大河の一滴

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(3681)ブイキューブ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ブイキューブ

(東証一部/情報通信)

株価

1039円(人々は、長い廃退の果に踊狂うがすぐに疲れて踊り続けられない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20211213210025p:plain今日は分析。トリガーを満たしているもの(専門用語)から気になったものをチョイスして比較します。ブイキューブ。ビジュアルコミュニケーション会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年12月13日に取得。

業績

ビジュアルコミュニケーション。

ビデオ会議とかオンラインセミナーとかオンラインイベント等々でいかにもコロナ的。

ここなどをみるとかなりツールだけ提供して勝手に使えというものでもなくかなり高付加価値ですね。

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セグメント。高利益率になるのかな?

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業績は2016年あたりまで伸びてましたが2019年あたりまでに減収も挟み足踏みで期間に赤字もあり。原価率で2019年まで上昇してますね。サービスが多いので開発コストとかかってそうですね。販管費は下がってきてますね。2020年以降の業績加速はいかにもコロナ恩恵感はあります。

特に2020は増収もあり販管費率も原価率も下がった感があり、今期計画130億とかでるなら利益は跳ねそうですが・・

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今期3Qで増収+60%の増益+100%で絶好調で通過ですね。ですが進捗でいうと利益が厳し目でこれができるかどうか。

ちなみに3Qで原価率53%の原価率33%でほぼ前年並みでこれを計画着地するためには利益率加速がいりますね。これが前年並み13%の着地の0.6掛けで純利益は10億ほどでしょうか。そうなるとおよそPER26ほどですね。・・ですが例年4Qは好成績ですのでこのへんをドウ考えるか。

計画自体は強気傾向はありそうですね。

財務

目先3Qで総資産134億で、これは前期末100億より随分増えてますね。

流動は49億で現金25億であとは手形等。有形固定資産が17億で前期末5億から増えてますね。・・・業績がのびた途端に本社とかですかね?ってみると「Webセミナー配信スタジオであるプラチナスタジオを新設したことにより、建物の内装設備や機材・什器等の工具器具備品を取得し有形固定資産残高が増加したこと、及び連結子会社であるXyvid,Inc.の取得により、のれん残高が増加」というところでこれは事業投資ですね。

ブイキューブ、オンラインセミナー・イベント配信専用スタジオ「PLATINUM STUDIO(プラチナ スタジオ)」を白金高輪に開設 | オンラインイベント・ウェビナー・Web会議ブイキューブ

これね。今期5月から稼働してるようです。

のれんとソフトが増えてますね。諸々合わせて固定資産は前期から50億から85億とかで資産はなにげに固定よりですね。ソフト企業だと思いますがソフトとかはかなり固定資産形状は裁量もあるのか会社によって違う感じでここは多めですね。計上されるので減損などの可能性はありそうというか2017とかに大きめの減損と株式売却損とかがありますね。

で、負債は90億で前期から伸びてますし借り入れ50億など質もわるく財務悪めですね。

というかもともとわりと財務悪目ですね。借り入れも多めですこの辺はソフト企業としてはかなり悪い方となりそうで、2016~2019の赤字なども踏まえれば投資を多くするのにその投資であまり結果が出てないということにはなりそうで、その上で今回のスタジオはどうか?みたいなところは。今のところはコロナ追い風もあり滑り出しは良さそうですが。

CF

営業CFは多くででてて、赤字のときもプラスですしそして2020年などは大きく伸びてます。その意味で本業?はしっかり稼いでいるとはみれますね。

ですが投資が大きめですね。特に2014~2017年に多くFCFは赤字でここで財務が悪くなったところもあり2017年に上のh減損とかきたあとはおとなしくして投資低調で2018、2020などはFCFプラスでしたが今期はまたアクセル踏んでる感ありますね。

配当はじめて今は増やしてますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足で上場してさげてあげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2013年末に上場してすぐ1252から2210まで吹くもあとはずっと下落が続くような推移。2018年に325までいってますね。以後は上場に転じてコロナも越えて2020年末に3785まで。以後はずるずる落ちてます。記事作成時点で1000まで来てますね。325からの上昇を崩すか?というと現状考えにくいのでそれまでのどこかで反転みたいな視点で。とはいえ週足以下はホントにきれいな下落なのですぐ反転するとするのも。反転すると凄く反転する気はしますので、それを伺うのはいいかもしれない。


ファンダ的には、ビデオ会議とかオンラインイベントとかでそれもなかなか高付加価値っぽい類。コロナ恩恵感あり目先はぐっと伸びてますね。

以前からですが投資先行でイケイケ感あるけど、投資自体はうまくはなさそうでお金かけながら業績伸び悩んだり赤字特損出てきたり。それで財務は悪めです。しばらく大人しくしてた感あるけどまた目先投資を踏んできてますね。

このチャレンジャーだけどあまり結果が出てなかったところを見るか、今回またチャレンジを今度こそはとみるか?みたいなところでしょうか。

本業のCFは出てるので大人しくしてれば財務改善はできそうで首が回らなくなるとかはとりあえずなさそう。

評価。

PER12.2ほどは目先の業績の伸びも踏まえて目を引く水準ですが、計画も吹いてるというかチャレンジしてる感もありそうでできるかというとできない可能性も見てた方がいいというかPER12ならできないでしょうって評価な気はします。3Qだとできないペース。4Qは好成績なことは多いですが。

PBRでコロナで吹いた感ありおちてのPBR5.6ほどはコロナ前のVキューブでもある水準と・・高そうですね。株安ですがまだまだ評価自体は高いと見てたほうが。ただチャレンジが報われまだまだ伸びるとするなら見れる評価帯にはみえるところで可能性ないか?というならあるようには見えます。すぐ株価反転するとか欠片も言ってません。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3681

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3681

IRBANK:https://irbank.net/3681

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転です。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)