大河の一滴

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(3921)ネオジャパン 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ネオジャパン

(東証一部/情報通信)

株価

1445円(人々は、隆盛と衰退を繰り返しながらも足場は固めてきてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。2021/12/28に銘柄スカウターの10年スクリーニングで売上5年成長率10%以上、営業利益成長率15%以上のもの(対象226銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/1/4と2021/12/28比較でPERを10%以上落として、かつROEは伸びているもの(対象98銘柄)から気になったものをチョイスして分析。2週連続8日間。ずっと成長してるのに去年評価をさげたものを拾う意図。ネオジャパン。グループウェア「desknets NEO」。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年12月30日に取得。

業績

グループウェアが主で他はその周辺ソフトとかシステム開発も。

セグメント。

定型的なソフトが利益率高めでシステム開発が利益率高めというかこのあたりはいかにもよくある感じの利益率で、開発したものを多くの顧客に提供するソフトが主ですね。

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それで業績自体は右肩。増収が続いて利益も増益が続いています。

ROEROAも低い水準ではないなかで伸びる傾向があるのは好ましいかんじですね。

ですが営業利益率は目先落ちてます。

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みると原価率上昇の一方販管費が下がってますね。

2020とかをみると「顧客ニーズに応える様々な製品・サービスを開発・提供しており、今後も新製品・新サービスの開発・提供にチャレンジしてまいります。既存製品・サービスを維持したうえで、新製品・新サービスの開発・提供を行うためには、技術者を確保することが重要であると認識しておりますが、近年は技術者の獲得競争が激しくなっており、継続的に技術者を採用し、育成することが重要な課題~長期的には日本国内は人口減少が見込まれており、それに伴い当社グループが提供する製品・サービス
を利用する労働人口も減少していくことが予想されます。このような状況において、中長期的に成長を継続していくためには海外へのチャレンジが不可欠であると認識しております。このような認識のもと、2019年6月には世界市場進出を目的とした、グローバルマーケティングとグローバルアライアンスを推進するため、米国カリフォルニア州に完全子会社を設立いたしました。さらに、2019年12月にはアジアでの新規事業立ち上げのため現地企業とマレーシアに合弁会社を設立」

という感じで開発に力を入れるために技術者の獲得育成、海外進出でコストが嵩みつつ規模拡大で販管費低下の流れでしょうか。ひとまず増収&販管費低下で増益でROEも維持できてる感じですね。

これで原価率が低下の流れになってくるとさらに利益率が跳ねそうなところはありますね。これが来るのか?いつになるのか?はもっててもいい視点かもしれません。

あとは2020年の大幅増収は「株式会社Pro-SPIREを子会社化」とかもありその影響もおおきそうですね。

2021年はコロナも追い風になったぽく大幅増収ですね。海外もマレージアが後半から、米国が時期から本格稼働みたいなところはありますね。

それで3Qは上方をこなして増収増益で順調となりそうです。ただ2020、2021年などより売上成長は落ち着いた水準にはなってるのでこのあたりをどう考えるか。

あとはこことかですかね。参考に。

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財務

資産増。2020年に自己資本比率が落ちてますね。株式会社Pro-SPIREを子会社化によるものでしょうね。とはいえ自己資本比率が75%が65%になったという感じで目先3Qで、総資産70億でのうち借り入れは・・返しちゃったようですので有利子負債なしですね。

で、流動は47億でうち現金36億で資産の半分以上が現金。他は売掛7億くらいがめぼしいくらいで、有形固定は6300万程度で極めて流動より。固定資産自体は買収関連と思われるのれん1億その他で3億とかで固定は4.4億程度でその他有価証券14億とかで極めて水物だらけの資産構成でソフトですねって感じ。好調なソフト屋としか。

負債は合計20億とかでめだつのは前受6.7億の退職金3億、その他3.5億とかなのでより順調というか問題などって感じ。

 

CF

営業CF出ないはずがないとみると出てますね。

投資自体は意外に多め。無形固定資産とかそこそこ買ってますね。開発ソフトとかでしょうね。他にも有価証券とかいじってるので投資CF自体はそこそこあります。

ただFCFはずっとプラスで増配しながら現金積んでるので普通に順調ですね。

配当自体は余裕で配ってる感ありますというか有価証券いじりながら現金も積みながらですしね。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげじゃないかな
週足であげてさげ
月足で噴火鎮火を繰り返しながらあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場からいきなりひどい株安で以後はまた噴き上げ沈下しを繰り返す感じで鎮火後は以前より高い位置にいますねってのを繰り返してますね。

それでコロナで噴き上げを演じ815から3090までいくも鎮火を演じてきて目先1193まで。日足レベルでは反転も見られる感じで、過去の再現となるならまたどこかで噴き上げて鎮火とはみれるのでその線を期待狙っていく感じでしょうか。

となると目先安値1193がいかにもな底ですね。まずはここが基準でしょうか。あとはコロナ安値815とかクリスマス安値624までみたり警戒するかどうかでしょうか。

・・仮に624は実現してもPER10ちょいなので市場が極めて冷えるとしたら可能性をみるべきとする人もいるんじゃないかな。そしてみるってことは入るにせよ量を抑えてナンピンもしながら最悪624まで付き合うってことです。当然624までいっても致命傷にならないように振る舞うことになるでしょう。だから624までありえるとして624までいって致命傷とか意味がわかんないじゃないですか。ないとするなら下がるなら致命傷になる前にどっかで切らないとね。

 


ファンダ的には、クラウド系ソフトとシステム開発の会社。クラウドより。成長が続き高収益で財務もよくCFなら財務より筋がよさそうないわゆる順調なソフト会社

目先は開発に力を入れたり海外進出で原価率あがってますが規模もでてるからか販管費も下がってきて、原価率が落ち着くと利益水準があがりそうではある。目先上がってますね。

ただ、高収益ではあれど高成長か?というと目先は急成長から伸びが落ち着いて来てますので、このあたりをどう見るか?

評価。

週足とかでめっぽうな株安で目先PER24とかまで。PER100越えもあったようでそこからは下がるもまだまだ絶対的高評価とは見ておくべきかなとは。まあ十分高評価されるだけの理由のある会社にはなりそうです。

相対的にはもうわりと低い方のPERとはなりそうで今程度は2016~2017年程度のものに準じそうです。20切もないこともないくらい。あとは考え方ですかね。

悲観的に見れば市場が冷えてもっと下もあるとはみれなくもないのでだから考え方。

あと成長がとまるとかなると死ぬと思います。株価が。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3921

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3921

IRBANK:https://irbank.net/3921

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

去年の流れを組むような感じでスタートしてますね。

どうなるんでしょうね?とかおもいますがそれくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)