大河の一滴

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2021年をデータで振り返る

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2021年も無事?終了致しまた。

それで恒例?の手元のデータから軽く振り返ってみようというエントリー。

2021年12/30データで作成しています。

・・といいつつ2020/12/30のデータはEXCELの保存をしくじってて当日の決算実績のデータがなく前回集計時の数値とはちょっとずれてます・・が、2020年終了時のだいたいのデータとしては意味を成すってことでご容赦くださいませ。

ということで、2020年の各種データが前回と若干違います。

 

 

その他の振り返り記事はこのカテゴリーで。

kamomenotoushi.hatenablog.com

 

以下データは以下のものにより作成しています。

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

kamomenotoushi.hatenablog.com

EPS、BPSなどを拾えないものはカウントしていなかったりするのであくまでだいたいです。(それでも例えば実はPBRに誤差が1割ありましたは流石になそうです)

上記のそれぞれのツールも変更が落ち着き、またデータ取得元も以下で一貫しているのでデータは、相当以上に(軽微な数字違いはあるかも)信用できるもので特に市場全体の傾向を判断するなら大勢に対して誤差程度におさまるんじゃないでしょうか。

kabu.plus

有料サイトです。でも優良です。

 

とはいえ細かな仕様を知りたい場合とかは該当エントリーの説明みたりより正確に知りたい場合は実際のエクセルファイルで式などを確認してみることをオススメいたしますよ。日経新聞東洋経済とは自分の集計式は違うと思いますし。

2021年日本株式市場データ

実績決算値データ

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2021年は実績値としては売上及び営業利益で後退ですね。これは実績値ですので、2022年3月期が出るまで2021年3月期の売上利益は参照されるところで、”まだ”コロナ回復以後の決算が乗ってないというところがありそうです。

その意味で2021年12月時点でのデータは2021年12月決算も2022年3月決算もまだ乗っておらず、2021年3月期と2020年12月期のコロナにぶち当たったデータが主でこれは仕方ないとなりそうです。

ただコロナはこの程度に抑えたという視点として見れるかもしれません。

減収も減益もあれど営業利益率は下げ抑えたとか。資産でみるとROEこそ落ちてますが、自己資本も増やし、自己資本も改善となり、これはコロナという強い逆風の中でも企業は業績こそ落としたが普通に黒字で、資産も増加で日本企業はこうたいというよりは進んだとは見れるでしょう。

もちろん旅行業界や居酒屋業界など一部の業界は大きく沈み(これはリーマンなどより大きく沈んでるという意味です)、まだ回復したとも言えないというところもあります。

ただ日本企業総体としては、やはり業績は後退したけど、資産は増えてつまり進んだではないでしょうか。

最新計画値

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で、最新EPS値などからだした計画値ですが、これは予想利益に置いても純資産においても増加傾向にあります。

予想利益総和の43.2兆は、前年比で倍以上ですがこれは、コロナの際に予想EPSを出さない対応をしたところが多く、その影響で大きく予想利益総和が下がったせいですね。PERも同様の理由で高くなってますね。

ただ目先43.2兆は2015年以降の集計の最高水準である2018年末の44.8兆に肉薄する水準(およそ3.5%ほどの差)で、これはコロナ前の水準2019年末の37.7兆ほどより上で、つまり今目先はコロナ前より企業は稼ぐとしているということです。

あとは、今期の配当性向が高めですがこれは予想利益ではなく純利益のつまり上の28.8兆を参照してるからですね。この配当性向があがるのも企業が将来の利益回復あるいは増益を見込んでるためとは言えそうです。

さらにちょっと計算式が違うのですが市場統計推移記録表の最新予想配当は目先過去の記録を破りおそらくは史上最高額の配当を出すとしているとはなりそうです。

と、まあ企業は現在コロナからさしてダメージを受けず、コロナ前より高いレベルで利益を出し、資産を積んで配当も過去最高に出す予定である・・くらいの状況だとは読み取れます。

とまあ日本企業は好調ですがその評価は、PER15のPBR1.3というところでこれはこれは2015年以降では極めてよくある水準ですね。

利益は乱れてるのでPBRでいうと0.91~1.47の範囲をつけてる中でPBR1.3です。ちょっと高いと感じる方も多そうですがこれのPBR1を切ったタイミングは2015年以降だとほぼコロナショック時だけです。あと2016年2月に一瞬くらいですね。

 

な、ところです

市場全体としてはわたくしとしては以上でございます。

企業としてはやはり現在は回復途上盛り返し途上感ありますね。

ただこれから業績落ちるかもしれないですしバリュエーションとしてはニュートラルですねって感じなので、ある意味どうとでも転ぶ水準とも言えるのでやっぱり未来は闇の中ですね。

 

そんなわけで今年もよろしくおねがいします。

2022年も(は)、みなさま、わたしにとって良い年になりますよう。

 

 

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そして今回もついで。

そんな市場の中で自分の投資はどうなったかもダイジェストに。

今年の自分のPF。

実際の数字にRAND関数で作った数字を用いた変数をかけてます。実際にはここまでの規模はないです。自分のPFの規模だとしょぼい数字になるし適当に大きくしておいたほうが企業決算っぽくて面白いのでそうしてます。だいいちPFの規模は内緒ですし。でもROEとか比率に関わる数字は実際のPFの数字になるね。また変数は去年と一緒なので実際の財務諸表の変動比率も実際の数字です。)

 

ポートフォリオに属する実績決算値は以下となります。(通期での決算結果の数字をうけたもので四半期は反映せず。予想利益と最新純資産と配当のみ最新銘柄データから。100万円以下四捨五入)

第6期PF決算



5期では、市況ではコロナに見舞われ既存の各事業も大きく影響を受けることになり悪影響を受けるものも多く事業環境の見通しも見えにくいものも多数でたというところですが、そのようなものを整理し、売却した資金でより成長が見込める分野に進出する面が大きかった期なのですが、この6期も見通しが難しそうな事業は縮小し、見通しの明るそうなかつ収益性に優れそうなものを拡張するという方向性でやってきました。

 

その結果全体として、今期はさらに売上及び利益を落とした形になりました。前期から続けてのことですが、まだ成果が開く段階に至れていないということで反省も残る期でした。

ですが、前期から利益率は高まり純利益も伸ばすことができ、高ROEROA化しつつ、財務改善もしており、総じて事業の収益性は上がってるとし、来季も各事業が育つことを待つという方針を続ける所存です。

財務なども事業変化を伴う変化が置きておりますので詳細は上記の表をご確認ください。

 

また今年も念のため。

今年もちょっと資金を追加投入してたりしますし、上記の数字は投資準備金はカウントしてないものですので、FPかもめがどの程度資産を保有してるとかそれがどの程度増えたり減ったりしたのかはやっぱり闇の中です。

あと、もう一度言うけど上の数字はランダムな変数をかけて水増しした数字。その数字は去年と同じ数字だけど。

 でPERPBRに配当利回りはやっぱり内緒。

 

今年は自分の得意なやり方は今ひとつ成果につながらなかった感もありなかなか苦戦感ありというか苦戦してたぶん敗北に近いというかたぶん敗北です。

とはいえ、投資はしてもいい敗北としてはならない敗北があると思うところでこれはまだしてもいい敗北かなとは。

とはいえ総じてここ数年は我慢の時期が続いてるのかな?とは思うことでそろそろ時期も巡らないかなあとは思うところで。

まあ時期なんて巡らないのかもしれないけど。

それでも粛々続けようと思います。

 

それでは再度、2022年は良き年になりますよう。