投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
アルマードとその他
株価
691円(人々は、とりあえず出だしでコケるも起き上がりつつある。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 4932 | 4919 | 4936 | 7203 |
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企業名 | アルマード | ミルボン | アクシージア | トヨタ自動車 |
市場 | JQS | 東証一部 | 東証マザ | 東証一部 |
業種 | 化学 | 化学 | 化学 | 輸送用機器 |
時価総額(億) | 71.8 | 2003.6 | 263.7 | 347917.1 |
株価 | 691 | 6050 | 1022 | 2132.5 |
決算期 | 2022/03予 | 2021/12予 | 2022/07予 | 2022/03予 I |
予想売上(億) | 48.8 | 406.0 | 71.2 | 300,000.0 |
予想営業利益(億) | 8.2 | 78.0 | 14.7 | 28,000.0 |
営業利益率 | 16.79% | 19.21% | 20.60% | 9.33% |
予想純利益(億) | 5.6 | 51.0 | 9.3 | 24,900.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 15.4%/4年 | 6%/14年 | 27.3%/3年 | 1.5%/15年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 28.3%/4年 | 8.9%/14年 | 1%/3年 | 2.8%/15年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 17.8%/3年 | 7.3%/13年 | 115.4%/2年 | 5%/14年 |
PER | 12.50 | 38.56 | 28.35 | 11.95 |
PBR | 2.78 | 5.14 | 3.67 | 1.2 |
ROE | 22.2% | 13.3% | 12.9% | 10.0% |
ROA | #VALUE! | 11.8% | 11.2% | 4.0% |
配当利回り | 0 | 1.04 | 0 | - |
配当性向 | 0.0% | 40.2% | 0.0% | #VALUE! |
総資産(億) | #VALUE! | 430.8 | 82.7 | 622671.4 |
自己資本(億) | #VALUE! | 363.1 | 71.9 | 234045.5 |
自己資本比率(%) | 77.6 | 84.3 | 87 | 37.6 |
一言感想 | あげあげ? | あげ | あげあげ | 停滞蓄財 |
今週は比較。市場統計推移記録表で2019/12/30と2021/11/12を業種比較をし加重平均ROEが向上しかつ10%以上ある業種(海運,鉄鋼,非鉄金属,石油・石炭,卸売,電気機器,ゴム製品,化学)で11/12時点KABU+データでフィルタし気になった銘柄をチョイスして比較します。コロナ前より好調である業種の中からさらに好調な企業を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年11月19日取得。アルマード。卵系の化粧品とサプリ。比較に化粧品っぽい。ゲストに一字(2字?)違いのアルファードを打ってるトヨタ様。
アルマード
業績
わりとよくあるなにかの素材推しの美容健康食品メーカー。上場したてでほぼ情報がない。一応以下くらいは見える。
2020年大幅増収も上場前資料で詳しいことは。
ということで目先の2Q決算短信。以下みたいな資料はありますし、2021年よりは良さそうな推移してて増収増益感もありますが2020年にくらべて大きな業績後退の仔細がいまいちわからないし、判断材料に欠けるのはどうしても否めない感は。
決算説明資料もでててそれはもうちょっと詳しいですね。
例えば以下の資料とか。2021の1Qで大きく増えて減ってる説明とかないですが、これはたぶんコロナで一階使ってみた人が増えたとかですかね。その後減ってるのは解せないですが。と、よくわからないところもあったり。
と、この一点に限らずかなり見えないところがおおいですが、一応見えてる範囲で低くもない営業利益率で高ROE高ROAの一応成長傾向で雰囲気的には可能性あるようにも思えたりもしますが。さて。
財務
目先2Qで総資産31億で流動29.6億で極めて流動より。有形固定は6100万とかですね。おそらく生産設備ではないし前期末からへってるのでおそらくほぼ投資はいらないスタイルになりそう。ファブレスの疑いがある。
流動にしても現金が11億とかで手形類8億、商品類8億くらいでしょうか。ふつう。
負債は総負債で6億なく<現金ですね。この時点で余裕ですが借り入れなどほぼなく買掛未払いくらいでまあきれいで問題ないんじゃないですかね。
CF
普通にでてそう。設備投資も軽そうで2Qで営業CFプラスですね。
このあたりも問題なさそう。まだ無配。上場したてですし。
ミルボン
業績
「業務用ヘア化粧品のトップメーカー。ヘアデザイナー・美容室向けに特化」
おおよそ長期に右肩の業績。
2000年以降で売上で前年割れは2020年・・だけ、営業利益では過去にはそこそこありますが2010年以降は2020年だけでほぼ売上利益右肩で、利益率自体も17〜20%自体で極めて安定的ですね。ROEも11%前後で安定でBPSも右肩。
とまあ、市場でもあまり類のない極めて安定成長企業ですね。とはいえEPS、BPS成長率あたりは突き抜けてはないですね。だからといって低い数値でもないですが。
原価率、販管費率などは安定的。ここらも安定的なのは割と珍しいところですが、安定が故に売上伸びないと利益は伸びなさそうです。
3Qで増収増益。平均以上の成績で通過ですね。計画で過去最高のものになる計画で普通にできそうな進捗ですね。
「新型コロナウイルス感染症の影響下にありながらも美容室においては、顧客がコロナ禍前の水準に戻りつつあります。ただ、大都市の中心部の美容室には顧客が十分に戻っていない状況が続いているところもみられ」ご参考に。
財務
高自己資本比率で各数値右肩。
中身見る必要もねえなあとは思いますが前期末総資産430億とかで有形固定148億で有形固定はあまり増えてないですね。流動は右肩。流動の半分以上現金。
負債は無借金で買掛未払いと税金賞与くらいの構成。
極めて健全なやつ。
CF
営業CFド安定。投資はいりますがほぼFCFでる水準でときどき大型の生産力拡大っぽい投資のときに・・具体的には2016に赤字になってる程度。
配当性向など比較高めだけど現金積める程度には余裕があり。目先は自社株買いも入ってますね。
アクシージア
業績
最近上場の化粧品。
普通に業績右肩ですね。
ですがほぼ上場から一方的な株安ですね。なかなかしんどそうですね。営業利益の伸び率が物足りないくらいでしょうか。あるいはバリュエーション。
実績自体は長くないですが現状利益率、ROEROAなどはミルボンといい勝負です。この水準を維持しながら成長できるならなかなかおもしろい展開にはなるかも・・とかは思います。
で、まだ1Q出てないですね。7月決算で上のように増収増益ですね。計画の利益が物足りない感じですが増収は十分成長レベルというかミルボンよりは上です。
「当社グループが主要市場とする中国市場では、新型コロナウイルス感染症の影響からいち早く脱却し、「アフターコロナの新常態」が具現化することが予想されます。新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、国内においては個人消費が2021年の後半から2022年に徐々に持ち直すと予想しております。インバウンド需要につきましては渡航規制等により年内は大幅なマイナスが続き、回復の兆しがみられるのは2022年以降と想定」
という見通しですが、インバウンドにハンデを負いながらで見せてる成長率は相当とは見ることもできそうで地力は極めて高いかもしれないというところはありますね。
財務
上場で資金調達。
目先総資産82億で流動77億で現金59億とか。ほぼ資産現金。資金使用用途で・・
(1)新工場建設のための設備投資資金
(2)直営店の新規出店のための設備投資資金
(3)製品上市のための研究開発投資資金
(4)事業拡大に伴う増加運転資金に充当する予定
とかいってるんで投資とかしだすと思いますが現状まだ。
CF
見える範囲では営業CFでて、投資はほぼいらずFCFでてますね。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足であげてさげ
月足でよくわからない
確認。
評価・売買判断
アルマード
テクニカル的には、上場してそう経ってなく月足とかはまだ機能してないですね。週足レベルで上場後まずのびて1214、それでおちて上場値を割る636。これでゴールとなるか伸びてよくあるグロースの成功例となるか?というところ。
635以降は上昇トレンドにきてるので入るのもありかもしれれない。底は635しかないかなとは。切るなら底割れだから逃げるかんじでしょうか。
ファンダ的には、卵推しの化粧品、サプリ(おそらく)ファブレスメーカー。上場したてであらゆる情報が少なく正直わからない部分が多いですが、財務CFはきれいそうで問題もなく、2020からの後退はきになるも目先業績は堅調で、高収益の部類。化粧品とかは軌道に乗るならかなり利益が出る会社も多く希望自体は結構ある気がするというか今の所資格ありなようなきがします。
評価。
PER13のPBR2.8。PERでみて状態と比して低評価だとは感じます。現状の高ROE、ROAを維持できるとさすがに上ではないか?という気は。そのあたりが実際にできるかを見定めながら持つのは悪くもないかもしれません。だから実際できれば上だと思います。
とはいえすでに高PBRでもあるので低ROEに向かうとかなり厳しい展開もありそうなのでだから見定め。
・・・てかこれ今回スクリーニング条件は満たしてるけど2019/12/30では上場してないやつでしたね。並べたからやっちゃったけど。
ミルボン
業務用ヘアケア用品。市場でも屈指の安定性をもちながら長期に安定成長。非常に筋のいいCFで設備投資もだいたい維持程度でいいくらいで繰り返し使う消耗財の強さ出てるし、財務も極めて安定的。コロナでか減収をみたけど今期はもう取り返してきてる感じ。総じて欠点などないようには。まあ高成長ではないですね。
評価。
PER39とかPBR5とか。極めて高評価とみるべきか。欠点らしい欠点もない優良企業には見えますがこのバリュエーションを正当化するほどの成長性は見せてるとも思えず、安定的が故に成長加速も見出し難いようには。実際にPERで2017年以前は25以下もちらほら2013年以前はPER20切りもちらほらで仮にPER20まで調整するとBPS成長率で7%程度なので10年くらいのロスにはなります。EPSの実績だともう少し上ですがROEの向上も見られないのでBPSで測かるほうが妥当かなとは。
とまあ長期的な過熱は疑われるところで判断難しそうな。評価を維持しながら成長も考えられるのでそのあたりでも難しめ。
アクシージア
中国主戦場の化粧品。これも上場したてでよくわからない部分は多めだけど見える範囲でミルボンに匹敵する収益性でコロナにもまけない成長性をみせてるようには、上場して資金を得たところから財務は余裕。CFも出る感じでもともと余裕ですが意欲的な投資は飛んできそうなところ。
いずれにせよこれからで、これからでどうとでも転ぶところはありそうでハイリスクハイリターンではないか。
評価。
PER30とかPBR3.7。ミルボン比較で似たような収益性で成長力に上回るものがより低いバリュエーションで。みたいな見方はできるけどこれもミルボン程度の収益性を確保できるという前提であるのでそう見るのが正しいかも不明。
というよりだからこれから攻勢をかけるような会社であり、それ次第でどうとでも転ぶところはありそう。もちろん投資しくじって成長や増益につながらず低ROE化とかなれば今の株価も過剰だし、順調に成長するなら今より上になるのも全然ありえる。
現状は可能性はありそうだとしか。いい方もわるい方も。そしてどちらかといえば期待はされてるバリュエーションだということですかね。株安はしてますがまだ十分期待されてるというバリュエーションだとみるべきかと。つまりまだまだ下もありえる。
とはいえ順調なら反転ももうおかしくないようにもおもえるところでつまり考え方しだいではないか。
トヨタ様。
長期で成長で来たけど2016年位から足踏み感はあります。それでもBPSは右肩でROEも10%近辺以上を維持でなかなか図体のわりに優秀だし本田などよりは一枚上手という印象は。
自己資本比率はあたりも改善傾向で現金も積んでいて総じて良化が続いているという印象。
とこのような最大手はは細かいことみるよりはざっくり売上推移とBPSとROE推移、自己資本比率推移あたりをざっくりみて傾向で判断したほうがいいようなというより細かく見てもわからないけど、そのようなざっくりだと意外に投資判断できるようには。
それでPBRあたりみて。2015〜2020年くらいの調整してた感で、目先は株高でぬけてきてますね。コロナ前後はかなり歴史的に低PBRにでてたはずです。BPSがずっと伸びてるのが低PBRになってきたくらいの感じで。もちろん今報われてるのは偶然ですがあまり負けない感じのやり方になるのかなあとは思います。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
きな臭くなってきてますね。
通常運転です。
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記事補足してます。
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