投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/サービス)
株価
863円(人々は、突撃から反撃をくらい陣形は乱れたが立て直してきてる。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。銘柄スカウター10年スクリーニングで過去5年PBR相対水準で0~15%かつ実績ROA10%で抽出したもの(対象58銘柄)のうち気になったものをチョイスして分析します。アルトナー。技術者派遣。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年11月17日に取得。
業績
好調な技術者派遣。2010年以降ほぼ増収増益が続く。ROEも20%程度を維持してROAにしても15%程度の水準が定着し営業利益も二桁で中央期に原価率低下の傾向もありと、相当優秀な派遣会社という印象は。
でも派遣でシクリカルとなりそうで、リーマンあたりというか2010年に大きく減収で赤字でBPS6割飛ばしてるかんじで真の意味での経済混乱には耐性はなさそうで堀があるとかそういう種のものではないと見てたほうが。まあコロナは平気で増収増益で乗り切ってるんですが。とはいえ伸びが鈍化してる感じで今期はまた伸びる計画が出てますので、これを実現できるか?ってところでしょうか。
2Q増収増益。普通に順調に通過ですね。増益の方が大きそうですね。「採用活動、営業活動において、スタッフのテレワークを推進したことにより、旅費交通費、会議費等の費用が減少」テレワークも定着感ありますね。ご参考までに。
計画自体は保守傾向。さすがにコロナの2021は下振れしましたが。
財務
資産増。2014年以降くらいは自己資本比率は70%程度で維持。借り入れなし。
目先2Qで総資産48億で流動44億現金32億。負債は退職金とその他が多めで健全ですねえって感じ。
で、流動も現金も右肩。
CF
2010年とか営業CFマイナスはありますがというか赤字の年ですね。
それ以外は安定的なCF推移。投資もしてないのでFCFもド安定。
増配傾向ですね。配当性向が高めになってきてるのは留意。現金増えてるのでもっと行けるところはありますが。配当性向30%ベースと言ってるのでオーバーですし減益だと減配の可能性はあるにはありそうです。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足でもみみあい
月足であげてよこよこ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2010年以降くらいはずっと上昇。で大底41(2011年)から2018年1367まで、以降は下落というか調整というかコロナで490まで行くも総じてもみ合いじゃないですかね。コロナでを除けばおおよそレンジみたいな推移。レンジ安値665とかを基準にするとか。コロナとか2018年末みたいな市場暴落がくると割ってるのでそのようなシナリオのときはどうするかは考えつつとかで。
ファンダ的には、順調だしなんの問題もない派遣会社。業績も順調で派遣会社にしてはかなり高収益。マネックスの10年スクリーニングでみても技術者派遣でトップレベルのROE、ROA、ROICつけてます。アルプスが近いレベル。
CFも余裕で財務も全くきれいです。総じて順調で優秀な派遣会社。
とはいえ、リーマンとかでは大きく傷がついたりしてますので優秀といえどシクリカルな派遣とはなりそうで競争優位性はある気がしますが堀はないと見るべきか。来るときが来れば。
評価。
PER13のPBR2.7とか。状態を踏まえればPER過小な気もしますが、近いくらい優秀に見えるアルプス技研も似たような感じなのでここが特別安いとか気づかれてないとかは考えないほうが良さそう。
派遣自体が環境悪化に弱いというところもあり警戒は常にされてるくらいにみなしてた方がいいかもしれません。
というかPER13程度はいかにも平均的な評価っぽいですね。順調が続くならEPS増くらいは期待できるとはなりそうですが。あと減益とかくるならは厳しい展開になるかと思います。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2163
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2163
IRBANK:https://irbank.net/2163
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないぞ。
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記事補足してます。