大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7031)インバウンドテック/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

インバウンドテックとその他

株価

3260円(人々は、落ち目でもがいたりもするがやっぱり落ち目。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7031 9715 6182 6406
企業名 インバウンドテック トランス・コスモス メタリアル フジテック
市場 東証マザ 東証一部 東証マザ 東証一部
業種 サービス サービス サービス 機械
時価総額(億) 28.3 1585.8 141.9 2164.1
株価 3260 3250 1331 2537
決算期 2022/03予 2021/03 2022/02予 2022/03予
予想売上(億) 26.0 3,364.1 49.1 1,840.0
予想営業利益(億) 2.2 177.5 6.1 139.0
営業利益率 8.46% 5.28% 12.42% 7.55%
予想純利益(億) 1.4 100.2   93.0
売上成長率(年複利/期間) 14.3%/5年 6.4%/14年 17.8%/8年 3.8%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 103.2%/5年 2.2%/14年 #VALUE! 1.7%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 107.6%/4年 1.8%/13年 18.4%/7年 3.3%/14年
PER 20.02 13.45 #VALUE! 22.15
PBR 1.66 1.35 6.03 1.69
ROE 8.3% 10.0% #VALUE! 7.6%
ROA 6.8% 5.7% #VALUE! 4.5%
配当利回り 0 - - 2.36
配当性向 0.0% #VALUE! #VALUE! 52.4%
総資産(億) 20.5 1758.8 58.2 2052.0
自己資本(億) 16.4 858.1 23.6 1124.2
自己資本比率(%) 79.7 48.8 40.6 54.8
一言感想 足踏み あげ あげあげ 停滞蓄財

 今週は比較。2021/12/2に銘柄スカウター10年スクリーニングでROE10%以上、ROA5%以上かつEV/EBITDA倍率5倍以下のもの(対象208銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年12月10日取得。インバウンドテック。コンタクトセンターとか多言語翻訳サービス的な。比較にコンタクトセンターと自動翻訳の旧ロゼッタのメタリアル。

インバウンドテック

業績

マルチリンガルCRM事業(24時間365日・多言語対応コンタクトセンター運営、コンタクトセンターBPO

・セールスアウトソーシング事業(専門型営業)

とのことでセグメントで以下。わりと利益率高めにみえる。

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HPのサービスライナップをみても多言語翻訳とかも高付加価値に思えるしそれも医療通訳とか専門的なものも範囲でいかにも高付加価値。

 

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セールスのほうは以下だとおもうけど。これはさらに高度っぽくコンサルっぽいですね。

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というわけで高付加価値な事業をしていると。

で、上場自体は最近で見える業績は以下。

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利益率とかは低くもないけど、原価率などみると2021年は73%程度に下がってるけど、それ以前は80~90%とかであまり高付加価値を価格に転化できてる感じでもない気はするのと成長性自体も微妙感あるのですが上のセグメントの利益率は高いので間接部門がコストがかかってるのかも。ので伸びれば利益出るって見方はできるのですが現状はやはり高原価率であまり価格競争力は高くないと見てたほうが近い気はします。

その中で2021は大きな減収「マルチリンガルCRM事業においてはインバウンド需要の悪化に伴い多言語事業に係る業務の受注は年度を通じて停滞~セールスアウトソーシング事業においては、主力業務であります東京電力グループへの電力切替勧奨業務が緊急事態宣言の発令により2020年4月から6月まで休業を余儀なくされ、7月以降業務は再開されているものの、当初想定していた通常稼働時の50%程度の契約獲得にとどまり」

と、コロナ関連の後退ですで今期は回復傾向が見れますが、ROE利益率あたりも抜けてるという感じではなく現状見えてるもので優秀な成長企業か?と聞かれるならNO寄りな印象です。

 

財務

目先2Qで総資産20億で流動17.8億の流動14億とか。有形固定0.48億とかほぼなく流動よりというかほぼ現金ですね。

負債もまとめて3.2億とかなので財務はいいです。まあ上場で9.8億とか調達したみたいなので資産はおよそ倍増ですね。

なんかROE下げただけにも思える・・まあなにか使うとは思いますが。

まあ財務は健全です。

 

CF

投資はいらなく、営業CFもでてるし出そうな事業であるのでCFまわりは安定な方にはなりそうです。もちろん業績が大きくコケないという前提での話ですが。

配当等はまだ。

 

トランス・コスモス

業績

主力のコンタクトセンター(国内外75拠点、約32000席を保有、23言語に対応)とかはありコンタクトセンターとかを請け負って運営する感じですかね。

以下セグメント。

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長期に成長で増収傾向。利益は足踏みしてる時期も多いけど近年は利益率も伸びて最高水準で普通に成長ですね。ただ毎年増益するような感じでもないです。

で、原価率は80%近辺で低営業利益率で低付加価値ですね。ただ赤字などはほぼなく薄利も安定的なところはあります。リーマンあたりも黒字維持。

ROE自体は10%近辺を維持でこれは別に悪い水準ではないですが長期のBPS成長率は 2.2%/14年と控えめなのは注意。

2Qで増収増益通過のようです。計画は「当社グループの事業は、あらゆる業種・業界のお客様との取引で成り立っており、変化の激しい経済環境の中、短期的な視点で企業活動の動向を見極めることは大変困難であります。よって、当社グループの2022年3月期連結業績予想については、合理的な算定ができないため記載しておりません。」だそうです。

 

財務

目先2Qで総資産1835億で流動1190億。現金453億手形600億。有形固定は142億で流動よりですね。

投資その他の資産が多め450億とか。

総じて派遣会社タイプのBS。

負債はまとめて723億借り入れまとめて170億程度は現金以下で財務自体は悪くないとなりそうです。

借り入れも2020年に増やしてますね。コロナ警戒じゃないですかね。返すんじゃないですかね。

 

CF

営業CF安定。

設備投資は指していたないやつですね。だいたい設備投資外のものもやってFCFプラスを維持ですね。配当自体は伸びる傾向ですが配当自体は利益並みで減益でふつうに減配。

 

メタリアル

業績

AI翻訳サービス会社、(旧)ロゼッタ

株価は崩れてる感じがありますが売上自体は2021の足踏みからまた跳ねてきてる計画ですが、2Qで渋いというか計画からすると物足りなさそうな2Q通過。囲みても下半期強いかんじでもないしこれどうでしょうかね。短信内でもあまり業績説明ないですね。

でも決算説明はあって主力のMTあたりがこうなので一応好調にはなりそう。

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その他夢のあるっぽい事業を成長事業として挙げてますので決算資料はみてもいいかもです。

「「どこでもドア」が革新的すぎて世の中での認知度がほとんど何もない」とか夢見がちな傾向はありそうで割引いて見る必要はあると思いますが。

目先は計画には物足りなく成長鈍化感もある2Qですし。

あとは原価率は順調に下がってるぽく売上が伸びれば利益率は向上していきそうな雰囲気はあります。そのうえでやはりトップライン。目先は物足りない気がします。

 

 

財務

目先2Qで総資産60億ほどで流動28億現金21億とか。有形固定は3.5億ほどで流動よりです。無形固定資産はそこそこかり14億でソフトウェアで1.1億のソフト仮勘定が2.4億とかでこのあたりはいかにもソフトハウス

負債は33億で借り入れ15億程度ですかね。現金以下で問題ないにはなりそう。他は前受金が多め10億とか。前受推移とかみてると右肩なのでやはりこのへんからは大きくは好調にはなりますね。

 

CF

営業CFはでていますね。

ただ設備投資がわりと大きめ。ソフトになると思うけどあまりFCF出てる感じじゃなさそうです。財務で補う感じですね。営業CFマージンなどは高く地力の収益性は高いような。投資を切れるなら明るい未来もあるのかも。会社の資金繰りが明るくなると言ってて株価が明るくなるとは言ってません。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげて噴くも鎮火。
週足で上場からさげ
月足で上に同じ。
確認。

評価・売買判断

インバウンドテック

テクニカル的には、上場から下落傾向で今の所上場ゴールですねという他。ただ初値7300から2705まで下がりそこで反転吹いてる感じなのでこれが長期の転換点になる可能性自体はみてもいいかもしれない。目先は落ちてるのでやはり2705をそこに見てまた伸びるか?を見る感じでしょうか。2705切るならまだゴールしきれてないということで逃げるしかないんじゃないでしょうか。

 


ファンダ的には、多言語翻訳とか専門性と付加価値が高そうな事業で一見目を引きそうですが、現状高原価率で利益率なども高くもなく、コロナで普通に後退など目先は成長性も注意を要する感じには見えます。というより全体の数字構造だと派遣会社などに傾向に近く現状いくらか収益性の高そうな派遣系会社みたいに見えます。

財務とCFは筋が良いというか、財務もそんな悪くない中で上場でお金積んで財務はお金が主くらいになってて健全。だからどうした感はあります。買収とか飛んでくるとそう言ってるのは得策じゃなくなるかもとかはありますが。

評価。

PER20ほど。高付加価値の翻訳サービスで高収益高成長とかならわかるって感じですが、高収益高成長は微妙な感もあり、どうですかね。

派遣に類する企業とみると規模はあるけどアルプス技研あたりのほうが全面的に状態がよくみえてアルプス技研はPER13ですねってところもありますので。まあPBRは低いですね。

・・・というところもあり今後成長性や収益性があがるって根拠でもないのならあまりいい選択にならないというかもっといい選択肢はあるきはします。まあ株価はわかりませんけどね。

 

トランス・コスモス

多言語コールセンターとかですが、数字的には仕事受託して人を雇ってやるみたいな派遣企業に近い数字傾向。業績自体は長期に成長してる感じすが原価率は高く薄利傾向で減益くらいはありますが長期に利益は売上についてきてますし、赤字も出さない安定感はあります。財務は悪くない感じ目先はコロナ警戒か借り入れ増やしてますが、営業CF自体は安定的だし投資も掛かる感じなので借り入れはいらない感じもありCF財務は問題ないとはなりそう。

総じて堅調な派遣企業に類するものみたいな印象。目先も順調な部類。

評価。

常に計画だしてないっぽくPERありませんね。PBRでいくと1.3程度。いかにもニュートラル感ある感じですがよくある水準のようです。とはいえ上はPBR2近くの下は0.6とかもあるようなのでいかにも上も下もって感じ。あまり評価低いわけでもなくBPS成長いあたりも早くもないのでなかなか目先は投資妙味を見出すのも難しいかもとは。

 

メタリアル

一応成長しているAI翻訳ソフト会社。成長鈍化感もちらつくというか会社側は吹いてて計画も強め感はあるけど基本収益も高そうで地力じたいはありそう。高成長には疑問はつくも基本高収益な優良企業になりうる資質はありそうな?

そのなかで現状はソフトに大してだけど投資先行でCFはあまりよくもないかも。財務もいうほどよくはなさそうですが現金自体はあり現状問題というほどでも。

総じて素質はありそうだけど手放しでは褒められず痛いところも結構ありそうな。

評価。

EPSは計画でだしてないのでPBR6とか。普通に相当な高評価。ただPBRで高いときは40越えとかもあったとうで超絶高評価から高評価に落ちてきてくらい。まあでもこれでも高評価なので落ちうる期待はまだまだあるとはなりそうでその辺どう考えるか。

PER10とかPBR1近くとかで転がるなら面白いと思うんですけどね。

むちゃくちゃ言ってると思われそうですがわりとまじでROE10%前後とかよくある実績なのでわりとPBR1までおちてPER10前後になる感じだし。まあそれはさすがに割り引いて見過ぎな気がしますが今は重い期待に応えるには傷が多い気がしますね。

 

フジテック

空間移動(エレベーター・エスカレーター)の専業メーカー。

ざっと業績見て安定。リーマンだろうがコロナだろうが通常運転という印象で赤字なんて。ただ成長企業というには足踏み感が強くROEとかも高いわけでもないのでいかにもい停滞蓄財という感じ。BPSくらいは右肩。ただROEは下がる傾向もみれなくもなく若干溜め込みのきらいはあるかも。

財務はいいですね。借り入れあるけど現金はもっとある感じ。現金も積んでますね。常にFCF出てる感じでで現金も積みながら増配も続けてますね。

停滞蓄財だけど程度は高めには。

目先PBR1.7とかをどうみるか。わりと高めな評価になりそうです。過去みるとPBRT0.6以下とかもあるし平均的なのは1前後だったりするので今手をだすのはどうか。成長加速とかの根拠があるのならいいかもしれませんけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないぞ。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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