大河の一滴

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(3475)グッドコムアセット 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

グッドコムアセット

(東証一部/不動産)

株価

1150円(人々は、訓練して本番で成果を出しまた訓練を続けるという生活を続けている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。2021/12/28に銘柄スカウターの10年スクリーニングで売上5年成長率10%以上、営業利益成長率15%以上のもの(対象226銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/1/4と2021/12/28比較でPERを10%以上落として、かつROEは伸びているもの(対象98銘柄)から気になったものをチョイスして分析。2週連続8日間。ずっと成長してるのに去年評価をさげたものを拾う意図。グッドコムアセット。投資用マンション販売会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年12月30日に取得。

業績

不動産販売かな。

セグメント。

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ホールセールとリテールセール。

「証券会社、銀行の業務の中で、大企業や機関投資家、公共機関などの顧客を対象とした大口の業務のことをさす。 証券会社の場合、株式や債券の引き受け、資金調達や運用、M&Aの仲介などを行う。 なお、ホールセール業務に対して、個人や中小企業などの顧客を対象とした小口の業務のことを「リテール業務」という。」

どのみち不動産販売で、現状業績は売上利益で右肩ですが、住む用ではなく投資用で、市場環境によって需要が大きく変わるもので来るときがくれば大きく業績後退するシクリカルとみるべきでしょう。

ですが、現状は売上利益もEPSもBPSも全部20以上いや30%以上のペースで成長を見せている絶好調にはあるとは見れます。

成長鈍化感のある2020「新築マンション市場におきましては、2019年11月から2020年10月までの1年間での契約率が首都圏で65.3%(前年比5.7%増)、当社主要取扱物件エリアである都区部で62.9%(前年比4.2%増)と好調の目安と言われる70%を下回る結果〜新型コロナウイルス感染拡大による影響等により発売戸数は減少いたしましたが、生活様式の変化による住居用物件の需要が高まったこと等から、前年同期間と比べると契約率は増加」

コロナの影響も受けながら不調にも傾いたけど盛り返したくらいでしょうか。

2021「2020年11月から2021年10月までの1年間での契約率が首都圏で68.3%(前年比3.0%増)、当社主要取扱物件エリアである東京23区で70.0%(同7.2%増)と東京23区においては、好調の目安と言われる70%となりました。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、生活様式の変化による住居用物件の需要が高まったこと等が要因として考えられ」

持ち直しそのまま好調を続けてるという感じでしょうか。

そして計画は増収増益ですね。とはいえ計画は売上に関しては強気感があります。

というかそもそも強気感ある。こういう資料も。

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こんな事言う会社でイケイケな感じしかしないわけでこういうのは調子いいとグリグリ伸ばすけど、環境悪化するとみるみる破綻とかなりがちだとは。

財務まだみてないけどくっそリスクとってそうですね。

 

財務

目先。自己資本比率45%。・・意外に高いですね。でも2014年あたりは15%台とかだったみたいで、増えたり減ったりしてますね。ただ有利子負債も増える一方という感じでもなく雰囲気よりは抑制的には見えます。

で、目先は総資産204億で流動資産が196億で極めて流動より。中身は転売用不動産86億、仕掛け販売不動産17億の現金80億とかですね。販売用不動産あたり意外に増えたり減ったりですね。

負債は112億でうち社債やら有利子負債で90億近くで極めて質がわるい負債ですね。ただの借金。とはいえ現金もあり転売用不動産と近いレベルで不動産売れないとかにならないないなら大丈夫だし売れなくても倒産とかは現状考えにくい感じでだから意外に財務悪くない。

もちろん不動産価格落ちたり売れないとかなると会社は倒産までいかなくても株価は無事じゃないでしょう。

その意味で極めて不動産市況に依存する感じでだからシクリカルだって。

CF

営業CFはマイナスだったりプラスだったり。これは事業拡大=在庫仕入れ拡大になるので仕方ないというか。投資はほぼいらなくFCFもほぼ営業CFと同じですね。

高く売れそうないい物件を見つけて借りて買って、投資商品にしたてて転売する。というのを忠実にやってるという感じ。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でふいてよこよこからくずれ感
月足であげになるね。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場からは上昇としか。ただ短期に噴いて以降は調整が長くなりがちな印象で、目先は2020年に大きく噴いて、その調整の中でもう一弾落ちてきてる感じで、どこまで調整するか感はあり。2020年後半以降の安値は割っており目先は底なし感。次はコロナ以降の安値744とかコロナ安値425が基準にできそうですね。

425は遠いので744を見るのが妥当ですかね。あるいは目先1016とか。


ファンダ的には、不動産販売会社。住む用とか投資用の違いはいうほど重要でもない・・わけでもなく住む用よりはより市況の影響を受けそうとはなりそう。

野心のある会社。現状高成長だし高収益でもあり相当に絶好調。意外に財務は悪くない。ただだから不動産市況には大いに影響を受けそうなシクリカル。

だから目先まで好調だって。いつでも悪くなりうるし、それがいつかはわからないだけ。

評価。

PER7ほど、これは見せてる成長性収益性からは評価低いとなりそうですが、常に警戒はされてそうでPERはこれで定位置かちょっと低いくらいのようです。

とはいえ7はさすがに低めのようです。成長が続くなら全然ありだと思います。PERが低くなるリスクを抑えめにしてEPS増を取れる位置といえばそうです。ついでにわりと高い配当もももらえます。

ただ不動産市況の悪化とかこの会社の個別理由での成長鈍化とかくると無事じゃないだけです。まあそのあたりに注意しながら付き合えるなら選択肢にはなるようには。あるいはすごくいい結果になるかもしれないとも。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3475

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3475

IRBANK:https://irbank.net/3475

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにございません。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)