食店にはそのようなタイプはありそうですし。けれど手放しでは褒めにくいですが、逆境を切り抜けたのは事実でこれもある種の優秀さとはみれなくも。
この辺見てても採用情報のフォントとか、あまりコンプライアンスは意識してなくお客様を笑顔にするのを優先だ!とか言いながら店とか開けそうですというか開けてます。
ちなみに2022の減収は決算期の変更が入ったが故ですね。決算期は2022年の1月になってて7ヶ月で仮に7ヶ月前年比同じなら25億ほどで現計画は前年比+36.9%のペースです。赤字が黒字なので増収増益ですね。11月に上方してます。月次見てると客数の回復が著しいですね。いや、回復じゃなくて成長ですかね?
そうじて印象としては泥臭い勢い系。優秀さはどうだろう?業績からは見え難いというか低原価率にそれが潜むかもとかは思うけどたぶんより勢い系。そして今は勢いがあるようにしかみえなく、これが数年以上つずくのならもちろん投資として妙味もあるようにうは思えるところは。
あと今更だけど原価率ずっと下げてるね。緊急事態宣言無視するスタイルに真面目といっていいかはわからないけど商売には真面目なスタイルはありそうな。
財務
目先1Qで、総資産40億で、流動が20億。現金が18億ほどですね。有形固定は13億。
流動は上場で一気に現金増やした感があります。有形固定は順当に増やして積極出店が伺われます。
負債は20億ほど、借り入れが11億程度で目先は借り入れ返してますね。で、注目は2021は投資しながら現金増やしてますね。ちょっとは借り入れてますがこれは時期を考えると強さを感じますね。
CF
営業CFは2020年はさすがに赤字。ですが2021年6月期は黒字というか2019年上回ってますね。それで投資しながらFCF出して返済までしてるという。2019年は株式発行で資金得てますがさほど手をつけてなくだから目先は投資しながら現金積んでますね。こんなご時世に。
還元はやる気ないです。ただ優待はやる気あって位置単元年間2万円の食事券でこれは破格っぽいところはあり優待族に目をつけられると負担増の改悪もあるかもとは心配する人も。
串カツ田中ホールディングス
業績
串カツ系居酒屋。
上でも触れてるけど、2019年までは居酒屋としては高めの原価率で高成長であり販管費を抑える感じで他とも比較して原価率は・・
串カツ38%、鳥貴族30%、ヨシックス32%くらいってところで良いものを出しながらオペレーションでコストを下げる感じで高ROE高ROAを叩いていた感じ。かなり優秀な居酒屋のようにはみえます。まあヨシックスはさらに上の数字だったりしますが。
でもコロナではさすがに食らって大きく減収になってきてますね。
2019年100億の売上が2021年は計画57億。その中で営業利益は悲惨ですが、経常利益や純利益は堪えてる印象。助成金ですね。
そんな感じで業績はしんどいけど助成金で堪えてる状況。
財務
前期までで総資産は増えてます。さすがに前期は純資産減の有利子負債増で財務悪化ですが、ほぼ前期まで増えてきて有形固定資産はそのままでかつ今期3Qで有形固定資産増えてますね。借り入れも減らして負債減らしながらですね。
で、前期はあった店舗閉鎖損が今期はないですね。
つまり前期はコロナ警戒でお金も借りて店舗も閉鎖したけど、今期は負債は返して店舗は閉鎖しないむしろ増やすで来てる感じです。
今期は赤字ではあるけど、姿勢自体はかなりストロングスタイルでつまりコロナ後に自信ありということにはなりそうですね。
さすがにコロナで打撃をうけ財務は悪化というかBPSなら半分程度になってますが。
総資産は増えてるので赤字は負債比率を増やして賄ったという感じですね。
CF
営業CFは2019年までは右肩上がり。これはかなり強さの証明になりそうな。
そして2020年は営業CF黒字で耐えてますね。なかなかこれは強いという感想。それで設備投資緩めてないですね。さすがにFCFマイナスですが、これはコロナ下であっても店舗を増やす、ほかがいい場所でやめるならその場所に自分が入るみたいなムーブを感じますね。
チムニー
業績
「はなの舞」「さかなや道場」「魚鮮水産」などの居酒屋。
コロナで営業利益率あたりがヤバそうなのものとして選んだけど、やっぱりやばめ。
もともと2017年以降、減収減益が続いていたところにで2020年で薄利でコロナの年は-46.11%という超赤でこれで2019から2021でBPSが907から257まで吹っ飛びこれは会社が長年積み上げてきた成果を二年で大半吹き飛んだということで危機というのも生ぬるいくらいの危機です。
この流れは今期も続いてそうで、今期2Qで以下のような感じで・・
事業的には終わってる大幅減収の赤字が売上に近いレベル。とはいえ助成などで経常利益純利益はプラスという。
とりあえずこれでも首はつなげてそうでこれで、コロナが落ち着いてどうか?って話にはなってくるかもとは。
どさくさ?かはわからないけど店舗閉鎖損失とか減損も切っててもちろん切るのは収益性の低いだろう店舗でしょうし、これでも意外に落ち着けば戦えるかもしれません。ある意味助成金もらいながら黒字にしながらリストラ進めてる感じになってますね。
財務
目先2Qで、総資産232億で、流動121億で現金78億有形20億。のれん多めで42億その他差入保証金41億とかで、だいたい現金と店舗(とのれん)になりそうで、もちろん2019年辺りから固定資産などガッツリ減ってますね。
負債は164億でうち借り入れ102億とかでもちろん厳し目なんだけど、この100億ほどはコロナでいきなり借りたもので、2010年からは80億ほどの借り入れを2020年にはほぼ返しきってるので案外戦えるのでは?みたいなところは。いやもちろん相応に店舗はへるので稼ぎ自体は減るとはおもうけど。
もちろんダメージを受けてるけど、助成も込って話だけど、戦えることは戦えそうな感じではありますね。
CF
営業CFは2019年まで安定。
2020年以降は赤字ですね。2019年まではFCFも普通にでてる。
そんな感じでだからコロナ前のように稼げるようになるかですかね?
助成で耐えられるならわりというほど危機でもないかもしれないとは。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足でさげてあげっぽい
月足で上場から三角持ち合いっぽい
確認。
評価・売買判断
NATTY_SWANKY
テクニカル的には、2019年に上場で一度おちて上昇で4985をとりそこが最高値。そして下落でコロナで下落で1330までが最安値。
1330からは安値は切り上げて4985からは高値も切り下げて中期以上は三角持ち合いっぽい形成して、来るところまできてそうで教科書的には上放れか下放れですが。基準っぽいのは2723、3685ですかね。ここらをみながらでしょうか。
ファンダ的には、勢いある餃子系居酒屋。コロナ下でも緊急事態宣言しらねえ店開けるぞの前のめり経営感はありますが、うまくやってしまってコロナ下でもあってもたいした傷もうけず、目先まで絶好調でCFも普通に稼げてお店増やして財務も改善感あるという。あとは原価率低下傾向はありコンプライアンスはわからないけど商売は真面目感はあるかもしれない。傑出して優秀な数字を出してるわけでもないけど勢いはあるし、飲食店は勢いでかなりいっちゃうこともあるので無視もできないかなとは。
今期は期替えもはいり事実上の増収増益。勢いある。
優待は大盤振る舞い感あるのでそこは注意かな。
評価。
PER40とか。PBRでも3。これは普通に評価されてる水準にはなりそうで低評価とか安いとかは見るべきではないかな。
ただ、2019年レベルの営業利益率で2021年から35%程度の成長を見込むとすると・・
43億×1.35で、売上58億で8%の営業利益で4.6億ほどを60%かけ純利益とすると・・
純利益2.8億は時価総額70からはPER25ほどと導けるのでまあ安くもないけど数年成長が続くと考えると妙味もあるのでは?とは思ったりは。
串カツ田中ホールディングス
コロナでやられてるは他と同様ですが、コロナ以前は相当優秀に見える数字を出してるし、またすごいのはコロナで逆境であろうと店は減らさぬというムーブを続けてて今期は前期はあった退店もなさそうな雰囲気。
目先は赤字であるが、この辺の姿勢を見れるならコロナ後を見据えるのも選択にはなると思います。
評価。
PER246のPBR13。赤字で助成の中のPERは機能してないとしてもPBRでもくっそ高い評価ですね。コロナ前の2018年あたりでも評価高いというかそれくらいに準ずるPBRでそこからBPS落ちた分株安って感じですね。高いときは30マークしてます。
優秀な会社が非常に期待されてるという感じですが、それは今のこの状況でも同様とはなりそうです。あとはどう考えるかですね。
チムニー
コロナでたこたこにやられてる居酒屋。2020〜2021で破滅的にやられた感じですが、今期は助成もありその中でリストラが進んでる状態で、目先事業は散々も助成で耐えてコロナ回復などをすると意外にリストラ済みの収益性の高い店舗が残り、落ち目はいってた業績が転換し、傷ついた財務も回復に向かい災い転じて福となすな未来もありえそうな塩梅にはみえます。助成でこれ以上会社が傷つかないことと、コロナ回復で業績反転することが条件ですね。目先は月次などみると回復傾向にはありそうにも。
評価。
PER20とかPBR3とかありますが、いろいろ異常で利益は助成で狂ってるし資産はコロナで飛んだ感じなのでまともに使える状況でもないかもとは。
ただ目先のPBRは2018年位の水準で、BPSが飛んでからの回復を考えると意外に意外に。
こんな本業がひどい状態でもあるいはもあるかもしれないとはみれてしまうところは。まあかなり変化球な方には思えますが。
ダントーホールディングス
ダントータイル。
赤字。
というか2000年くらいからみて、営業黒字がないですね。
常に赤字。BPSあたりもずっと減り続けてる。
でも利益剰余金はプラスで、つまりもっと昔は儲けてていたが、赤字になってずっと過去の資産を垂れ流し続けているという感じですかね。
そんな感じでしたが、2019年まで自己資本比率72%とかで過去の資産をじりじり減らしくらいなのがいきなり自己資本比率40%に転落でみると借り入れを2.5億からいきなり70億ほどにふやしてますね。
ですが今期2Qでなくなってますね。何をしたかったんでしょうか。ってみると営業貸付金が増えて減ってるので、一時それをするために借り入れして、終わったので返したって感じですかね。ということでもとの状態です。
ここまででもひどいけどCFは営業CFは常に赤字っぽいですね。
総じて感想はこれはひどいで普通にお金を失うマシンと化してるので買うならよっぽどの特別な思惑でもないと。
で、コロナで思惑っぽい吹上しててそれから落ちてる感じです。吹いた後なのでこれでもダントーとしては高PBRです。会社は相変わらず赤字なのは一緒ですが。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
なにもしないで耐えてる。
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記事補足してます。
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