大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(2224)コモ/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20181104100438j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

コモとその他

株価

2642円(人々は、高原に来てさらなる高所に行こうと準備訓練を続けてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2224 2212 2904 3987
企業名 コモ 山崎製パン 一正蒲鉾 エコモット
市場 JQS 東証一部 東証一部 東証マザ
業種 食料品 食料品 食料品 情報通信
時価総額(億) 95.9 3707.4 169.5 35.8
株価 2642 1683 912 692
決算期 2022/03予 2021/12予 2022/06予 2022/08予
予想売上(億) 65.3 10,370.0 340.0 25.7
予想営業利益(億) 3.4 215.0 14.0 1.1
営業利益率 5.13% 2.07% 4.12% 4.17%
予想純利益(億) 2.1 101.0 9.5 0.8
売上成長率(年複利/期間) 0.9%/15年 2.1%/14年 1.3%/15年 20.8%/7年
EPS成長率(年複利/期間) 7.3%/15年 3.2%/14年 #NUM! 11.6%/7年
BPS成長率(年複利/期間) 7.8%/14年 3.4%/13年 7.7%/14年 34.5%/6年
PER 43.71 35.62 17.69 47.01
PBR 5.02 1.08 1.24 3.32
ROE 11.5% 3.0% 7.0% 7.1%
ROA 4.5% 1.4% 4.3% 3.9%
配当利回り 0.26 1.31 1.32 0
配当性向 11.6% 46.6% 23.3% 0.0%
総資産(億) 46.6 7144.4 222.2 19.6
自己資本(億) 18.6 3304.9 135.9 10.8
自己資本比率(%) 39.9 46.3 61.1 54.8
一言感想 びあげ 停滞蓄財 びあげ蓄財 あげあげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で2016/2/12と2021/11/5比較してROEにおいて110%以上上昇、PBRにて90%以下の銘柄(対象88銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年11月05日取得。コモ。ロングライフパン。比較にパンのヤマザキと食品で比較高ROEの蒲鉾。ゲストにコモ仲間のエコモット。

コモ

業績

パン屋。ざっと商品見てヤマザキなどよりちょっと品質の良いパンを作ってるのかなあ?という印象。

実際問題ヤマザキ比較でより利益率出てますね。まあ販管費率で差がでてるっぽいですが。

業績は安定してますし、近年は増収傾向ですがリーマンくらいからは減らしてるし成長と見るのもどうか。ROEは比較高めで10%超が続いてますがROA自体はそれほど高くもなく。原価率販管費率を下げてきてるのでは好感ですが下げ幅自体はそう大きくもなく贔屓目にみても高収益とかそういう種の数字ではないですね。

BPSは右肩感ありますが、EPSはどうだろうね。近年は伸びてるけど過去は足踏み感あるし。

1Qで減益。というか薄利。売上は横ばいじゃないですかね。計画もそんな感じ。

総合して停滞蓄財くらいの印象。

 

財務

BPS増でもありう長期に自己資本比率も改善。

借り入れも長期に地味に減らしており財務自体は長期に地味に改善しているという印象。

前期末総資産は46億で総資産自体は伸びてる感じでもないかな。負債は減ってます。有形固定は29億ほどで有形固定より、有形固定は増えてるかは微妙なところ。2020年に土地増やしてるね。設備投資かな?

総合的に工場をもって言うほど拡張せずその稼ぎで負債を返して蓄財を進めている会社みたいな印象。

 

CF

CFはさすがに安定。投資もするがだいたいFCFプラスで多くは債務返済に回ってる感じでしょうか。で、現金は維持程度。

配当はやる気がない程度。ただ負債返済が進み余裕は増えてるね。かはしらないけど久々に増配入ってます。ただ計画ではまた戻してるのでやっぱり配当する気はあまりなさそうですね。

 

山崎製パン

業績

ヤマザキパン。いちお増収もあるんだけど2015年以降はほぼ横ばいみたいな感じで停滞蓄財ですねって感じ。コモ比較で明らかに低ROEROAで収益性には劣ると見るしかないですかね。

ただシェアを握った消費財という感じで繰り返し買ってもらえるので見る限り営業赤字など見当たらないしBPSもほぼ右肩で低収益だけどくそ安定しているという種の会社。

四半期どうでもいいわあって思いますがみると3Qで増収増益。ただ利益は前期が芳しくなかったからって感じでまあ通常運転の範囲じゃないですかね。

 

財務

長期に地味に蓄財。

自己資本比率増、純資産増、総資産は横ばい感強く。有利子負債あたりは減少。

いかにも現状維持で稼ぎながら負債を減らして財務健全が進んでいるというムーブ。停滞蓄財ですね。

 

 

CF

ですよねーの営業CF安定で投資してFCF安定。現金も1000億ほどためてからは維持を続けてますね。自分の分を確保した上で余ったものは還元と返済って感じ。

 

一正蒲鉾

業績

水産練製品会社、新潟市本社、業界第2位。ざっとみるに長期で成長はありますね。2008年だけ営業赤字。で2007、2008で特損っぽい純赤字。これで態勢を整えたのか以後は以前より高い利益率でそれまでよりBPSを右肩で増やしているみたいな。

2015年あたり減益を見せるもまた以後利益率は戻り増収もして目先が売上も利益も取れててそうです。コモ比較でROEの平均は低そうだけど、結果としてはBPS成長はだいたい近い水準で増やしてますね。

その中で2021年は減収減益で計画も減益ですね。ただ普通に利益ですね。このへんもあり成長というよりは停滞蓄財という印象です。

あとは販管費率は安定的ですが原価率はわりと上下してます。このあたりは漁業の機嫌に左右されるところがありそうです。

 

財務

総資産は2015年から減る方向で純資産増。自己資本比率は2008年18.6%から目先61%までと大きく改善。

借り入れも随分減りましたね。このあたりは投資を抑えて負債を返すムーブで固定資産あたりは減る傾向で流動は横ばい感ありますね。負債はずっと減ってます。蓄財。

 

CF

営業CFは安定的。だいたい投資してFCでますが、2012〜2015は投資水準が高くてFCF赤も。投資の大きさは留意してたほうがいいかもしれない。随分財務良くなったのでいうほど重要じゃなくなってるかもしれませんが。

ゆるく増配傾向。投資がかさまなければ十分余裕がありそうです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげてあげぽい
月足であげ
確認。

評価・売買判断

コモ

テクニカル的には、長期にあげていてますね。2015年以降はよこよこ感もあるけど2021年2794は高値破ってますし。長期上昇と見て乗るのも。

2537を底に見て2794突破を見ていくような感じがいいのではないでしょうか。

 


ファンダ的には、堅調なパンメーカーという印象。近年は利益率もあがり好調には見えるしCFは安定だし財務も改善が続いてBPSも伸びていていかにも堅調ですねって感じ。ただ増収は甘いし投資も大きくしてる印象はなく成長企業か?と聞かれたらこれNOなんじゃないですかね?

評価。

PBR5のPER43とか。・・・これいっぱしのハイグロースって評価に思えます。

あきらかにそのような状態にはなく、優待かな?って優待見ると優待はしてるけど額面評価で1.5%も利回りもなく・・

久しぶりになんでこのバリュエーションを維持してるのか解せないというケースですね。

一時だけというより常にこれくらいというかPBR5程度でもコモとしてはよくある水準というかこれでもどちらかといえば低いほうなようには。

ちょっと自分にはわかりかねますね・・これ。あるいは不動産とかの含み損とかで資産バリューの文脈とかかも。いやわからんけど。

 

山崎製パン

シェアを握った食品というか消費財で、収益性は高くはないが極めて安定的に稼いで負債返済をすすめ蓄財を進めてるという印象。

停滞蓄財。

評価。

PER35のPBR1.1。高PERなのは低ROEがゆえでPBR1.1ほどはいかにもな水準。低ROEなのでもう一声とはいいたいけど極めて安定的な事業性も踏まえるとこんなもんか感は。実際ヤマザキとしてはよくある水準。もっと上もないわけじゃないからなにか間違えば上に飛ぶもあるかもしれないけど、基本安定性を武器に地味に稼ぐのをのんびり眺めたいたらいくらか増えるくらいの投資になりそうな。な、ところですが月足レベルでは株安が続いているのでどこかでは反転みたいなところはありますね。わりとドルコストしながら粘ったら損にはならないとかできるかも。

 

一正蒲鉾

安定的な蒲鉾屋。リーマン以後はかなり堅調。ただ漁の影響か投資のせいかで原価率などは動くこともあり薄利になったこともあるのでそこは注意。成長してないわけじゃないけどそれよりは停滞蓄財という感じ。蓄財自体は相当順調でCFは安定的だしよって財務は長期に相当改善してます。このあたり投資も抑えられる資金繰りに余裕が出やすいのがやはり商品を進化させなくても繰り返し買われる消費財の強さ感はある。

でも総じて停滞蓄財の部類ですね。

評価。

PER18とかPBR1.2とか。ちょっと高PERですがこれは低ROEなところもありますのでPBRでこんなもん感はありますが、もう一声ほしいかなくらいでしょうか。

2016年以降としてはわりと低PBRですが、2015年以前はPBR1以下が定位置だったようですのでどう考えるかですね。

 

エコモット

こういうの。

f:id:kamomenotoushi:20211108105420p:plain

IOTの専業プロバイダーとのことでなかなかめのつけどころがと思ってしまいますね。

一応伸びてますが、気になるのは2020年の大幅増収から2021年減収。って思ったけど期替えですね。基本的に素直な増収とみて良さそう。ただ減収などもあり高成長か?というと注意が必要そうです。

まだ販管費や原価率が安定してなくちゃんと利益出るかは未知数。現状は薄利で低ROAであることは注意。

資産は固定よりでインフラよりもあるかもしれないと思ったけど、前期末資産19.6億のうち流動16.5億で流動より。

でCFはずっと営業CF赤が続いて前期で黒字で黒字になったばっかりとかこのあたりも安定感の欠如にも見えてなかなか。今後安定してくるなら面白そうなんですが・・・

総じて事業性は非常に面白そうな気はするんですけど、まだ規模も小さく収益性も怪しく現在状態がわるいかなあというふうには。成長性もちょっと未知数でなかなか明るい未来がくるかどうかは不明だよねえみたいな。

それでPBR3とかPER46とか普通にハイグロースの評価でこれはなかなかリスキーな気はしますよとは。いや、すごく成長しちゃうかもしれないけどね。事業は面白そうだし。でも今は儲かってるって感じでもないかな。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転でございます。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表