大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7564)ワークマン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ワークマンとその他

株価

6300円(人々は、地道に勝利をつみあげた末に一気に王者に成り上がったががさすがに息切れして目先はふらついている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7564 7963 7816 3190
企業名 ワークマン 興研 スノーピーク ホットマン
市場 JQS JQS 東証一部 JQS
業種 小売 その他製品 その他製品 小売
時価総額(億) 5156.4 92.6 926.8 40.5
株価 6300 1814 4860 557
決算期 2022/03予 2021/12予 2021/12予 2022/03予
予想売上(億) 1,144.5 96.0 245.0 218.0
予想営業利益(億) 266.7 6.8 30.0 6.0
営業利益率 23.31% 7.08% 12.24% 2.75%
予想純利益(億) 181.6 6.4 18.0 3.4
売上成長率(年複利/期間) 8.8%/15年 1.6%/14年 23.4%/9年 -0.9%/10年
EPS成長率(年複利/期間) 13.5%/15年 4.7%/14年 33.7%/9年 -8.8%/10年
BPS成長率(年複利/期間) 11.2%/14年 2.6%/13年 31.7%/8年 7.3%/9年
PER 28.32 14.19 50.96 11.49
PBR 5.75 0.83 7.62 0.58
ROE 20.3% 5.8% 15.0% 5.0%
ROA 16.1% 3.4% 10.7% 2.2%
配当利回り 1.02 1.38 0.41 1.8
配当性向 28.8% 19.6% 21.0% 20.6%
総資産(億) 1128.8 190.0 168.7 155.9
自己資本(億) 905.9 104.7 105.7 68.9
自己資本比率(%) 80.3 55.1 62.7 44.2
一言感想 あげあ 停滞脱出? あげあげあ 停滞蓄財

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上及び営業利益成長率10%以上及びROIC15%以上のもの(対象88銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2020/3/17と2021/10/8比較でPERが115%以下になっているもの(対象25銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。順調に成長しているのにトピックスコロナ最安値日と目先あまり評価が変わらないあるいは落としているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年10月08日取得。ワークマン。作業着小売だけど最近はアウトドアファッション系にも。比較に作業に使うマスクの興研とアウトドア用品に強いスノーピーク。ゲストにマン仲間の熱いやつ。

ワークマン

業績

作業用品専門チェーン。もともと優秀な順調な小売りチェーンでしたが、機能性と値ごろ感から作業着ではなくアウトドアウェアとして注目を浴びて顧客層を拡大、まさに業績も株価も炸裂した形。

それでさすがにここ数年は伸びすぎて成長鈍化が懸念というかその辺への判断になりそうですね。

優秀さ。2000年くらいからみて減収は2005、2010年のみ。減益も2009、2010、2015程度で後退幅もかなり小さく基本的に極めて安定的に来てます。で、利益率は小売として優秀な水準に見えますが、これは長期に販管率も原価率も落としてきた感じでこれも極めて優秀ですね。

一方ここ数年は。増収っぷりが目立ちますが売上で8.8%/15年ほどの成長率で特にここ数年炸裂したことを踏まえれば元来高成長という感じでもなかったことは留意。

炸裂したけど、元来は高成長と言うより安定堅実に伸びてきたという感じです。

目先、1Qで増収増益。ただやはり伸び率は鈍化感あります。元来の成長速度に戻りつつあるようにも。とはいえあれだけ盛り上がってもなおまだ成長で月次あたりも既存点もふくめ前年を上回るペースでこのへんはさすが感あります。

 

 

財務

もともと財務はいいやつですが相変わらず良いというかちょっと自己資本比率も改善が続いてますね。

目先1Qで総資産1088億のうち流動816億で現金556億。有形固定が200億くらいだね。

現金右肩。有形固定も増えてるね。負債はそもそも絶対額すくないけど内容もへんなのもなく問題ないというしか。

総合して極めて優秀な小売。ネット企業・・にはみえないか。有形固定とかは増えてるし。

 

CF

営業CFは安定ですね。近年は跳ねてます。投資はしてるけどそれほど多くもなくFCFは常にでてるくらい。2016、2017年はFCFマイナスだけど貯金してましたくらい。

で、増配しながら現金積んでる感じです。

 

興研

業績

作業着というかマスクとかクリーンシステムだけど、ガチで専門的なやつですね。

マスクなら以下みたいなの。

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医療とかガチでヤバそうな環境での防護マスクとか。

クリーンシステムなら以下みたいななの。

医療や研究施設とか特に精密機械の工場などこれもガチに細かい汚れも避けたいやつであまりワークマンの作業着来て併用するようなものでもなさそうだけど並べたので。

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業績は長期横ばい感あります。売上も利益も伸びたり縮んだりはしてますが長期に水準も変わらない感じ。赤字はなくBPSくらいは右肩感あります。

さすがにコロナは恩恵側で伸びてますね。でもこれもどこまで続くか?ってところでしょうか。

今期2Qで一応まだ増収。減益ですね。計画は減収減益。計画はどちらかといえば保守感あるかなあとは思うけど、まあとりあえずもう成長って感じでもなくやはりコロナは一時と見てた方が無難そうな。

 

 

財務

地味に純資産伸びてたりしますが、ま大枠は停滞感ありますね。有形固定とかちょっと増えてるところはありますがやっぱり財務面も停滞という感じではないでしょうか。

その中で有利子負債は2019、2020で返せてますね。2019年は違いまずが2020年はコロナ恩恵もありそう。借金返せてよかったね。くらい。

 

 

CF

営業CFは出てる。投資は要りそうだけどFCFは長期なら出てるかなあという感じ。ただ余裕でななさそうで、そう大きくもない配当配って負債いじったらお金残らないくらいでしょうか。

そのれを繰り返す中でわずかにBPSが増えていくみたいな。

 

スノーピーク

業績

アウトドア製品メーカー&小売、新潟県三条市本社。製造小売ですね。

シャレオツなアウトドア用品。

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と、シャレオツなアウトドアウェア。

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アパレルはわりとワークマンとも客層被るようにも思えます。

業績は右肩。売上23.4%/9年とは普通に高成長。目先利益もついてきてると言うか原価率は下がる傾向で普通に利益率も上がる傾向。

そのなかで気になる赤字が2017「オペレーションの改善活動に関しては課題を残す結果となりました。3月に新たなオペレーション拠点「スノーピーク Operation Core HQ2」を開設するとともに新基幹システムとしてSAPの稼働を開始しました。Operation Core HQ2に関しては順調なスタートを切ることが出来ましたが、SAPに関しては、想定外の不具合が発生し、製品出荷に大幅な遅れを引き起こしてしまいました。また、顧客エンゲージメントを強化する目的で導入したSAP Hybris Marketingも稼働開始が遅れてしまいました。SAP導入に関わる混乱は下期でほぼ収束しましたので、今後システムに関する習熟度が高まることで、大幅なオペレーションの改善が可能~第2四半期に計上した旧物流センターの減損損失70百万円に加え、株式会社スノーピークグランピングの解散・清算する方針を決議したことによる減損損失82百万円、不採算店舗の閉店を意思決定したことによる減損損失8百万円、投資有価証券の評価損失を計上したこと等」

システムの立ち上げに手間取ったのと減損などきったのが重なった形でしょうか。

ですが以後は利益は戻して増収が続いてますね。上でいったように原価率は落としてますが販管費が足踏みで利益もあしぶみ。

で、2020「4月から5月にかけては新型コロナウイルス感染拡大防
止のために店舗およびキャンプ場を休業する動きが全国的に広がったことでダメージを受けました。ただし、ステイホーム期間中に自宅にてアウトドア体験をされたい方の増加や、3密を避けたレジャーとしてキャンプ需要の高まりが日本のみならず世界的に確認されるといった中でキャンプ関連の商材やサービスが注目」コロナはアウトドアに恩恵側でしたが店も閉めてたので効果が限定的というか増収+17%は店閉めながらはそうとうな気が。

それで今期2Qは前年が後退してるところとはいえ増収+77.6の増益+513.5は相当ですね。目先2Qも過去にないくらいの成績ですね。

というわけで目先絶好調感あります。

 

財務

目先2Qで総資産203億で流動90億の有形固定86億で半々くらい。有形固定は2020年に大きく増やしてるね。2020「5月に開業した長野県白馬村の体験型複合施設「Snow
Peak LAND STATION HAKUBA」に加えて、国内外の直営店舗が7店舗開業」だそうです。

負債は82億とかで借り入れ34億くらいで≒現金くらいか。財務は良くはないですがこれは投資してるグロースということにはなりそうでマイナスにはならないかな。業績は頓挫するとまずい場合もでるかもしれない。まあそんなに自己資本比率とか低くもないですが。

 

CF

営業CFは上の問題の2017以外はプラス。2020年は跳ねてプラスですね。それで投資は盛ん。2020年とかはわりと大型投資。も、あり現状FCFはマイナスの推移ですね。わりに有利子負債はないですね。新株予約権の行使による株式の発行による収入が多め。増資はありそうでそこは留意。

配当はしてますが余裕そうですね。まあグロースだし。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足であげからもうさげかな
確認。

評価・売買判断

ワークマン

テクニカル的には、2020年までに大きくあげてます。特に2017年辺りから伸びが顕著ですがそれ以前からも順調に伸びてきた感じで、ずっと伸びていたのが特に2017年以降に炸裂した感じです。それで目先はさすがに伸びすぎて下落に転じているというか調整ですね。一度コロナで10570から5400まで落ちましたが一度10490まで持ち直すもまたおちてきて目先6040まで。今ですとやはり5400を底に見るのが良さそうな。そこを切ると4615とかこの辺きるとさすがに長期でも上昇ともみれなくなりそうなのでやはりここらを基準にしてでしょうか。


ファンダ的には、もともと優秀な小売。もともと優秀と見るしかないくらいだったけど、近年は顧客層も広げ弾け飛んだ形ですがそれも落ち着き成長は落ち着いてきている印象。とはいえこれだけのびて反動らしい反動もないのはやはり優秀としか。このまま成長を維持できるか?がポイントにはなりそうです。目先までひとまず成長。既存店だけでは物足りなさそうです。

財務やCFもケチがつけられない。あえて言うなら溜め込み過ぎ感はあるけど。ROEは落ちてないしむしろ加速感もあるのでなんとも。

総合してやはり極めて優秀。

評価。

PER28とかPBR5。これは小売として見るなら極めて高評価と見るべきか。実際ワークマンとしても高評価で2019年以前はPER20以下もあるし2014年以前はPER10以下もあったりするので、これを優秀さを認められ許容されているか高成長を織り込んでいるか?は考えておくべきかなあとは。まあ安くはないですね。ただ2017年以降は化けたともいえるので・・だから悩ましいところですね。

 

興研

堅調な専門的マスク、及びクリーンシステムメーカー。赤字もなく安定性はありそうだけど、高成長でもないし低ROEな部類ですね。BPSくらいは少しはふえてるでしょうちううかBPS2.6%/13年程度なのでやはり低成長率ですね。コロナで増益感はありましたがもう平常運転に戻りつつあるようにもは。財務はほどほどCFはFCF出てるようには見えるけど余裕があるほうでもなさそうな。

こういうのを一言でいうと停滞蓄財。

評価。

PBR0.8ほど。  興研としてももうよくある水準ですがフェアと言うか定位置な印象ですけど、妙味を求めるならもっと低いところで拾いたいようなところは。PBR0.4台くらいはあるようです。いや、今後そうなるかはわからないし、なって拾ってもまた戻るかどうかもわかりませんが。

 

スノーピーク

アウトドア用品の製造小売で好調なグロース。目先はアウトドアに追い風で目先絶好調。システム立ち上げで手間取ったりもしたけど、以後は順調で増収で原価率低下なども見られ増収が続いてるならひとまず見れそうな。目先はだから絶好調。

CF財務は、投資をがんがんしてるタイプでFCFマイナス。のわりに財務は悪くないがこれは新株予約権による増資のため。増資とかは飛んでくる可能性はあるようには。

評価。

PER50とか。PBR7.6とか。極めて高い評価で成長鈍化など許されない評価水準だと思ってたほうが。というよりスノーピークとしてももう高い水準。絶好調とはいえ調整なども入っても不思議ではないところではありますが、それにしても絶好調ですのでさらなる上も不思議じゃないと言うか。まあイケイケのグロースですね。

 

ホットマン

フランチャイジー

主にイエローハットTSUTAYA

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成長はないっすね。むしろ減収。とはいえ赤字はないしBPSは伸びてますね。

そういうことで停滞蓄財です。で、財務もあまり改善感なくいかにもこれは現状維持ですね。微妙ですね。営業CF、FCFはちゃんと出てますから普通に活動はできてそうです。

安ければ。PBR0.6ほどはいかにもよくある水準。PBR0.4台くらいはあるようですのでそういう機会があるのなら。いや来るかわからないしまた回復するかも不明ですけど。

・・ですが優待もありそれをふまえるとわりと利回りもでるようです。もう一声とはいいたいですが安めに拾えると案外悪くないかもしれません。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

最近androidタブレットが高性能化してて、割と安いものでも使えそうだなあって欲しくなっていろいろ探調べてるんですが、パソコンあるしiPadminiもあるし買ってもあまり使わないよなあと思ってけっこう足踏みしている。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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