投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ウイルプラスホールディングス
(東証一部/小売)
株価
1011円(人々は、アガったりサガッたりしてるも結局前に進めてない。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。2021/12/28に銘柄スカウターの10年スクリーニングで売上5年成長率10%以上、営業利益成長率15%以上のもの(対象226銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/1/4と2021/12/28比較でPERを10%以上落として、かつROEは伸びているもの(対象98銘柄)から気になったものをチョイスして分析。2週連続8日間。ずっと成長してるのに去年評価をさげたものを拾う意図。ウイルプラスホールディングス。大手の外車ディーラーグループ。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2022年01月05日に取得。
業績
東京・神奈川・福岡を中心に輸入車の新車販売、中古車販売、業販(他社ブランドの下取中古車をオートオークションで販売)、車輛整備・保険販売を営む。だそうで。
・チェッカーモータース社(アルファ ロメオ、フィアット、アバルト、ジープ、ジャガー、ランドローバー)
・ウイルプラスモトーレン社(BMW、MINI)
・帝欧オート社(ボルボ)
・ウイルプラスアインス(ポルシェ)
と、名前は聞いたことあるくらいの高級車っぽいを扱ってそうな。
業績は売上は増収が続いてますね。利益は2020年までゆるく増益って感じが2021年には水準がはねてます。とはいっても原価0.5%の販管費1.5%減で利益率3.3%が5.5%になった感じですね。
2021「原価率の低い中古車売上の割合が増加したことや、利益率改善を図る取組みを継続したこと等により、売上総利益率は0.7ポイントアップの20.2%となり、売上総利益は前期比20.8%増加〜新型コロナウイルス感染防止のため、会議や社内外の研修は大半をWeb上で実施したこと等により研修費や旅費交通費が減少したことに加え、従来の業務の見直しと書類の電子化等の業務の効率化を図り、無駄の削減に取り組んだ結果、販管比率は前期比1.6ポイント減少の14.6%」
原価率は変動幅が少なさそうだし、販管費はあまり一時的なものではないかな?という感じでもあるので、利益水準自体は2019年以前より高く出そうなところはありますね。
増収は必要だとおもいますが、増収があればなかなか順調にいきそうな気は。
そんな感じで1Qは増収増益ですね。特に増益幅は大きめで順調な流れは継続してそうです。
一時的な反動はありそうもやはり流れ自体は順調ではないでしょうか。
となると、ROEは前期につずいて10%後半でROAも10%近くは維持しそうでこれは小売と見ればなかなかの水準かなあとは。
ただ特に高級車よりもあり需要は変動しそうでシクリカルな疑いはもってた方がよさそうです。
あとは高級車も複数のブランドを扱い販売サイクルの安定化を目指すとかM&Aを積極利用とか、金融とか点検整備もストックとして利用とかなかなかに戦略的でマネックスで自動車販売関連をROICなどでスクリーニングかけると業界上位ですね。
戦略的にうまく数字に結びつけていると見れます。上位はオークション提供とか上方提供なので自動車販売でみると事実上の首位ですね。
財務
前期末総資産170億で資産増ですね。
うち有形固定で64億は比較的大きめか。建物などは増えており店舗を増やしてる様子は伺えます。
流動は95億で、商品が47億ほど。現金は33億で伸びてますね。目先は在庫が売れるのに追いついてない様子。
のれんはありますが小さいですね。2.3億ほど。減ってます。
負債は94億で借り入れ40億ほど買掛で20億でこれらは目先は減ってて、前期は好調でいろいろ補充が追いついてないところはあるのでそこは留意ですかね。
ちなみに1Qでは在庫も現金も増やしてますね。借りて調達したようです。
総じて好調って印象。目先は売れすぎて在庫減も持ち直しつつあるようにも。
CF
2019年以前は営業CFは不安定感。棚卸し資産増による影響が大きそうな。
も2020、2021はためた在庫が売れて大きなCF入ってきた感じですね。投資もわりと盛んです。FCFは2019年まで赤字ですね。投資先行。財務CFも2020年まで調達側で2021年は初めて返済に回った感じです。
みたいに投資先行でお金出ていく側から自前の事業で投資もしつつ返済にも回れるところまでとはみれますが、今期はまた借りてますしまた投資先行に戻るかもとは。
現金もつんでてわりとやる気っぽい気は。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあいかさげ
週足であげてさげ
月足で大きくもみあいではないか
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2016年上場から、285から2017〜2018年で1478とかまで伸びるも以後はそれは破れず長めにレンジを作ってるような印象。
下はコロナ398で上は1450あたり。幅も広いですが目先は1447から落ちてきた形。日足では反転感あるも週足ではまだ下落感ありますね。
852を底に逆張りとしてみるとかコロナ前の643などが基準になりそうです。あとは398をみるかどうか。
ファンダ的には、好調な外車ディーラー。マルチブランドでかはしらないけど現状順調な成長をみせています。
かなりしっかり経営してそうで決算資料見るになかなか戦略的だしそれが実際の業績の数字に繁栄してそうで自動車販売としてはかなりの高収益性。事実上の業界NO1の可能性も。
財務は投資先行でよくはない。借り入れで投資や在庫仕入れが先行してた感。
それで前期初めて負債返済に回ったが今期はまた借りておりやはり投資したい感は感じます。
配当は利益連動感というか配当性向17.5%は目処としてますね。還元より投資したいう感じはやはりあります。
評価。
PER7とかPBR1.2とか。会社の収益性や成長性からは低評価だとは言いたくなりますが、PER7は低い方ではあるがよくされている評価。自動車ディーラーがあまり評価されないとは思ってたほうが。あまり赤字とかはないけど利益率自体は低く赤字すれすれとかはなりがちな事業で常に警戒入ってるようなところはありそうです。
ただこの会社もうちょっと評価されてるときも実際あるので再現を狙うのはありとはなりそうだし実際好調でBPSくらいは右肩なのでおとなしくもっててもそんなに悪い目にもあわなさそうな?いや大きな減益とかは厳しいとおもいますが。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3538
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3538
IRBANK:https://irbank.net/3538
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にございませぬ。
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記事補足してます。